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KM

男性 - 東京都(1952年生まれ)
〜町田のご隠居の食楽記〜『美味い不味いは紙一重』
~ご隠居の価値観丸出し。一般性、妥当性、などはハナカラ無し~
~ブランド品より、不器用な垢抜けないラーメンが自分に似合う~
『いかに食を楽しむか、がテーマ。採点数は無視することを希望』
◆旨さにも色々種類がある。ラーメンの持つ旨さは、丼の数だけある。
◆ああ・・減量しなければ・・・
レビュー件数 420件
レビュー店舗数 275店
スキ件数 0件
平均点 89.071点
得票数 2,431票
最終レビュー日 2012年2月9日
1
100
レビュー件数の推移
2011年02月
2012年02月
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「チャーシューメン大盛」@味寿々の写真2/4/12
◆ドカ盛の老舗

今日は立春。昼は久しぶりに暖かくなるとの予想。
小田原方面に暖かさを求めていってみることにする。
10時過ぎの小田急の鈍行に乗る。
車内は春のような日差し。
居心地がよいので鈍行の旅を味わうのもいいだろう。
実際は、本厚木から新松田までは急行でも各駅で止まるのだが。

町田から相模大野、本厚木、渋沢へと有名店のある駅を過ぎていく。
街並を横目で見ながら通り過ぎるのも悪くない。
雪で立体感のある丹沢。乾燥したクリアな空気のせいだろうか、
尾根筋の葉を落とした広葉樹の枝ぶりまで見えるような気がする。
空の青と灰褐色の幹との配色はとても美しい。
時間を気にしない鈍行は、大人の遊園地の乗り物のようだ。

ふと、わざわざ遠くに行く必然性について考える。
行き先の街にはできるだけ見慣れていないような風情がほしい。
自分がStrangerになりたい。
ラーメンもその場所にふさわしいもの。
できるだけ東京の味や最新の味でないのがいい。

新松田付近からは酒匂川越しに富士山が望める。・・車中より
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栢山駅は酒匂川の河川敷に近いところにある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/121048971?size=800

今日のお店はドカ盛の老舗だ。
ドカ盛も流行ではあるが、価格は普通でないと意味がない。
値段が量に比例してに高いのは全く意味がない。誰がそんなの食べるか、といったところか。
ドカ盛のお店はほとんど行かないし、たくさん食べて、どうだすごいだろうと言う歳でもなくなってしまった。
チャレンジする気持ちも体力もないのだろうな。
若い時なら4kg位を胃に収めることはできたが、今は1kgで十分だ。

それでも味寿々さんのチャーシューが見て見たかったので来たのだ。
写真のコレクションに追加したいというような気持ちだ。

店は駅のすぐそばだが、なかなか見つからない。5人位の人に聞いたが、だれも店名を知らなかった。
店名は気が付き難いところに表示されている。
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店はその一番奥。
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ちょうど開店時間。
ご主人がのれんを出す。
無口なご主人は自分より歳かな?無愛想は予想通り。問題なし。
好きなところに腰掛け、さっそくメニューを。
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ウ・・・・ン。どうしよう。
スペシャル、デラックス、ジャンボというのがやたら多いが、そういうのが怪しいな。
ただの大盛りというのもあるので、チャーシューメンの大盛りという
普通のにしてみた。
麺が多い分には大丈夫だろうと読んだのだ。

カウンターが高いので、オペレーションは見えないのだが、思ったより丁寧に作られているような音がする。

チャーシューメン大盛:
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丼はφ23cm程度の大きいもの。
ワンタン、木耳に表情があっていいじゃないか。
意外にきれいな盛り付けだ。
チャーシューは6枚。
やや厚め。垂れ下がるのが笑えるではないか。
少し小さいかなとも思ったが、取りだしてみたら15cmはある大物だった。
これで結構満足した。
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スープは鶏、豚ガラ中心だろうか。肉出汁もよく出ている。
魚系の旨味は思ったよりよく効いていると思う。
カエシは醤油が力強く出ていて、独特の甘みが個性的。
濃い目にまとまった味はやはり小田原の味なんだろうか。
町田・相模原方面にはないタイプ。

