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| レビュー件数 | 115件 |
|---|---|
| レビュー店舗数 | 99店 |
| スキ件数 | 0件 |
| 平均点 | 74.774点 |
| 得票数 | 128票 |
| 最終レビュー日 | 2008年9月15日 |
08.09.13 11:05
久し振りのフリーな休日、比較的近い未訪ラーショを2軒ばかり廻ってみましょうか・・・と、まずはこちらへ。
こちらには過去4回もふられております。工場の多い殺風景な周辺景色とご多分に漏れない草臥れた店舗のせいか、もうやってないかも・・・とも思っておりましたが、店先を通過すると、丁度暖簾を出しているところでした。
煤けた外観ではありますが、店内はこざっぱりと片付いて清潔。ふと店の片隅に目を遣ると、そこにはジャズメンのモノクロ写真があったりします。こちらのご主人、元音楽関係の方だったのでしょうか?細身な体格とはっきりした顔立ちにそんな雰囲気が漂います。
こちらは私としては初となる“ニューラーメンショップ”。いろいろな系列のあるラーショ、どこがどう違うのか不明なチェーン店でありますが、この“ニュー”はその昔椿系ラーショで働いていた人がカエシのレシピを持出し、独自にチェーン展開したもの・・・というのを聞いたことがあります。店舗統制は椿系よりも更に弱く、従って各店のやりたい放題は椿系よりも更に激しいとも聞きました。
まぁ、噂の範疇ではあるのですが、確かに毎度お馴染みの標記、カエシの味と麺が明らかにいつもと違っておりました。
まずスープですが、サラサラな白濁スープの奏功で角は丸くなっていますが、かなり生醤油の味に近い感じ。素スープが若いせいか、出汁感希薄。背脂をゴリゴリすることもなく、コッテリ度も控え目。旨味はまずまずといったところでしょうか。どちらかと言えば、豚ガラと野菜のスープの醤油ラーメンに近い印象、言い換えると、いつもの“甘辛ショッパクド〜”を整理してスッキリさせたような味です。
麺はいつも見掛ける中細角麺よりも一回り太く、黄色が強い色調。
“ニューラーショ”の統制の無さは麺に顕著、なかには家系御用達の酒井製麺所のものを使用するお店もあると聞くが、ここのは違うと思われるものの、幅広いスープに馴染み易いタイプで、ちょっと弱いこのスープのなかにあっては、プリッとした弾力性と少々の粉感をさり気なく主張、なかなかの麺です。
混ぜ葱は和えが浅く、混ぜられているチャーシューもポロポロなものが少量で寂しいが、ダイレクトな葱の味が爽やかで、いいアクセント付けになっているのがいい意味で意外。
その他の具(メンマ、海苔、わかめ)に特筆なし。
メニューは醤油と味噌(それぞれデフォ、ネギ、チャーシュー、ネギチャーシュー)、つけめんのみ。サイドメニューも餃子とライスのみ。他のニューラーショも同じなのかも知れませんが、椿系よりも少し安い価格設定、標記も550円とリーズナブルです。
標記については、総じて価格なりな印象でしたが、いつもと明らかに違う味に興味深々、またもう一歩ラーショの混沌に足を踏み出してしまったようです・・・。
08.09.07 14:40
珍しく家族サーヴィスな日曜日、大平下の葡萄団地へやって来ました・・・が、やっぱり自分へのサーヴィスが最優先な私、ラー食に非協力的な家族を置き去りにして、こちらへ訪問ですww。
店内に入ると、即座に“いらっしゃいませ!”の声掛け、気持ちがいいものです。こちらのご主人、麺上げしながら細かな指示を出し、店員さんを動かしております。かなり目配りの出来る方ですね、感心しきりでございます。
当初「チャーシューメン」をオーダーしましたが、ふとメニューを眺めると、塩もあるんですね・・・。即刻標記に変えて頂きました。
