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にんにく苦手(×坦々麺 ○担々麺

埼玉県
そろそろ誤変換やめませんか?

タンタンメンは「担担麺」あるいは「担々麺」と書きます。しかし「坦坦麺」ではありませんし、「坦々麺」でもありません。担々麺はかつて中国で天秤棒で「担(かつ)いで」売られていたものです。だから「担々麺」なのです。「坦々麺」などというモノはこの世に存在しません。

ということで、タンタンメンは担々麺です。言葉は正しく用いましょう。
そろそろ誤変換やめませんか?

タンタンメンは「担担麺」と書きます。「担々麺」でも日本語としては通常の用法だと思います。しかし「坦坦麺」ではありませんし、「坦々麺」でもありません。担々麺はかつて中国で天秤棒で「担(かつ)いで」売られていたものです。だから「担々麺」なのです。

しかし「坦々麺」ではまったく意味が通りません。「坦」は平坦の坦ですよ。平坦な麺? なんですかそれ?

にもかかわらずネット上では「坦々麺」がまかり通っています。酷い場合はお店のメニューまでそうなっている。ではどうしてそういうことになるかというと、これはWindowsの日本語変換プログラムでそういう風に変換されるからだとされています。「担担麺」という単語が登録されていないから、「坦坦」という日本語で変換されてしまうのです。「坦々とした暮らし」の「坦々」です。坦々とした麺? さらに意味分かんないです。

「そこまで言うなら中国に習って『担担面』とすべきではないか」と言われそうですが、「面」は「麺」の偏を取っただけなんだそうです。ですから意味は正しく伝わっています。それに我が国の国語辞典大辞林の類いではすべて「担担麺」となっておりますので、日本語として正しく記す場合はこれで正解という事になります。

もちろん、言葉の歴史はある程度誤用の歴史でもあります。誤用のまま定着した意味が今では立派に辞書に載っているというケースもあります。しかし全く意味の通らない当て字を使い、しかもその原因がプログラムに辞書登録されていなかっただけなんて、あまりにも理不尽ではないでしょうか。こんな誤用を放置しておくのは言葉の歴史でもなんでもなく、単なる怠惰だと私は思います。

そんなわけでタンタンメンは「担担麺」! どうして中国の担々麺には汁が無いのか、どうしてあんなに量が少ないのか、漢字を見れば分かります。素晴らしい事です。ぜひ広めて下さい。