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タム6000

男性 - 東京都
言いたいことを言いたいだけ書きたくて、RDBでのレビューは卒業。
ブログ&食べログへ引越ししました。
http://tam6000.blog.fc2.com/

でも、皆さんのレビューは楽しく読ませていただいております!
図々しくもコメントさせていただくことがありますが、よろしくお願いします。

「【夏季限定1日15食】南瓜黒虎六味麺(850円)」@麺屋武蔵 鷹虎の写真本日のランチは高田馬場。
乗り換えのタイミングでクイックランチ、ということで、駅から一番近いこちらへ初訪問です。

平日11:10到着。前客5、後客5。
狙いは、限定で提供されているという「鶏塩つけ麺」だったのですが、券売機のどこを探してもその文字はなしorz
ただ、「限定第二弾」ということで「南瓜黒虎六味麺」という不思議なネーミングのボタンが。
・・・見た目的に地雷感漂いますが、武蔵でレギュラー食べても面白くないし、ここは人柱になっておきましょうw

カウンター席へ座り食券を出すタイミングで「大盛もできますが?」とヒアリングがありますが、並で。
ちなみに限定を頼んでいる方は他には一人もいませんでしたw
調理に時間がかかるのか、15分ほど経った後着丼。そのルックスに、カウンターの他のお客さんの視線も釘付けw
ちなみにPOPによれば、「六味」とは、甘・塩・苦・酸・辛・旨だそうです。

器は浅い白磁で、キンキンに冷やされています。
まず目に飛び込んでくるのは黄色いスープ。さらにその周りには黒い液体が回しかけられており、阪神ファンには受けそう。あ!店名の影「虎」とかけてる?w
麺は真ん中にチョコンと盛られており、その周りに具が並べられています。陣容は肉、アスパラ、ヤングコーン、干しブドウ、ミニトマトにフライドオニオン、白髪ネギ。
・・・うーん、とてもラーメンとは思えないですねぇ。どこぞの創作フレンチで出てきてもおかしくないルックスです!

では、レンゲでスープを一口。
・・・うーん、カボチャポタージュw
「南瓜」という名前通り、カボチャをミキサーにかけ、牛乳、バター等でマイルドに仕上げで塩で味調整、というシンプルな構成。
ただ、裏ごしを重ねた絹のような滑らかさ、口に広がるバターのコクと素材本来の旨味、絶妙な塩加減とすっきり抜ける後味みたいな、プロの作るビシソワーズの醍醐味は微塵も感じられません。
一応、カボチャの甘みは強く感じられます。しかし冷製だからか、かなり塩気も濃い目。
回しかけられた黒い液体は、おそらくマー油、それから奥の方にカレー風味のソースも。
カレーはかなり強そうなので、全体的に混ぜるのは最後にしといた方が無難ですね。

では、麺を引き出してみます。
形状は中細角断面のストレート。冷水でキッチリ〆てあり、加水高めのグミグミした弾力ある食感が特徴的。

具もかなりユニークです。
肉は、カレーシチュー用として売られているような牛モモブロックが2つ。
味付けがまた凝っていて、最初「チョコレート?」と思うような甘みが感じられますが、後味はちょっと渋みが残るブドウ感。なるほど、赤ワイン漬けですか。。。
脂身はなく、オール赤身なので、ちょっとモソッとした食感と牛肉自身の甘み、そして赤ワイン風味が織り成す風味は正直意味不明w
アスパラは茹でただけのシンプルなものが1.5本。塩気の強いスープに浸けてシャリッといただきます。
ベビーコーンはピクルスなんですね。びっくりするほど酸っぱい!完全に「酢酸!」という感じの尖る酸っぱさが口内を支配。
干しブドウはたまに口に入ると甘さが広がりますが、存在意義がわかりません。フライドオニオンはその香ばしさがいい感じですが決定打にはならず。

中盤以降カレーマー油を混ぜ込むと、冷たいカレースープ和えそばみたいな感じになりますが、カボチャの甘みも強いので微妙さは相変わらず。。
麺量は150g程度かな?後半飽きちゃいましたが、なんとか完食してごちそうさまでした。

トータルで見て、試行錯誤中のプロトタイプのような「中途半端」感が残った一杯。
料理人としての視野の広さや型にハマらない発想は評価しますが、こういった変化球を投げるにはまだ早いのかもしれませんね。。

武蔵グループの中でもこちらは「チョコつけ麺」等創作意欲が高い店舗だと思います。
ネタとして楽しいというレベルはまずクリア。
今はその一つ上の「料理としての完成度」を高める時期に来ているのかもしれません。

・・・でも、不思議な限定が出たら、また懲りずに食べてみようかと思いますw

2011年7月27日投稿(2011年12月29日更新) | 得票数 [4票] | コメント (31) | このお店へのレビュー: 1件

「【7月限定】トマトつけ麺(並・750円)」@伝堂(Dendo)の写真今日のランチは大泉にて。
リニューアルオープンのトリシオも気になります多が、先日頂いた麺屋 蕃茄さんのトマトつけと食べ比べすべく、こちらの限定トマトを狙いにやってまいりましたw

平日11:35到着。前客6、後客続々で店内待ち発生。
11:30開店なのに、すごい吸引力ですね~。地元での人気店っぷりが伺えます。

食券機にて限定の食券を買い、カウンター席へ着席。食券提出時に「ニンニク入れますか?」とヒアリング。仕事前だったのでナシでお願いします。
厨房は2名体制。トマトつけのつけ汁作成工程を見ていると、タッパーに入れたトマトソースのようなもの、チーズや豚肉等を先行して器へ投入しています。
麺を茹で上げて水で〆たあと、つけ汁の器へスープを注ぎ完成→10分ほどで着丼です。

ほぉ、蕃茄さんとはだいぶ異なる雰囲気のルックスですね~。
麺はクリーム色の平打ち麺。その上には小松菜とダイストマト、粉チーズ。
つけ汁は、淡くトマト色づいた白濁タイプ。表面にはビッチリと刻み生タマネギ。

