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スーパーくいしん坊

男性 - 栃木県
栃木県を中心に食べ歩いております。
あっさりでもこってりでもなんでもござれ。
食べ歩きの基準は「うまい指数」

「メニューに払ってもよい値段」/「実際の値段」=「うまい指数」
                        伊集院光氏提唱

「うまい指数」1.0が至極真っ当なメニューと信じて行動してます。

ラーメンは好き嫌い個人差の大きい食べ物ですので
採点はあくまで目安程度にお考えくだされ。

「しょうゆらーめん+味玉」@燵家製麺の写真久しぶりの伊勢崎ベイシア裏。
こちらは鶏白湯のイメージが強いのですが、清湯の塩と醤油がリニューアルされたそうで。
群馬の女帝がオススメということもあって、お邪魔しましたよ。

お昼を少し回ったくらいですから客入りは上々。
オサレというほど気取ったお店ではありませんが、ファンシーな内装のおかげか女性率がやや高めにも思えます。
メニューにもリニューアルについて告知していましたので迷わず掲題をお願いしました。

提供されたのは深い醤油の清湯にたっぷりの鶏油を張ったスープ。
具材は以前と同じ構成のようです。
しかし、このスープ、見ただけでよだれが溢れてきますわ。

グビリといけば、スッとカラダのなかに入ってくる鶏の旨味に、節系の魚介が香ります。
ズドンというインパクトはありませんが、波状攻撃のようにじんわりと押し寄せてくる味とでもいいますか。
醤油の香りのなかに鶏油のほのかな甘味が口の中に心地よく響きます。
聞けば、これで無化調というのだから恐れ入ります。
ストレートの細麺は硬めに茹でられ、パツパツとした歯切れの良い食感があり、さらには小麦の味も感じられるもの。
スープとの絡みも上々で、細麺の理想的なモデルにすら思えます。
恐らく加水は低めだと思うのですが、ゆっくりしていても延びる心配もなさそうです。
この日のチャーシューは大小2枚。
ピンクのビラビラとまではいきませんが、しっとりとレアに近い食感を残しつつ、外側はパリッとしています。
調理法としては焼き豚系に近いのかな?
これは結構手間がかかっていると思いますし、是非食べて欲しいとも思うほどの逸品。
メンマは邪魔にならない細さで揃えられており、麺とあわせて食べても違和感が無いものでした。
味玉はとろりと流れだす黄身の中にダシの旨味を感じます。
私は最近こういう味玉が好きになってきましたが、後入れ注入タイプなのかな?
食べ進めるにつれて、温度低下を伴ったスープが徐々に複雑な味に変化していくことがありますが、こちらのスープもその部類。
箸を置いたあとも、あとひとくちのレンゲが止まらず、結局は完食完飲となりました。

燵家製麺=鶏白湯のイメージを吹き飛ばす、素晴らしい完成度だったと思います。
都内有名店と遜色ない出来で、いかにマスターが研究を重ねてきたかが伝わるものでした。
地方でもこれだけレヴェルの高いラーメンが食べられることは非常に歓迎すべきで、応援したくなりますね。

うまい指数 1.07

2012年5月28日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 3件

「ネギラーメン」@ラーメンショップ 薮塚店の写真爽やかな目覚めののち、朝ラーに向かったのはラーショ。
私が未訪問のお店に、こちらをホームとする群馬の隊長が案内してくれました。

大田藪塚インターを真っ直ぐ北へ向かった交差点の角に、たなびくネギラーメンののぼり。
トラックが停められるような広い駐車場こそ無いものの、店の構えは街道筋の雰囲気ですぜ。
開店時間にお店に付けば、すでにシャッター待ちのお客さんがおり、マスターは開店準備に追われておりました。
場末感のある店内はラーショらしく、入口の券売機はむしろ場違いにすら思えます。
まずは初訪のお約束、ネギラーメンをポチリし、口頭で麺カタこってりをお願いしました。

待っている間もお客さんは続々と入店して、マスターは一人で接客と調理で大忙し。
その合間を縫って、スープの調整もしつつ、八面六臂の活躍から10分ほどで提供となりました。

