なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 

行列

男性 - 千葉県(1949年生まれ)
カレーデータベースに新天地を求めて。
ついでに、そばデータベースもいっちゃうか。
ころんでもタダで起きない?ん?ま、ええことよ。



カレーは、ごちそう。
そばも、ごちそう。

「味玉海老むじゃきそば(750円)」@麺屋 むじゃきの写真濃厚鶏白湯と海老オイルの融合が見事だった新店麺屋むじゃきの味玉海老むじゃきそば。

水戸に来ています。

所用を終えようやくお昼ご飯に。時間は13時すぎです。今から行けば麺屋むじゃきの営業時間内に到着できそうです。

時間はさかのぼって4月の花見時期。つくばにあるハリケンらーめんで開店前に店の前のベンチで待ってました。30分待ちですが、問題ありません。駐車場の周りに植わっている桜の木は見事な満開。最初の後客が到着。若い男女です。行列の次にベンチに腰掛やはり桜をめでてます。店内からハリケンさんが出てきて、どうもどうも。ジブンの隣にいた男女にもどうもどうも。

行列さん、この方、むじゃきさんですよ。

ども、はじめまして。行列と言います。

待ちながらお店からここまでどのくらい時間がかかるか訊きました。今度寄らせていただきます。

そんなことがあって、ようやく行けたのは2ヶ月くらい経ってましたか。お店の駐車場は満杯とみえて、路上に車の列が出来ていました。3台目。車が置けて外待ちに接続。食券を買うように指示されて再び外待ち。中に入ってラーメンが届いたのは、店の前に着いてから30分後でした。

食べたのは、味玉海老むじゃきそば(750円)。

カウンター席の前には店主がいます。左奥で麺上げをしているのは手下2人。店主は皿洗いにいとまがありません。手がすいたときにハリケンらーめんでの桜の話をしましたが、忘れていたようです。ラーメンが届けられます。

想像していたより相当粘度が高そうですね。トッピングが沈みません。炙りチャーシューに真空調理の鶏チャーシュー。めんま。のり。わけぎとたまねぎのみじん切り。糸唐辛子。味玉。

れんげをスープに差し込んでいただきます。海老の味と香りが一気に攻めてきます。いい味ですね。かつて土浦の小櫻が元気だったころの海老味を彷彿とさせます。海老オイルが上品な味におさめられていて、これは久々納得の海老でした。

そのベースになるのが濃厚鶏白湯。濃度の高さもさることながら、旨みが口の中で広がり、これも鶏の骨を彷彿させます。しかし、鶏の骨の高粘度とはちょっと感じが違っていて、ジンさん指摘の米粉疑惑はジブンも感じました。ベジポタでも異常に粘度が高いのはこの手なんですが、やはり不自然さは残ります。もっとも米粉を使って高粘度にする必要がないわけですから、使っていないほうにベットしますが。ジンさん、さすが一級の調理人です。

スープはざらついていて、この正体はわかるはずもなく。最初は、海老の粉か高級狙いなら海老の卵かと思いました。卵なら間違いなくトッピングするはずですから、これは海老粉ではなかろうかと。塩分は低めで健康にはよろしいでしょう。新店ということを考えると、店主のセンスはたいしたものであると思います。茨城のほん田というところでしょうか。

麺がうまかった。低加水の歯切れのいい麺で風味もなかなか。かための麺上げでこのへんはぬかりなくこなしてます。低加水独特の粉感があって、これは好きなタイプです。標準麺量より少なく感じましたがおいしくて足りなく感じたからかな。

炙りチャーシューとメンマはこれだけでも食べに行くモチベーションになるクラスでしょう。たまねぎとわけぎの組み合せは喜元門を彷彿させます。

海老の風味でぐんとテンションがあがる海老むじゃき。次回は海老抜きでいただきたい。茨城でトップを走る麺堂稲葉と比べて、こっちが上なら古河まで行く必要がなくなるのでね。いやあ、おいしかった。ごちそうさま。

2012年5月30日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「ラーメン(550円)」@茶煒那の写真うまさ感動の佐野ラーメンと餃子。店主家族のおもてなしの心がお料理までおいしくさせてますね。

久しぶりに佐野ラーメンを食べに行こうかな。ちょっと間があいてしまい、最後がいつだったのかも覚えていません。ついでに佐野のアウトレットで夏物の服でも買ってくるかな。あそこに行くと、気に入っているブルックスとビームスが一度に買えるんで便利です。そう言えば最近、どけんや@マンさんのブログで佐野ラーメンの感動秘話が載っていたっけ。

どけんや@マンさんがその店でタンメンをオーダーしたところ、ラーメンが出てきて。よくあることですが、その後のお店の誠意ある対応にどけんやマンさんは感動して、ブログにそのことを熱っぽく語っていたのです。そういうお店があるんかいな。是非そのお店の方に会ってみたい。タンメンも餃子もうまそうだし。

我孫子から佐野ってちょっと行きにくいんです。高速道だと、常磐、外環、東北道と乗り換えなければ行けないし、した道では80km弱。日曜日ですから朝の7時前から高速道では渋滞の赤印が点いてます。じゃあした道しかねえべ。途中で1箇所道の駅に寄って一息入れ。佐野に着いたらお店の開店時間の50分前。それじゃあアウトレットに先にいっちゃおう。男ですから買物は早い。2着買ってお店に着いたら、ちょうど開店時間の11時でした。慣れたものです。

店の前に車を置いて入店。ちわ~。

安心する店内。ふつ~の中華料理店です。カウンターと小上がり。大きな厨房に店主がいます。あれえ??どけんやマンさんのブログではお店の人はマンさんと同年代ではないか、との記述がありましたが、厨房にいるのはどう見てもマンさんと同世代ではありません。ちょっとあれ?でしたが、ま、とにかくいただきましょう。