では、麺から一口。
Oh、フィットチーネ!この麺はなかなか面白いですね~。
形状は中太平打ちで加水は高め。麺肌はツルツルで滑らかです。卵麺なのかな?その黄色っぽい色もあり、かなりパスタちっく。
噛み締めると、粉の味自体は控えめ。麺厚は薄めなのでピロピロとした食感が印象的ですが、〆てある分弾力はしっかり感じられ独特の雰囲気。
この食感、ラーメンでは初めて食べたかも。三河屋ってこんな麺も作れるんですね~。

レンゲでつけ汁を一口頂くと、こちらもユニーク!
蕃茄さんが、あくまで「濃厚豚骨魚介の延長」としてトマトという素材に向き合っているのに対し、こちらはトマトを主人公に据えてますね。
しかも、酸味が弱く、甘みがかなり強めな独特のトマトソースの第一印象は・・・「ケチャップ?」w
タレにみりんなんかも仕込んであるのかなぁ。和食のような洋食のような、フルーティな甘みをもった独特なトマトポタージュになっていますよ。
ベースはおそらく、こちらのお店得意のどっしりした動物スープ。魚介はほとんど感じませんでした。
粘度はそれほど高くはなく、塩気も控えめ。誰でもとっつきやすい、優しいつけ汁になってますね。
ただ、最初からかなり温かったのはちょっと残念かなぁ。
どうせならビシソワーズみたいにキンキンに冷やしちゃっても面白そうだけど、そうすると動物スープが固化しちゃいますかね。。

麺をズバッと浸けていただくと、気分は完全にパスタ。
独特のスィートなトマポタが麺に絡み付き、これは女性にも受けるかも。

つけ汁の底には、豚バラの薄切り(冷しゃぶ状態のもの)ととろけるチーズ、それから茹でたブロッコリー。
豚バラは薄くて食べやすいし、タレもよく絡んでおいしいですね。でもこの冷しゃぶ、冷蔵庫から出して器に入れてたような。。。もしかしたら、こいつがつけ汁を温くした原因?
見た目の華やかさ的にも、この豚は麺の上に載せてもいいかもしれないですね。
チーズは半分溶けてダマになったものが器の底にたまっていますw麺と絡まないのはちょっと残念ですが、単体で食べてもおいしいですよ。
ブロッコリーは固めのゴリッとした茹で具合。個人的にはあまり好きな食材ではないので興味なしw
また、表面に浮かぶ刻みタマネギの食感と辛みもいいアクセントになってくれますね。

麺の上に載っているダイストマトは、つけ汁に浸け込んでソースを馴染ませながら食べると、生トマト嫌いな僕でもおいしくいただけますw
小松菜はシャッキシャキの歯ごたえと独特のほろ苦さがトマトソースにマッチしますね。
麺量は並なので160g。サクッと食べるにはちょうどいい量だと思います。C/Pはまずまず。

固形物完食後、スープ割をお願いします。
熱々のスープでトマト風味が一気によみがえるかな?と思ったら、クセの強い魚介出汁で割られてきました。
お~、これは面白いけど、魚の臭みとトマトの青臭さがケンカしちゃうかなぁ。。。半分ほど飲み干してご馳走様でした。

トータルで見て、トマトの優しさを前面に押し出したポタージュとパスタ風麺で楽しむ創作麺料理、といった一杯。
線路向かいの人気店「蕃茄」さんの看板商品とはきっちり差別化しており、そこらへんのコンセプトはよく練られていると思います。
トッピングのアイデア等も非常にユニークだと思うのですが、唯一弱点があるとすれば「温度マネジメント」。
つけ汁の中に冷しゃぶ風の豚肉と半分溶けたチーズが混在していたりして、熱々で食べてほしいのか、冷々で食べてほしいのかよくわからないんですよね。。
どうせなら、キンキンに冷やしたトマト冷製つけにするか、つけ汁に麺を入れると溶けたチーズがグイグイ絡んでくるような熱々のつけにするか、どちらかに振り切った方がいいんじゃないかなぁ、と思ってしまいました。

素はかなり魅力的なので、今後の熟成(と言ってももう提供期間は残り僅かですが)に期待したいと思います。
来月の限定は何かなぁ~?

2011年7月26日投稿(2011年7月26日更新) | 得票数 [6票] | コメント (20) | このお店へのレビュー: 4件

「天然塩ラーメン(650円)」@本店 塩元帥の写真今回の関西旅行、十三のホテルに滞在でした(ラブホじゃないですよw)。
ふと小腹が空いた夜半、この近辺に旨そうなお店ないかなぁ、とRamenMapアプリでサーチ。
お、東京でもよく名前を聞く有名なお店があるじゃないですか!
ということで、ホテルから徒歩で突撃(地図では近く見えたのですが、実際30分くらいかかりましたw)。

休日20:30到着。
お店の前には駐車場があり、満車。駐車場待ちの車も。
また、入り口には沢山のベンチと、ファミレスのように名前と人数を記入する紙が。
その紙を覗くと、なんとも20名以上の待ち!みんな涼しいクルマの中で、お店の人に呼ばれるまで待ってるんですね。
この雰囲気でかなり萎えたのですが、せっかくここまで歩いてきて帰るのも悔しい。
名前を書いて、ベンチに座ります。

待ち人数の割に回転は悪くなく、蚊に食われつつw30分ほど待ったところで名前を呼ばれ、カウンターへ。
厨房はかなり大きく、店員さんは6名体制。中華鍋でガッツンガッツンとチャーハンを作っている方、餃子を焼いている方等、きっちり分業されているようです。
店長以外はバイトの方々かな?かなり若くて元気あるスタッフですね。そりゃ人生訓を店内至るところに貼りたくもなりますねw
ラーメンは1ロットで6杯の調理。注文は事前に通してあるので、着席後間もなく。着丼。

おぉ、これはウマそう!
黄金のクリアスープの表面には多めの液体油と揚げネギ。
スープ内にはストレート麺が泳ぎ、その上には白髪ネギ、糸唐辛子、チャーシュー、メンマ、そして頂上には春菊が。

