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5/13/12
◆手打ち麺の店
町田には白河系の手打ち麺を食べさせる店はあるが、
その他の手打ち麺を見つけることができない。
南林間にはその手打ち麺がある。
前回のReportでは小田原(湯河原)的な麺として紹介した。
食べる麺の種類に変化が欲しいので、久しぶりに訪問してみることにする。
外観はかなり古い食堂・中華食堂を維持してくれている。
おそらくここのご主人は改装する気はないだろう。
後継者の問題もあるし。
ラーメン評論家が逃げ出しそうな外観に愛着が沸く。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/137093114?size=800
人が評価しないほど、不思議なことにOwnershipのようなものが沸いてしまうことがある。
この良さは誰にも理解されなくてもいいや、とも思う。
そこに趣味の面白さがある。
チャーシューメン、大盛。
かなり大きな丸みのある青丼。
φは23cm位はあるので、二郎の麺ましでも楽に収容できそうだ。
ナミナミのスープ。
スープも大盛り。
厚めのチャーシューが並ぶ姿は美しい。
配列を乱して麺を浮かばせてみる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/137093128?size=1024
味は分かっているので安心してスープを飲んでみる。
鶏、豚ガラのようで、よくガラのコクが出汁として出ている。
チャーシューの肉出汁感もよいバランスで効いているようだ。
動物系の中華そば。
イノシン酸系の旨味は強くないので、出汁がとれていないと勘違いされそうだが、ガラの出汁はとれている。
油未使用のところが特徴で、優しいコクが強調される。
少しの油はチャーシューかガラからきているのだろう。
ほんのり生姜、ニンニクの風味。
イノシン酸系のうまみ、昆布やその系統の旨味もある。
ただ魚系は中華食堂では使わないことが多い。
これは他の調理麺に合うとは限らないからだろう。
調味料感は残るのだが、許容範囲である。
前回より醤油の尖りがなく、穏かであり、これがガラのコクとバランスしている。
麺は薄め、幅狭めの平打。細いといえる麺。
加水は多く、柔らかさがある。
その柔らかさの分布が場所によって異なるところが、味わいだろうか。
これはこれで、良さがある。
チャーシューは厚みのあるものが8枚。大満足の量。
肉の噛み心地、染み出す肉の旨味はモモ肉ならでは。
塩味は少し効かせているが、これがやや抑え気味のスープ+麺に合う。
肉と麺を交互に食べると、肉出汁で食べる感じになる。
ご主人は今は閉店した湯河原の名店『小暮』にいらしたと書いた。
この小暮のご主人はもともと群馬の桐生出身のようで、
実は麺は群馬風だったようだ。
細いのは小田原的と思っているが、納得できる事実だ。
群馬方面の手打ち麺は憧れで、しばらく群馬に住みたいくらいだ。
加水が多い柔らかめの麺はいかにもメン好き向けの気がする。
おまけ:カレーデータベースに投稿
http://currydb.supleks.jp/review/709800.html
5/16/12
◆『トッピングさせませんってくらいに具を入れています』
最後に訪問したのは7年位前だろうか。
この店はワイフとよく来た。
ワイフは醤油のつけ麺が好みのようだ。
一時期他の場所に移転し、そしてまた元の場所に戻ってきた。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498533?size=800
以前の会社にラーメン好きの青年がいた。
会社でいろいろと相手にしてくれた。
彼はよく食べ歩いていたが、いままで一番気に入っているつけ麺は、当時一億兆だと豪語していたのを思い出す。
若いのになかなか渋い好みだと関心していたものだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498543?size=800
じゃじゃ麺もいいのだが、今日は気温が高くなったので、つけ麺にしてみる。
このつけ麺は醤油ベースのクラシックなタイプである。
タレも動物系と魚介系のバランスがとれたもの。
脂は少なめ、カラメ、甘さ・酸味・辛みは控えめ。
具でもチャーシューの細く切ったものが多めに使われていて、肉系の旨さもある。
チャーシューが多いつけダレは好みである。
つけラーメンは動物系の処理が命。ある意味では鴨汁せいろの汁にも似ている。
この場合、ケチケチしないで鴨がゴロゴロ入っているのがうまい。
そこでつけ麺(並)に豚増量のトッピングをお願いする。
ところが若き店員の対応はFast FoodのMnual化したもので、少してこずる。