どけんやマンさんの食べたタンメンはめっちゃおいしそうだったのですが、“この手打ち麺にはラーメンのほうが合うかもしれない”とのコメントが入っていることを思い出しました。じゃあ、メニューから、半チャンラーメン(850円)にしようかな。あっと、餃子もうまい、とも書いてあったな。

すみませ~ん、ラーメン(550円)と手作り餃子(400円)で。

作業していた店主がカウンター席に座っているワタクシのほうに近づいてきましたので、思い切って聞いてみました。

先日、お客さんがタンメンとオーダーしたのを聞き違えてラーメンを作ったこと、覚えていませんか?もし違っていたら、とんでもない質問ですね。店主によってはぶっ飛ばされる不躾でストレートな質問です。

にっこり笑った店主は、

最近のことですね。よく覚えていますよ。最後わたしがあやまりにご挨拶しましたから。

やっぱりそうでしたか。その後の対応に感激したというブログを見て、失礼ですがどんな方なのか拝見しにきたのです。

まあ、それはそれは。こっちが間違えているのにどうもわざわざすみません。こんな顔でやってます。

って、後ろから声をかけられ、いつのまにかおかみさんが話しに加わります。店主ご夫妻とはまだお会いして2,3分しか経っておりませんが、その人柄や真摯にお店をやっている姿勢が手に取るように分かります。この時は先客後客が居りませんでしたので、こんな話ができました。そのうちに息子さんも加わり、おお、まさにどけんやマンさんと同世代です。皆さん、そのときのことははっきりと覚えていました。申し訳ありませんでした、って全員の方からワタクシにまで言われて。本当に誠実な方々です。そのときはお詫びをして作りなおしたそうです。お待たせして申し訳ありません、って。

ラーメン、到着です。これこれ。醤油スープの佐野ラーメンです。でっかいロース肉チャーシュー。大きくて無骨なめんま。なると。わかめ。刻み葱。

ささ、スープをいただきます。まあ、これが体中の細胞に染み入るようなうまさ。効く~~。チー油やラードもたっぷりと浮いた動物系のパンチが利いたスープです。遠くのほうに生姜の味がして、この遠い感じがいいんだなあ。生姜が前面に出てくるとそれだけの味になってしまい、いかんです。やはりベテラン店主の面目躍如です。

そして麺ですが、これも輪をかけてうまい。青竹打ち45年、とお聞きしましたがこの麺のしこしこ、むっちりはすっごく先端的な食感です。ジブンの佐野ラーメンの麺の印象は、ラーメンサイトで高得点の人気店の一部のお店でのみコシがしっかりした手打ち麺を提供する、というものです。これは一種のステレオタイプな思いかもしれません。コシが弱いからうまい、という声も無視出来ないほど多く、青竹と熟成で作り上げる麺にそんな不自然なかん水で作るコシがあろうわけもなく。

佐野ラーメンに精通しているどけんやマンさんのコメントでは、この麺は佐野ラーメンの麺の主流からは少しはずれるとのことですが、だからこのようなコシと食感が他店と違うのか。

いやあ、うまい麺ですね。このスープでこの麺。550円。佐野ラーメンで人気のHよりも断然うまいと思いました。麺はやはり不揃いな厚み、ボリュームがうれしくなるような不均一の食感を生み、この麺アドベンチャーは楽しい。お店のスペシャルティは海老ラーメンであると聞きましたので、次回はそれで。

餃子。この皮が絶品やね。もっちりした厚みのある皮で、底のぱりんこなところなんかたまりませんよ。具はカットが大きめで、にらがたっぷり。中に赤いものがあったのでなんだろうと思ったら、どうやら人参?のようです。確証はありませんが。うまいので、おみやげ分も買いました。

どうもどうも、ごちそうさまでした。いいご家族にお会いできてよかったです。

とお礼を申し述べて。奥様から、また是非お越しくださいと言われ、当然またおじゃましますよ。がんばってくださいね。誠実というスパイス。う~ん、けだし名言です。

2012年5月29日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「ラーメン(中)(450円)」@くどうラーメンの写真地元に根付いたくどうラーメン。煮干あっさり醤油味は、煮干を普通の調味料に使う家庭の味がしました。

青森の二日目です。

くどうラーメンと言えば、青森駅付近で朝ラーメンの供給を一手に引き受けていた名物ラーメン店です。朝の開店は8時から。ところがジブンが食べた長尾中華そばが朝7時から営業するようになり、また5分くらい歩いたところには24時間営業の末廣ラーメン本舗もできて、一手引き受けではなくなりました。

それでも、地元の方や旅行者が足しげく通う名物店には変りありません。

この日のメインイベントは午前中に青森県立美術館を訪れることです。その前に、ラーメンをもう1杯食べようと作戦を練ってました。前の晩に居酒屋の後ラーメンを食べるか、それとも夜は自重して明けて翌朝に2杯食べるか。前の晩は葛藤がありましたが、それはもう健康第一。夜ら~は自粛して朝ら~にかけることにしました。となると、自動的に長尾とくどうになるんです。それ以外はまだ営業してません。

さて、長尾中華そばでこく煮干をいただきましたが、まだ8時までは小一時間ありますよ。とりあえず、くどうラーメンまで歩いてきましたが、まだ開いてません。店の前の通りでは、おばちゃんたちが野菜や花をもってきて売っていました。ミニ朝市ですね。くどうの前にもお店が広げられていました。店の前で待っていてもしょうがないので、そこらへんを散歩しましょうか。

ほとんどの店が開いてません。日曜の朝です。コーヒーショップが営業中の看板を出してますね。2階のお店です。スルーかな。工藤パンはやってますね。ただ、このときは、工藤パンとイギリストーストの関係が分かっていません。県民ショーで一躍有名になったイギリストースト。後でCさんに教えてもらい、スーパーで買うことになります。あかんなあ。