では、スープを一口。
なるほど、かなりキャッチー方面に振ってきましたね。
ベースの鶏豚系出汁はライトで、おそらくタレに仕込まれた乾物系と液体油のわかりやすいコクで食わせるタイプ。
たっぷり入った揚げネギの旨味と香ばしさもまたいいアクセント、というよりはこちらもグイグイ前に出るキャラ設定w
無化調ということですが、これだけ強烈なコクを作り出しているのは素直にすごいと思います。

・・・ただこれ、相当しょっぺ~!
旨味自体が相当強いので、塩ダレの塩気はマスクされるのですが、何気にかなり塩分濃度高いですよコレ。
天然塩のミネラル由来の角の丸さ、甘みは感じるにしても、白飯必携、味蕾ビリビリなショッパースープ。
この日は汗だくで外を歩いたのでかなり体が塩分を欲していたはずなのですが、それにも関わらず塩辛く感じたということは、やっぱり相当しょっぱいんだろうなぁ。ブレかな?
スープの中には、柚子皮をかなり細かく刻んだものが入っており、たまに口に入ると、スープの鋭さを和らげてくれますね。

対する麺は、平打ち気味の丸断面中太タイプ。
加水は中程度で、ムッチリと重量感ある口当たりです。茹で具合は6杯同時調理にしては見事にジャスト。
味の濃いスープに対し、麺がスカスカにならないようにうまくバランスさせており、両者の絡みは良好だと思います。

チャーシューは、バラ巻きスライスが1枚。ホロリと崩れ臭みもなく、味付けは控えめで濃いスープに浸して食べる系。
白髪ネギは、濃い味のスープの清涼剤として非常に有効に作用しますね。
メンマは細めに仕上げられ、ジョキッとした歯ごたえがいいアクセント。
春菊は苦手食材なのでパスw

麺量は150g程度でしょうか。サクッと食べてごちそうさまでした。
650円でこれだけのものが食べられりゃ、C/Pは上々だと思いますね。

トータルで見て、非常にキャッチーな味構成で仕立てられた、一般ウケしそうなガッツリ塩の一杯。塩気は強いながら、全体のバランスも良好。
ただ、全方位エクストリームというか、全てがやや足し算的なコンセプトの元に作られていることもあり、ちょっと期待とは違う方向性だったかなぁ。
次回は系列の醤油のお店に行ってみたいと思います。

2011年7月25日投稿 | 得票数 [5票] | コメント (10) | このお店へのレビュー: 1件

「大阪ブラック・太麺(700円)」@金久右衛門 梅田店の写真今日は梅田、お初天神あたりをブラブラ。
裏通りになんとなく楽しそうなエリアがあるなぁ、とフラフラを足を向けてみると、ラーメン屋発見。
あら?このお店知ってる!ってか前から行きたかったお店じゃん!w

ということで、休日14:25訪問。
前客6、後客3で、間もなく暖簾が降りました。
こちらは醤油専門店。その中でも、「ブラック」と呼ばれるメニューがあるのが気になっていたのです。

空いていたカウンター席に着席し、「大阪ブラック」を口頭注文。
「太麺と細麺から選べます」とのことだったので、太麺でお願いします。
かなり狭いお店ですが、厨房は2名、ホールに1名という体制。いろんな醤油の瓶が置いてあり、醤油にはこだわってそうですねぇ。
太麺にしては茹で時間は短く、待つこと3分ほどで着丼です。

おぉ、これが「ブラック」ですか!
透明感あるダークブラウンのスープの上には、キラキラと香味油が光っております。
スープの上には、チャーシュー、メンマ、分葱と、非常にシンプルな陣容。

では、スープから一口。
・・・「ブラック」と言うので「富山系」「高井田系」「竹岡式」もしくは「新福菜館」あたりを想像していましたが、またそれらとも異なるタイプなんですね。
誤解を恐れずに言うと、第一印象は「すき焼きの割り下を薄めたやつ」w
ザラメ系の甘い醤油タレがかなり特徴的。粘度はなく、サラサラの口当たり。
ベースとなるのは鶏メインの動物出汁。しかし旨味を押し出してくる、という感はなく、ライト系です。
その上にこの甘い醤油がかぶさり、さらに表面の香味油で香りとコクを補完、という構成。
タレにはイカスミ等も使われているようで、確かに奥の方でほろ苦い旨味成分は感じられます。
しかし、いかんせんベースが弱いので、醤油ダレの甘ったるさばかりが目立ってしまい、なんともスカスカな雰囲気。

対する麺は、中太平打ちストレート。
麺厚は薄めで、形状的には幅3mmの「平ゴム」みたいな感じかな?
加水は低~中程度。茹で具合はけっこう固めで、モソゴワとした存在感の強い口当たり。サラサラなスープとの絡みはイマイチ。
この手のスープだと、ちょっと頼りないくらいの麺がマッチしそうなんですが、完全に麺が浮いちゃってますね。
うーん、痛恨のセレクトミスです、これはたぶん細麺が合うのかなぁ。

チャーシューは厚めのバラ巻きスライスが1枚。箸でホロホロと崩れるタイプ。味付けはしっかりめ。
メンマは極太の材木タイプが2本でしたが、節部分が当たったか、どうやっても繊維が噛みきれないシロモノで、残しちゃいました。すみません。
ネギは関西らしく九条ネギの刻み!と思いきや分葱なんですよね。。。

後半、甘いスープに飽きてきたので、卓上の黒胡椒をパッパ。
お!ハイがピリリと立つことで、全体の味構成が立体的に感じられ、俄然まとまりが出てきますね。
なるほど、全国各地で「ブラック」系を出すお店では、デフォで黒胡椒を振ってあるお店が多いなとは思っていたのですが、そういう意図だったんですな。

麺量は160g程度。サクッと食べてごちそうさまでした。
スープ、というかタレにコストがかかってるのかもしれませんが、うーん、C/Pはイマイチかな。

トータルで見て、甘~い濃い口醤油を軸にスープを構成したユニークな一杯。
発想としてはアリだと思うのですが、全体のバランスがチグハグな感じは否めないですね。皆さんのレビューを読んでかなり期待値を上げていったのがまずかったかなぁ。チューニングを詰めれば化けるポテンシャルはあると思うのですが。
デフォの醤油ラーメンもなかなかおいしそうだったので、次回はデフォ&細麺で食べてみることにしましょう。

