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逆襲の禅魔師

東京都(1970年生まれ)
夜彩 忍尼苦 亜武羅 KARA萌

4つのCALLがひとつになれば、
ひとつの禅魔師は百万パワー! 

行列上等 MEGA盛御免

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「肉増しつけ麺大盛+味玉」@麺恋処 一幕の写真皆さま、ご無沙汰でございます。

前触れもなくひっそりこっそり
「逆襲の禅魔師 season2」のスタートです・・・。


お陰様でこの一年余りも息災にはしておりまして、
以前と変わらず、日々ズルズル啜ってはいたんですが、
チョイと環境が変わった関係もあって、
しばらく隠遁させていただいておりました。


最後のレビューはいつだっけ・・・って見て、ちょっとビックリ。
単なる偶然といえばそれまでですが、
「禅魔師 season1」最終回は2010年の3月11日。

・・・そう、すべてが変わってしまった
あの日のちょうど1年前だったのですね。

RDBユーザーの方も、さまざまな影響を被られたことと。
遅ればせながらお見舞いを申し上げますとともに、
変わらぬジェントル麺達に乾杯です。

今後とも「ユルすぎるレビュワー」で恐縮ですが、
よろしくお願いいたします。

では、復帰のご挨拶もそこそこに
久々のグダグダ感でいってみましょうかと^^


この1年、自分にしては結構いろいろなお店で麺食させていただいた印象あり。
都内はもちろん、旅行先でも道々啜ったり・・・と新たな麺具り合いも多い時間だったなと。

なのに、久々衝撃の!というか・・・こりゃレビュー上げなアカン!と思った一杯に
お目にかかったのがつい最近で、しかもそれが地元に程近いお店というのは、
なんとも皮肉というか、やっぱゼンマシさん持ってる~というか・・・^^

こちら「一幕」さんの住所は杉並区。
我らがSRS(フリーダムさん、お元気ですか?)の所轄外とはいいながら、
感覚的には甲州街道(R20)の内側までは世田谷じゃん!と言いたくなるよなロケーション。

事実、同じR20沿いで、八幡山の誠屋さんとコチラは杉並区なのに、
間にある上北沢の三笠家さんは世田谷区というような感じの、まさにリアス式区境エリアなのである。
ま、この辺の謎はそのうち「ブラタモリ」で解明してくれるだろうから、お楽しみに♪と勝手に番宣^^

新宿から向かって、ちょうどR20本線と④号線高井戸IC方面との分岐手前がロケーション。
デカデカな看板がわかりやすいので、気になってた方も多いかも。
ワタシも最初は流すクルマの中から「麺恋」の文字を偶然見つけて、存在を知るに至った次第。

初めてお邪魔した際には、RJDの本谷サンも絶賛してたらしい^^鮫節そばを頂戴した。
そっちもそっちで、なかなかどうしてのクセモノで(果たしてシャーク効果なのかは・・・^^;?)、
今後、コチラとはサメ節を軸にその他のメンバーをチョコチョコつまんでいくような
お付き合いになるかと思いきや、どうやらつけ麺が相当の暴れん坊らしいという
新情報を入手したため、ガチバトルを期して今回の再訪となった。

アクセスはR20沿いであるからして、クルマが楽なのは間違いないけど、Pのマークからはチョイと距離が。
ちなみに店内には駐禁取締りの監視目的と思われる立派な液晶モニターが2台置いてあるので、
コンプライアンス的に推奨すべきではないことは承知しているが、路駐の容易な環境にあることは確か。

電車なら桜上水駅の改札左側の出口を降りて、左手奥に見える住宅展示場の中央突破が最適かと。
モデルルーム群を横目に儚い人生設計に思いを馳せながら、テクテク歩くこと200m弱ぐらい?
アーチのかかる展示場出口から真っ直ぐ走る路地を見れば、先にR20を流れるクルマたちの姿が。
ぞしてそこをまたテケテケ進み、和食ファミレス「さと」の脇から通りに出て左手を仰げば、
「人生に、おいしい一幕を。」のメッセージが目に入るはず。

お店のつくりは一見、松屋とか吉牛系の小規模ロードサイド店みたいな雰囲気。
外観含め、「お金掛かってます」感は感じられるものの、
俗に「資本のかほり」と揶揄されがちなソレとは若干違うかなと。
ちなみに「一幕」でググってやると、桜上水よりも先に北海道にあるお店にヒットする。
サイドメニューに「ザンギ」の名前があるあたりからしても、お店のルーツは北の大地にあるのかなと。

入口から少し段差の上がったフロアには、大きめのコの字カウンターがデーンと。
両ウイングに3席ずつ、手前長辺側に6席ということでフルキャパ12名となる様子で、
坪数の割には席数が少ないので、ゆったり感は存分に。
すべての椅子の下に荷物カゴが用意されているのは、何気ないがうれしい配慮。
・・・とかいいながら、今のところいつも手ぶらでそのカゴには何も入れたことないんだけど・・・^^

まずは券売機と差し向かう・・・ってか、ボタン多っ!!
今のところは店内空き倒しているので、余裕持ってのチョイスが可能だけど、
商売繁盛かかったら、後続にアオられて泡食っちゃうかもね。