麺は細麺で縮れている。
加水は中位から高め。
しっかりとした弾力と平滑性がある。
スープを吸い易いようなので、速く食べた方がよさそうだ。

さてチャーシューは丼が大きいので分かり難いが、かなり大振りだ。
尚且つ噛み応えがすごくあるのだ。
どうやっても3回で噛み切ることになる。
なかなか手強い。
こいうのと格闘するのが、また楽しいし、わざわざ来た甲斐があるというものだ。

TVのリポーターがなんでも柔らかくてジューシーという概念しか知らない時代に、なんとも勇敢。
表面には甘みがあるので、独特である。
肉の旨みはスープに貢献したことで少なめに思える。
旨くて驚く、というような心配をする必要はない。

柔らかいのが好きな人には攻略不可能。
顎を鍛えてから挑戦するのがいいだろう。

おやじさんは黙って次のお客さん用の味寿々メンを作成中。
『あったまりました。ご馳走さま』と言って立ち上がる。
予想外の笑顔でお礼を言われた。

ケシカランさはそれほどでもないが、ラーメンはこれでいいのでは、と思った。
少し違うことの楽しさは十分味わえた。

まだまだ早い時間だ。
栢山駅の歩道橋から丹沢。
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足柄の山の向こうには富士山が近くに見える。
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2012年2月9日投稿 | 得票数 [3票] | コメント (7) | このお店へのレビュー: 1件

「ブタラーメン(ニンニク、ヤサイ)」@ラーメンエース 八王子店の写真1/28/12
◆J-keiの良さを見直してみる・・その1

Jiro-keiのラーメン、いったい、どこがいいのだろうか?
昔、二郎を初めて食べた時はなんと旨くないラーメンだろうか、と思った(失礼)。
ところが、後日、あの大豚ダブルを自分のものにしてみたいという願望が芽生えた。
その後週に何回も食べるようになってしまった。
最近意図的に頻度を減らしているが。

ところが、ラーメン好きの同年輩の友人が町田に何人かいるのだが、皆敬遠ぎみだ。
高齢になって食べているほうが普通ではないようだ。

さて、Jiro-keiのラーメンが最も魅力的に見えるのは、どういう時だろうか。

それは、出来上がったばかりの丼を両手で注意深く受け取り、
前向き加減にうつむいて丼に対峙した時ではないだろうか。
箸をとり、とりかかった姿である。
カウンターに腰かけ、横を見ると必ずそういう風景に出会う。
この時の姿が一番魅力的に見える。
向かい合った丼は、程よく野菜が盛上がり、丼と相似形のものが美しい。
そこに大き目の豚が何個か見えるのがよい。

大の野菜マシマシなどは、見た目のインパクトはあるが、
それは違うタイプの魅力のような気がする。

ジャムおじちゃんやあまのじゃくさんの投稿でその存在を知った。
夜のみの営業で、まず行くことはないと思ったが、後日見直してみたら、昼営業が追加されていた。

寒さのなか、工学院大学近くのバス停に降り立つ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/120259649?size=800
店は予想通りの黄色い看板。
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開店前に並んでも、地元の人の比率が高く、穏かな気分にさせてくれる。
店内はカウンターの席の後ろに十分のスペースが取られている。
これはいろいろな点でありがたいのだ。
落ち着いて食事を取ることができる。
改善の心を感じる。

オドロクことはカウンターが橙色なことだ。
赤身を帯びた蛍光灯に照らされ、実際より赤く見える。
これは赤のテーブル同様、写真がむずかしい。
案の定、色が橙色の影響を受けている。
蛍光灯の青の補色でもあるので、余計むずかしい。
テーブルの影響を受けにくい撮り方を薦める。
それにしても何故橙色。理由があるはずだ。