2011年7月24日投稿(2011年7月24日更新) | 得票数 [6票] | コメント (14) | このお店へのレビュー: 1件

「煮干しラーメン(680円)」@煮干しらーめん 二代目 玉五郎の写真夕飯にはちょい早めの時間、大阪・難波で小腹が空きました。
しかしこの当たりの注目店はどこも中休み中(まぁ、もう少し待てって話なんですが)。
そういえばこちらは通しで営業していたはず!と、黒門市場の方へ行ってみます。
お、やってますねぇ。しかもこのクソ暑いのにお店は扉全開の屋台モード(一応透明ビニールは垂らしてありますがw)。
大阪各地に支店展開するこちらのお店、まだ未体験だったこともあり、早速チャレンジ!

休日17:45到着。前客3、後客1。
なんか夏っぽい限定とかないかな?と思って券売機を見るも、見事にレギュラーメニューのみw
では、基本メニューとなる「煮干しラーメン」の食券をポチ。

カウンター席へ着席し、店員さんに食券を渡します。
厨房は2名体制。中寸胴でしっかりスープを取ってますね。チェーンなお店なのでセントラルキッチンかと思いきや、お店でスープを作ってるとは、ちょっと見直しました。
また接客は非常に心地よく、出て行くお客さんに毎回「暑い中ありがとうございます~!」と声をかけているのが印象的でした。
待つこと3分ほどで着丼です。

ほぉ、こんな感じですか。
明るい茶濁スープの表面には、厚めの液体油層。油の中には魚粉。
具はメンマと小ぶりなチャーシュー、海苔、僅かなネギとナルト。うーん、全体的にちょいと貧相な感じは否めないかな。

では、スープを一口。
あぁ、煮干しラーメンという名前だけど、東京で言うところの「ニボニボ」な一杯ってわけではないのね。
一言で言ってしまええば、いわゆる「豚骨魚介」な味作りです。
豚のカッチリしたベースに、煮干しを中心とした魚粉中心の出汁感がフワリと香るという感じ。表面にはキラキラと煮干の粉が輝いています。
肝心の煮干しは期待したほどは強くなく、かといって酸味やエグ味が目立つこともなく、あくまで「煮干しフレイバー」といった雰囲気の使い方。
醤油ダレは甘めで非常にキャッチーなのですが、実はけっこう塩気の強いもの。
うどんつゆとかでも思うのですが、西には「甘口なのに塩辛い」のってあるよなぁ、と。
アタックが弱めでコクがあるので、一瞬甘口?と思いきや、実は含有塩分はかなり強めというか。こちらのタレもそんな感じです。
また、表面の液体油もかなり多めで、重い口当たりを演出しており、ファーストインパクトで食わせるこってり動物魚介、という雰囲気ですね。この油のおかげでスープは最後まで熱々。

麺は、クリーム色の中太丸断面縮れタイプ。
加水は高め、歯ごたえは弾力系で、非常にわかりやすいプリシコ感。麺肌もツルツルです。
麺味はとてもポップで明るく、スープ同様、なんとも人懐っこい麺ですねぇ。ただスープの絡みはそれほどよくないです。
この「わかりやすい」スープに「人懐っこい」麺、うーん、あけっぴろげでなんともかんとも、これが大阪らしさというのかなんというか。。

こんなざっくばらんな感じなので、具の方も特筆すべき部分は特にありませんw
チャーシューは小ぶりなロース煮豚スライスが1枚。厚みがあって食べ応えはあるのですが、ちょい豚臭く、それほど心に残るものではないかな。最初から胡椒が振ってあったのも余計かも。
メンマ、海苔も汎用的で、特筆すべきものはなし。ネギはないも同然w
麺量は150g程度かな?サクッと食べてごちそうさま。

トータルで見て、まぁ非常に予定調和というか、安心して食べられる豚骨魚介な一杯。
そのネーミングゆえちょっと期待値を上げてしまいましたが、東京の独特なニボラー文化とはまた違うスタンスなのね、というのは理解しました。
通し営業という魅力もありますし、普段使いにはなかなか便利なお店なのかもしれません。

2011年7月23日投稿 | 得票数 [4票] | コメント (12) | このお店へのレビュー: 1件

「キムラ君(900円)」@中華そば ○丈の写真今回の関西遠征でぜひ食べてみたかったのが、今大阪ミナミで話題だという「キムラ君」。
元は千日前のうどん屋?で始まったメニューのようなのですが、「キムチとラー油を使うこと」という緩〜いレギュレーションに則ったメニュー全般のことを指すようですw

先日訪問し、絶品「高井田ブラック」に感銘を受けたこちらのお店でも「キムラ君」をやっているとの情報。
行列必至の人気店ですが、これは並んででも食べてみたい!と、早速訪問。

休日12:15到着。店内満席、行列10、後客続々。常に店外行列が絶えない状態です。
フツーの人はなかなか気付かない路地裏にあるお店ですが、ほんと人気ありますねぇ。

キムラ君は6月限定?との噂もあったのですが、店頭には「キムラ君はじめました」のPOPが。ホッ。
行列に加わり30分後、一人客優先ルールにより優先着席。いつもにこやかな店主さんに「キムラ君」を口頭オーダーです。
#「キムラ君」の注文コールのイントネーションで、関西人じゃないのがばれちゃいますねw
この時間だとまだ数量限定「○丈ラーメン(コッテリ和歌山系)」が残っており、こちらもめっちゃ旨そうだったのですが、初志貫徹。

キムラ君はつけ麺用の麺を使うようで、他の汁モノより時間がかかるのですね。
麺を水で〆て、上にたっぷりトッピングを載せ、ラー油をかけ、10分強で着丼です。

お、なかなか大きめの丼に入ってるんですね。
麺量もたっぷりめで、同じくキムラ君をオーダーした女の子に店主さんが「めっちゃ麺多いけど大丈夫?多かったら周りの人に食べてもらってな〜」と声をかけていた理由がわかりました。
麺の上には、その名称どおり、ラー油とキムチ、それからチャーシューと刻みネギ、辛味噌と糸唐辛子、メンマ、半熟玉子。

