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| レビュー件数 | 205件 |
|---|---|
| レビュー店舗数 | 137店 |
| スキ件数 | 0件 |
| 平均点 | 77.112点 |
| 得票数 | 78票 |
| 最終レビュー日 | 2012年5月29日 |
辛め
普通(オススメ)
辛さ控えめ
という三段階設けられている辛さのうち、「オススメ」されている「普通」は確かについこの間までは一番良かったのだが、ごく最近辛さが全体的に底上げされてしまったようで、今だったら「辛さ控えめ」がベストのセッティングと思われる。
もちろんその状態では全然辛くないし、痺れもしない。だから通常の担々麺の刺激を求めて来たら、まず最初に物足りなさを感じると思う。だが食べ進めていくうちに、一つ一つの食材や調味料が非常に丁寧に作り込まれているのが分かって来て、食べ終わる頃には繊細な味のバランスにすっかりやられてしまっているはずだ。特に絶品なのは白味噌ベースとされる自作甜麺醤で炒められた肉味噌で、この上品な甘さが丼全体を支配している。ところが下手に辛いとせっかくのそういった味わいが分からなくなってしまうのである。
ちなみに「辛め」でも頼んでみたが、担々麺ならではのスカっとした刺激とは程遠いものだった。おそらくここの場合は花椒の直接の投入が無いか、あったとしてもごく微量で、その代わり花椒油の形でワンクッション挟んで使っていると思われる。それ故口当たりがジャリジャリせず、上品さやなめらかさを強調する結果となっているのだが、辛口にした場合はそこが仇となってしまって刺激が得られにくい。「普通」で頼んでも、刺激の足らない辛さしか感じられず、「こんなもんかな」で終わってしまう可能性が高いと思う。辛さを弱めないとこの担々麺の本当の姿は出て来ない。
このような上質さと繊細さを持ち合わせたメニューは、塩や醤油では珍しくないのだが、思いつく限り汁無し担々麺ではここだけである。その独創性も含めて採点は90点オーバーとしたかったのだが、二つだけどうしてもひっかかることがあった。
一つめはまずブレである。何回も通っているが、体感的な当たり率は半々といったところ。辛さでごまかせない分外れた時の落ち方は結構大きい。
二つめは麺である。出来うるかぎり無化調で手作りで作り上げられたこの一杯の中にあって、麺が唯一の雑味となってしまっている。タレの味がばっちり決まっていれば決まっているほど、麺の違和感は大きい。このタレなら自家製麺しかないと思う。



















タンタンメンは「担担麺」あるいは「担々麺」と書きます。しかし「坦坦麺」ではありませんし、「坦々麺」でもありません。担々麺はかつて中国で天秤棒で「担(かつ)いで」売られていたものです。だから「担々麺」なのです。「坦々麺」などというモノはこの世に存在しません。
ということで、タンタンメンは担々麺です。言葉は正しく用いましょう。