待つこと4〜5分、多目に浮いた油と軽く濁ったスープが美味しそうな標記が運ばれて参りました。
その見た目どおり、スープは常識的な範疇を越えないながらも、動物系の出汁感強し、適度ギリギリにコッテリ。豚ガラ主体、野菜と乾物系魚介が軽くサポートといった出汁感です。時間経過で薄っすらと膜が張るのも確認出来ます。
味が単調なのが難だが、この解り易いコッテリさは食べた人の殆どが“おッ!旨いね、コレ”と感じる掴みの良さがある味かと思います。
このスープに合わせる麺は、やや太目なものが中心の手打ち麺、大部分がボッキリした歯応えがある屈強な麺。やはりこのくらいの強さがないと、コッテリしたスープに負けますね、なかなかいい組合せです。
この屈強さは、おそらく加水の低さではなく、熟成させないことに起因するものでしょう。時間が経つと幾分溶け出しも確認出来ます。
具ではやはりチャーシューが特筆。3?程度のバラ巻きが6枚、適度に肉感を感じる固さで、食べ応え十分。ちょっと醤油味濃い目で、塩には合わなかったのが残念でしたが、好きなタイプのチャーシューです。
麺にしてもコッテリ度にしても、佐野ラーメンよりもはっきりと主張して来る明瞭さがこの塩からも感じ取れます。これはお店の個性によるものなのか、系統が違うのか、はっきりしませんが・・・。
ただ、この塩に関してはかなり一本調子で後半には飽きが来る印象。チャーシューの味付けとよく見ないと分らないこのメニューの存在からして、こちらでは醤油にしたほうがより高い満足度を得られるのかも知れません。
08.09.04 20:50
高崎へ仕事で出抜けた帰途に寄ってみました。
実は9/1も同じような時間に伺い、「黒味噌ラーメン」を頂きましたが、レビ書き掛けの状態でまた寄ってしまい、たまたま頂いた標記のほうが好印象だったので、こちらのみアップすることに決めました。
所謂“豚骨魚介”、今となっては何の変哲もなく、最近よく見掛けるコテコテ過ぎないバランス感のあるもの。ある意味安心して頂けるつけめんであります。
しかし・・・、ここのは何か違う。濃厚過ぎないつけ汁は、豚骨がグイグイ押して来ないのに、舌に絡まるコッテリ感、しかもサラリと引いて、くどさはない。○カトロ・バージン大尉さんはその正体を鯵干しの脂と推理されていましたが、私も魚由来の脂のような気がします。例え鶏でもこんな具合にはならないですから。
バランス重視という点では「スズケン」と似た印象ですが、こちらのほうが甘味が少なくシャープ。そのせいか、鯖や鰹の節風味が際立ち(おそらくコクは鯵、香りは鰹と鯖という魚介構成・・・と推察)、柑橘系が仄かに香ります。柑橘系はオレンジピールのように感じましたが、柚子なのでしょうか?正確には解りませんでした。
麺は弐号麺を選択。低加水?との説明書きがありましたが、茹で時間長めな点(先客2人で15分待ち)を勘案すると、多加水の範疇かと思われます。
説明書きの功罪で、物凄く強い麺を想像していましたが、意外と柔らかな触感の中太麺。けれど、プツッと切れる歯応えと粉の香りが実に良好。初めのうちはつけ汁絡みがイマイチな点が不満でしたが、食べ進むとこの麺を楽しむにはこの程度が丁度いいと思えて来ます。
チャーシューは味付け、炙りともに浅目で、ほんのり甘香ばしい味加減。軽く炙ってあるため、脂身のネットリ具合が絶妙。そこそこ肉厚で、+100円2枚追加はお得。
標記にはこのチャーシューが3枚乗りましたので、1枚をつけ汁に沈め、最後に頂きましたが、甘香ばしい風味の落ちは少なく、ラーメンとも好相性と思われます。
メンマに特筆はありませんが、味玉の黄身ネットリ加減は良好。
これでスープ割による変化があれば更に良し・・・。一案として、つけ汁から柑橘系を抜き、葱若干多目にし、スープ割時に柑橘系追加というのはどうでしょうか?