見慣れた淡青の広口ドンブリのなかは、背脂が浮いて真っ白なスープ。
先ほどの調理の過程ではこぶし大の背脂のカタマリをゴリゴリチャッチャしていまして、
これだけ背脂を入れてくれると「こってり指定がちゃんと届いているなぁ」と感じますねぇ。
やはり、こってりには液体アブラでなく、背脂でしょうw
のりを内側に倒しこんだ北関東系の盛り付けで、ネギの上にはメンマとワカメののるスタイルです。

まずは背脂をなるべく避けるようにしてスープをひとくち。
うむ、カエシの塩っぱさと化調のクドさがガッツリと喉に刺さる、まごうことなきラーショテイスト。
近年これほどまでにわかりやすく化調をきかせたラーショは稀に思えます。
そこに背脂の甘さが合わされば、もうパラダイスw
先ほど、調整のためにスープ寸胴にお湯をガバガバ入れているのを見ていて、その濃度を心配していたのですが、
弱くなった豚感は背脂でカヴァーし、さらに魔法の粉でたたみかけるというパワーゲームで難所をクリアw
麺の茹で時間は90秒程だったと思いますが、茹であがりはバッチリ硬めでした。
私は「生きている麺」が変化していくさまが味わえる、この硬さこそがベストだと信じてやみません。
ネギは湯煎しんなりで、カエシ、化調ともに軽めのきかせかたですが、スープがくどいのでプラマイゼロ。
むしろネギの甘さがそのまま感じられていいかもしれません。
端切れチャーシューはラーショの標準量のイメージでした。
卓上調味料には一切頼らずフィニッシュでしたが、ここに黄色いたくあんがあればさらに満足度があがったろうにw
小梅では物足りないのじゃ!w

群馬ラーショの雄ラーメンショップ 尾島店ほどの強烈なインパクトはないものの、個人的な好みでいけばこちらに軍配を上げたい気分。
あちらは1回食べるとしばらくは食べなくてもいい気がしますが、こちらは短いスパンでくり返し来たいと思えます。
ぜひとも最寄りに欲しいラーショでした。
しかもこの日は朝のスープ調整として差し水が何度も入りましたので、
程よく煮詰まった時間帯であったならどれほどの豚感だったのかも気になりました。
近いうちに確かめねばw

うまい指数 1.00

2012年5月28日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「なるとラーメン黒(真夜中の黒王)」@佐野ラーメン 飛龍の写真ラヲタの皆さんが近所にいるということで、合流。
軽くメートルをあげてから、いつものお店に。

この日の大田の街はかつてないほどに賑やかで、徐々に景気が上がってきているように思えます。
お店につきますとお客さんでいっぱいでしたが、ちょうどテーブルが空きましたのでぞろぞろと入店します。
席に着いたらまずはチューハイで一献w
その間にオーダーを吟味しますが、私には1枚のメニュー写真しか目に入って来ません。
最近メニュー入りしたと思われるその限定商品をお願いしました。

待っている間に同行者からこの店の沿革やら、修行先と比較して云々等のアドヴァイスがありましたが、
久しぶりに食べる佐野系の餃子の旨さでほとんど覚えておりませんw
これで、もうひとまわりサイズが小さく、半分の値段なら宇都宮でも商売になりますなぁw

しばらくして提供されたラーメンには、ドンブリを取り囲むように並べられた黒いうずまき。
これに禍々しさを感じるのは、私が伊藤潤二好きだからというだけではないはず。
アメ公がのりを食べないように、やはり黒い食品というのは人が口にするのを一瞬躊躇させる力がありますね。
とはいえ、スープはクリアに澄んでおり、ほのかにたちのぼるガラの匂いが背中を後押ししてくれます。