では、まず麺から一口。
あら、キンキンかと思っていましたが「ぬるもり」レベルですね。
麺自体には味はつけられておらず、上の辛味噌とキムチとラー油で味付けするようです。

麺は中太丸断面ストレート。
茹で具合は若干柔らかい感じがしましたが、このくらいがベストの仕上がりなのかな?
加水は高め、麺肌はツルツルで、ムニッとした歯ごたえ、チュルンと啜るのが楽しい「ソフトなうどん」という感じ。麺味も控えめかな。
また、麺を上げてザルに入れてから、液体油をたっぷりかけていたのはくっつき防止のためでしょうが、そのおかげで口当たりはかなりオイリーですね。

では、全体をランダムにまぜつつ頂きましょう。
味付けの主軸となる辛味噌は、赤強めのブレンド味噌に唐辛子、ゴマ等を加えピリ辛仕立てとしたもの。
柔らかめのうどんちっくな麺に辛味噌を和えて食べていると、思い出すのは「盛岡じゃじゃ麺」!あぁ、久々に白龍のじゃじゃ麺食いたいなぁ(余談)。
ラー油はそれほど辛さを主張してくるタイプではなく、味噌の旨味の上に一段香ばしさのヴェールをかけてくれるような雰囲気。もっとたっぷりあってもいいかも。
キムチは酸味弱め旨味強め、スッキリした唐辛子の辛さが特徴の日本人が好きなタイプですね。
それほど量も多くないので、全体的に混ぜるより、辛味噌和えそばを食べつつ、たまに箸休め的につまむ方がいいかも。

チャーシューは、大ぶりのバラ巻きスライスが2枚と、ロース系スライス2枚とたっぷり。
どちらもしっかり炙られた香ばしさとジューシーな質感がたまらんですね~。特にロース系の上品な味が好みかな。
メンマは細く柔らかめのものなので、太めの麺を混ざってしまうとあまり存在感ないかな?
辛味噌の下に敷いてある青ネギの刻みは、素晴らしい清涼感アイテム。
半熟玉子は味付けなしで、黄身はもちろん白身も一部半熟なもの。半分切り×2とこちらもボリュームたっぷり。
これはこれでおいしいのですが、この手の汁なし系には、黄身を崩して麺に和えられる分、温泉玉子の方が似合うかも?

後半、味噌の単調な風味にちょっと飽きてきます。
あぁ、丸直だったらここで味変アイテム!って技が使えるのですが、こちらは卓上調味料もないんですよね。
スープ割お願いします、とも言いづらいし、キムチをシャリシャリ食べつつ、なんとか完食。
というか、麺量かなりありますね。300g以上は軽くあった感が。あの女の子、店主さんに心配されてたけど食べきれたかな?
予想外の量にお腹一杯になりつつ、ごちそうさまでした。

トータルで見て、その名の通り、キムチとラー油を軸に組み立てられたユニークな汁なしの一杯。具もスペシャル感溢れるもので、C/P的にはまずまずかな。
ただ、企画モノ的な一杯なので仕方ないとは思うのですが、和えそばとしての完成度という面で見ると、安直というか、いろいろと改善の余地が残されているような気はします。
特に、中盤以降のまったり感に対するアイデアという観点では、あと一押し!が欲しかったかも。
とりあえず今回は、今話題のメニューにチャレンジできたんで満足w次回は○丈そばを狙って並ぶことにしましょう。

2011年7月22日投稿 | 得票数 [5票] | コメント (18) | このお店へのレビュー: 2件

「もつそば(780円)+ハートランド(500円)」@和醸良麺 すがりの写真先日の長期出張以来、半年ぶりに京都へやってきました。ラー食にも気合が入ります。
・・・とはいえ今回は気楽な一人旅でもないので、結局家族ウケのよさげなこちらを訪問w
やっぱり一乗寺エリアは遠い。。。

休日14:00到着。待ち6、後客4。
相変わらず京町家リノベーション感バリバリな趣のあるルックス。
体をかがめて木戸をくぐり、薄暗い通り庭を抜ければ券売機。
「もつカレーつけ」なんてボタンがあり激しく気になったのですが売り切れ表示。残念orz
暑い日ざしの中、祇園祭の宵山を見物していたこともあり、もう喉はカラカラ。そこへ「ハートランド」というボタンを見つけたので、まずこちらをポチ!
ハートランド大好きなんですが、ラーメン屋で置いてるお店って少ないですよね。
前回来た際は「もつつけ」を頂いたので、今回はラーメンバージョンである「もつそば」のボタンをポチ。

奥庭(屋外です)にはウェイティング用の椅子があり、冷たいほうじ茶ポットと紙コップが備え付けてあります。
・・・しかしこちらのお店、客層は家族連れとカップルがほとんど、ということで、回転悪いんですよね。。
ジリジリと照りつける日差しを受け、脱水症状になりかけの頃、30分ほど待ったところで着席です。
うん、でも待ちのストレスなんてすぐに忘れてしまうくらい、相変わらずオシャレな内装ですね~。
B&Wのスピーカーから聞こえるのはスタンダードジャズ。店内はキンキンという冷え方でもないですが、これもまた町家っぽいゆるりとした空気感。
着席後すぐにハートランドが着瓶。蕎麦猪口のような小さな陶器でクイッと飲む苦いビールが最高ッス!