トッピングについては、あまり薦めていないのだ:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498538?size=1024
どうもスープの味が濃く変化するかららしい。
そんなことは分かっている客もいるのだが・・・
それはそれでいいのだが、日本語の表現のしかた・接客に店のプライドとおおいなる尊大さが垣間見える。
面白いじゃないか。
そんなのは昔の蕎麦屋では珍しくなかった。
さて、つけ麺はつけ豚だと思っているふしがあるKM。
つけ汁に沈んだチャーシューが隠れた目的なのである:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498579?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498562?size=800
麺は太めの四角。角にはRを持つ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498572?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498586?size=800
加水は高めであるが、熟成感のあるしっかりとした硬さ、腰が立つ。
噛み応えは、噛む力に応力が比例していくタイプ。
以前から変化しているかもしれないが、誰でも受け入れられるような麺だ。
よい麺である。
つけダレは汁と豚が半々と言う状態。
豚出汁感がとてもよい。
そこで、大好きなつけ豚を口に入れ、麺はタレをつけずに食べてみる。
これは良い。いい方法を発見した。
同じように均一に最後まで食べるには250gは少し多い。
変化をつけるためにはこういうのも悪くない。
つけ麺や和え麺類は、ある意味では『不均一な旨さ』を追求している。
汁なしなども混ぜきらない、混合でコクが増す。
100円のトッピングで味が変化するので、豚肉の旨味が好きな人にはおススメである。
ドトールでアイスコーヒー:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136498592?size=800
5/16/12
◆無かんすいの麺
近くに黄菖蒲が咲く:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136022217?size=800
横浜線で上溝方面に向う。
淵野辺を過ぎると線路脇に大石家が見える。
さらに進むと矢部駅の手前で、移転直後の学が。
ま新しい黄色い看板が目立つ。
開店時相当な回数通った学ではあるが、個人的に近寄り難い部分が気になり避けていた。
新しい気持ちで今度行ってみよう。
橋本駅で相模線に乗り換える。
相模線は大好きなローカル線で、今でも単線である。
大糸線と同じようなジーセルで走る列車が走っていた時代もある。
上溝駅は近代化されている。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136022832?size=800
大五郎が閉店してしまった。
このような古い名店は、無くなってみてその良さが分かってくる。
二度と同じ体験ができないのが悲しい。
星は上溝に取り残された名店だと思う。
多少偏屈なご主人が大好きだ。
開店前の星:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136022846?size=800
正油ラーメン:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136022859?size=800
緑がかった和風の器がいい。この緑は好きだな。
久しぶりであるが、やっぱり美味い。
これは旨味量が多いから、慣れた旨味だからではない。
美味さの表現がうまいのだ。
醤油は一般より抑え気味で、隠れようとしている風にも感じる。
それでも、醤油自身のコクとアミノ酸系の旨味は隠すことができない。
この醤油感が個性的だ。
ところが、この醤油感が無かんすいの麺に実に合っている。
どちらかというと動物のコク、鶏、豚がメインに感じる。
葱油か揚げ葱が効いている(画像でも確認できる)。
これはラーメンらしいと思う。
したがって節系の魚は控えめな風味。それでも節系の旨味はあると思う。
難しいところでバランスしている。
少し経つと、コクはもみじから相当来ていると感じ出す。
久しぶりにうれしいのは乾物が効いていることだろうか。
特に椎茸の旨味は、醤油の旨味と合う気がする。
けして蕎麦的ではないが、蕎麦汁に使われる醤油や乾物のよさをラーメンに生かしている気がする。
かん水未使用(弱アルカリ系使用?)の麺は色が白い。
けして普通の低加水麺のように硬い腰が立つわけではない。