まぁ、最初はスープからなのでいつもの調子でグビッと。
醤油がきいたガラ系スープでわずかに節系の酸味が広がります。
やや塩っぱめの塩梅なのは酔客対応の味付けということでしょうか?
油は少なめでキリッとスッキリとしたスープですね。
麺は佐野風手打ちと思われますが、やや太めの切り出しで、ちぢれが強いタイプ。
ピロピロ感よりもむちむちとした食感が特徴的で、エアリーで荒れ気味な麺肌ですが、
すすり心地は非常によろしいものになっています。
チャーシューは短冊にカットされたものが少々で、これはちょっと寂しいなぁ。
そして問題の渦巻き。
黒なるとといえば、最近では一部マスコミで静かなブームになっており、入手困難だと聞いています。
ごまと竹炭を練り込んであるらしく、健康志向だという話。
実際、なるとにしては植物系にシフトした味で多少違和感があります。
これだけを食べていると気づかないかもしれませんが、一緒についてくる赤いなるとと比較すると味はわかりやすいと思われ。
枚数もいっぱいついてきますけど、もともとなるとには思い入れもないので、1枚食べて味がわかれば後はいらないなぁw
この系列と言えば青味はきぬさやだと思っていましたが、この日はほうれん草。
スープに浸したところをパックンチョしてごちそうさま。

ラーメンそのものは佐野ラーメンとしてのスタンダードに近いものだったと思います。
そこに単純に黒なるとがトッピングされただけと考えるのが自然でしょう。
黒なるとに興味が無い方はスルーでよろしいかとw
貴重な食材が味わえたことを喜ぶとしますw

うまい指数 0.76

2012年5月27日投稿 | 得票数 [2票] | コメント (4) | このお店へのレビュー: 2件

「どど黒ジャイ麺Z+チリソーストッピング」@剛田製麺店の写真群馬の誇るJインスパイアで毎週金曜日に「総選挙」なるものが開催されているらしいですよ?
「総選挙」といえば国民的人気を誇るアキバ系アイドルユニットの代名詞ですが、
今月立候補しているメニューは新進気鋭の暴走系ユニットをもじって名付けられたようです。
力の限り黄色推し!北関東の「モノノフ」と言われる私が行かないわけにはいきませんなぁw
仕事終わりで山越えて駆けつけましたよ。

夜の闇に浮かび上がる黄色い看板には大人気マンガのキャラクターの絵。
目線さえ入っていますが、作者が死んでるからって気安く使っていいものか?www
そんなことは意に介さず、店前には数人の外待ちがありまして人気は上々のご様子。

私はメルマガ購読者なので、券売機で買い求めるのはクーポン550円の食券。
通常価格から200円もオトクなうえ、メルマガ限定トッピングも無料でついてくるという盛りだくさんの特典があります。
定価で食べるのが馬鹿らしくなるほどのサーヴィスですな。
ちなみにこの日の無料トッピングはチリソースでした。

やっと、店内待ちになりましたが、グループ客が食べ終わってもなかなか席が空かないのはインスパイア店ではしかたのない事。
おかげで調理する方も麺ゆでのタイミングには苦慮しているように見えます。
テボざるを使っていても茹で上がり後にしばらくペンディングされたりと、上手く提供するのは難しそうです。
結局、並び始めてからラーメンにありつくまでは40分かかりました。

お待ちかねのラーメンはマー油らしきまっ黒の液体がスープを覆っており、真ん中には控えめにモヤシの山があります。
この限定はヤサイマシができないということで、量こそ寂しげですが、天辺にかけられたトマトソースは目にも鮮やか。
別添えのチリソースは途中でいれてくださいとのことです。
見た目では今回のネーミングの「黒」の部分しかわかりませんので、残りは食べて判別しましょう。

