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| レビュー件数 | 14件 |
|---|---|
| レビュー店舗数 | 14店 |
| スキ件数 | 0件 |
| 平均点 | 95.000点 |
| 得票数 | 9票 |
| 最終レビュー日 | 2007年2月9日 |
名の知れたお店恒例の、1回転目待ち小行列に並びました。
ジモティらしき老夫婦のお姿もチラホラ。
平日の午前ですが、生ビールを聞こし召しているお父さんも。
団塊世代リタイア時代、今後ますますこういう光景がラーメン店
で見受けられるようになるのかも。いい感じです。
*
さて、ラーメンのほうは・・・。ひさびさに、オッ!と思わせるつけ麺でした。
この非常に濃厚ですがどこか優しい和のテーストが、幅広い層に支持されている理由でしょうか。
麺は適度なコシとモチモチ感が歯触りを楽しませ、
滑らかすぎず、かさつき過ぎずの麺肌で舌触りと喉ごしが楽しめます。
魚粉載せのつけ汁は甘味強ですが、他とのバランスで嫌味なしです。
最後に卓上にある壺の唐辛子粉で辛みを調味してみましたが、
辛苦手の私でもかなりの量まで大丈夫。
これなら、次は辛辛魚の辛さ控えめ(2分の1かな〜)でいけそうです。
太麺にもそそられます。
*
けっして万人が行きやすい場所ではありませんが、
「地元にもフリークにも愛される店」は、これからのラーメン店のキー・コンセプトのひとつになりうるような気がします。
求道的、といえるほど初志貫徹の名店「伊藤(王子神谷)」のご子息のお店。カウンター前のブラインド越しに供されるラーメンの佇まいは、一目でその出自、氏素性が分かるもの。ただ、ごくごく控えめに載せられている魚粉が「遊」のオリジナリティを感じさせます。
そのオリジナリティは、食べ進むうちにさら鮮明になってきます。
伊藤に比べやや柔らかめの茹で加減は、伊藤特有の麺の食感は残しながら、麺の旨味を融合させようという意思を感じさせます。
煮干しベースに動物系を潜ませたスープは、伊藤が麺を食わせるためのスープとするなら、こちらは飲ませるスープに仕上がっています。量も伊藤に比べれば、やや多めです。
伊藤のラーメンを若い感性で自由に解釈して、できあがった一杯。
伊藤にして非・伊藤。
自由な「遊の精神」が広げる今後も楽しみなお店です。
麺とスープのハーモニーが、とても素晴らしいらーめんです。
中太のつるつるストレート麺はかなり柔らかめの茹でですが、
このほうが麺の旨味が味わえるのだと思います。
柔らかくても、しなやかで優しい弾力は最後までくずれません。
スープは動物も魚介も尖っていない渾然一体となったもの。
ほどよいとろみと甘みがあります。
そして、耳を澄ませば、なにかの香辛料のような囁きがかすかに聞こえてきます。
丁寧に、優しく、でも力強さを失わない、見事な一杯。
量も200gとかなりなもの。グルメにもグルマンにもおすすめです。
つけ麺もかなりのものですが、まずはらーめんをお試しあれ。
今年No.1の一杯になるかもしれませんよ。
端正な中庸=程の良さを追求した、とても良いらーめんを供するお店です。
先日、久しぶりに訪れて、またまた驚かされました。
この手のスープの宿命(?)ともいえる後半に出てくるエグミ(魚介由来か)がない、とても素晴らしいスープに進化していました。
変化はスープだけでないように感じました。以前のツルツルからスープとよく絡む麺肌になったような。これは、麺そのものを変えたのではなく、おそらく湯切りのやり方を変えたのではないでしょうか。
穏やかさのなかに力強さを秘めたこの店のらーめんは、“深化”しつづけているようです。
「塩」も始動(試動)しています。こちらの深化にも大いに期待します。


















それが、ある日突然、大々好きになってしまいました。
歳をとってきて、後何回美味いモノが食えるのだろう、とふと考えたとき、1食1食がとても大切に思えてきたからかも。
お金にいとめをつけなければ、いまの日本、美食はごろごろしています。
だから。たかがラーメン、されどラーメン。
作り手と食い手がすごく近くて。
真剣に、でも気軽に、一杯の丼の向こうとこちら側