それでもしっかりした構造は維持している。
このタイプは噛むことによるレオロジカルな感触より、啜る時の
感触を楽しむものだと思う。
表面は少しのザラツキ、喉越しがよく、程よい刺激がある。
この麺はスープを吸いやすい。
この麺にやや抑え気味のスープがよく合う。
噛む破断特性を求めるより、噛むことによりにじみ出てくるスープの
旨味を味わう麺なのかもしれない。
最近この要素の美味さが分かるようになってきた。これは麺料理の美味さの一つだと思う。
もちろん腰の立った麺は一方の好みだ。
古式蕎麦の黒い蕎麦や、吉田うどんの一番硬いものなどは、
腰が立った麺が好きな人にはススメたい。
メンマは少しだけ濃い目の味付け、コリコリする。
バラ肉チャーシューは柔らかめのもの。表面のショッパさが良い。
最後に冷めゆくスープを味わってみる。
昆布感が強く、これは以前より強くなった気がする。
旨味量も少ないものではないことが分かる。
久しぶりの訪問であったが、やはり美味いラーメンであった。
このラーメンの良さが、以前とは違う風に分かってきた気がする。
金環日食、町田:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/136022427?size=800
5/12/12
◆ふるさとの豚骨スープ
5月の晴天、友人達と向ヶ丘遊園の道を歩く。
話すことはつきない。
・氏とは随分久しぶりのような気がする。
それでも時間と共に前に会った彼と同じになっていく。
自分も時間を遡っている。
とまそん氏も忙しいようだが元気そうだ。
店の開店を少し待つ。
店内のメニューは100円位上がっている気がする。
それでもこの老夫婦にはお世話になっているし、これからも
頑張っていただきたいので、いいとも思う。
替玉は100円は助かる。
ラーメン:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135515292?size=800
気になるのはスープだけ。
今日のできは・・・・・
ウン、平均的でよかった。
淡麗な豚骨なので、いろいろな味を感じやすい。
旨味もある豚骨には無理がない。
あえて脂を落としているスープはすっきりしている。
違うタイプのアミノ酸の旨みがあるようだ。
おそらく白醤油だろうか。
替玉:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135515304?size=800
今日の皿うどんは柔らかいのにしてみた。
麺は柔らかめのちゃんぽんの麺を炒めたもの。
関東ではあまりお目にかかれない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135515286?size=1024
ちゃんぽんの麺はかん水ではなく、弱アルカリを使う。柔らかめにしてあるのが正統派だ。スープをよく吸わせるのが目的。
その結果、餡との馴染みがとてもよい。
腰を求める人には、ちゃんぽんは向いていないかもしれない。
また、九州風はやはりソースで食べるものだ。
店の外には清清しい風が吹く。
いい体験をした満足感も吹き抜ける。
とまそん氏は2時までに田町に行かなければならない。
コーヒーをゆっくり飲む時間がない。
それでは、田町経由で湯島に行ってみよう。
話す時間はそれで稼げる。
氏と田町で別れる。
湯島の古式蕎麦は好きな店の3本に入る。
ぜひ・氏に紹介したかったのだ。
ところが、日、祝は昼営業だった。
なんともいえない気持ち。
気を取り直し、池之端へ。
思い出の蕎麦屋:そばデータベース
http://sobadb.supleks.jp/review/707595.html
5/8/12
◆牛骨ラーメン
KMが生まれ育ったところは、向ヶ丘遊園駅のすぐ近く。
小学校は電車通学だったが、電車が家の前を通ってから家を出てからでも間に合った。
目の前には小さい川が流れ、ホタルもいた。
その家のあった線路の反対側にこの店が見える。
店のフラッグシップはおそらく醍醐であろう。
店名はズバリ醍醐で、オープンしたのは随分古い。
当時はまだ遊園に住んでいたかもしれない。
その後私は、町田の旭町に移ったが、その家のすぐ傍に醍醐という牛骨ラーメンの店が、追いかけるようにオープン。
店主殿は元気な女性で、雷文のご主人とよくTVにも登場していた。
当時は牛骨100%だった気がする。
店の前の大きな寸胴で大量の牛骨を見せつけていた。
子供達を連れて、醍醐や裏醍醐を食べに行った。
今より経済的に豊かだった気もする。
ところが突然のBSE Issueが発生。
牛骨の店も閉じることになった。
遊園の店でも牛骨の使用は控えていたようだ。
それからかれこれ20年もすると、BSEの話題は上っても(最近のUSの問題でも)あまり世間が騒がなくなった。
遊園の店名もいつのまにか雪濃湯というものに変えて久しい。