すみませーん!久しぶりなんでそろそろ、禅魔師さん本篇お願いしまーす!
・・・と、恒例のセルフツッコミで麺登場^^


「お待たせしました~」で降臨したソイツを見た瞬間、久々にうぅっ!と言葉を失いつつニヤリ・・・^^
だって黄色いカンバンのお店でも、そうはお目にかかれない激太な物体がお皿でウネウネしてるんだもんっ!
とりあえず写真upしたけど、これで太さを測るならトッピングのタマゴの大きさと比べて見れば分かりやすいかも。

麺箱には丸富の屋号が見えたが、近頃は製麺屋さんもなかなかファンキーな代物打ってくれちゃうのね・・・と。
ま、クライアント要望を受けてのハイパーチューンだろうけど、ハスミちゃんも真っ青のインパクトにはHold Up!

麺のあばれはっちゃくぶりに目を奪われている傍らから、「こちら、つけ汁になりまーす」とお椀が登場。
・・・ぷっ^^・・・これはこれでまた違うインパクトで笑える。
言ってみれば、「え、この麺にコレっすか?」みたいな肩透かし感というか、
ゴリマッチョの彼女がゴスロリ系だった時の驚き(そんな場面に出くわしたことはないけど・・・^^)というか。

ビジュアル的には重湯のようにも見える液面に、ほんのり桜色な薄切り肉がこんもり、ワサァっと。
そしてその頂きを、ささがき状の青ネギが「目に青葉・・・」とでも詠みたくなるようなビビッドさで飾っている。
色味だけで判断すればさっぱり塩味?・・・少なくとも凡百の濃厚豚骨魚介と一線を画すことは一目瞭然。
マッチョな彼氏は置いといても、彼女自体があまり他に類を見ないタイプのルックスの持ち主なのである。

さて、ファーストタッチ。
掴んだ箸先に麺の重量感を感じつつ、つけ汁をまとわせ、ずぞぞぞぞぞっっと口中に迎え入れる。

麺の食感は期待以上・・・まさに傍若無人なゴワゴワフィール。
初オーダーだし、暴れん坊の評判も頭に入っていたため、硬度はデフォルトでオーダーしたのだが、
10分以上の麺茹で工程を見るにつけ、固めにすべきだったかと思いきや、判断に間違いはなかったな・・・と。
粉がどうこうなどと語るつもりは元よりさらさらないが、個人的には食べてて、テンションガチ上がりの麺である。

そして一方のつけ汁。
こちらも美しきビジュアルにそぐわぬ、なかなかヤンチャな仕上がり・・・言うなればエレガントジャンキー?^^

見た目通りに味の方向はソルティなのだが、かなりボリュームレベル高めというか、結構しょっぱっ!の印象。
たた彼氏たる麺があんなカンジなだけに、これぐらいのパンチを効かさないと太刀打ちできないことは確かだろう。

後から聞いたところ、ベースは鶏+魚介だそうで、途中の工程で魔法の粉をビシッと
キメてくれていたこともあってか、旨み成分同士の押しくらまんじゅうみたいなスープになっている。
イメージ的には、博多水炊きの残り出汁に追い炊きかけて豚しゃぶやっちった♪みたいなカンジとでも言おうか^^

中盤で、ん?・・・何だコレ?となったのが、つけ汁内部から謎のしば漬け出現のシーン。
彩りとサッパリ口直し的な役割と思われるが、味覚効果としてはイマイチ刺さってくるトコがなかったかな。
ただしオリジナリティ・意外性といった部分では、素直にへぇーっと感心したアイテム。
さすがの山口美江でも、つけ汁の中からしば漬けが出てきたらビックリするに違いない・・・(古っ^^)

ラスト、スープ割りをと・・お願いしたら、「鶏だし・豚骨・魚介の3つありますが、どれになさいます?」の問い。
これにはSWマニアの禅魔師、再度目をギラリと輝かせ、ここで「スープベースは何です?」と確認した次第。
鶏プラス魚介ということだったので、まずは無難にケモノをブーストしよっか・・・ということで、鶏をチョイス。
(※ちなみにSWとはもちろんスープ割のことね・・・^^)

スープを加え、丁寧に火入れが施されたスープ割がご到着。
個人的にはこの時点でもう合格・・・ひと手間かけることを厭わないスープ割が美味くないワケはないでしょと。
一つ言えば、割っても味は結構濃い目なので、美味しいんだけど食後はのどが渇くかも。
言えば薄めてもらえそうな雰囲気ではあるので、薄味派の方はお願いしてみてもよいかと。

あと、一幕さんでは食後のシメツールとして、「おこげ」と「おじや」がラインナップされている。
ラーメンでもつけ麺でもスープが残っていれば、ともに投入可能だそうで。
お客のセルフ含め、おじやは時々見られるアイデアだけど、さすがにおこげは初めて・・・しかも美味しそう♪
しば漬け然り、3種のスープ割り然りだが、おっ!?という工夫が仕込まれてるのがこちらのニクいところ。