そんなこんなでくどうラーメンに戻ってきたら8時2分。営業中の看板が出てます。戸を開けて入店すると、あっちゃあ、出遅れたか。すでに店内には5,6人居てラーメンを待っていますね。8時前に開けたんでしょうか。券売機がありましたので、機械の前に神妙な顔で立ちます。さきほど1杯をいただいてきたので、ちょっと少なめと表記が合ったラーメン(中)(450円)で。ネギ、多めで。

たくさんのお客さんが入れるように変形カウンターでキャパを稼いでますね。お客さんもどんどん入ってきて、後客は7,8人と言ったところ。先客は地元の方々でしたが、だんだん観光客、出張族の割合が高くなっていきます。まあ青森では寺山修司くらい有名ですね。

およそ5分で到着しました。どれどれ。さっそくどんぶりの上に鼻をもっていきます。店内に入ったときだけ感じた煮干のにおいはその後ごぶさたしましたので、ラーメンに期待です。微臭はしますが、特別にペイアテンションしなければ、分からないかもしれませんね。煮干を強烈にアピールするラーメンではなさそうです。450円ですからね。

脂身の少ないモモ肉のようなチャーシュー。長くて細いめんま。丁寧に細かく刻んだネギ、大量。こういう切り方のネギなら、多目の必要がありません。すぐに熱でくたりますので。、多くても苦味が増すだけで、意味がありません。知らなかったものですから。こういうネギをラーメンに使うのも珍しい。日本蕎麦なら分かりますがね。

スープをいただきます。今まで青森で何杯かのラーメンをいただいてきましたが、このラーメンが一番出汁感が弱いですね。かえしというか醤油の味が出汁を出し抜いて突出してます。かえしはやや甘めの設計で、煮干単独の味や匂いは希薄です。こどものころ家で食べた醤油ラーメンに似てるなあ。だから地元の人が食べにくるんだね。家庭で作るラーメンのようにさっぱりしていて、うまさもじわじわ来るタイプ。

麺は、中太のちぢれ。これもいささか標準的で、まさに中華麺。ザンネンナガラ個性的な麺ではなく、皆さんが子供の頃から食べているクラシックな麺のように感じました。チャーシューももう少ししっとりするといいんですが。めんまをこりこりの部分を残して縦に裂いたようなめんまで、醤油味もよかったしこりこりもよかった。ネギはこの切り方では辛味がすぐに飛んでしまい、折角の薬味をわざわざ機能しないように切っているとしか思えませんでした。どうしてこのように切るのか、見解をオキキすればよかった。

おいしいラーメンだと思いますが、ジブンの中では津軽ラーメンの分類ではなく、家庭ラーメンの味のように感じました。だから、いつまでも地元の方が朝から食べにくるのだと思います。観光で来て、煮干がうすい、と文句を言うようなお店ではありません。観光客はおまけで食べさせてもらっていて、主役はあくまでも地元の常連さん。そんな味であると感じました。

さ、満足な2杯をいただき、ホテルに戻ってチェックアウト。県立美術館に行って、アオモリ犬と会いましょう。

2012年5月28日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (0) | このお店へのレビュー: 1件

「こく煮干(700円)」@長尾中華そば 青森駅前店の写真濃厚煮干ラーメンが朝7時から食べられる青森のアーリーバードはシアワセ者です。超弩級のうまさですよ。

青森の二日目。

前の日に予習をしておりましたから朝7時になるのを待つだけでした。いつもの早起きをしてホテルを抜け出ます。4000歩を目標にウォーキング。ヒンヤリした気持ちのいい青森の朝です。ホテルに戻りレビューを書いてから時計を見ると、まだ時間が余ってます。

長尾中華そばの長尾店主が店を始めたのが平成16年なんですね。あれよあれよと言う間に青森では押しも押されもせぬベスト人気店に躍り出ます。郷土食の煮干ラーメンを万人向けを意識しながらも濃厚で日本人のDNAを揺さぶる鶏や豚の出汁と合わせることで、コクのある深いスープを武器にします。麺もまたそのスープにきっちり合うように自家で製造。人気が高まるに連れ、メディアも注目し始め、そこからは突き抜けるように青森津軽煮干ラーメンの頂点に立ちます。

そんな長尾店主に感謝したいのは、昨年の秋に青森駅前に支店を出したことです。現在4店舗あるうちの1軒です。本店に行く時間の余裕はありませんが、青森駅前にあってしかも朝7時からのオープンですから、もうワタクシのためにお店を作っていただいたようなものです。

もう待ちきれずにホテルを再度出発。ぶらぶら歩きながら駅をめざします。そうとうゆっくり歩いたつもりでしたが、それでも開店時間の15分前に着いてしまいました。定刻まで待ちます。定刻オープン。真面目そうな青年がちょうちんを持ってお店から出て来ました。この日は、結局お店を出るまで後客なし。このお店が東京にあったらどんだけ人が集まるでしょうか。もったいない気がしました。

店内はお約束の煮干の匂い。いいねえ。これだけでも10円の価値があるさ。お店はこじんまりとしていて、さっと食べてさっと帰るにはちょうどいい感じかな。さ、もう食べるものは決まっていて、

こく煮干(中)(700円)

麺も選べて、手打麺(太麺)で。

この中が麺量150g、大が300gとなって800円です。店内には告知のカミがあちこちに貼られていて、ライスも無料なんですね。ジャーがあって好きなだけ食べれる。じゃあ、ひとくちいただくかな。

青年は麺上げと並行してこの日の仕込みもやっていて忙しいです。手際がいいので仕込が麺上げのじゃまをすることはありません。およそ4分でできあがりました。

うれしくなっちゃいます。このスープの色ですか。相当煮干が濃いです。煮干のわたから出る色で、スープは灰色に濁っていますね。たかはし中華そば店も負けるくらいのニボ色です。トッピングはカットされたロースチャーシュー、色の薄い大型めんま、たまねぎのみじん切り、わけぎ。