一般的と思われる醤油や塩と豚骨魚介系、更には黒味噌・・・と、雑多にも映るメニュー構成が広角打法的或いは大手チェーン店チックな印象ではありますが、それは“≒悪い”ということではなく、幅広い層に愛されてこそラーメンという観点からすれば、寧ろ歓迎すべきことかも知れません。
とかくラヲタ好み?な系統と思われる標記にも、そんな普通の感覚と若いご主人のセンスの良さが上手く融合されていたように感じました。
後客1名さんはかなり年配の方。ラーメンと餃子をオーダーし、テレビのドラマに見入っていらっしゃいました。これからが楽しみなお店ではありますが、こんな光景がいつまでも見られるお店でもあって欲しいと思います。
08.08.30 14:10
本日2軒目はこちらです。
実は今回の企画(・・・というより単なる思いつきw)、正確には餃子&手打ちラーメンを食べる、そして餃子ラーメン裏名店探訪です。従ってそれに該当し、先程の「蘭苑」からも近く、加えて嘆きの六連星さんのレビにより過去に頂いて美味しかった記憶が覚醒された・・・となれば訪問は必然、赤岩橋を渡り、「万来」をスルーし、少々走って到着です。
古びた喫茶店チックな店内に先客2名。こちらも中華系メニューやカレー、それらとラーメンを組合せたセット物が充実しており、先客さんもチャーハンセットをオーダーしておりました。
オーダーをとりに来た奥様に標記を告げると、何やら説明を始めましたが、ニコッと笑ってそれを制し、7〜8分待って到着・・・しましたが、あれ?これってワンタンメン?いえいえ浮いてるのは餃子です・・・。
ここは「浅草食堂」か!?
奥様の説明、最後まで聞いておけば良かった・・・と後悔するも、よくよく考えればこれはこれで貴重な一杯?有難く頂くことに致しましょうw。
まずはスープ。オーソドックスな醤油スープながらも、濁りがある外見が物語るとおり、鶏ガラや豚ガラの出汁感強目、カエシも多目でしょっぱいが、これは美味い。鶏:豚の比率で言えば、このタイプとしては豚が多目な気がしますが、もしかしたらチャーシュー煮汁をカエシとしてたっぷり目に使用しているためかも知れません。
少々重いスープだが、塩気と若干の香味野菜(生姜?)でキレを持たせているあたりに巧さを感じます。
麺はやや厚みのある平打ち麺。手打ちとしては割合太さは揃っているでしょうか。先程の「蘭苑」よりも見掛けはおとなしいが、コシと粉感は強目、上記のスープにも負けてません。
注目の餃子ですが、潰して平たくした感じで茹でられております。皮の固さがしっかりとあり、触感だけで言えば水団っぽい。餡はニラなどの香味野菜が程よく効いた典型的な餃子味のため、何となく餃子味の団子を食べてる感覚で、これはこれでいいとも思うが、スープの素性からして、この餡をサッと炒めて乗せても面白かったのでは?