既に食券は渡してあったので、そこから3分で着丼です。うん、旨そうなルックス!
白濁でニボが香るスープの上には、バーナーで炙られたシロ、そしてブツ切りの焼きネギ、ニンニクの芽、キャベツ、糸唐辛子に刻みネギ。

では、まずスープから。
・・あ、やっぱり旨いなぁ。
サラリとした食感のスープは、基本は先日の「つけ」と同じ方向性で、ミルキーでマイルドな鶏白湯に、フワリと煮干しが香る構成。
本店である麺や 高倉二条が、ドライに節の効いたお手本のような豚骨魚介だったのに対し、こちらは鶏+煮干しという構成なんですね。
タレは以前つけを食べた際「うなタレ?」と評したように甘めの醤油ダレなのですが、当然つけ汁よりも控えめなので、出汁の旨味もしっかり味わえ、とてもいいバランスです。
煮干の使い方は、エグみなく、旨味と香ばしさを丁寧に引き出した感じ。わずかな酸味が、タレの甘みの発散を旨くいなしている感覚。
各素材のいろいろな風味が感じられるのに、どれも突出することなく、スルスルと飲めてしまう「丸い」味構成はさすが名店。
うーん、京都ラーメンってのとも全く違うベクトルですが、これはやっぱり関東ではなかなか飲めないスープだなぁ。

対する麺は、「日本蕎麦」を思わせる、ちょいグレーがかった全粒粉使用のもの。形状も蕎麦っぽく、エッジの立った角断面ストレート。
つけ用にしっかり〆られた歯ごたえとはかなり異なり、ネチッとした独特の歯ごたえですね。
一瞬「柔いかな?」と思ってしまいますが、いわゆる中華麺のコシ的な雰囲気とはちょっと違う、一定の弱い反発力が最後まで持続、とでもいうべき独特の密度感。これでジャストの茹で具合なんでしょう。
しっかりしたスープの絡みは上々。また麺自身の粉の風味も独特で、ラーメンのような蕎麦のような、なんとも不思議な雰囲気。

具のメインはバーナーで炙ったシロ。
炙ったことで表面はカリカリで香ばしく、噛み締めるとジュワッと脂が染み出る感覚がたまらないですねぇ。
モツで時に感じる嫌なクセや臭みも全くなく、しかも意外にこのニボが香るスープとの相性もいいんですね。
焼きネギは、いわゆる「ネギマ」に入ってるような太い白ネギをブツ切りにしたものを、モツと同様表面を焦がしてあるもの。これまた芯のトロトロに甘い部分が旨いです。
ニンニクの芽ってのもあまりラーメンでは見ないユニークな具だと思うのですが、このジャキッと感とクセある風味がなかなかにマッチ。
甘くて柔らかい茹でキャベツの風味も、けっこう個性の強い具の中でホッとさせてくれる存在ですね。

途中から、卓上の山椒を振りつつ、ピリッとした爽やかな刺激を加え、サクッと食べてごちそうさま。
麺量は130g程度かな?お店全体の素敵な雰囲気も含めれば、C/Pはまぁまぁと言えると思います。

トータルで見て、ラーメンベースながら、独特の「和」のセンスで鮮やかに纏め上げてきた一杯。
食材の組み合わせ等、かなりエキセントリックな感じもしますが、驚くほど全体のバランスがいいんですよねぇ。
そしてなにより、このお店の佇まいが超お気に入りかも。「京都っぽくていいね!」と家族のウケも上々で、とりあえず第一関門クリアw

・・・これよりしばらく関西レビューが続きます。

2011年7月21日投稿(2011年7月21日更新) | 得票数 [8票] | コメント (18) | このお店へのレビュー: 2件

「【7月限定】鶏白湯正油(650円)」@中華そば 桃李の写真今日は、死にそうな暑さの所沢にてランチタイム。
こんな日はつけ麺~、と、駅近エリア期待の新店であるこちらへ2回目の訪問。

平日11:45到着。前客4、後客0。
魚介正油つけ麺を食べようと思って券売機へ向かうと、「7月限定 鶏白湯正油」との文字が。
なんと!新店なのに早くも限定出しちゃうなんてニクいですな~。暑い中汁物はキツいですが、これは食べないといかんでしょ!とポチ。
カウンター席へ着席し、食券を渡してしばし待ちます。
厨房では若めの男女ペアがオペレーション。この距離感、ご夫婦でしょうか?

待つこと5分ほどで着丼。
あら、お値段の割にけっこう豪華な具ですね。しかも醤油と鶏油のいい香りが鼻腔を刺激してきます。これはおいしそう!
乳化した明るい茶濁のスープの上には、チャーシュー2枚、半玉、穂先メンマ、白髪ネギ。

レンゲを取り、スープを一口。
お、これはけっこう旨いですね!
ベースはこちら自慢の鶏白湯。そこにおそらく「魚介正油」で使っている醤油ダレをブレンドしたものでしょうか。
鶏油の存在感がかなり強く、ファーストインプレッションとしては「鶏だけで作った家系スープ」と言ったらイメージしやすいかな?
鶏ガラと僅かな乾物を感じる旨味は十分。そこにキレのある醤油ダレでもってパンチを加えています。
香りのいい鶏油で乳化しており、粘度はトロン、とした感じ。
先日頂いた鶏白湯は、旨味は十分なれど、カエシ含め全体的に輪郭がぼやけてしまった感があるのですが、今回のスープには全く弱さは感じられませんね。

ただ、出汁とカエシのコンビネーションが、ちょっと一体感がないのは気にはなるかなぁ。。
具体的には、出汁の素直で優しい旨味に対し、醤油ダレでかなり強めの輪郭を描いており、後味に醤油醤油したクセが長く残るんですよね。
まぁでも、醤油好きにはなかなかショッパーでおいしいスープではありますがw

麺はデフォのラーメンと同じ、中細角断面ストレート。
茹で具合はジャストで、加水は中程度。クチッとしたコシが印象的な麺です。麺味もけっこう明確に主張してきます。
鶏白湯ではスープより麺の風味が勝ってしまうのが気になりましたが、こちらはスープのキレがある分、なかなかよく合うと思いますね。

また、この限定、デフォ+50円の価格設定にも関わらず、具が増量されてるのはうれしいですね。
チャーシューはホロホロに煮込まれたバラ巻きスライスが2枚。ちょっと塩気強めの仕上げですが、臭みもなくなかなか。デフォでは1枚しか入ってないので、これはうれしいですね。
玉子は味玉ではなく、半熟茹で卵といった風情の物が半玉。これもデフォには入ってなかったので、ちょっとうれしいかもw黄身がゼリー状でおいしいです。
メンマは穂先タイプで、長いものが3本。先っちょのホロホロ部分、根に近いコリコリ部分の食感の差がおもしろいですね。味付けはニュートラル。
白髪ネギは、醤油が強めのスープには抜群に合いますねぇ。シャキッとした歯ごたえと辛みで清涼感UP。