忘れていたところ、王子殿がReportしてくださった。
今日思い出して店の前までブラッと来て見る。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135286866?size=800
店外にはいろいろな雑誌に取り上げられたことがアピールされている。
メニューには炙りチャーシュー醍醐が元気よく出ているが・・・いかにも危険な1100円に見えた。
こういう写真よりデカくて厚いチャーシューが乗って出てきた例はない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135286832?size=800
昼飯時のお客さんは、クドイ味がお好きそうなお兄さんが主体。
醍醐、大盛:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135286844?size=1024
外観は家系とほぼ同じ。
醍醐はこんなではなかったのだが。
麺は中細で、縦横比率の大きい扁平な形状。
やや短いのは家系的。
加水はやや多いほうだろうか。
腰の具合はなかなかよく、食べ応えがある。悪くない。
この麺、スープに合っていると思う。
具は無くてもいいという感じは、家系と同じ。
こういうラーメンは肉と野菜を十分食べてから食べると一番上手い。
麺しかないのが逆にありがたいのだ。
バーベキューのあとには、肉なしの焼きそばの方がうまい。
スープは牛骨100%の時代のものより、やはり家系に寄っている。
牛以外にも使っているようでサッパリしている。
家系に牛骨を入れてクドクしたような作品。
そういうのが堪らない人を満足させるような、粘度も持ち合わせている。
調味料感はあるが、あたりまえにも思える。
昆布では少し負けそうだ。
今日は医者の帰りという開放感もあり、クドイものがピッタリの日だった。
牛らしいコクを味わうにはいいと思う。
若い人向けでもある。
そういえば、入院していた時隣の若い男性は、早く退院してこの店に行きたいと行っていた。
彼の体型は想像通りだ。
世の中にはこの大盛りでも物足りない変なオジサンもいる。
駅近くを徘徊し、いろいろなものをつまみ歩いた。
最後はこの原稿をマックで書いている。
New Product:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/135286887?size=800
5/5/12
◆花と青いタイルと鳥の囀り
やっとおとずれた新緑と快晴。家にいるのももったいない。
町田の街はいつも来ているので、少し足を伸ばして南橋の喝采に
行ってみることにする。
5月の風がすがすがしい。
店に到着するが・・・
すっかり様子が違うではないか。
一瞬ラーメン屋さんではないかと思った。
喝采さんは都内に移転されたそうだ。
開店前の看板には鯛ラーメン700円とある。
これは良かった。鯛茶漬けなどは大好物だ。
店の名前は『あおぞら』。店先には花が飾られている。
5月の晴天にはピッタリの店だ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835590?size=800
厨房で少しトラブルがあり開店が遅れると、店主殿(女性:感じがよい)が出てこられる。
店内で座って待たせていただくことができた。
内装は外装同様シャレている。青を基調とした色にマッチした色調だ。
特にテーブルのタイルはガラスを含むものらしい。
少し日本離れした青。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835648?size=800
この季節は新緑と湿度の低い風をもとめて家族でかけることが多いのだが、今年は行けなかった。
旅先のレストランのテラスで過ごすのに似た感覚を覚える。
予想外の発見であった。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835632?size=800
鯛ラーメンとライス:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835661?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835676?size=800
手にとって驚くが、スープが白濁・乳化状態だ。
これも予想外。鯛のクリアなスープを予想していたのであった。
器は越前塗りのお椀とのこと。
岩海苔がよい。
内装から、白いオシャレな陶器を予想したが、これも予想外だった。
ここからはモードを和食に。
スープは確かに違う。
普通、煮干、節、魚肉、肉などのイノシン酸系の旨味を旨味と感じているが、それはあまり感じられない。どうしてなんだろう?