しかし、本当に楽しいお店がご近所さんになってくれたものだ。

ケモノ×魚介のWスープというスタイルが鉄板化し、ベジポタなどの変化球投手も出てきているつけ麺シーンに
全く違う方向性を持って、アクの強いパーツと組みあわせの妙で個性を打ち出す姿は痛快でさえあるが、
反面、素材はいたって普通ともいえ、いわばアイデアと工夫だけでこのインパクトを撃ち込んできたとも言える。

ただ安易に市場のマジョリティに与せず、独自の世界を打ち出そうとする姿勢は経営資本の如何問わず、
まずは賞賛したいところであり、こうしてオンリーワンを目指す志の高いお店がもっと現れてくれることを切に願う。


幸運なことに一幕ワールドと、ワタシの嗜好はどうやらシンクロナイズできる関係性にあるようだ。
当面はメニュー制覇に向けて、粛々と桜上水へ通い詰める日々が続きそうである。

2011年7月3日投稿(2011年7月3日更新) | 得票数 [3票] | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

「排骨拉麺」@コーヒーハウス オリガミの写真ワタシの中に突如訪れたブーム。

自分の場合、こういうものは一過性に終わらず、
長々と続くことになる場合が多いので注意が必要^^


まずは嬉々として、ネットサーフィン。
ターゲットはもちろん豚の唐揚を冠した汁そば。
そう、その名はパーコーメン。漢字を使えば排骨麺。

探せばいろいろあるものね~♪と
なんとなく主婦チックなセリフを口にしながら、
クリクリやってたら・・・あっちゃぁ..もしかして出会っちゃった?


何コレ、カナリ究極ニチカクネ?

ってRDBに戻って、検索かけたら・・・えぇーっ!まさかの未登録。
なおさら、ヤバイヨヤバイヨ、まじヤバイヨ・・・って一体何が・・・?^^


ということで、RDB初見参となるコチラ「コーヒーハウスオリガミ」は
もともと2006年に閉館したキャピトル東急ホテルの中にあったカフェレストラン。

今年秋にリニューアルOpenとなる新館にも、恐らく再び入るであろう由緒正しき名店だが、
ホテルの営業がブランクとなっている現在も、赤坂東急プラザのB1Fでこのレストランは営業されている。


なぜホテルのカフェに排骨拉麺・・・という疑問は誰しもが思うところだが、そのルーツは古く、
1970年代にキャピトル東急の総支配人だったリチャード・E・ハンデルさんっちゅーお方が放った
「日本のホテルは日本人の好きなメニューを出さにゃ!」という発案を受けて、
「んじゃ・・・日本人の好きなメニューって?」となった際に、当時のスタッフが口を揃えて「そりゃ、ラーメン」と^^

たださすがにそのままラーメンを出すわけにもいかんだろうということで、海外からのゲストもおもてなしできる
ホテルメニューを目指して試行錯誤が重ねられ、ようやく完成したのが、この「排骨拉麺」とのこと。

キャピトル東急といえば場所柄もあって、永田町関連や国内外のセレブにファンが多いことでも有名なのだが、
なんと、かのマイケル・ジャクソンの来日時のお楽しみが、ルームサービスで食べるオリガミの排骨拉麺だったそうな。
いやはや、まさしくマイコーが愛したパイコーは、オリアンティならぬオリガミだったわけで・・・うーん、THIS IS IT!

ハイ、すみません・・・ウマいこと書いたつもりです・・・^^;

いやーしかし、調べれば調べるほど・・・いろんなエピソードがあるわあるわで...もう大変。
なんか幻の・・・だとか、伝説の・・・みたいな冠号をつけたくなっちゃうような雰囲気なのだが、その割に今も
赤坂東急プラザに行けば、グランドメニューで食べられちゃうようなので、こりゃ、もうイクしかないでしょと。

...しかし1杯2,541円也のお値段には、いかにブルジョワジーの禅魔師さんとはいえ、一瞬怯む。
SMALLもあるんだ・・・と日和りかけるが、いやいや、やっぱりフルサイズでしょ!と気を取り直し、銀座線乗車。

赤坂見附駅を外堀通り口から抜けて、通りを挟んだ目の前の建物が赤坂東急プラザ。
レストラン街への入口は向かって右側。
こうこうと輝く店舗案内板に「オリガミ」の名前と排骨拉麺のお写真が・・・やっぱり看板メニューなのね^^

階段でB1Fへ下りるとすぐ目の前に入口が。
ホテルのラウンジというか、高級中華といおうか・・・なんとも落ち着いた店構え。
店名にちなんで、折り鶴のオブジェもぶらさがっている・・・ガイジンさんが記念撮影しそうな感じ。

様子をうかがうように店内へ入っていくと、ホテルスタッフ風な方々が心地よいトーンで「いらっしゃいませ」。
若干舞い上がり気味なのはひた隠し、さも落ち着き払った風に中央奥手のテーブルに着席。

ゆったりとしたフロアには、自分の他にあと2組。
そのうち1組は隣接した鉄板焼「源氏」のお客様らしい。
オリガミでは会社帰りOL風な2人組がフツーにお茶してる・・・そりゃそーだ、コーヒーハウスだもん。