スープ、極上ですね。うんまい。煮干がどんだけ~って言うくらい入っていて、煮干濃度ではたかはしと双璧でしょう。さすが長尾店主です。この濃厚煮干に合わせてきた鶏と豚骨のバランスがいい。鶏と豚の割合は分かりませんが、味的には煮干85、動物15くらいに感じました。ここはたかはしとは決定的に違います。なんと言うか、濃厚だけど洗練されているという印象です。

うまいねえ。東京であちこち行くより手っ取り早く青森で本物を食おう、と思った意図がずばり当たった感じです。

濃厚煮干=たかはし、淡麗煮干=おぐら 濃厚バランス煮干=長尾

ジブンの中でトップランキングが決まりました。

その濃厚バランス煮干に合わせてきた麺。こいつもまあ良く出来た麺でむちっとしていながらも歯切れがよく、すいすい入りますね。300gかあ。50歳代だったら間違いなく300gは食べたい。それじゃあ、ってここで席を立ち、炊飯ジャーからほんの少しご飯をいただきます。そいつを一口れんげに乗せて、スープに浸していただきます。まあ、これも絶品のうまさです。殿堂入りクラスですね。朝から申し訳ないです。

あっという間の完食でした。もっとシアワセを長く続ければいいのに、わっせわっせいただいてしまいました。これはすごいラーメンでした。帰り、空港でおみやげの箱詰めが売っていたので即買いました。あとでジブンで作るのが楽しみです。

2012年5月28日投稿 | 得票数 [2票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

「ラーメン(600円)」@博多長浜らーめん みよしの写真京都に来ています。

おめんでおめんを食べてぶらぶら歩き。なかなか道中でこれぞ、というお店にも出会えず飲物と乾き物を買ってホテルの部屋に戻りました。歩き疲れて1缶も空けないうちに寝てしまったようです。っと。気がついて起きると午前3時。夜ら~、忘れとった。ホテルから歩いて1分のところに、いつも柏市役所前店でお世話になっている魁力屋がありましたよ。さすが京都ベースのお店です。錦市場を烏丸のほうから出たところにも魁力屋がありましたね。

じゃあホテルからちょっくら出て、お礼を兼ねて行ってみるか。念のため営業時間を調べると、03:00まで。タイミングよすぎやろ。京都ですから24時間のお店もたくさんあるはず。調べます。おいおい、あの博多長浜ラーメンのみよしがホテルからめっちゃ近いところにあるやん。しかも、朝の6時まで。みよし、と言ったらGacktさまですよ。

偶然TVで見てました。Gacktのすべてを解剖するみたいな。妖艶です。しゃべりかたまで、声までも、Gackt。とにかく炭水化物は食べないので、おコメは10年以上まったく食べていないとか。炭水化物の唯一の例外がラーメンで、しかし食べるのは年に1回だけ。そのラーメンは、京都にある博多長浜ラーメンみよし。ということで、みよしから、おばちゃんが出てきてTV出演。出来上がったラーメンをGacktに配膳してます。

共演者もうめえを連発。半分以上は台本通りの反応ですが、Gackt一人だけは本当においしそうにするする食べていました。機会があったら、みよしに行きたい。

なんとまあラーメンの神様は行列に微笑んでくれたんでしょうか。午前2時半に起きたら、魁力屋に行っていたでしょう。歴史に、たら、はありませんが。

急いで身支度して向います。魁力屋では、掃除をしていましたね。おつかれちゃん。歩いて5分もしないで店の近くに来ました。小さな川があります。これって、木屋町の川ですよね。お店、ありました。おおお、いい感じ。屋台ラーメン店の趣きです。店外にオニイチャンが立っています。押忍!と挨拶して暖簾を分け、入店。先客2人、後客2人。朝6時までやる理由、分かりますね。

おっと、厨房はフィリピーナでしょうか。2人います。一人がベテラン?のようで、もう一人にいろいろ教えてますね。

(やってる?)クムスタ・カ?

タガログ語で話しかけてもよかったのですが、話が長くなると困るので、とりあえずオーダーを。お店は相当にきれいではありませんね。古いだけではなく、片付け上手がスタッフに誰もいないのでしょう。TV出演したおばちゃんはこんな時間ですから、おりません。あのおばちゃん、もしかしたら、閉店してしまった新宿支店の??壁メニューを見ると、

ラーメン600円
チャーシュー750円
メンマ750円
キムチ700円
ワカメ700円

へえ、キムチが700円っていったらどんだけの量?と思いましたが、ちゃうちゃう、キムチラーメンの略なんですね。キムニイはまた結婚ですか。う~む。

ラーメンで。麺、ばりかたでお願いします。

カウンターの高台にはいろんなトッピング、調味料が置かれています。それが、ドンブリで。おおざっぱ、な管理、とも言えるでしょう。11時から06時までやっているので、構っちゃいられない、というのもね。店内には豚骨の微臭=美臭が漂い、この猥雑な店、大好きです。

女性陣のベテランの方が麺上げを始めましたよ。おお、すげ~っ。鮮やかな手つきです。平ザルをつかって湯切りなんか、もう惚れちゃいそう。見事な所作とフィリピーナの美形に目が覚めます。