手渡され丼をゆっくり眺める。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/120259603?size=800
豚はブタラーメンでも十分な量だ。6枚位だろうか。
大きい方のものはφ10cm位ある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/120259632?size=800
野菜の色も春が来たような淡緑色がすがすがしい。
見事な作品。
この姿、昔二郎を食べ始めた時手に取った丼と、同じような感動を覚えた。

ブタ入り系の作品ではブタの配置が非常に重要だ。
特に事前に写真を撮ることを伝えてある時に差が出る。
いくらブタが好きでも、餌ではないのだから凝って配置してほしい。
できたら野菜の下敷きにしないで、せっかくのブタが全部見えるようにしてほしい。
その点、このラーメンはよく配置されている。

カウンター上にはれんげが用意されているので、まずスープを飲んでみた。

しっかりとした豚骨と豚の出汁がいい。
甘さは少ない。
スープ自身は乳化が進んでいるようで、表面の油も少ない。
乳化された脂比率は高くないが、思ったより濃厚なタイプ。
J-keiではカエシの具合で相当表情が変る。
この場合は例の醤油のようだが、ショッパく甘めのものや、薄味に
感じるものまで、いろいろな幅がでるようだ。
これはやや薄めの味付けで、スープだけでも飲めてしまう。
尖りを感じさせない優しい味だ。出汁感を味うことができる。
バランスの取れたスープに思えた。
ただ後半は野菜で薄くなることが予想される。
野菜ましの人はカラメがいいかもしれない。

豚は見てのとおり。ロース系であろうか?
この豚で普通のトンカツが3枚取れそうだ。
脂身を少なくしていることに、ある種の思いを感じる。
塩味が少し沁みこんでいて、食べ易い。
野菜と交互に食べるのに最適。

麺はグレーがかっていて、小麦の香りもよい。
スープを吸いやすく、食感が柔らめのJ-keiの麺だ。
Jの麺は、あえて結晶化があまり進まないように処理されたものが、多いようだ。
一般にそれが特徴で、スープの吸い込みをよくしているのと、
モチモチ感などを出しているようだ。
うどんのように扱ったら、もっとすごい腰が出るはずだが、
それは意図的に避けている気がする。

Jの魅力にはいろいろある。それと同じく問題点もある。

皆がいかに楽しく食事ができるかが、すべての基本だろうか。
一番いけないのは、客自身が味も含めて、排他的になりやすいことだろうか。
愛情にはそのような側面もある気がする。
一方、ご主人自身が客として行きたい店かどうかも大事な概念に思える。

自分には表現しきれないが、このご主人、そのようなことをすべて考えたうえで出店されたと思う。
二郎のよいところはしっかり再現されているし、多くの改善も感じさせる。
カエシの濃さも考えた末に行き着いたのではないだろうか。

店は少し混んできたので、すぐ失礼する。

少食になったKM。
ああ・・・食った食った。
すべてを忘れている。
原始的な楽しみ方だが、生きる基本にも思える。
幸せを噛みしめないといけない。

野蛮で、心優しき人におススメのブタラーメン。

2012年2月3日投稿(2012年2月4日更新) | 得票数 [5票] | コメント (12) | このお店へのレビュー: 1件

「チャーシューメン(麺硬め、特、タマネギ多め、800円)」@服部の写真1/21/12
◆東京離れしたラーメン

昨日はみぞれ混じりの寒い一日だった。
今日も、朝から雨。
体の芯から温まりたいと思い、八王子に向うことにした。
電車のシートで手を温めながら、温かい丼を手にとることを妄想する。

最近教えてもらった服部は、洒落た流行のものではない。
むしろ古臭い昭和、それも山間の食堂の昭和を感じさせる、不器用なラーメンである。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/119840566?size=800
好きなラーメンは、欠点を指摘されたり、あまり相手にされない、垢抜けないようなものが多い。
これはあくまでも趣味としての、楽しみ方の問題である。
もちろん、どんなラーメンでもそれなりに美味しいと思える感覚はあるとは思う。