こうなれば、せっかくのよい雰囲気を堪能しちゃいやしょう・・・と開き直り、
店員さんを呼んで、まずは生ビールとオリガミ特製春巻(3本入り)をオーダー。
あわせて、春巻食べ終わったくらいに排骨拉麺をよろしくね!と。

うーん・・・いっつもこんなムードじゃ、気疲れしちゃうだろーけど、
たまにはこんな落ち着いたラウンジのような場所で、麺をすするのも悪くないかも~とくつろいでいたら、
程なく、ビールと春巻ちゃんがお邪魔しまーすとばかりにサーブされた。

春巻は3本を気を遣って半分ずつにカットしてくれたようで、つごう6ピース構成に。
小さいガラスの小鉢に入れられて、マスタードがお供。
そのマスタードも街の中華屋で見る、いわゆるカラシ色のブツではなく、カプチーノのような色をしてる。
箸の先でチョロッとやったヤツをペロッとやってやると、うわ、なんか風味高けー!といちいち感心。

ビールをクピクピやりながら、つまむ春巻が美味しくないワケがないのであるが、
正直、取り立てて絶賛するほどの逸品ではなかったかなと。
ま、一皿900円というコストが評価上のハンデになってしまうことは否めないところですが・・・^^;
ただ優雅で贅沢な気分にひたれることは請け合いなので、そういう意味ではオススメかも。

ワタシの箸の進み具合を見ながら、担当の方が厨房へアイコンタクトで調理開始の指示。
食べるペースをわざと乱してやったらあわてるかな・・・とイタズラ心もよぎったが、四十路近くにもなって、
そんなことやってる場合か!と自戒の声がすぐさま脳裏に響き、ペースを守りつつ最後の春巻を口に運ぶ。

皿を下げつつ、ビールのおかわりはいかがと来たが、今日のメインはあくまで排骨だもんで!とばかりに手で制す。
入れ替わりで、別の店員さんが「排骨拉麺の薬味になります・・」と、また落ち着いた声でのご案内&サーブ。

冒頭の写真にも写っているが、右手奥にある2つの椀には青ネギと白ネギがたっぷりと。
左のカップには、ラー油と七味が別々に・・・と、なんかもうこれだけですっかり禅魔師テンションUpである^^

さーそして、なにか大陸系の歴史ドラマで皇帝あたりの登場シーンに使われる
ジョワァァーン♪みたいなBGMが流れてきそうな勢いで排骨拉麺が眼前に現れた。

丼と言うよりはボウルといった方がしっくりきそうな広口の器の中を覗けば、
そこにはまさに琥珀色としか表現できないスープと、そこにゆったりと佇むくすんだ乳白色の麺、
そして香味色とでも名付けたくなるような艶々しいパーコーとまさに御三家揃い踏みの様相で。

まずは、琥珀の液体を啜ってみる。
ブイヨンベースと紹介には書かれているが、まー言ってみれば、丁寧に濾し取られた清湯スープ。
レシピうんぬんはいつも通り、詳細を述べるスキルがないので、印象だけしか切り取れないけれど、
まーじっくりコトコトやったのか、素材がいいのか知らないが、とにかく上質のスープであることは明白。

八角?シナモン?五香粉?といったあたりの中華エッセンスが軽めのアクセントで使われてる?ような
気もしたけれども、その辺当たってるかどうかは、まるで自信なしなので念のため^^
今まで飲んだスープで表現するなら、これも定かではないが、麻布の「かおたん」に一番近いかもな・・・と。

麺は箸使いの苦手な外国人の方でも伸びにくいようにと、配慮されて作られたものだそうだが、
箸使いの苦手な日本人代表、禅魔師の私見としてはその辺の効果はイマイチわかりにくいような気が・・・。
ボディの割に少しモタっとした感があって、あまり抵抗なくスルスルと入っていくタイプといえそう。

そしてパーコー♪♪♪・・・美味しいわ~やっぱり。
衣の味付けは比較的プレーンなタイプだが、ちょうど一口サイズにカットされた手頃な厚みの
ブタさんが誇るジューシーな柔肉が・・・と書いてるだけで鉄板でしょ、これは。

途中、白ネギ、青ネギをシングル・ツインで加えてみたり、ラー油をちょぴっと垂らしてみたりと
いろいろなアレンジを試してみたが、それぞれに表情を変えつつも、凛とした気品を失わぬところもさすが。

パッと見、結構デカっ!とたじろいだのだが、粛々と味わいつつ、
啜り込んでいくうちにあらら・・・もう終わり?みたいな感覚で完食。

現在は「いちごフェア」開催中らしく、あわよくばスイーツまで手を伸ばしてやろうかとも思っていたが、
そこは思いとどまり、ナプキンで口元を軽く拭き、おもむろに手を合わせて「ごちそうさま」と呟き、席を立つ。

しめてお勘定、¥4千6百ナンボ・・・まーなかなか結構なオテマエである^^

ちなみにサービス料も発生しているので、こういったお店で万一、変な接客されちゃったりした時こそ、
現場はともかくレビュー上で接客がなってないだの、言葉遣いがどーだだのとギャーギャー吠えてみましょう^^