真っ黒のスープは異様に見えますが、グビッといけばマー油の香ばしさが口のなかに広がります。
このマー油、焦げたカンジがやや強めのタイプですね。
スープ自体はかなりサラッとしていて油は少なめ、総じて豚感も控えめでライトな飲みくちになっています。
マー油のおかげでカエシの味がいつもと違う印象なのは面白いところ。
トマトソースは1号缶から直接レードルでのせられていましたので、出来合いのものかと思われ。
それ自身は甘味と酸味がモヤシとマッチしていますが、スープに溶かしてしまうと存在感は希薄になってしまいます。
そのうえ、マー油の香ばしさもスポイルしてしまい、互いの良さを打ち消し合ってしまっているように感じて残念。
卓上のニンニクを投入して調整をはかりますと、幾分持ち直します。
麺は極太のほぎほぎ麺ですが、記憶にあるものより細くなった気がしますが、気のせいか?
わしわし食べるタイプが好きな人には評判はよろしいかと思います。
チャーシューは無造作にスライスされたモモですが、以前に比べるとかなりのゲージダウンを図っているようで、
満足度的にはどうにも納得がいかないものになっていました。
ヤサイはモヤシ率80%で、茹で加減はややくた気味。
スープに馴染むいいカンジで、別添えのチリソースにバッチリあっていました。
このチリソース、マー油に負けずにビシッとキレのある辛味で一本芯が通ります。
トマトソースじゃなくてチリソースをデフォにしたら良かったのにw

ネーミングに釣られての訪問が失敗した典型でしょうかw
最上位、最終形態を表す「Z」がどのあたりを指しているのか全くわかりませんでした。
モティーフにしたであろう「ももクロ」の「らしさ」もこのラーメンからは微塵も感じられず、
本質を理解せず、うわべだけなぞらえた軽さがラーメンにも出てしまったように思いました。
かえすがえすも残念。

そもそも「総選挙」というのはユニットの垣根を越えてやるから「総」がつくのであって、1店舗ではただの「選挙」
群馬景勝軒グループ全部を巻き込んで初めて「総選挙」を名乗るべきでしょう。
イヴェントをやるならそれ相応の気合が必要。
ぜひともももクロchanのDVDを見て、その本気度を学んで下さい。
次回以降に期待します。

うまい指数 1.00

2012年5月27日投稿 | 得票数 [2票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 2件

「三徳中華そば」@三徳の写真各地で朝ラーが食べられるようになったとはいえ、まだまだ普及したわけではありません。
そうなると早朝に食事ができるのはやはり市場でしょうね。
大都市名古屋駅のすぐ近くにもそんな市場があるようですが、私、全く知りませんでしたよ。

朝8時。
築地に比べてしまえば規模はかなり小さいものの、通りは仕入れの人たちで活気づいています。
市場のある一角の中心あたり、集合ビルの一番奥にお目当てのお店はありました。
仲買いの並ぶ通路を抜けて行くのですが、どこをどうみてもスーツ姿の私はひとり浮きまくってますねぇw
たどり着いたお店はホントに小さくて、薄暗い中に目立たぬカンジで客を待っていました。
提灯と晒しののれんを見れば一杯呑み屋のようです。

店構え同様に古びれた店内はカウンターがポツポツとある程度。
思ったより盛況で、サッと食べてサッと帰るのが当たり前の世界ですから、回転率が恐ろしいことになってます。
メニューを見ればラーメンはあるものの市場のなかの立ち食いそば屋というのが正しい認識かと思います。
入店するとサッとおしぼりを出されましたので、今日は屋号を冠した掲題をサッと頼んでみましたよ。
サッw

提供までは3分ほどで、周りのお客さんに倣ってキャッシュオンデリバリー。
受け取ったラーメンはいかにも立ち食いそば的なごちゃ混ぜ乗っけちゃえ系にも見えますが、
チャーシューの顔は本格派の雰囲気を醸しています。

では目覚めの一杯はスープから。
グビリと行けば薄甘い醤油の味が口の中に広がります。
ん?ラーメンスープというよりもそばつゆのようなイメージですよ。
おかげで生卵が妙にマッチしますw
ストレートの中細麺もありふれたタイプで、若かりし頃に学食で食べた一杯を思い起こさせます。
忙しいお客さんに向けた所為でしょうか、かなり柔らかめに茹でられた麺がより一層の場末感を演出。
小振りながらもたっぷりと入ったバラチャーシューも薄甘い味付けで、おそらくこの煮汁をカエシに使っていると思われ。
とろとろに煮こまれて崩れ落ちる食感は確かに一級品。
もう一方のメイン具材であるかき揚げは粉のぽってりとしたタイプで、立ち食いそば用。
衣がつゆを吸って旨くなる仕組みの奴ですw
中身は玉ねぎと桜えびでシンプルですから、目一杯スープを吸わせて崩れる直前をいただきましょう。
麺量は控えめなのでアッという間のごちそうさまでした。