麺量は150g。しかしトッピングも豊富だし、必要十分な量ですね。サクッと食べてごちそうさま。
というか、これだけ具が増えててデフォ+50円って相当お値打ちじゃない?C/Pは優秀ですね。

トータルで見て、鶏白湯に醤油のキレを加えることで非常に「わかりやすい」旨さを組み立てた上品な一杯。
この味、この品質だったら、レギュラー化してもけっこう人気出るかなと思います。
ただ、冒頭に書いた第一印象を超える「突き抜け感」的なものはまだないので、そこらへんはまだまだ改善の余地あり、というところでしょうか。
いずれにせよ、今後に期待できる新店だと思いますね。次回こそ魚介正油を頂いてみます。

2011年7月20日投稿 | 得票数 [4票] | コメント (8) | このお店へのレビュー: 2件

「【限定】油そば(大油)800円」@らーめん潤 蒲田店の写真今日は蒲田でランチタイム。
先日頂いたこってりラーメンがかなりのお気に入りとなった「らーめん ほしの」さんの汁なしを食べよう!と思うも定休orz
しかし汁なしの気分はますます高まるばかり。。ということで、最近巷で話題のww「燕三条の汁なし」を頂きにこちらへ。

平日13:55到着。前客4、後客8。お客さん途切れませんねぇ。
券売機にて「油そば」のボタンをポチし、カウンター席へ。
噂のwおばちゃん店員に食券を渡すタイミングで「大油でお願いします」とコール。

そこから待つ事10分ほどで着丼です。
ほぉ~、これはなかなかワイルドなルックス!さすが大油、麺の上からも雪のように背脂がかけられております!
具はチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、青ネギ刻み、刻み生タマネギ、カイワレ、そして背脂(これは具じゃないですねw)。

では、混ぜずに麺を引き出しズバッといただいてみましょう。
・・・うん、これは間違いなく旨いですな~!
極太麺の背脂まぜそばというと、大崎広小路「らーめん 平太周 味庵」の「爆盛油脂麺」を思い出しますが、一口目のインパクトは結構似てるかも。
麺はうどんのような極太丸断面縮れタイプ。加水は高めで、ムッチリした弾力系の歯ごたえが特徴的。あつもりなのですが麺同士がベタつく感はありません。麺味もしっかり感じられて、おいしい麺。
あぁ、先日頂いた燕三条の元祖「杭州飯店」の麺を思い出すなぁ。。
予め麺には醤油ダレと液体油、それとある程度の背脂が絡められているため、一口目からなかなか旨いですよ。
醤油ダレはシャープなエッジが特徴的なもので、背脂の甘みとうまくバランスするような構成になっています。背脂のおかげで、粘度はそこそこネットリ。
非常に重要なポジションを占めるのは魚粉。主に煮干粉をタレに混ぜ込んであるおかげで、単なる醤油ダレとは一味違う奥行きが出ていますね。
このネットリ「油しょっぱい」タレが麺に絡むと、もうたまらんですねぇ。セアブラーには至福の瞬間!

タレの重さに対し、絶妙の清涼感を見せるのは白髪ネギと青ネギ。
ただ、これですら大油の重たさには対抗仕切れてないかも。。。後半かなり胃が重くなってくるのでw茹でモヤシとかが入って中和してくれるともっと食べやすくなるかも。
というか、これで「鬼」とか「地獄」油を頼んだらどうなっちゃうんでしょう。。。食べた方々には心より敬意を表したいと思いますw

チャーシューは「豚パイカ」という軟骨がたっぷり含まれたバラ肉を、おそらく圧力鍋で仕上げたもの。
なるほど、スペアリブの先部分と思えばいいんですね。
軟骨という予備知識があったので、歯ごたえコリコリ系かな?と思ってたのですが、圧力鍋でしっかり煮込んであるので、ほとんど軟骨感はないですね。
その代わり強く感じられるのは「コラーゲンのネットリ~感」w
これはこれですごくおいしいし、ご飯に載せたら長旨そうなんですが、背脂主体のネットリタレを纏う麺に、ネットリコラーゲンのパイカという組み合わせ、なかなかにヘヴィな食感ですねww
ここは普通のチャーシューでもよかったかもしれない。。。と思いながらも、未体験の食感に食が進みますw
メンマは細めのカットで、ジョキジョキッとした固めの仕上がり。色は濃いのですが味付けはナチュラル系で、箸休めとして非常に有効に機能。
刻み生タマネギは、思ったより少なく、また麺に絡んでこないので、イマイチ存在感がなかったかな。スープオフ系のタマネギの扱いって結構難しいですね。
どうせ絡まないなら、箸で用意につまめるくらいの荒めのカットの方が、箸休めとして食べられていいのかも。
カイワレは量が少なく、ほぼ存在感なし。

そのコッテリ度から、中盤以降スピードダウンしてきますが、卓上の胡椒、柚子胡椒、一味を駆使することでスルッと完食。麺量は200g程度でしょうか。
麺を食べた後には大量の背脂タレが残っていますが。さすがにこれは残してごちそうさま。あ、スープ割するの忘れてたw

トータルで見て、「杭州飯店が汁なしを作ったらこんな感じかもしれない」とも思える、燕三条の空気感漂う絶品油そば。
C/P面で見るとまずまず、というところですが、やはり太麺+背脂醤油という組み合わせの鉄板の強さを見ましたね~w
久々にこちらのラーメンを頂いてみたくなりました。

2011年7月19日投稿 | 得票数 [4票] | コメント (21) | このお店へのレビュー: 3件

「醤油ラーメン(600円)」@丸直の写真今日のランチは品川エリア、ということで迷わず北品川。
今週土曜の昼営業をもってしばしのお休みとなる丸直。おそらく、今回が旧店舗最後の訪問。