・・・ま、コチラに限ってそんな粗相はないでしょうが。


しかし、ホテルシェフが作った排骨拉麺・・・長年のファンが多いこともやはりうなずけるなと。

基本的に淡麗系に属する味なので、個人的にド真ん中ではないのは、くじら軒と同様なのだが、
ロケーションやお値段の部分で、バイアスがかかった状態になっていたことを差し引いても、
たまには贅沢して、また寄ってみたいな~と思わせてくれる至高の一杯だったように思う。


マイケルも愛した一杯を堪能し、思わず浮かれてムーンウオークで赤坂を後にした禅魔師だった・・・嘘つけ^^

2010年3月11日投稿(2010年3月11日更新) | 得票数 [3票] | コメント (3) | このお店へのレビュー: 1件

この日は営業車で直帰になり、都心方面から世田谷に向けてのドライブ。

自分の帰宅ドライブルートを大別すると、新宿方面経由R20(首都高④)ルートと
渋谷方面経由R246(首都高③)ルートの2つになるのだが、ちょうど新宿近辺が
混雑とのことで、青山通りから表参道を横目に渋谷近辺に流れるルートを選択した。

この流れでラー食を考えると、特にJ系を欲する際には、かなり魅惑的な4択に頭を悩ますことになる。

R246から山手通りを右折し、東北沢方面に流れれば左手に、最近SRSメンバーを幻惑し倒しの千里眼。
サンチャまでR246で引っ張った後に世田谷通りに入り、さらに松陰神社駅の方へ右に突っ込めば辰屋さん。
そこで脇に突っ込むのをガマンして、世田谷通りをひたすら行くと、10分足らずで左手に見えるは我らが陸ちゃん。
ガンバって浮気をせずに環七手前までR246を行けば、左手にぼんやりと黄色く浮かぶ蓮彌さんこま。
あ・・・そういえば岩男クンもR246からすぐだったか...こりゃ失礼。

・・・ということで、こういうパターンでJ-feelな時にはいつも青山から渋谷にかけては、
頭の中がどこにしよっか?で一杯になってしまうのである^^

この日も同じように悩んでいたのだが、渋谷を越えたあたりで、
・・・あれ?実は今日、Not J-feel?という、ここに来て自分でもまさかの
根本的スタンスの変更発生^^で、さぁ~どーしたもんかね...と。

もう少し早いタイミングなら、「づゅる青山」だとか「櫻坂」だとか、いろいろリカバリーのしようもあるのだが、
すでに通り越してんじゃん・・・ということで、なら、環七周りの「ふくもり」あたり・・・とも思ったのだが、
それこそ神が降りたようにコチラのお店の存在を突如思い出し、んじゃま、せっかくだしね・・・という流れに。


「くじら軒」といえば、ラ族ならその名を知らぬ者はいないであろうほどの名店。

「武蔵」や「青葉」と並ぶ、96年開店の「3羽ガラス」などとも称され、港北ニュータウンの玄関ともいえる
「センター北」駅周辺が、神奈川県内随一のらーめん激戦区に成長した原動力の一つで、
いわゆる「神奈川淡麗系」と呼ばれるジャンルの始祖ともいえる存在であり...
・・・と、まさにレジェンドと称すべきエピソードの枚挙にいとまがないというホンマもんの名店。

1996年なんていえば、社会人になって2~3年の一番チョーシこいてる時期だな・・・^^;

当時からラーメン店巡りを趣味としていた禅魔師だが、基本的に行動範囲内のお店でヨチヨチ遊んでいたので、
都筑に「くじら軒」ありとの名声は聞こえていたものの、結局、本店には伺えぬまま13年余りの歳月が・・・嗚呼。

そんなワタシが「くじら軒」とお初に接触したのは、確か4~5年前ぐらい?・・・「品達」に出店していた頃に一度。

個人的に「品達」ではゆったり麺をすすったことがなく、その際もツレとの会話に重点を置いていたこともあってか、
さっぱりしたラーメンなのね・・・ということを確認しただけの印象しか残っていない。

それがボケッとRDB見ていたら、五本木なんていうド渋いロケーションに「くじら軒」が!と。
店名は「学芸大学店」だが、最寄駅としては祐天寺なんだか学大なんだか、ビミョーなトコロ。
ふーん、今度機会あれば行ってみよっかねぇ...

・・・と、秋頃にぼんやり脳裏を掠めた思いが、年を越しての如月に渋谷近辺で降臨してきたワケで。


五本木の交差点から程ない通り沿いに、ぽつねんとお店の灯が夜の帳に浮かぶ。
先客はゼロ。いわゆる貸切である。
男女2名の店員さんが、温かく「いらっしゃいませ~」と迎えてくれた。
店内はカウンターのみの造りだが狭苦しい感じはなく、暖色灯の醸す柔らかな雰囲気も心地よい。

カウンターに座り、メニューを拝見・・・あらら、予備知識も記憶も何も飛んじゃったな。
しゃーないからまずは基本からかな...なんて思いきや、おおっと見っけちゃったよ!パー♪コー♪メーン♪
KMさんの排骨紀行を拝見して以来、出会った時には必ず・・・なんて思ってたら、意外と早く再見しちゃった!

