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| レビュー件数 | 198件 |
|---|---|
| レビュー店舗数 | 131店 |
| スキ件数 | 0件 |
| 平均点 | 77.409点 |
| 得票数 | 75票 |
| 最終レビュー日 | 2012年2月2日 |
行く度にセッティングが異なるので評価の難しい一杯。ただ原則としては豆乳を用いることで、ヘルシーにコッテリ感を出したいという事だろう。豆乳は、「家庭で作るなんちゃってつけ麺」みたいなレシピにも使われるぐらいで、なんとなく豚骨スープに似たコッテリ感・マッタリ感があるのだ。なので例えば玄菜麺のような完全ベジタリアンラーメンに投入するのは理に適っている。
ただこちらの店の場合、普通の担々麺でもスープはきっちり取れているので、そこに豆乳を追加するという事は、結構なコッテリ路線であるということだ。辛さ控えめでも成立するのはそういう強いスープとしての主張があるからだろう。「雪の担担麺」などという何やら淡いイメージのネーミングとは正反対なのである。
ちなみにこのまま辛さ控えめ状態でも良いが、辛口で頼んでみてもかなりイケる。この際だからお店側にはどんどん試行錯誤してみて欲しい。豆乳は喉にひっかかるような後味が少々嫌だが、今後楽しみなメニューではある。
まず最初に注意事項。ランチタイムも含めてオールタイム喫煙可で、各席にバッチリ灰皿が装備されている。最近は客が言ってやっと灰皿が出て来る方式もあるが、ここはそうではない。これではどんなに混んでいようと何時誰が吸い出してもおかしくない状況なので、苦手な人は行かない方が良いと思う。
さて味の方は、唐辛子の舌の痛くなるような辛さが勝ちつつもスパイス感は良好。ゴマだれもねっとりして多分ニンニクも入ってるので、適度ながっつり感もアリ。
最大の特徴は「甘い」ということだ。余り辛くしすぎるとわからなくなるが、数ある担々麺のお店の中でトップクラス的に甘い。同じ甘いのでも(今は亡き)杏亭のようなモワっとした和風の甘さではなく、四川風のシャープな感じを残した上での甘さである。日本と四川のいいとこどりと言ってもいいかもしれない。その妙味がウケたのか、昼時は結構繁盛している。ピークタイムを外しても客足がなかなか途絶えない。
お薦めは一辛か二辛である。前述したようにとにかく唐辛子の舌につきささるような辛さがきつい。私だとおそらく四辛は無理。三辛は食べられたけど味も何も分かったものではなかった。二辛でもまだ少々舌が痛いが、一辛だとラー油が少なすぎて風味も一緒に減退してしまう。想像するに、ラー油そのものが辛すぎるのだと思う。ラー油を作る時にもう少し唐辛子を減らすとか、マイルドな種に変えるとか、そうした方がバランスが良くなると思うのだが。
さてこのお店、店名は「担担」と正しい漢字を用いているのに、メニューがすべて「坦坦麺」となってしまっている。最初は例の誤変換の関係かと思ったが、一枚のメニュー看板に両者が「共存」しているのを見ると、どうもワザとやっているようだ。だとしたら何が狙いだろう? 検索エンジン対策だろうか? しかしその程度の誤変換はgoogleなら折り込み済みで、どちらで検索してもたいして結果は変わらないだろう。
いずれにしろ、専門店のくせに世にはびこる誤用に迎合するようでは情けない。素人考えの浅知恵は無用に願いたいものだ。このレビューでは抗議の意味も込めて正しい漢字でメニュー表記させて頂く。味は悪くないのだから真っ当に商売すべし。
最初ガツンと旨いのだが、後半以降平凡でダレた印象に転じる。おそらく香味油に頼りすぎているのだろう。タレは比較的いい感じだがダシは今ひとつこれといったものが伝わってこない。香味油抜きでもう一度味を再構成する必要を感じる。
麺も妙に自己主張の強い、微妙にスープに合っていないと思われるもの。神奈川系というか佐野実一派ののびやすい麺をむりやり伸びにくくして固めた感じ。こちらは最初から最後まで一環して馴染めないまま終わる。
メディアでは「真摯」とか「ひたむき」といったイメージで紹介される事が多いが、二回食べてみた印象は正直な所その反対。これで700円は少々高い。
最初から最後までカンカンに効きまくる魚介風味。最初強烈でも後半慣れて感じなくなる魚介ダシもある中、ここのは最後までカツーンと効く。動物分が低いのも相まってかなり日本蕎麦寄りの一杯となっている。
サンマ出汁は珍しい所だが、ただ例えば生粋ほど分かりやすくサンマがプンプンしているわけではなく、言われなければ気付かない程度。いそじの麺をダウングレードして動物分を落とし、もっとストレートな味付けにしたと感じれば近いかもしれない。客観的に採点すればいそじの方が高得点となるだろうが、後味のすっきりぐらいはこちらの方が遥かに上で、常食とするにはむしろ好ましいと感じる。
駐車場が広くて中休みが無いという利用のしやすさも良い。お昼時はかなり混むので、出来るだけ外した方がいいだろう。
残念な変化が。塩豚骨と呼びたくなった上品な豚骨スープは脂っこくなって普通の豚骨ラーメンのよう。バキボキだった麺はヤワに、油が少なくて上質だったチャーシューはブリブリに。おかげで後味は悪い意味で後を引くようになってしまった。
もともとここは良質な素材を選び、それとは対照的に調和を無視してドカドカ放り込んだような荒々しさが魅力だった。だから敢えて点数化すれば高くはないものの、どこにも例のないような個性を放っていた。それが今やただの中途半端な豚骨ラーメンになりかけだ。
引き続き定点観測したいが今のままだと私には油がきつすぎる。このまま行くなら近々お別れとなるだろう。戻すなら早いうちに戻して欲しい。

















タンタンメンは「担担麺」あるいは「担々麺」と書きます。しかし「坦坦麺」ではありませんし、「坦々麺」でもありません。担々麺はかつて中国で天秤棒で「担(かつ)いで」売られていたものです。だから「担々麺」なのです。「坦々麺」などというモノはこの世に存在しません。
ということで、タンタンメンは担々麺です。言葉は正しく用いましょう。