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70点をつけたが、「再訪に値する」という高評価のつもりである。
お台場のアクアシティで「ご当地麺祭り」をやっていて、京都・博多・那覇・札幌その他のご当地ラーメンが食べられてどれも美味しいけど、リピートはしていない。
ここの味噌ラーメンは680円という手頃な値段で、リピートもありと思わせた。豊洲・東雲地区はラーメン不毛地帯であり、何店かあるけどいずれも高い評価は聞かない。ここはスリゴマでスープにコクを出したり、挽肉や香味野菜、酒粕を混ぜるなど意外に凝ったスープを出す。スタッフにもやる気が感じられ、接客も丁寧。意外な穴場かもしれない。
残念なのはアルコール類の値段が安くないこと。
フライデーの紹介記事(担当はラーメン女子大生の本谷亜紀嬢)を読んで、平日ランチの早い時間に訪問してみた。一階カウンター席に着席(5人目か6人目)。食券機を使っていないのが大きいと思うが、オペレーションがひどかった。隣の客に間違った品を出して、さらにセットのチャーシューの皿がなかなか来ないとクレームをつけられていた。おれの場合、水はすぐ出してくれたが、接客のおばちゃんは不慣れな上に二階の客も抱えてバタバタしており、なかなか注文を聞いてくれなかった。タイミングをつかんでランチAセットを注文。「極上ダシ塩ラーメン」680円に、200円プラスして餃子三個とライスが付くのはお得に思えた。
気長に構えていたら、意外に早く店主自ら「極上ダシ塩ラーメン」をサーブしてくれた。まずはスープを一口。魚介系が強いが、上質でコクもあるダブルスープ。麺は中細、かんすいは強くなく縮れ方もほどほど。ラーメンだけで評価したら80点台をつけたかも。
餃子はとじ方が甘くて箸でつまむといずれも口を開いてしまう。ただし味は悪くない。ライスは硬すぎ。浸水時間を充分に取り、炊くときの水を10%ほど増やすべきというのが老婆心。食券機の導入と、メニューの整理は必須だと思った。
ラーメン官僚の「かずあっきぃ」氏が「味が格段に向上した!」と書いていたので再訪してみた。
去年12月、初訪問してツイッターで感想をつぶやいたら、速攻でご主人からダイレクトメッセージをもらった(!)。すごくやる気のある店だと思った。
ラーメン650円の券を買い、これにトッピング無料券(100円)で黒玉子をつけてもらった。土曜日の昼のせいか、席はかなり埋まっていた。前回訪問時(平日昼)はガラガラだったが…。
さて、再訪の感想。相変わらずスープがポタージュのように濃い。しかし客がトッピングで味を整えることを前提として、あえて薄味にしているらしい。安いのに化学的なエグミはないし、ほんとうにきまじめにラーメンを作っていることがわかる。個人的には塩ダレでなく醤油ダレのほうが好みだが…。
麺はカタメで頼んだところ、極細でバリバリ。ハリガネで頼んだら長崎の皿うどんになるのではないかと思ったくらい。九州の食べ物というのはエキゾティックである…。
「コッテリしているけど薄味スープの豚骨ラーメン」というコンセプトはそれなりに新しいと思った。今後も見守りたい。
2011/2/5に「王様のブランチ」で紹介していた。博多ラーメンは好きだし、そのルーツを知るのも悪くないということで行ってみた。
浅草四丁目というのは浅草観光の中心地の雷門から直線距離で800mも離れている。観光地のにぎわいはないし、店の裏には小学校があるという具合で、ほとんど住宅地といっていい。
平日午後1時ごろ入店。先客は赤ん坊を連れた夫婦が一組いただけだった。しかしすぐに続々と客が入り、席はすべて埋まってしまった。テレビ効果というべきであろう。
さて肝心のラーメンは、澄んだ豚骨スープや、豚肩ロースのチャーシューなど、豚の旨みがよく表現されていた。有明産の海苔もおいしかった。でもわざわざ海苔を追加することもなかったな。
麺はコシがなくやわらかかった。全体的に上品でやさしく、女性的なラーメンという印象をうけた。若い人は物足りなく思うかもしれない。
平日午後4時入店。先客は4人。うち2人はカップル。
引き戸を開いて前室に入ると左に券売機と給水器があった。謎麺700円の食券を購入、給水器で水を汲んで黒いカーテンの奥の店内へ。
吉野家式のU字型カウンターで14席。ロウソクは7個。暗いけど、箸は取れるしポットの水も汲める。
BGMにベートーベンの交響曲『運命』が小さな音で流れていた。もうこの時点で壺にはまってしまった。なんてお茶目な店だろう。
さて謎麺がサーブされた。女子店員はふつうの接客ぶりだった。しかし毛糸の帽子を被り風邪予防のマスクをつけていた。奥にいる調理の若い男性も、おなじようにして顔を隠していた。
麺は多加水の中太麺でコシがあるものだった。スープは魚介豚骨。具のキャベツはほとんど加熱していなくて、薬味の斜め切りのネギはシャープな辛さだった。チャーシューは肩ロースとバラ肉の2種類がブロック状で入れられる。
器の縁に、謎のかたまりがこびりついていた。おそるおそる味見したら、味噌だった。一気にスープに放り込んでしまう。暗いので丁寧に溶かそうと思っても無理。それがスープの味に濃淡の効果を生んだ。これはおもしろい。スープを完飲すると、器の底にみじん切りの大蒜も確認できた。
他の日にはどんなサプライズを見せてくれるのか。ぜひリピートしなければならない。
おれにとって、ここに来れば必ず幸せになれるという位置づけのお店。
じつは近場の某店に行ったら休業だったため、ひさしぶりにここまで足をのばした。
某ムックによると、チャーシューを作るときにできるスープをうまく使うと、CPの高いラーメンができるという。
ということで、チャーシューに注目したら、よく茹でられた豚肩ロースで、パンチは少ない。ちゃーしゅーごはんは、チャーシューの塩気が強すぎると思った。卵かけごはんのほうがおすすめである。
ともあれ、ここの若いご夫婦は、とくに夫人の仕事ぶりが芸術的と言っていい。丁寧なのに、動きに無駄がなく、客に対する配慮がきめ細やか。いちいち伝票も切らずに配膳や会計をこなす。長く続いてほしいお店である。