そんな訳で、自分の投稿は、同じ嗜好傾向の人以外の人には、訪問の参考にならないと思う。

このチャーシューメンは、チャーシューとメンマが乗るだけの
シンプルなもの。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/119840574?size=1024
そこに多めの玉葱、申し訳程度の、無くても変らない海苔。
ただ、写真を撮っていて、美しいと思う。
どうしてなのだろうか?
熱でいじけた海苔さえ、必要に思える。

今日のチャーシューは肩ロース系が4枚。
その日によって、部位、枚数が違うようだ。
少し濃い目の味を吸い込んだ肉は、程よい噛み心地が残る肉らしいもの。
すでに閉店した、小田原の鳥取を彷彿とさせる。
同じようなものを探していたとも言える。

今日の麺は細麺。少し縮れている。
加水は中位。
あきらかに前回Reportと異なるが、どうもこの麺が本来のもののようだ。
硬めにお願いした茹で加減が良く似合う。
スープを吸うので、早めに食べきることに集中する。

濃いめの醤油味で、甘めのタレ。
豚がら・豚の旨味と魚の旨味が引き立つ。
少し焦げた味がまた良い。
ラードは少く、サッパリしている。
この味に玉葱がとても合う。

このラーメン、40年以上前に韮崎の食堂で良く食べた肉うどんを思い出させる。
しっかりした醤油味に甘めの肉と生の玉葱がのるもの。
若い時食べた時と同じように、勢いよく麺を啜る。
自分の昭和の味。
冷たい体が温まる。
暖かさは、店全体から感じるものもあるようだ。
ここにしかない味があると思う。
自分の人生に似合っていると、勝手に満足した。

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1/23からは雪が積もった。朝撮影してみる。

家からの丹沢山から蛭ヶ岳
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町田の町並みの向こうには大山
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朝の桜
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2012年1月31日投稿(2012年2月1日更新) | 得票数 [7票] | コメント (17) | このお店へのレビュー: 2件
83

「天津麺」@民衆の写真1/16/12
◆卵の中華料理

このラーメンの姿、どうだろうか?
実にシンプルな表情で、飾り気がない。
これが、食べると予想に反して、うまいのである。

卵の料理はなんと手頃で、ユニークな味なのだろうか。
世界中、どんな卵料理もうまい。安心して食べられる。
ホテルの朝食でも、ビュッフェならスクランブルエッグを
山盛りにしてしまう。
これに、ベーコン、ソーセージ、ポテトなどがあれば、
前の日の夕食より、旨いと思うことが多い。

広東に居た時、一番口に合ったのは、汚い水中翼船のなかで
食べた粗悪な、卵を炒めたものだった。
広東の中国人の友人は卵料理が好きで、必ず何か頼む。
なんとなく理解できるのだ。

天津麺は例によって、日本で作られた調理麺で、ネイミングも
いかにも日本風。
麺の上に、蟹玉(芙蓉蟹、広東料理)が乗せられたものだ。
やや高額なので、幼少のころは食べたことがない。
少年のあこがれのメニューだった。
内心は、『あんなの旨いわけがないな。』と思っていた。
その後何度か食べたが、それほど旨いとも思わなかったし、
めったに食べるものではない。
卵料理の旨さが分からなかったことが、大きな原因だろうか。

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/119082149?size=800
天津麺大盛り:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/119082138?size=1024

卵料理は塩味が命。
薄くても、ショッパくてもいけない。
ただ、ラーメンはショッパイ部類に入るスープなので、有る程度の
覚悟は必要だ。
スープは鶏と野菜中心のもの。
野菜の旨みが効いている。
若干の調味料感もある。