そこで迷わずパーコーお願い!と頼むと、ラーメン・支那そば・塩の3種からベースも選んでちょうだい!とリターン。
ラーメンと支那そば、どっちがどっち?ってビミョ~!と思いつつも、とりあえず上に書いてあるラーメンをチョイス。

メニューのくだりによれば、ラーメンは薄口醤油ベースのスタンダード、支那そばが濃口醤油のさっぱり味だそうで。
確かに塩分は薄口醤油の方がキツかったりするのだが、雰囲気的に「濃口さっぱり」にはちょっとした違和感。

「揚げたてでパーコーを乗せるので、多少お時間頂戴しますけど、よろしいですか?」と女性の店員さん。

丁寧に聞いていただくのは、すこぶるカンジ良しなんだけど、たいていの方はオーダーを口に出した時点で
すっかりそのモードに突入しちゃってるハズだから、えぇー!なんて思いつつ、心ならずもOKしちゃう場合も
多いと思うので、できればその辺の情報はメニューに注意書きで入れておいてもらった方がベターかと。

ま、結果的に時間は全く気にならなかったんだけど・・・^^

さて、店内お一人様ですから、自ずとお店の全精力がワタシの一杯に注ぎ込まれるワケで・・・^^
パーコーが揚がって、目の前でズァックズァック♪と軽快極まりないサウンドを発しながらカットされ、丼へオン!

さーお待たせいたしました。
この辺でいよいよお待ちかね、本日のゲストをお呼びいたしましょう!
本日のゲストは・・・おなじみのこの方・・・鯨パーコさんです!!



(中略)^^

・・・ふうっ、美味しかった♪

ごちそうさんです!とお店を出る。
パーキングまでの道のりで今日の一品への感想含め、いろいろ複雑な思いが錯綜した。


①:やはり貴様に淡麗系は理解できないのか・・・禅魔師よ!

気づけばいつもラーメンに新たな刺激を・・さらなる刺激を求めているワタシの味覚とココロ。
夜のしじまに浮かび上がる湖の美しさよりも、投げ込まれた石の波紋に揺れる情景に惹かれてしまうというか・・・。

くまなく均等に敷き詰められた美味しさの価値をこの頃、見い出すことができていないような気がする。
すべての要素が、目立たぬように~♪はしゃがぬように~♪と渋く働く河島英五の世界観よりも、
ことラーメンに関しては、丼の中で何かがアゲ♂アゲ♂になっているDJ OZMAの世界観に共感してしまう。

もちろん美味しいことは間違いないんだけど、一抹の物足りなさを常に感じてしまうのだ。

今回はパーコさんに加わってもらったことで、自分的に足りない一歩はある程度補完された感じもするが、
淡麗好きの方からすると逆に、アゲアゲの参戦はとんだ蛇足となってしまうのかもしれない。

この辺は今に始まった話ではないのだが、今回の訪店で改めて痛感させられた禅魔師の嗜好本質だった。


②:やはり支店では本質は評価できないのか・・・?

残念ながら、今回五本木で出会った一杯からは
かつて大行列を形成していた名店の片鱗を窺い知ることはできなかった。
近所にあれば、雰囲気も悪くないので、たまに立ち寄りたくなりそうなお店ではあるのだけれど。

もちろん、個人的な嗜好とアンマッチになってしまった点も大きいのだが、そういう場合でも大抵は
ココがツボなんだろーな...という人気の理由は垣間見えるものなんだけどね・・・。

いわゆるフランチャイズチェーンではなく、本店の暖簾分けみたいな形で2~3軒程度の支店が
展開されているパターンは他にも散見されるが、そういった支店で、本店と同等以上の味に出会える確率は
ほぼ絶望的といっても過言ではないと思うのだが、いかがだろう?

あくまで個人の体感的・経験的なものだから、あんまりツッコみ喰らっても困るところだし、
明確な根拠もない中で、そう無責任なことはいえないのだが、そんなに的外れではないように思う。
反面、こんな感覚も何もぶっちぎりの、あの黄色い系列のパワーには敬服せざるを得ないのだが・・・^^

結局、何がいいたいかといえば、最終的に自分の中で「くじら軒」のラーメンを語り尽くすには、
やっぱり港北ニュータウンまで出張っていかなきゃいけないのかな...という思い。

本店も本店でレベル下がっただの何だの、いろいろ言われているらしいけれど、
いずれにしろ、やはり本家に行って確かめないことには、何もエラそーなことは言えないなぁと。
うーん・・・いつになるかはわからないけど、突撃しなくちゃだわ...ということで。


③:やはりパーコーってステキだわ♪

どうやら「くじら軒」では開業当初からパーコーメンをラインナップしていたご様子。
パーコー自体のデキは多少薄手なれど、ワタシの中のベンチマークである「万世」と比べても遜色なかった。

先に述べたようにベースとなるラーメンのポテンシャルを見極めるには、邪魔になる存在なのかもしれないが、
会いたくて仕方がなかったパーコーにかぶりつくことができて、思わずテンションが上がってしまった。

パーコーを日本語でいえば「豚肉の唐揚げ」となるのだろうが、唐揚げ界のスター「鶏肉」に比べると
なにか肩身の狭い思いをしているような気がするのは、ワタシだけだろうか・・・^^