「飯食うのが遅い奴は仕事も遅い」を地で行く界隈で、腹ふさぎの一杯に出会ったというカンジでしょうか。
あまり「ラーメンを食べた!」というカンジにはなりませんでしたが、営業時間とロケーションを考えれば貴重なお店だと思います。
次回訪問はもうちょっとカジュアルな格好でw

うまい指数 1.05

2012年5月26日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

「かえるラーメン」@かえるの写真ゲロッパ!再び、北関東珍ラーメン探検隊のスーパーくいしん坊です。
もう今日は水辺の生き物にロックオンなんじゃよw
と出向いたスッポンのお店はリサーチ不足により定休日。
こうなったら、禁断の店に行くしかあるまいよ。

名古屋から地下鉄で吹上まで。
最近、この周辺によく来ている気がします。
駅を出てしばらく進むと通りに面した角に懸垂幕をライトアップしたこぢんまりとしたお店がこちら。
手動とかかれた自動ドアを開けて店内に入りますと、小さなテーブルとカウンター数席で商売ッ気の無いカンジ。
この日は常連さんの飲み会真最中で、こういうお客さんで成り立っているといったアットホームな雰囲気があります。

すでに頼むものは決まってはいますが、一応メニューを確認してから掲題を所望します。
柔和そうなマスターは別段驚くふうもなく、すんなりとオーダーが通ったことに逆に不安になるワタクシ。
「ちょっと時間がかかるからコレでも食べてて」と手早く調理して差し出されたのは砂肝炒めで、これがウマイの何の。
ビールもらいま~すw

グラスを傾け、ちびちびやりながら待っていると、フライヤーで私のカエルちゃんが揚がったのが見えました。
いよいよかw
「すごく熱いです」といって差し出された深い玉丼には種々の野菜が入った醤油タンメン風。
その真ん中に置かれた2本の揚げ物は名古屋名物手羽先とは明らかに違う骨格w
野菜が浮かぶスープに逆さまに突き刺して「スケキヨ!」とやってみるテストwww

メインの唐揚げにかぶりつきたい衝動を抑えつつ、まずはセオリーに従いスープから。
色こそ濃いめについているものの醤油の香りはあまり感じず、鶏ベースの塩スープに近いカンジ。
上にのっている野菜は軽くとろみがつけられてあんかけ状になっていますね。
炒めものの油の旨さと香ばしさに加えて、野菜の甘味がスープに溶け出たようなテイストです。
麺は少しちぢれの入った中細麺でかんすいの香りが強めに出た独特の麺。
かんすいが強い割には嫌な後味が残らないのは何か秘密がありそうですが、熟成の度合いでしょうか?
ぷるもちの食感も口に心地よく感じます。
さてここで、飴色に揚がったカエルをガブリ。
その食味においては鶏肉をさっぱりとさせたようで、旨味成分は思ったより少なめです。
表面の衣のパリッとした部分とスープでとろりと溶けた部分とが織りなす絶妙のコントラストが素敵。
そのカラダに似合わず、結構な食べでがあり、両足をいただけば十分なほどのヴォリューム。
両生類が苦手な人でも鶏肉だと思えば食べられそうな味ですが、
骨への肉のつき方や筋組織の走り方が鶏とは明らかに違うので、騙して食べさせようとしてもバレる可能性大w
ニンジン、白菜、キャベツ、豚肉といった具材は中華旨煮風の味付けで麺との相性も抜群。
それぞれ甘味も強く、調和のとれた味だったと思います。
固形物を食べきり、残った骨をしゃぶりながらごちそうさまです。

カエルにばかり目が行きがちですが、トータルでもなかなか美味しい五目ラーメンでした。
日本では馴染みのないカエルという食材も、おおげさに忌避するものでは無いとも思いました。
何よりこちらの一番の味はマスターだと思いますので、カエルにこだわらず足を運んでみてもいいかも。

