連日吉祥寺に出掛けたついでに、足を延ばし、早ランチとして訪問。 10:35到着で、既に待ちが7人。 風も強く、かなり冷え込みます。 10:50開店で、店主殿が私も含め外待ち3人分のオーダーを聞いてきます。 着席した人の分もあるのに、覚え切れるのかとやや不安に。 11:10に着席です。 店内にあるカレンダーが「草村商店」のものでした。 こちらと何かの関係があるのでしょうか? 店内の状況を見ると、タンメンと醤油系が半々です。 てっきりタンメンばかりが有名なのかと思っていましたが、これは意外でした。 やんわりとした日差しが窓から入り込み、誰一人として無駄口を叩かない店内は、何とも居心地の良いマッタリとした、良い雰囲気です。 写真撮影の許可を得て、早速出てきた品に向かい合います。 オーダー通りに出てくるか不安でしたが、再確認もなくオーダー通りのものが出て来たのには驚かされました。 軽く縮れた細麺は中位の加水、やや固めの茹で上がりです。 大盛は麺二玉。 見た目には結構なボリュームです。 一見、何の変哲もない麺ですが、これが旨い! 不思議です。 スープは、良くかき混ぜたつもりでしたが、一口目は想像通り、やや薄めな印象。 ところが食べ進むうちに、ジワジワと「旨味」が口中に拡がり、最終的にはこの「旨味」と、「薄い」とも思える味の濃さに、舌が完全に慣らされてしまうのが何とも不思議です。 野菜はモヤシと少量のニンジンを炒めたもの。 軽くトロミをつけてありますが、程良いトロミ加減。 シャキシャキとした炒め加減が残っており、また意外にボリュームもあり、実に旨い野菜炒めです。 チャーシューは醤油味の良く染みたモモ肉で、今時の流行とは一線を画しますが、醤油系のラーメンには是非合わせたいと思える品です。 全体的には「薄い」です。 出汁のインパクトも弱いです。 それでも何故か「旨い」と感じてしまいます。 大盛にしましたが、もっと食べたくなりました。 決して「薄っぺらい」ラーメンなのではないと思います。 濃い味に慣れてしまったら、きっとこちらの旨さは分からないのでしょう。 辛うじて、まだ「旨い」と感じる知覚が残っていたのは幸いでした。 オーダーが入ってから作るワンタンが、とても興味深かったです。 営業時間が短くハードルの高いお店ですが、是非とも再訪したいと感じました。