今日は敢えて原点回帰ということで、数年前、丸直で初めて食べた「醤油ラーメン」をいただいてみることに。
素人のバカ舌でもはっきり感じられるほど、ここ数年で丸直のスープは確実に旨くなりました。
そこで、禁断の同一店舗同一メニューの比較採点をしてしまうことをお赦しくださいw
(記念すべき初回レビュー→ http://ramendb.supleks.jp/review/204040.html

平日13:40到着。前客多数、後客4。
奥の間にはグループ客が何組かいるようですね。
いつものカウンターへ着席。女将さんへ「醤油」をオーダーし、テレビを見つつまったり待ちます。
待つ事10分ほどで着丼。

・・・これは。。当時のレビューとはけっこう異なるルックス!
濃いめの茶濁スープの上には、「これってチャッチャ系ですよね?」とでも言いたくなるような大量の背脂!
具もバージョンアップしており、水菜、ホウレンソウ、モヤシ、キャベツにチャーシュー2種、メンマ2種、味玉、海苔、それから揚げネギの姿もチラホラ。
味変アイテムの小皿は2つあり、節粉、煮干粉、そして辛子粉です。
うーん、これで600円。。。もうこの時点で文句のつけようがないです。

では、久々の醤油ラーメンのスープを一口。
・・・旨ーい!
一応メニューのパウチには「豚骨魚介系」と書いてありますが、味の雰囲気としては「醤油豚骨」と言っても差し支えないほど豚骨が強めのチューニング。
さらに表面の背脂の存在感も含め、「背脂醤油」的な雰囲気ですね。スープの粘度はなく、サラサラ系。
初めて食べた際は、中庸な豚骨魚介風だった記憶がありますが、やはり「直次朗」や各種限定の経験を踏まえ、だいぶ出汁の使い方が変わってきたのでしょうか?
一応魚介も感じるのですが、あくまで動物系のサポートに徹している印象。
魚介強めがお好みの場合は、味変小皿の魚粉を使え、ということなのでしょう。個人的にはかなり好みのチューニングです。
また、時にフワッと揚げネギのアクセントが鼻に抜けるのもいい感じですねぇ。以前食べた際は揚げネギ多すぎで、後半完全に支配されちゃってましたしw

醤油ダレは、キリッとしたキレのある醤油の風味が特徴的。独特の甘みも感じられるのは背脂効果が強いかな?
塩気は強めで、ライスを食べたくなるような雰囲気です。まぁガテン系の方も多く来るお店ですし、これだけ暑い日は塩分強めに作ってもらえるとうれしいですね。
全体的に、お店の最もベーシックなメニューの割には、かなり濃厚動物系で仕上げてきたなぁ、という感じのスープ。
しかしスープを構成する各要素のバランス感は以前に比べかなり向上しており、一体感ある旨いモノになっています。

では、麺を引き出してみましょう。
あら、中太の手もみ風平打ち縮れになってる?これは先日「KONBUTO」で使われていたものと同一でしょうか?
平打ちながらスクエアな断面でなく、切り口に向かって麺厚が薄くなっていく独特のピロピロ縮れ麺。喜多方や白河を彷彿とさせます。
茹で具合はちょい固めでジャスト。加水は高めで、プリプリ、シコシコという歯ごたえが気持ちいいですね~。
麺味もしっかり感じられ、これはなかなかいい麺だと思います。スープとの絡みも抜群だし、バランスも悪くない(強いていてば、スープが勝ち過ぎのきらいはあるかな?)。

チャーシューはおなじみの巻きチャースライス1枚と角煮チャー2個。
ちょっと固めに炙られた巻きチャー、ホロッととろける角煮チャー、どちらも丸直の丼にはなくてはならないものですね。
野菜は、茹でられたホウレンソウとモヤシ、キャベツ。そして生水菜。
確か初期バージョンにはキャベツは入っていなかったはずなので、これも地味なバージョンアップですね~。
茹で具合は柔らかめで、キャベツの甘みがスープとよく合います。水菜のシャキシャキ具合もいいアクセント。
メンマはサイコロメンマと穂先が2本。穂先メンマも最近登場したトッピングですが、シャクシャクの食感と甘みある風味がいいですね。
味玉はネットリ黄身でしっかり味付けされたものが半分。デフォで味玉入りってのはうれしいです。
海苔はそれほどイイ物感はありませんが、スープに浸して麺を包んで食べればいい感じ。

中盤より、味変アイテムの節粉、煮干粉を投入。
普通はこれら2種がブレンドされ「魚粉」として提供されることが多いと思うのですが、自分のブレンド比で楽しめるのが楽しいですね。
最終的には、節粉半分、煮干粉3/4程度を投入したところ、グッと味に陰影が付いて、いわゆる「豚骨魚介」な風味になりました。
また、山椒が利いた辛子粉をかけると、山椒、柚子等のピリッとした香りが全体を包み込み、独特な雰囲気に。
これは人を選ぶ調味料かもしれませんが、山椒好きとしてはけっこういい感じですよ。

麺量は160g程度かな?限定や直次郎の物量感に比べればかわいらしいモンですね。
しかし600円でこれだけの具材が入ってるラーメンには、先にも後にもなかなか出会えないと思います。

万感の思いを込め、丸直旧店舗最後の一杯をサクッと完食。本当にごちそうさまでした。
・・・そうか、今日のスープがしょっぱかったのは、この目から出てくる水のせいか。。w

トータルで見て、下町の定食屋の大将のホスピタリティが作り出した、並のラーメン屋では太刀打ちできない恐るべきクオリティのラーメン。

2年前に初めて食べた時の正直な感想は「定食屋的足し算の美学は評価するが、荒削りな上にセンスが足りない(70点)」というモノでしたがw今や全ての面において改善が図られていました。
ホント、大将の探究心、向上心の賜物としか言えないですね。脱帽です。
これまで数々の旨いラーメンを食べさせてもらえたことに心より感謝すると共に、リニューアルした「ラーメン丸直」のオープンを心待ちにしたいと思います。
今まで、本当にありがとうございました!

2011年7月14日投稿 | 得票数 [6票] | コメント (19) | このお店へのレビュー: 32件