舌がとうとう老化してしまったのだろうか。それともブレなのか。
その代わり、コラーゲン感といろいろなコクが感じられる。
ひょっとしたら、このコクで食べさせるものなのかもしれない。
懐かしい鯛の骨のコクも出ている気がする。
そういえば、幼少のころ、結婚式の引き出物のお頭付きの鯛を、骨ごと飯の上に乗せ、お湯をかけて食べていた。
汁は白く濁ったかもしれない。
ラーメンなので、動物系は必須。
鶏もこのコクの一方の主役のようだ。
これも肝心な点だろうか。
さて、食べながら考えたが、鯛からのコラーゲンは十分抽出されている。
一方イノシン酸は何故か少ない。
おそらく、新鮮な鯛は弾力があるが、これはコラーゲン由来だ。
一方新鮮過ぎる鯛自身のイノシン酸量は少ないことが知られている。
イノシン酸を多く生成させるには、なにか工夫が必要かもしれない。
あるいは、今日たまたまだったかもしれない。
麺にはデュラムセモリナというイタリー系のパスタ用小麦粉も使われているそうだ。
そういえば、あずきさんも使っているようだ。
最初に聞いたのは、確か葉月さんだったかな?
やはり表面の性質はパスタに似ていて、完全なスベスベではない。
腰の立つ、弾力もある破断感、硬め、そして香ばしい香りが立つ。
塩味や各味覚は、恐ろしいことに、歳をとると鈍くなるという事実がある。
それを加味してもやや塩味は薄い。
その分出汁感も薄く感じる。
ただ、塩味を自分から探しに行くのも、オツなものではないだろうか。
見つけると、良質の塩分を感じる。
塩のあじをゆっくり味わう。
これに合わせるのは、低加水だとスープを吸っていいかもしれない。
でもそれは今や普通過ぎるのでツマラン。
麺を啜ると、予想に反して、あまり物足りなさがない。
後で気が付いたので、勘違いかもしれないが、麺にも十分塩味があったかもしれない。
パスタを茹でる時に加える塩と同じだ。
小麦粉の麺では塩味が大事だ。
太いうどんは薄い汁が合う。
コレには十分な塩分が麺に必要だ。
さて、このような淡麗なスープにあわせる麺はむずかしい。
クリアな鯛スープだったら、加水が高くない超極細麺がいいとも思う。
さらに合うのは、やっぱりご飯ではないだろうか?
特にお茶漬け・雑炊のようにスープに投入するのがよい。
米が麺をよく吸うので、麺よりスープを味わうことができる。
絶対おススメである。満足感が違う。
ここまでで一つの料理として考えたい。
ラーメンだから麺だけ、という考えも視野が狭い気がする。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134835705?size=800
淡麗で凝ったコクで食べさせるラーメン。
濃厚、イノシン酸過剰のラーメンの対極にある。
そういうインパクト重視の美味さとは違ううまさがあり、それも美味さであることは事実である。
食文化を発展させるためには、自分のお子様化した舌を見直す必要がある。
食後、水など飲みながらゆっくりさせてもらう。
店内は音楽の代わりに鳥のさえずりが聞こえる。
幸せの青い鳥かもしれない。
女性店主の趣味の中で過ごす空間と、その時間を味わう店。
五月の風が吹きぬける。
町田は意外にクマバチが多い:http://photozou.jp/photo/show/286324/134835719
5/4/12
◆敷居が高くなったかな?