逆に特筆はチャーシュー。脂身の少ない肩(もしかしたらモモかも)にカエシを沁み込ませたもだが、味加減が絶妙で、柔らかさとパサつきのなさが秀逸。それだけに小振りなのが1枚とはちと残念。
スープと麺と餃子の具のハーモニーこそが、安直に乗せただけのラーメンとは一線を画す=私が隠れたローカルフードの逸品と考える理由なのですが、ワンタンに見立ててのこんな使い方も“あり”とは思います。ただ、この一杯に関しては、麺と餃子がほぼ同じ触感であるため、ちょっと面白味は欠く印象は残りました。
しかしながら、麺、スープ、そしてチャーシュー、派手さはありませんが、ポテンシャルは高いと思います。ちょっと辺鄙(?)な場所ですが、ここは侮れませんよ。餃子ラーメンの裏名店を探すつもりが、手打ちの裏名店を見つけてしまったようです。
P.S. 嘆きの六連星様
この線でいくとこちらの「みそかみなりラーメン」、「万来」のコピーではない可能性もありかと思われます。
次回帰省の節は、是非検証をお願い致します^ ^
08.08.30 13:25
これと言って特徴はないが、唐揚、麻婆、八宝菜、果てはレモン・・・、なんでもラーメンに融合してしまうのが、桐生のラーメンの特徴なのかも知れません。その試みは高次元での成功とは言い難いような気がしますが、割合面白みがあるのが餃子ラーメンではないでしょうか?個人的にはソースカツ丼が桐生ローカルフード代表ならば、餃子ラーメンは裏代表、隠れた名品とも思っております。
そんな餃子ラーメン、発祥は本町の「万里」、有名なのは「在」、薮塚の「ペガサス」あたりかと思いますが、本日は敢えてこちらへ行って参りました。
場所は桐生から大胡へ向う県道沿い、桐生市とみどり市が交じり合うあたり。この道の先には群馬県RDBランキング1位の「虎心」が居を構えますが、大柄で穏やかな微笑みを絶やさないご主人の人柄と掃除の行届いた清潔な店内の奏功もあってか、いつもコンスタントな客足を確保、この日も先客は6名、後客2名でした。
メニューはラーメン屋というよりも中華屋のそれ。チャーハンや中華丼などラーメン以外のものをオーダーしている方も多く見受けられます。ラーメンメニューのなかでは「天津麺」にそそられましたが、本日はテーマがあるので標記をオーダー、6〜7分で到着です。
スープはカエシ薄目、出汁感もそれに合わせるかのように鶏、野菜がすっきりと効いた感じでオーソドックス。そこに餃子の具を強火で炒めたものが乗りますが、餃子の具自体が香味控え目、野菜、肉の味を活かした淡白なもののため、これもまた意外な程あっさり。餃子の具によるパンチがよく効いていた「ラーメン桐生」のものとは対照的で、こちらは薬味的な感覚で餃子の具を使用した印象です。若干予想を裏切られた味ではあるものの、カリリと香ばしい焦げ目が上手い加減で入っており、薬味としては秀逸、これはこれで美味しいです。
こちらの麺は手打ち、それもうどんライクな太麺、多加水です。ツルツルした啜り心地で、やや柔目ではあるものの、シコシコしたコシは確保、なかなか美味い。
ただ、328GTB改さんも仰ってましたが、スープの持ち上げが弱く、味の乗りが悪いのが泣きどころ。このあたり、湯切りの甘さによるものなのか、麺自体の性質によるものなのかは判りませんが、仮に後者であるならば、もう少しカエシを強くしてみるのも一考かと思います。
他の具はメンマのみ。ちょっと寂しい印象も拭えません。
食べてる間、ご主人の鍋を振る軽やかな音が常に鳴っています。ふと目を遣ると、後客さんのチャーハン、鍋を振りながら空中で大きなおたまに入れて行き、そのままお皿にストン。お見事!
そんな手馴れたご主人の鍋捌き、奥の製麺室でつくられた手打ち麺、抜かりはないはず・・・ですが、麺とスープのバランスはもう少し煮詰める必要ありでしょうか。
餃子ラーメンとしては、この餃子の具使いも“あり”かと思います。然らば尚一層、スープの設定はやや濃い目のほうが個人的には良いと思うのですが・・・。
それから、量はやや少な目です。従ってもう1軒寄っても全然OK、連食向きですw。そんなわけで、次いってみましょうか・・・。


















自己紹介もせぬまま、100レビ余・・・、大変失礼とは思うものの、ただのラーメン好きの身分、あまり書くこともなかったというのが本音、ご容赦くだされ・・・orz
目下、レビ活動休業中
理由は個人的に納得出来ない採点とレビ内容を見直す必要性70%、喰えどもアップがままならない本業の多忙さ30%・・・といったところでしょうか。
なので、近頃は店舗情報再編集活動が主