この頃では鶏はおろか、イカゲソやタコにまでも見下されているこの窮状^^を
何とか打開できないものか・・・と冬の夜に心を巡らす禅魔師であった。

2010年2月27日投稿(2010年2月27日更新) | 得票数 [1票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

またしても、話題のお店に来てみた・・・。

見返すとこの頃、特に初訪は少なくともRDB上で
ネームバリューのある店にしか行っていないような気がする・・・^^;

面白みに欠けると言われればその通りだが、少なくとも大ケガはしない。
初回無死一塁から初球きっちり転がす二番打者みたいなものである。

それまでのTV・雑誌・ラー本・各種サイトには、いろいろな意味で裏切られることも多く、
結果、自分の目と耳そして嗅覚を信じて、新店求めて彷徨い歩いたりもしていたのだが、
この頃はめっきり・・・。

リスクをいかに低減させるかということが、命題になっているようなこのご時世、ラー食パターンの変化も
致し方なしと思う反面、まがりなりにも麺巡りをライフホビーと掲げるのであれば、トホホな一杯に出くわすことも
また一興!と甘受すべきとも思ったりはするのだけど、なかなかね・・・というお話で。

ま、そんなことは置いときましょうか、とりあえず^^


コチラ昼のみ営業ということなので、個人的にハードルは高いのであるが、
週末は土日どちらも営業してくれているということで、ラグビー観戦に出かけるのをちょこっと早めて、
神泉駅からテクテク歩いて現地を目指す・・・土地勘はあるので迷いはしなかったが、アップダウンも
多少あるので、神泉からならポクポクお散歩感覚でのアプローチをオススメする・・・約20分程度かな。

11:25くらいに店前到着したが、あら、もうのれんが出ている。
店先には人はいないが、もう中は満席だったりして・・・とビビりながら店内に入ると、
先客4名がポジショニング完了の状態...まーいい線かなと。


このお店はつけ麺とラーメンで迷う必要はないのだが、
その代わりに冷と温どうするよ?という選択に直面する。

つけ麺ビギナーの頃はつけ汁が冷えるのを嫌って、あつもりを食すことも多かったワタシも、
つけつけ喰っていくうちに、原理主義に傾倒し、「つけは麺締めてナンボでしょーがぁ!」と
一時は街宣車から拡声器で叫びそうな勢いだったのだが、「新橋おらが」でのアツコとの出会いなどもあって、
今でも原理主義は踏襲しつつも、その他のイデオロギーについても寛容な心を示せるようになった経緯がある。

http://ramendb.supleks.jp/enquete/7

↑の選択肢でいえば今は「特定の店・メニューに限ってはあつもり派に変身」というヤツです^^

特にこのwaritoさん、千駄木の名店TETSUの流れを汲むお店とのこと。
TETSUといえば、あつもりが特徴的でここだけはアツでいきます!というコメントを上のアンケートで、
今は退会されてしまった有名レビュアーDさんよりいただいていたので、実は興味津々だったのだが、
先達のレビューを拝見する限り、どうやらやはりコチラもその流れらしく・・・。

なーんてクダリをさんざん引っ張ったからには、やはりここはあつもりでいったろかい!とあっさり決定。
いわば「特製」的な和利道のあつ中に辛味を別につけてオーダー。

カウンターにチョコンと座り、店内を見回す。
店舗坪数に余裕があるせいか、非常にユッタリしたつくり。
黒を基調にまとめられたインテリアも気持ちがいい。

一見、資本の香りがしなくもないのだが、
そこでかいがいしく働く店員さん達は、アンマッチなほどにファミリアな体制。
ムードつくりのためにキャラ設定して、別々に雇用していたりしたら、驚きモモノキなのだが、
まーオペレーションのスムーズさなどからしても、ご家族でのスタッフ構成に間違いないのだろう。

と・・・やってるうちに来ました、来ました。
今日の合メン相手が。


・・・まいったな。

一番レビュー書きにくいパターンかも。
実は今までもこういうカンジで食べはしたものの、レビュー上げずというお店もいくつかあったのだが。
今、話題のお店だし、いつもそんなワガママ言っててもということで、今回はがんばってみるか。

まず、スープに浸ったあつもりちゃんには素直におおっ!と心の中で快哉を叫んだ。
単なる釜揚げでなく、薄味ながらもしっかり旨味を利かせたおつゆの中にウネウネするコたちをすするのは
やはりTETSUからの系譜を継ぐ、こちらのあつならではの醍醐味と感じた。

また、当然あつもりなので、麺のポテンシャルを全面的にとらえることは難しいのだが、
村上朝日の麺には、ビシッと締められたお姿に再見したいなぁ・・・という思いが浮かんだ。
チョコっと調べてみたらTETSUのご主人が製麺を勉強された新座にある麺屋さんだそうで・・・なるほどねーと。


あとは・・・味音痴といってしまえばそれまでなんだけど、
バランスいいよなーぐらいの印象しか残らなかったんだよな・・・実は。

もちろん自分の中でのつけ麺評価基準の中で、「バランスの妙」というのはかなり重きをしめる部分だし、
食後の満足感も高かったし、アラ探ししたところでさして吊し上げる部分もなく、総じてハイレベルのクオリティ。