うまい指数 1.11

2012年5月25日投稿 | 得票数 [3票] | コメント (10) | このお店へのレビュー: 1件

「排翅湯麺(ふかひれの姿煮込みつゆそば)」@頂上麺 筑紫樓ふかひれ麺専門店 八重洲店の写真ども、北関東珍ラーメン探検隊のスーパーくいしん坊です。
心の隊長が蕎麦屋でフカヒレっておりましたので、私も負けじとフカヒレたく、以前から目をつけていたこちらを訪問です。
こちらを駅のテナント店と侮るなかれ、中華の名店筑紫樓直営ですからきっと正統派のフカヒレが口にできるハズ。
ココロ踊らせながら店前に立てば、大きなフカヒレがガラスケースにディスプレイされています。
その大きさから、おそらく5m級のサメからのものと思われ、ロイ・シャイダーもビックリ!

案内された店内はスタイリッシュで、普通のラーメン屋の倍の幅はあろうというステンのカウンターが輝いており、
一段高いところにある厨房ではコックコートを身にまとった料理人が数名。
その顔つきには凛とした緊張感が見え、明らかに高級中華店といった雰囲気で、こちらも襟を正して臨みます。
メニューにはフカヒレが並びますが、ここはたまの贅沢ですから思い切って掲題をお願いしました。

こういう店で待っている間にキョロキョロするのも何ですが、客層はセレブな女性が多いカンジ。
フカヒレといえばコラーゲンの宝庫ですからそうなるのもうなずけますが、
であれば同じコラーゲンの背脂こってりラーメンだって女性客でごったがえしてもイイと思うのw
そんな妄想を繰り広げているうちにグツグツと煮えた土鍋が提供されましたよ。

濃い茶色のあんかけのなかにこぶし大のフカヒレが浮かぶだけの非常にシンプルなヴィジュアル。
とはいえ、これを見れば誰でもその高級感を感じられるところにフカヒレの偉大さがありますよ。

「お熱いのでお気をつけください」という店員さんの言葉に従い、まずは取り皿にスープを移してからグビリ。
おー、おー、コレだよコレw
フカヒレといったらこの乾物系の味がしみでたあんかけスープでしょう。
私がコレだと判別できる素材はしいたけとオイスターソースくらいですが、中華独特の各種香辛料がふくよかに香っていますよ。
とろりんとしたスープが全体にまとわりついて口の中で逃げ場は無いカンジ。
麺はストレートの細麺で熱の所為ですでにダルダルですが、もともとこういうものだと思っていますので減点はしません。
それよりも麺量が想像したよりも多く、どうやら2人くらいで取り分けて食べるのを想定していると思われます。
後で調べてみると頂上麺セットは麺量がハーフでお一人様向けのようですw
メインのフカヒレは直径15センチ弱で、この大きさで3200円ですからまずまずのお値段。
さっくりこりこりとした食感は独特で、姿煮にかぶりつく幸福感は他のどんな食材にも替えられぬものがありますね。
ただ、過去に食べてきた姿煮と比べると芯にやや硬さが残るもので、戻しはともかく、煮込みが足りない印象を持ちました。
早々に固形物は食べ終えたものの、残ったスープは冷めてもその旨さは健在。
一滴残らずすくい取ってたいらげます。
久しぶりの高級食材に興奮冷めやらぬうちにご馳走様です。

フカフレらしさを味わうために値段の張る姿煮を選びましたが、間違いはなかったように思えます。
本格中華のお店のフカヒレに比べれば、味においてはファストフード的な部分は否めませんが、
それでも足の運びやすさを思えば、もろ手でオススメできるお店ではないでしょうか。

うまい指数 1.09

2012年5月25日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「豚骨プレーン」@TOKYO豚骨BASE MADE by 博多一風堂 池袋店の写真最近エキナカのラーメンが流行っていると聞いて、朝っぱらから訪問してみましたよ。
嫌いじゃないしw
かつては待ち合わせのメッカだったいけふくろうのすぐ隣に、赤と黒のスタイリッシュな店構え。
こういった外観のセンスは大資本の一風堂らしさを感じますねぇ。