目の前に置かれました。長浜ラーメンのお姿です。いいねえ。午前3時半。歩いて3,4分。すぐに食べれる。この哀愁の空気感。

どんぶりを持ち上げてスープをすすります。うっめ~し。めっちゃうまいですねえ。日本語でライトトンコツ。豚骨の濃度は低いですが豚骨の旨みは十分抽出されてます。この豚骨スープは、なんだろ、独特の甘みがありますね。あまり長浜ラーメンでは味わったことがない甘みと調味料の味。長浜流というよりも、アレンジのほうが強く出て、みよし流とでも言いましょうか。それがうまい。この味、嵌ります。長浜ラーメンはこうだ、と決め付ける頭の固い、保守的な御仁はもしかしたら受け付けないかもしれませんね。かわいそうに。こんなうまいスープですから、喜んでいただいたほうが、仕合せなのに、と思うほど、ちょっと風変わりな変化球でした。GacktのTVを見ていなかったら、この味にも遭遇できなかったのかな。手を合わせてありがたや~。

麺、長浜麺です。超低加水で粉感があり、これはうまい。量もわずかで、飲みの後や深夜には身体にいいねえ。そもそも、よくはありませんが。麺、いとうまし。チャーシューもまあまあかな。このスープと麺があれば、あとは寂しくないトッピングがあればいいですよ。600円だし。

目の前の調味料、入れるのがもったいなくて、デフォルトで全部いただきました。

マサラップ。マラミン・サラマッポ。(うめかったあ。ごちそうさま。)

と言おうとしましたが、真剣な顔で麺を上げている雰囲気に恐れをなして、ごちそーさま、と普通に言ってお店を出ました。

2012年5月27日投稿 | 得票数 [0票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「支那そば(630円)」@支那そば ふなとりの写真船橋と取手を結ぶ幹線道路船取線。船取線に面して赤い派手な看板の支那そばふなとりがあります。この道を通れば絶対に見落とすことのないど派手看板です。

支那そば、この響きがいい。しかしお店のことを評価しているブログやラーメンサイトでの評判はいまひとつなんですね。それに、まあいつでも行けるや、ということで宿題店にとっておきながらどんどん後回しに。

状況が一変したのは千葉ラーメンWalkerの最新号の記事です。ふなとりのご主人が記事になっていて、オントシ70歳。今でも30kgの俵を持ち上げるばりばりの現役、と紹介されています。店主の写真が掲載されていて、そのお顔を見たら、まずいラーメンを出すわけがない、と稲妻が走りましたよ。情報信じるべし、情報信じるべからず、ですよ。やはりここは現場主義で現実をみよう。今まで無駄時間を過ごしてきたことに反省しながら店に向います。拙宅から7km。あっというまに駐車場に到着です。

週末の夕方ですね。日が長くなっています。店内入るとお客さんは4,5組。盛況です。みなさん常連さんのようですね。カウンター席が空いていたので腰掛けます。おお、厨房には店主がおりますね。いやあ、元気そうだ。71歳とは思えません。厨房にはもう一人男性が入っていて、麺上げ以外の仕事を担当している様子。接客は女性二人ですが、一人はテーブル席に座り込んでTVを見ながら常連さんと話をしてます。つくばの竜巻なんかの話、実にローカルです。

さて、ここはなつかしの味支那そば(630円)だぜぇ。ついでに餃子(380円)もオーダーしてやったぜぇ。ワイルドだろ~。

タンメンもあるぜぇ。炒飯もおいしそうだぜぇ。半炒飯もあるぜぇ。オーダーしなかったぜぇ。ワイルドだろ~。

どうにもくせになってしまって、止まらないぜぇ。ワイルドだろ~。しつこいだぜぇ。

オヤジさんはなかなか調理を始めません。何故かなあってしばらく見ていると、助手に動きがありました。冷凍庫から冷凍になった餃子を取り出してきて、鉄板の焼き装置に投入。餃子の出来上がり時間に合わせるために手を休めて待っていたのでした。

さすがおやじさんの動きは無駄がないですね。馴れはもちろんですが、71歳ですよ。ああなりたいし。あと9年後、よいよいになっていないかしら。

さ、支那そばができあがりました。おやじさんの手から直接手で受け取ります。どちらもまだ手が震えていません。

まあきれいなラーメンだこと。日本の正しい支那そばですね。チャーシューは正しくロース、めんまはしなちくと呼ばれていた時代の大きくて平たくて不揃いなもの。ほうれん草は茎の部分がたっぷり。なるとは斜め切り、のりは小判。

ちょっと意外だったのは煮干と鰹節のいい香りに襲われたこと。正しい日本の出汁がそのまま踏襲されていました。もう少し出汁感の弱いスープかと思っていましたがとんでもない。あのブログはなんだったんだよ。スープを飲んでみると、かえしはやや甘めにバランスされていて、そのココロは昆布と野菜なんでしょうね。鶏の出汁がよく抽出されていてこれはまあ知られざる名品ですね。このスープをカレーで汚すのはもったいない。

麺は昭和タイプのごわごわした食感。極細ながらとってもおいしい。うねうねとしてごわつくのは、昭和40年代に流行した麺です。どこの製麺所か存じませんが、よく再現できてますね。

支那そばの立ち上がる匂いはめんま50%、出汁50%のミックスが一番の好みですが、まさにこのスープがそれです。麺量が若干少ないことを除けば満点ですね、支那そばとしては。のり、なると、めんま、青菜とそれぞれの責任はきっちりと果たされ、見事な1杯に完成していたぜぇ。

餃子も肉の量が業務用冷凍品とは違いますし、皮もうまいねえ。最近、どけんや@マンさんが餃子をどこでもUPするので、ついつられてますがな。

いやあ、満足なディナーだったぜぇ。ワイルドだろ~。

2012年5月27日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「支那そば(550円)」@支那そばおぐらの写真今まで食べてきた青森県内も含めた淡麗系煮干しラーメンでは1番うまいかも、支那そばおぐら@弘前、青森。

弘前に来ています。

旅に出て限られた時間で周っているお店ですが、今回もまたどのお店もはずれがなく、期待以上の喜びを与えてくれました。実際は食事している時間よりもずっと永い時間青森県に滞在しているわけですが、とっても充実した気分で過ごすことができました。