今日は暇なので、B氏を誘って遊んでもらうことにした。
69がご希望だったが、横浜の物産店に入れ込んでいるようで休み。
最近いつも並びがないので心配しちゃうぞ。
余計なお世話だがTVに嬉しそうに映っていた。
そこで69、進化と同じくエライS氏グループらしい一番さんに決めた。
http://photozou.jp/photo/show/286324/134558583
今日は少しだけやすいチャーシュー麺。
写真に集中:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134558600?size=1024
柔らかいバラ肉4枚は厚め。モモ肉1枚は、うまみがあり、噛み心地もよい。これはやっぱりいいな。
鶏むね肉が1枚。生のように柔らかい食感がいい。
今日の麺は熟成感最高の上物。
そういえば、さっきご主人が出勤されたので、今朝打ったものではないな。
熟成が進んでいないときは、柔らかい感じに仕上がっている。
スープは醤油のキレがある。
今日は肉出汁を強く感じた。
開店時に比べると随分旨味量が増したものだ。
接客もS氏に影響されずに、白河風はどうだろうか?
食通のB氏におススメした店が鶴川にある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134558288?size=450
季節の野菜とご飯がメイン。今回は生姜ごはん。浅漬けが最高に美味い。
カボチャのチーズケーキとハーブティがついてたったの1100円。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134558295?size=800
http://photozou.jp/photo/show/286324/134558305
カントウタンポポ:群落はめずらしいかな?
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134558266?size=450
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134558274?size=800
4/28/12
◆大月の老舗
よく来る割には大月市内ではラーメンを食べていない。
都留まで足を延ばすと、139号線富士みち沿いにラーメン店は多い。
ある日タカサキサイレンスさんのブログに大月の店が載っていた。
それが驚くほど安価なラーメンであった。
大月駅の裏は岩殿山。桜の名所でもある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326881?size=800
街中を歩いていくと、はずれに店はある。
11:30、まだ開店していない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326897?size=450
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326888?size=450
隣の和菓子屋さんが開いているので、何時開店か聞いてみようと思うが、失礼になるといけないので止めて、少し先の桂川と大月橋の見物に行ってみることにした。
富士急大月線、上大月駅:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326906?size=800
大月橋:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326912?size=800
戻ってみると開店していた。
店の扉を開けると、
なんと御菓子屋のオバサンが・・・兼任だった。優しい感じのよい人だ。
隣の店とは繋がっている。
http://photozou.jp/photo/show/286324/134326927
デザートに和菓子はどうだろうか。
和菓子の創業は昭和2年。ラーメンは昭和53年ころ。
暖簾の赤を通して日の光が差し込む店内。
いろいろな張り出しものがある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326920?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326950?size=800
遠慮しながら、学生ラーメン200円をお願いする。
普通のラーメン300円にはチャーシューが付くのが違いだそうだ。
さっきチャーシュー食べたので、せっかくだから安い方。
学生しょうゆラーメン:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326956?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326962?size=800
やや小ぶりの丼φ20cm位。
思った以上に麺がいい。
中加水、黄色く写ってしまったが、色は白く少しの縮れ。
麺の長さが長い、小麦の香り高いすばらしい麺だと思った。
スープは豚ガラ感。煮干の風味と旨味がある。
調味料感は十分あるのでそれ以上思いつかないが、古い食堂の味がする。
メンマの味付けはしっかりしている。
ナルト一枚にもありがたさが漂っている。
あらためてナルトの風味を味わう。
こんなにナルトを大事に食べたことは最近ない。
50年の年月を一気に遡る気がする。
腰も十分立った麺、すごくいいと思った。
すぐ裏手は都留高校だ。
この価格なら、ついつい帰りに寄ってしまうだろうな。
ちなみにKMの高校時代は、学芸大学駅そばの『さぬきや』に毎日寄っていた。
今はお酒なども出しているようだが、当時はえらく気風のいい江戸っ子おばさんが仕切っていた。学生は20円引きなので、それで大盛りにしていた。