入口と出口が明確に別れており、入店すれば目の前に券売機。
一番目立つ場所にはトッピングつきの高額商品がオススメされていますが、基本メニューをポチリ。
店内はやや薄暗く、無機質な内装とサイケデリックな配色の所為か、早朝の駅の飲食店とは思えぬ雰囲気。
厨房が奥に引っ込んでいるのもあって、駅の飲食店らしさにかけるような印象さえ感じます。
食券を差し出すと麺の硬さを聞かれますが、バリカタや粉落としまで対応できるかどうかわからなかったので、
曖昧に「硬め」でお願いしました。
調理の音も聞こえず、店員さんの接客も全く味気なくて、なんだか近未来のラーメン店みたいだw

提供までは3分とかからず迅速。
深めのドンブリに入れられているのは一風堂でいうところの白丸ですね。
具材はややゲージダウンされているように見えますが、実際のところはどうでしょうか?

早速、スープから実食。
豚骨感はライトで飲みやすいながらも、カエシの味はちょっと強めにきいていますよ。
概ね一風堂の味のように思えます。
ストレートの細麺はまんま博多系で、茹で加減に関しても申し分なし。
ただ、一風堂のものに比べると風味の点でかなり弱いように感じますが、これは気のせいか?
麺量は博多系標準でかなり少ないですが、早朝の一杯にはこの程度でいいという人も多いでしょう。
逆に、ランチや夜は替玉が前提になってくるでしょうね。
バラチャーシューは2枚入っていますがかなり薄くスライスされており、満足感は低め。
駅ラーメンと思えばこれもまた仕方のないことかもしれません。
きくらげ、もやしといった具材も直営店舗と比べるとやはり量は少ないように思えました。
卓上には紅しょうが、ニンニク、すりごまがトッピングとして用意されていましたが、
私の大好きな辛子高菜が見当たらないのはコストカットのためでしょうか?
替玉をしたくなる理由をそがれたような気がして、スープを飲み干してごちそうさまです。

良くも悪くも駅のラーメン屋さんの印象が最後までつきまといました。
ターミナルの駅前には500円で替玉無料のお店が立ち並ぶ昨今ですから、何かもうひとつフックが欲しいと感じました。
いっそのこと割りきって、もうちょっとお値段を勉強したほうがよさそうな気もします。
せっかくの一風堂プロデュースの看板もいまひとつ効力を発揮していないように思えました。
ただ、ホントに急いでいる人には重宝するお店だと思います。

うまい指数 0.71

2012年5月24日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

「汁なし担々麺」@中国家庭料理 楊 池袋店の写真池袋の夜、辛いラーメンが食べたくなり蒙古タンメン中本を目指しますが、
まだ行ったことのなかった店が近くにあることをふと思い出し、登りかけた階段を降りて脇の路地に入ります。
ちょっと前にドラマ版「孤独のグルメ」のモデルになっていたので記憶の片隅にあったのかもしれません。
突き進んだ路地の薄暗くなった角にぼんやりと赤い灯がともる古びれたお店を発見。

店前には日よけのすだれが垂れ下がり、食材の箱が積み重なっているような味のある構えで、
ガラス張りの店内をのぞくと、ほぼ満席の様相。
相席でも構わないので、思い切ってドアを開けて入店すれば、夜遅い時間の割にはお客の年齢層はわりと高め。
カウンターの隅っこに席をあけてもらって、女性店員さんに掲題をオーダーしますと
「辛さは辛めでよかったんですよね?」という返答。
はて、ドラマでは「うちの担々麺は辛いので初めてなら辛さ普通がいいですよ」とサジェストされていたはずなんですがw
逆に私の方から「初めてなので普通で」とお願いしました。
それにしても、初めて行った店でたびたび常連と間違われるのは、私がどこにでもいる平々凡々とした人物だからかな?
もしくは辛さに飢えてるのが顔に出ていたのでしょうか?w

いやぁ、小さいお店ながら活気があり、庶民的な中華料理店らしい猥雑さがあって、私には非常に居心地がいいです。
普段ラーメンを食べるときには頼まないビールなぞいただきまして、なんだかいい心持ち。
2杯目に差し掛かったあたりで大きめのお皿にこんもりともられた担々麺が運ばれてきましたよ。