食べログの記録を見返しますと、今回が23軒目のお店なんですね。地元の千葉が582軒で断然なのですが、そのあとの茨城、東京、栃木、大阪、京都、埼玉に次いで県別では8番目にランクイン。2回目の訪問ですが、まめに周っているなあと自分で感心しています。この弘前にある支那そばおぐら。煮干し淡麗系ラーメンでは自分の中で1番旨いと思いました。

計画では、たかはし中華そば店の次は黒石に移動してもう1軒ラーメン店に行く予定にしておりました。同じ弘前市内で連続してラーメンを食べるれるほど、もう若くはありません。弘前市内にあるラーメン店の情報を集めていましたが、ここは欲張らず弘前は次回ね、ということにしておりました。そろそろ分別がつく年頃、なんだぜぇ。

う~ん、困ったことにそのときデビルちゃんが耳元で囁くのですよ。

連食はいけないことだね。黒石に移動するのは賛成だけど、しか~し、弘前にいる間におぐらに行かなくていいの?あとで、絶対に後悔しないよね。おぐらのあっさりラーメンなら連食のうちに入らないんじゃないかなあ。いや、無理に勧めてるわけではなくてさ。考えが及んでいないなら再検討のアシストをしようと思ってさ。

アクマノササヤキ、なんて焼き鳥なかったかなあ。耳元でうるさいヤツラです。でも、おぐら、やっぱり食べたいなあ。店名に支那そばを冠していて、煮干し系の支那そば、って聞いただけでも食べたい琴線に触れるワードです。永年ラーメンを食べ歩いてきて、煮干し系の支那そば、なんかあると聞いたら、それこそ100kmでも150kmでも車を飛ばして行くはずなんです。それが同じ市内のすぐそばにあって。

たかはしと被っていて、おぐらの味が正しく分かるの?と、これは連食しているとどうしても2杯目が不利に働くのが常です。最初の1杯目の最初の一口目が最高にうまい、のは永遠の事実です。でもさ、たかはしは濃厚煮干しの極みだし、おぐらは淡麗煮干しだからねえ。比較にならないと思います。たかはしの濃厚煮干しは現在首都圏で最も濃厚と言われている伊吹のノーマル煮干しよりさらに濃厚でしたからね。煮干しの文化の奥の深さをまざまざ感じました。で、おぐらに行くことに。

たかはし中華そば店から支那そばおぐらまでは8km。こんな近くに宝があるのにおめおめ帰れまテン。低音ボイスの魅力ナビ子さんの誘導で、おろして立てのハイブリッドカーでお店に向かいます。車種もマーケットに投入されて間もないですが、この借りたレンタカーはまだ3000kmも走ってません。

お店は大きな通りに面してありました。車がスピードを出すゾーンにありますので、100mくらい手前から減速して追突すんなよオーラを出します。後続は車線を変更して通り過ぎて行きました。ゆっくりと駐車場に。4台くらいとめられるかな。3台とまっていました。時刻は13時。土曜日です。

このお店はスルーするCさんを車に残して一人で入店。おおお、いい感じ。街のラーメン店です。店内にはやっぱり煮干しのいい匂いが漂っています。青森、いいなあ。胸がジーンときてます。こういうシチュエーションに弱いんです。厨房にはベテランの店主がいて、スタッフはおかみさんらしき女性ともうひとりの女性。ファミリーでやっているようなお店です。このお店のポイントは、支那そばという点と自家製麺という2点です。自家製麺、青森では結構あるんですね。さきほどのたかはしもそうですし、人気店の長尾中華そばも自家製麺とききます。

メニューは厨房前に出された短冊メニューですね。

支那そば 550円
チャーシュー麺 850円
やきめし小 450円
ぎょうざ 350円
おにぎり 100円
ライス 100円

ほんとうに食べたいものだけがメニューに並んでいる感じです。ここは自己コントロールして、支那そば、で。550円じゃあ申し訳ないですが。

おっと、プラケースに入ったメニューもありましたね。カウンターの隣の隣の席の前にありました。ここに書いてありますよ。

当店の麺は、自家製・無添加・無着色です。

忙しそうに、しかし丁寧な所作で麺上げをする店主。暖簾の下からじっと見ていました。およそ5分でおかみさんの手で配膳されました。

いやあ、すごい。このクリアーなスープ。まったくシンプルでむか~~しのルックスをしたラーメンです。トッピングはおいしそうなロースチャーシュー。カットされて2枚になってますが、元はでかい1枚のような感じです。存在感のある大きなめんまがたっぷり。しなちく、と呼びたいです。そして、あらっぽく木口切りにした葱。これだけです。のりもなるともねえぜぇ。ワイルドだろ~。抜け出れません。

別皿においしそうな沢庵が2枚。こっちから、つい食べちゃいました。うまいし。

スープからは煮干しのいい香りが立ち上がってきていて、これは飲まないわけにはいきません。れんげでクリアスープをすくい、いただきます。ため息が出ちゃうほどおいしい。これ、ちょっとすごいですよ。動物系は鶏だけでなく豚も入っているようなコクを感じます。それに寄り添う形で煮干しがメインで割り込み、昆布や野菜が味の隙間を埋めているような印象。これほど出汁感があるとはビジュアルからは想像できませんでした。1杯目のたかはしが超弩級の濃厚ニボでしたので、余計にバランスタイプの煮干しスープがうまさを際立たせているのかもしれません。

こういうお店でしたか。麺期待でやってきましたが、おみそれいたしました。いやあ、煮干しラーメンで1番かもしれません。少なくとも、ワタクシの好みのど真ん中ストライクです。降参です。

麺。中太のちぢれ麺です。しこしこしていて、まあうまい。ほどよく麺上げされていて、むっちりした食感と噛むときに爽快さを感じる食感が混合されてます。職人芸ですね。2杯目ですから、無理せず、好きなだけ食べるつもりで来てますが、結局あっというまに空のどんぶりが目の前にありました。麺量はそれほどありませんので、助かりました。

チャーシューは上手に旨さを閉じ込め、しっとり柔らかでこれも優秀です。めんまはみたまんまの荒削りの味と食感で存在感を継続していました。葱は辛みが残る切り方で、スープによく合います。うまかった。

まあこういうラーメンに出会えるのは、人生でもう何回もないでしょうね。涙が出るほどおいしかった。感動しました。突き抜けました。

帰り際、店主に声をかけました。

ご主人、いやあ本当に今までで一番うまいラーメンでした。ごちそうさまでした。このラーメンはご主人のオリジナルと言うか発明なんですか?