ここでシンプルな昆布の効いた味を覚えたようだ。
帰りは途中下車して梁川に降りる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134327017?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134327028?size=800
大月までの中央線でも最も景色がよいところだ。
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4/28/12
◆中央線の旅
人気の美味いラーメンが心を満たしてくれるかというと、
そうとも言えない。
腹を満たすだけでは、何か物足りないと思う時がある。
もちろん食べる為に生きているのだが。
昨年来飽食の傾向を考え直して行こうと思ったのだが、
以前に戻りそうになっている自分もいる。
ゴールデンウィーク初日。
横浜線からの眺めは春爛漫。
雑木林の新緑、八重桜、ハナミズキ、早めのツツジ、ヤマブキの黄・・・
相原から片倉までの景色が特によい。
高尾からの中央線鈍行の旅。
眺めがいいのは左手なのだが、今回は右手の駅の景色を楽しむ。
相模湖:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702597?size=800
藤野:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702616?size=800
上野原(ラーメン寺子屋やまさんが小さく見える):http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702686?size=800
四方津:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702710?size=800
梁川:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702730?size=800
鳥沢:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133703092?size=800
新緑の季節は短い。
鳥沢は遠いと思われるが、高尾から1000円程度で往復でき、30分でついてしまう。
家から町田駅にバスで行くのと同じ位の時間だ。
喜楽さんは開店前。
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オジサンがいたので挨拶すると、中で待ってよいとのこと。
今日はオバチャンは忙しそうで、ああ、あいつか、と言った感じ。
厨房から出てきて、『ラーメン?』。
違うだろ。
チャーシューメン大盛:
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その丼を目の前にし、手に取って持ち上げ、スープを。
やっぱりこれなんだな。
素朴で粗野な感じの煮干の旨味。
ガラ感より肉の出汁が。
こういうのにありがちな調味料感がない。
シンプルな旨味は旨過ぎない。これでホットする。
チャーシューは今日のは肉厚が8枚。
枚数はさすがに減ってきたかな。
それでも十分な噛み応えがある。二口で食べた方がよい。
バラ肉はカエシでまわりが少しショッパイ。
でもこれがいいのだ。薄味だとツマランものになる気がする。
おかずになり、麺が食べ易いこともあるが、このショッパさが記憶に残る引き金になる。
ショッパイチャーシュー思いだしては、懐かしく思う。
店を出て下ると旧甲州街道で、古い街並が残されている。
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松本方面行きの電車が来たので、大月まで行ってみることにする。
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4/23/12
◆おやつに油
460円の油そばがあることを知ったので寄ってみる。
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16:00頃、客はいない。少し心もとない。
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油そばシングルの食券を購入。
メンマ、ネギ、チャーシュー。
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醤油のタレは少しの甘みがある。
油はネットリしている。動物系なのか?
この粘性特性が、すべてを支配している。
油そばはシンプルな味がいいと思っている。
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酢とラー油を2回しして食べることにする。
麺は加水の多い太めの縮れ。腰が活きたちょうど良い湯で加減。
弾力があり心地良い。
こういうのは小腹が空いた時におやつ代わりにいいな。
量もあまり多くない方が、まだ食べたいという気持が残り、美味かった印象が強い。
油そばはパスタにオリーブオイルを十分かけたものや、中華の和えそば
と同じようなカテゴリーだろうか。
麺の食べ方の基本でもある。
460円の油そば、原価を考えると好ましい傾向だと思う。

















~いかに食を楽しむか、がテーマ。採点数は無視することを希望
~ご隠居の価値観丸出し。一般性、妥当性、などはハナカラ無し
~人は完璧さには惹かれない。洗練された野暮ったさが、男らしくてよい。
◆旨さにも色々種類がある。ラーメンの持つ旨さは、丼の数だけある。
◆変化を続けるラーメン。今のうちに食べておかないといけないラーメンが貴重だ。