ソフト麺みたいな白い麺のうえには青菜、細かく砕かれたナッツ類、そぼろ状の肉が少々。
周りには真っ赤なタレが注がれており、これは確かに辛そうだw
「よく混ぜてから食べてください」と言われますので、スプーンとお箸で上手に和えますと、
水気がなくなって、色も刺激的な赤からミートソースのようなカンジに変化し、全体がねっとりしてきます。

どんなに辛いのだろうか、覚悟を決めて、恐る恐る実食。
思い切ってパクリといきますと、む?思ったほど刺激的な辛さは無いですねぇ。
もちろんそれなりに「辣」なのですが、芝麻醤とナッツが引き立っているので、むしろ甘さを感じるくらいです。
続けて2口目にいこうとしたとたん、来ましたよ「痺れ」がw
花椒と思われるピリピリとしたその刺激は、私が今まで担々麺に感じてきた「麻」とはちょっとカンジが違います。
舌が麻痺するような強さはなく、ピリピリの波が細かく長く続くようなイメージで、何より香りが良いのです。
本場中国の味というよりはむしろ日本の山椒に近いように感じますよ。
おかげで味覚が辛さで殺されることなく、むしろ研ぎ澄まされたようになって、箸が進む、進む。
中太の麺はでろんとしてコシは抜けていますが、ふわっとむっちりの食感には優しさを感じます。
きれいにコーティングされたタレの味をしっかり受け止めていますね。
担々麺はやはりこれくらいの太さがないと食べた気がしませんなぁ。
提供時に少ないかなと思った具材も、全く気にならないほどに麺とタレの旨さで完結しています。
途中ビールを口にすると苦味が一切消えており、全く別の飲み物のようになっていたことにはびっくりしました。
お皿に残ったタレを残らず舐めとりたい衝動にかられつつも、丁寧にスプーンでかき集めて完食。

はじめての経験に終始、驚きを隠すことができませんでした。
激辛ではないものの中毒性は非常に高く、今まで食べた担々麺とは違った爽快感がありました。
すぐそばにある激辛系の中本とは全くベクトルの違う辛さで、個人的にはこちらのほうが断然好み。
店員さんに従って「辛め」を頼んだ場合、「麻」と「辣」のどちらの辛さが押し出されるのかも気になりました。
次回は常連面をキメこんで臆面も無く「辛め」にチャレンジしてみようかなw

うまい指数 1.18

2012年5月24日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

「塩らーめん」@麺処 とよ田の写真先日行ったばかりですが、再び鹿沼w
前回の帰り道、あのスープは醤油よりむしろ塩にあうのではないかと考えたので早速検証に行きました。

GWということで混んでいるかと思いましたが、さほどでもありません。
みんなこの雨のなか、行楽にでもいったんですかね?
つけ麺が始まっていれば、そっちにしようと思いましたがまだだったので、素直に塩を。

今日はマスターと奥さんのほかに若い店員さんがいましたが、まだ不慣れな様子。
私のラーメンもおっかなびっくりで運んでくれました。
頑張れw

さて、出てきたラーメンはスープの色が薄くなって塩っぽい見た目になっています。
醤油との変更点は青ネギがかかるところくらいでしょうか。

では早速、淡い金色のスープをひとくち。
む、醤油が塩になっただけの違いだ!
醤油と塩でこれほどまでに印象が変わらないとは逆に思いませんでしたw
ただ、塩のほうがフォーカスがぼやけるように思えるので、よく言われる「塩は難しい」というのはホントなんだなと思います。
麺も同じものを使っていまして、これまた醤油の時のほうが相性が良かったように思います。
その他の具材も大きな変化は無しでした。

まだ塩に関しては発展途上という印象を持ちました。
ただ、武行時代は開店から短期間で飛躍的な向上があったのを見ていますから、今回もそうなることを期待しています。
塩ダレの開発は相当難しいときいていますが、あのマスターならやってくれると思います。
次こそつけ麺でw

うまい指数 0.89

2012年5月23日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (0) | このお店へのレビュー: 2件