まあ、これは自分で考えたんだからオリジナルって言えばオリジナルかなあ。まあこの辺では煮干しを使うのが普通だから、地元にあったラーメを元にはしているがねえ。

もっといろんなことを訊こうとしたら、せまい駐車場に車がどんどん入ってきて、たいへんなことになってました。早々に切り上げ、お店を後にしました。お取り寄せもできる、と聞きましたが、なんだか夢がこわれるようで、やっぱりおやじさんが作ってくれたもの以外は食べる気がおきませんね。いつまでも忘れられない味です。またここに戻ってくるでしょう。

2012年5月26日投稿(2012年5月26日更新) | 得票数 [3票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件

「野菜タンメン(750円)」@知味笑龍 深澤ラーメンの写真柏にきています。

柏駅東口を出てぶらぶらとヤブキラーメンまでやってきました。その先に五月連休明けにオープンした新店があります。激励を兼ねて行ってみることにしました。遠くからも見える看板には、

知味笑龍深澤ラーメン 昔ながらの手打麺

の文字が見えます。ここですね。柏で中華料理と言えば真っ先に名前が出てくる中華レストラン知味斎出身の店主のお店です。この話を聞いたときは明るいニュースにココロがほんわかしたものです。

お店の前には写真入りのメニューがあって、ラーメンの醤油、塩、それに中華丼やチャーハンがおいしそうに写っていました。お店に近づいて店内を覗くと、あれ?満席でしょうか。うれしいですね。いい船出をしたようです。スタッフが気がついたようで、いらしゃいませ、どうぞこちらへ、の元気な声で迎えられます。

店の入り口の右側が厨房になっていて、店主が中華鍋をあおっていました。いい音です。左手にはテーブル席があって、その奥は座敷。2テーブル入れてましたね。厨房の前はカウンター席になっていて、一番奥が空いています。スタッフは3人でしょうか、あれ4人かな。万全を期しているようです。

まだオープンして間もないお店って気分いいですよね。あれま。もう既にボトルをキープしている人もいますね。目の前にメニューがあったのでちょっくら拝見。スタッフが持ってきたお水のコップはコップじゃなくてガラスのカップだがや、ってちら見をして確認しました。

このメニューはマトリックスになってます。映画ですと、英語の発音では、メイトリックスⅢ、となります。

縦軸には、昔ながらの名物麺、季節野菜、肉、冷、飯。
横軸は、知味伝統の醤油ダレ、中国五千年の鶏ガラ塩味

ですから、例えば、肉、と、塩味がぶつかったところには、蒸し鶏のピリ辛麺、というふうにメニューを解読します。そんじゃあ今日の気分で、季節野菜X塩を見ると、

野菜タンメン(750円)

です。じゃあ、タンメンで。因みに、季節野菜X醤油は、五目広東麺でした。メニューの裏はサイドメニューとドリンクになっていて、この中からは

餃子(300円)をお願いしました。オーダー直後に完全満席になりましたね。店主も大童で、しかし丁寧な調理で次々完成させていきます。メニューを見ていると、最近ちょっと行ってませんが、そごう地下にある知味斎のメニューとほぼ同じですかねえ。おぼろげです。

およそ7分での配膳。この満席状況の中では優秀でしょう。たっぷりの野菜にたっぷりのキクラゲ。ごま油のいい匂いが立ち上がってくる日本の正しいタンメンです。もやし、白菜、ニラ、小松菜、にんじん、揚げタマネギ。フライドオニオンがちらほら見えていてこれでコクを出す基本に忠実な仕事ぶりです。れんげを差し込んでスープをいただきます。

いい味に整っていますね。ベースはあっさりとした鶏のスープで塩分は高め。塩と胡椒のパワーで味付けをする知味斎流の調理です。味の輪郭を出していってその中で素材の味を引き立たせていく。このような味付けですから、勝負は熱々の間です。冷えた状態でもおいしさを保つのは厳しい味付けで、一方では熱々のうちはうまさがぐ~んと引き立つので、特急で食べることを心がけます。

麺は中太のストレート麺。しっかり目に茹でてあって、これはうまい。表面がつるつるの麺で、喉越しがいい麺です。タンメンはごわついた麺でもうまいし、こういう喉越しのいい麺でもうまいエライやつなんです。タンメンとして枯れてますね。安心の味です。

餃子は冷凍パックされたものを5ヶ並べて焼き開始。焼き上がりを直ちにいただきます。味的には悪くないと思いますし、皮の中にはアンがパンパンになるほど入ってます。300円は安いと思います。

しかし、です。しかし、もう少し手を入れればぐ~んとおいしくなる餃子です。ちょっと業務用っぽい感じがします。開店にこぎつけるのにそれどころじゃないと思いますが、やはり餃子は野菜も肉も手切りにすると味が全然違います。欲を言えば皮も手作りを望みますが、先ずはあんの材料の手切りでしょうね。

