多摩地区西部・北部の新規開拓のため、RDBを見ていたら「醤」の文字が書かれた惹かれるお店を発見。 それではと天気の良い休日を利用して、足を延ばしてみます。 東大和市駅よりバス通りを南下すること約20分。 散歩には丁度良い距離です。 ショッピングセンター脇の地元商店街の中にお店はありました。 先客2名、後客2名。 会話から皆さん常連さんのようです。 厨房内は若い男性と中年女性の2名体制。 親子のように見受けられます。 チャーシューは国産豚バラ(生)を使用しているとの張り紙が。 御自慢の品のようなので、いつものようにチャーシューを軸に注文します。 バーナーでチャーシューの表面を炙りながら、もやし、ワンタン、麺が茹でられていきます。 麺の茹で時間は約2分。 「お待ちどうさまです」の声と共にカウンターに、白い広口の大きめな丼が載せられます。 スープは、背脂が軽く浮いており、加えて薄っすらとした液体油の層を持ちます。 見た目は比較的ライトな東京豚骨醤油と言った感じです。 写真撮影を終え、レンゲでスープを一啜りしてみます。 ライトな豚骨醤油ではありますが、臭みのない、しっかりとした動物系の出汁が感じられます。 塩分濃度はやや高めで、はっきりとした輪郭のスープです。 どうやらこの味は、「ホープ軒本舗」か「ぶぶか 吉祥寺店」の系統に通ずるものを感じます。 トッピングの茹でもやしにも、その片鱗が見て取れます。 しかし両店で感じる物足りなさみたいなものが、こちらのお店にはありません。 ある意味良く出来たスープだと感じました。 麺は細ストレートで余り特徴がありません。 もう少し低加水の麺の方が合いそうな気がします。 ワンタンは大きめの皮に少なめの餡。 少々生姜の効いた肉が入っています。 皮をチュルンと啜るタイプのもので、これは私が好きなワンタンです。 100円増しという価格を考えるとかなりお得です。 御自慢のチャーシューはかなり大振りで、見た目からして食欲をそそります。 肉質は、煮込み過ぎと言う訳ではないのに、兎に角柔らかくジューシーです。 赤身の部分は肉の旨みを、脂身の分は甘味を伴った脂身の旨みを、それぞれ余すことなく堪能出来る、秀逸なチャーシューです。 途中からお店お勧めの、一味とニンニクを投入しますが、これがまた良く合う薬味でした。 替え玉まで行くかと思っていましたが、ラーメンとライスで十分に満腹でした。 食後には口の中に旨調の後味が残りましたが、気になる程にはクドクありませんでした。 とても完成度の高い豚骨醤油ラーメンだと感じました。 油加減、塩加減、スープの濃さの何れもがバランス良く、最後まで美味しく食べることが出来ました。 目立たない場所にあるお店ですが、かなりのレベルのものを出して来たのには、正直驚きでした。 近くにあれば、間違いなく常連になりたいと思わせる位の、美味しい一杯を頂くことが出来ました。