もちろん好き嫌いはあるものの、いわゆるイマドキスタンダードなつけ麺としては、万人にオススメできる
間違いのない一品なんだけど...思い返すとココロに引っかかってくる部分に欠けるというか・・・。

せめてTETSUの記憶があれば、比較しながらの記述ができるのだろうが、
だいぶ前に品達店の冷や盛りをあわてふためいてすすり上げたのが唯一の記憶なので・・・^^;

だからホントはこういうお店の場合は一言、「ウマかった♪」で終わりにしたいくらい^^


じゃ、そーすりゃいいじゃん!という万雷のツッコミはさておき^^
この頃こういうお店に当たることが多くて、レビューをひねるのに苦労するケースが個人的にはよくある。
ま、単純に味だけで語れないのが、麺の麺たる由縁か自分のメンタル面の弱さか・・・^^

とりあえずこの頃の人気は伊達じゃないのね!ということは実感できたので、
もう少し自分なりの分析なり感想なりをのたまえるように、折を見ながら定点観測していこうかと。


普段にもまして、拙いにも程があるレビューに最後までおつきあいいただき、ありがとうございました・・・。

2010年2月17日投稿(2010年2月17日更新) | 得票数 [5票] | コメント (12) | このお店へのレビュー: 1件
92

アツコとの熱いランデブーを終えて、1~2分のインターバル。
後に並ぶ人たちからは、食い終わっても一向に動こうとしない空気読まない客に映ってるようで、
心なしかというか明らかに背中へ非難の視線が突き刺さる。

まーまー待ちなさいって。
ほら、出てきた!ということで、非難の視線をサクッと制圧した後に、らーめんへ対峙する。

思えば久しぶりのご対麺である・・・半年以上のご無沙汰になるだろうか。

パッと見の印象は、以前とさして大差ないと認識。
キャラメル色の液体を湛えた丼の中に、
海苔・チャーシュー・味玉・メンマ・玉ネギなどがたたずむ景色に癒される。

ここで黄色い肌の麺を引きずり出す。
あれ、少し以前に比べて若干細身になったかな・・・?
Open時からたぶんつけ麺とらーめんでは麺を変えていたのだろうが、
それぞれに印象として残るほどのキャラ付けがされていなかったような気がする。

連食して顕著に感じた部分も多少あるだろうが、今や明らかなる別物。
眠たげに丼に横たわるつけ麺に対し、茶濁の海を切り裂くように躍るらーめん。

フムフムと観察しながら、えい、ずるるる・・・と。
気持ちボソソっとした食感が口中をくまなく刺激し、心地よい。
細身なれど、好きなタイプの麺である。

こちらのらーめんのスープには一時期、「家系」っぽいという感想がよく見られたように、
いわゆる豚骨魚介と言われるカテゴリーにおいては、かなりのブタ方面濃厚行きのチューニングなのだが、
クチにしてみるとつけ汁同様、さらに粘度が上がった?ような感覚で、こうなるともはや麺の持ち上げが・・・なんて
したり顔でのたまっている間にも、麺は旨味をまとって口中へなだれ込んでいく。

やっぱ、うまいなぁと思いつつ、麺をすすり続けたが、若干後半クドさを感じた。
これは禅魔師が連食かけて、勝手にキャパぎりぎりのトコロで遊んでいたのが要因だとは思うが、
ただ、やはり粘度を上げた関係もあってか、甘みで丸めたつけ汁の方がバランス的によいような気がした。

つけ麺、らーめんともにお約束のショリショリ玉ネギは、濃厚スープをビシッとしめる清涼剤。
チャーシュー・メンマは決してキライじゃないんだけど、周りの面々のレベルからすると、もっとイケるかなと期待。

最後にここの味玉の旨さは、都内でも指折りのデキだったように思う。
味のバランスも勿論絶妙なのだが、まるで玉子の中に黄身で作ったあんこが仕込まれているような、
もはぁーっとした食感に毎回、ささやかな幸せをいただいていた・・・。

とうとうらーめんも完食・・・。
丼をカウンターに上げようとしているところに、店長さんが腰をかがめつつ、席に寄ってきてくれて、
「これまでいつもありがとうございました!」とあらためてご挨拶をいただいた。

そこで「再開時期は未定なんだろうけど、場所まで変わっちゃうの?」と気になってたところを伺うと、
「テナントの契約は継続しているんで、場所はまたここでやります」とのことで、ちょっと安心。

常連というほど通っていたわけでもない禅魔師に、わざわざ声掛けいただいたお気遣いに感激。
近いうちに必ず訪れるであろう復活の日も、やはりシャッター待ち決めるぜよ!と心に決めた。


・・・店長さんのワイルドなイケメンぶりにハイセンスなインテリア、
   そして流れるロックのリズムと珠玉の麺たち。


彗星のように現れた新橋の名店、まずはシーズン1終了ということで。

2010年2月4日投稿(2010年2月4日更新) | 得票数 [3票] | コメント (4) | このお店へのレビュー: 5件
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