店主Twitterにて「和洋中と好みを選べる冷やし中華」なんて単語があったことを思い出し、大井町に用事があった休日、13:30頃フラリと訪問。 前客2、後客2。目立たない小さいお店ながら、なかなか客入りはいいですねぇ。 さっそくカウンターへ座り、店内を眺めると、冷やし中華のPOPがどこにもありません。 Bコースハブ似の店主に「冷やし中華やってますか?」と尋ねると、申し訳なさそうに「今日はやってない」とのことorz Twitterで「裏メニューやってます」とつぶやいていない日=「提供してない日」ということですかね。 気まぐれなのは構わないんですが、「終了」とか「今日やりません」等もつぶやいてくれたらうれしいかも。 気を取り直し、壁にPOPが貼ってあった「赤い彗星」は?と尋ねると、こちらもないらしい。じゃあ扉にあるアメリカ国旗のやつはどうなのかなぁ。。 ・・・うーむ、リアル店舗でも「今何が食べられるのかよくわかんない」ってのはちょっとアレかな。 このお店、1メニュー指名で行くというより、フラッと立ち寄って「今日なんかおもしろいのある?」「そうですねー限定の牡蠣とかありますけど」的に、店主と軽くコミュニケーションしながら注文を決めていく「プロセス」を楽しめる人向けなんでしょうかね。・・・って、寿司屋かよww ・・・とかいろいろ考えつつ、間違いなく提供しているであろう「ラーメン」をお願いします。 「鶏しお」と「豚骨醤油風味」が選択できるということなので、前回塩を頂いたこともあり、「風味」ってのが気になりますがw今回は醤油で。 待つこと3分ほどで着丼。 薄めの茶色のスープに、角煮、ネギ、揚げネギ、味玉、メンマというルックス。なかなか豪華ですね。 では、スープから。 お、面白い味ですね。 ベースとなる出汁は鶏と野菜、そして甘み付けの果物でしょうか。まったりとした甘めで若干トロミのあるスープ。 前回の塩は、このまったりした雰囲気に塩ダレのエッジを軽やかに効かせ、素朴だがキレのある爽やかな味わいだった記憶。 一方今回の醤油ダレは、敢えてエッジを落とした、コク重視のまろやかなものですね。味醂や乾物系の甘みも。 まったり出汁にまろやか醤油ダレという組み合わせで、ひたすら優しい、おっとりしたスープになっています。 表面の香味油はちょっとゴマ油のような香ばしさもありますが、これ揚げネギ効果かもしれません。 しっかり旨み、コクは感じるものの、醤油スープにしてはちょっと味の立ち上がりがもったりしてしまう印象がありますね。 というかコレ、「豚骨醤油」ではないですよねぇ。。あ、だから「風味」か。 多少豚の香りもしますが、これは角煮の煮汁あたりを含ませているのかな? 一方麺は、縮れ細麺。 茹で加減は若干緩め。しかもどんどんスープを吸っていきます。 塩スープの場合は、スープの切れ味にだいぶ助けられていた感がありますが、醤油スープだと、そのおっとりしたスープと頼りない麺の組み合わせとなり、全体の雰囲気はちょっとドン臭くなっちゃいますね。 このスープだと、もうちょっと主張のある麺でもいいかも。 具材は、価格の割にはかなり充実しています。C/P的にはとても優秀。 角煮は4cm立方くらいの大ぶりのバラ肉が1つ。肉は繊維に沿ってきれいに箸でバラせる硬さまで煮込んであります。 そこそこおいしいのですが、淡めの醤油味のみの味付けで、スープの味わいの中に埋没してしまい気味。もうちょっと生姜や八角あたりでビシッと印象づけてくれるとまた丼の雰囲気も変わるかも。 メンマは柔らかめのもの。ちょっと業務ちっくな味付けと食感です。 気前良く丸1個投入される味玉は、こちらも薄味。というか、まだ塩分が黄身まで入ってないですね。黄身はドロンとしたゼリータイプ。今日はちょっと酸味が気になりました。 揚げネギは、スープのコクを増強し、またネッチリとした歯ごたえで食感のアクセントにもなる重要なキャラクター。しかしこのもったりした醤油スープに揚げネギ風味が加わると、さらにコクは深くなるのですが、どうもさらに「重たい」印象になってしまいますね。 一方生の方のネギは、青み部分もしっかり使っており、青ネギ好きとしてはけっこうハマりますね。白ネギほど香りの個性も強くないので、いい清涼感の演出だと思います。 トータルで見て、素性はよく、そこそこおいしい一杯なのですが、スープのまったり加減が足を引っ張り、全体的に「記憶に残らない」一杯になってしまった印象。麺の選択も課題でしょうか。 何かあと少し光るものがあればもっと魅力的な一杯になるんじゃないかなぁ。 次回は、きちんとTwitterで「今日の献立」を調べてから行くことにしましょう。 (追記:冷やし中華のPOP、店内に掲示されるようになったようです)