麺は細麺。縮れ麺。
加水は中位と言った方がいいかもしれない。
汁そばらしく、スープをよく吸って完成する料理。
旨みが多すぎることもなく、よくバランスさせている。

スープとともに蟹玉をいただく。
少し塩がきいて感じるが、卵自身の甘みとコクを台無しにするような
ものではない。

アッサリした中華風汁そばは、魚を感じさせないものが、この卵料理
に合うと思う。

価格的にも優れた卵は、食材の優等生。
爬虫類でなくても満足できる。

2012年1月25日投稿 | 得票数 [6票] | コメント (13) | このお店へのレビュー: 4件

「チャーシューメン大盛(ネギ多め)」@大勝軒 淵野辺店の写真1/14/12
◆チャーシューで盛上がる中華そば

このラーメンの姿、美しいと思う。
大きめの下膨れの丼。盛上がるチャーシュー。
ネギの白と薄緑、支那竹の淡褐色、チャーシューの薄い桃色。
シンプルな構成の色彩のコントラストが実に美しい。
粗野ではない、春のような生き生きした表情だ。
ラーメンのビジュアルはその味を鮮烈に記憶させる。

年明けの朝の気温は都内で0から3℃と言われている時、
町田では-5から-3℃になる。
風が強いと、体感温度はさらに下がる。
相模原も同じく寒い。

10:40似到着。一番だ。寒い中、並ばなければならない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/118697649?size=800
開店までに10人位の並びができるが、顔ぶれは自分の存在にも違和感を感じさせない、年配のご夫婦が多い。
若い方の比率は低く、家族連れも多い。

ここは町の大勝軒。
ここでは皆が旨そうに同じラーメンを啜るのだ。
量は多いのだが、そんなことは分かっているので、注文も決まっていて、
見ていて気持がよい。
5人位の女性が、店と厨房をとり仕切っていく。
ご主人はガラス越しなので、直接話せないのが寂しい。

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/118697659?size=1024
なんといっても量が多いのがうれしい。
この丼はφ21cm位だが、ズシリと思い。
麺の玉数だけ多い大勝軒もあるが、そこまで食べる気がしないものも見うける。
こちらは十分食べきるぞ、という気持ちを起こさせる味だ。
液面からは、もやしではなく、積み重ねたチャーシューが盛上がるのである。
写真用に麺を下から取り上げようとするも、重なりあった超大判
チャーシューの重みで引き出すことが困難。
あまり熱心にやると、箸が折れそうだ。
ケシカラン系の天地カエシや麺の取り上げも同じである。
実際、D氏は蓮爾で腱鞘炎になったというから、馬鹿にしてはいけない。

スープは一口目ではっきりした強めの旨味を供給する。
魚介の旨味は強く、それに対峙するやや刺激のある旨味も強い。
これがここのスープだ。これで良い。
さらに何口か味わってみる。
鶏と豚の動物感もしっかりしているようだ。
野菜のうまみ・コクもよい。
意外に特徴的なのは、コラーゲン感の強いことだろうか。
スープだけでは少し強く感じるかもしれないが、後半で強くなりすぎるタイプではない。
味の強さほど醤油の塩味が強くないからだと思う。
洗練されていない表情がいかにも町のラーメンらしくてうれしい。

麺は細めのストレートぎみ。加水は中位から少しだけ高めか。
スープとのなじみも良い。

チャーシュー。
大きさは丼いっぱい。
相対的には薄いが、けして薄いものではない。
ロース系だと思うが、噛み応えを残しておいてくれるので、食べるのに集中することができる。
スープが沁み込んでも、そのままでもうまいチャーシューだ。
5枚位あるのだが、絶対量が多いので、麺とのバランスを考えながら
食べ進むことになる
こういうことに頭をフル回転させる時間は貴重だ。
実に充実感がある人生だと思う。

メンマは味付けがチャーシュー同様スープとマッチしているのがよい。

大きいチャーシューの重みが、良い記憶として残るラーメン。
歳とともにその良さが分かってくる。

2012年1月22日投稿 | 得票数 [7票] | コメント (15) | このお店へのレビュー: 2件
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