いいお店です。店主の人柄が味に出てると思いました。激戦区ですし、駅から少し歩くハンデもありますが、是非がんばっていつまでもやっていただきたいですね。店主に激励のことばを申し上げて退場。店主のうれしそうな顔を拝見して、こっちもうれしくなっちゃいました。

2012年5月26日投稿 | 得票数 [1票] | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

「中華そば(700円)」@たかはし中華そば店の写真思い立って青森に来ています。3年ぶりです。しばらく青森編が続きます。

東京のラーメン地図が急速に変化を見せた2011年、2012年。煮干系スープの台頭です。裾野が広がり、トップレベルのお店はたちまちにして行列店。行きたいお店もたくさん出来ました。比較的行きやすいお店には、それでも足を運びましたが西東京地区は皆目手も出ません。そんじゃあ、いっそのこと青森に飛ぶか。青森なら食文化の伝統そのものの煮干ラーメンが食べられます。行列もありません。一夜漬けのレシピでなく、地元に半世紀以上根付いた本物の煮干ラーメンです。

羽田から青森行きの一番機に乗るとちょうど弘前のたかはし中華そば店の開店時間にジャストインタイムやろ、と思って初日は弘前から攻めることにします。1泊2日の急ぎ旅です。定刻に青森空港にランディング。そのままレンタカーで弘前に向います。

いいなあ、田舎は。空港は人里離れて作りますので周辺の田舎度は想像が付きますが、いつまでたってもイナカのままです。こんなだったかなあ。過去の記憶を引っ張り出そうと懸命に引き出しを開けますが、中は空っぽ。すっかり忘れてます。普通に走っていますが、たかはしに着くと30分くらい待つようになりそうです。

でも、弘前ならダイジョウブ。他の都市には申し訳ないことですが、ガイドブックを見ていても弘前には県内の他の都市にはない文化の香りを感じます。行きたいお店もたくさんあります。カフェ、もいい。那須にある人気のカフェよりもある意味惹きつけるものがあります。そう感じます。たかはしの前で待つ愚はやめて、先に弘前タウンのほうに向いました。

そこで2軒訪問。文化があるなあ。あるけど、点在しているんですね。気分もハイになり、こちらに周ってきました。お店があるのは弘前郊外の撫牛子地区です。これで、ないじょうし、と読みます。お店には広い駐車場があったと記憶してますので開店時間を過ぎても気持ちはあせりません。いくら土曜日でも、です。

お店に着くと、あれえ、まさかの工事中?店はシートで覆われています。でも駐車場は9割がた埋まっていて、店の入口を見ると“営業中”。よかったばい。

入店。おおお、これよ。煮干のにおいが店内に充満しています。食券を買います。券売機の隣にはオネエサンがスタンバイしていて、食券を買うとすぐに厨房にオーダーを入れるのです。えっと、やっぱり中華そば(700円)でしょう。食券を渡してから誘導されてカウンター席に座ります。すでにカウンターには冷たいお水が待っていて、流れるようにことは進みます。

お店にはオネエサンとオバチャンが7,8人いましたね。なんでもぱぱっとすぐやります。お客さんが帰ったあとの後片付けも早い早い。こうやって回転を上げていくんですね。厨房で麺あげしているのは2人。入店時お客さんの入りは6分くらいでしたが、どんどん後客が入って9分埋まりました。厨房もフル回転でどんどんできあがりを出していきます。

およそ3分で配膳。これですよ。このグレー色のスープ。煮干の匂いも元気に立ち上がってきています。どれどれ。スープをいただきましょう。煮干のうまさが全開ですね。実にうまい。煮干粉も使っています。こういう土着の味に限りない愛着を感じます。動物系は出しの下支えだけで、ほとんど感じません。煮干のえぐみや酸味や本命の旨みが一体となったスープです。このスープが好きなら本当の煮干好きでしょう。煮干は人を選びます。

どんだけうまい、って思うほどうまい。麺にいかないでスープばかりごくごくやってます。好みで言えば、秋田の煮干ラーメンのスープよりこっちが好きですね。塩分は高めですからスープは半分だけ飲む、と最初から決めてます。ご飯にぶっかけて猫ご飯で喰いて~。

お待たせしました、と麺にひとこと断ります。麺は自家製でこのスープに合わせてます。まさにそんな感じの中太のちぢれ。食感がふわふわしていておもしろい。このスープにぴったりですね。ふわふわでもさもさの食感、珍しいです。このお店以外では食べたことがない麺です。スープもこのお店以外では飲んだことがないスープですので、これは当然でしょう。

茹では硬めで具合がいいです。うまいです。麺量が多いですね。160,170gくらいありそうです。わっさわっさいただきます。この時間が永遠に続いても文句いいませんよ、ってくらい至福を感じています。このラーメンを食べたら、東京の濃厚煮干ラーメンを食べたくなくなります。すっかりほれ込みます。真似しようと思っても出来ない味でしょう。ただ、万人向けでないことも確かですから、このようなラーメンを東京で出しても商売的にはきびしいとは思います。本当に煮干好きの人にだけ食べてほしいラーメンですね。

大振りのチャーシュー、色が濃いけどそんなに味は濃くないめんま。トッピングはラーメンに合ってますね。ことさらコメントも不要なスープ主役のラーメンです。この1杯だけでも飛行機で青森に来る価値があると思います。思いました。まあ嗜好性の強いラーメンですので、食べなれない方には無理には勧められませんが、今食べている煮干ラーメンに大満足していないなら、ここは絶対のお勧めです。

2012年5月25日投稿(2012年5月25日更新) | 得票数 [2票] | コメント (3) | このお店へのレビュー: 2件

「五目あんかけラーメン(680円)」@来福源の写真お店は元エスパの前です。ただ路地に入るので、エスパにしょっちゅう買い物に行く人でもなかなか気が付かないかもしれません。

お店はもともとイタリアンでしたが、いつの間にか”本格中華 来福源“に変わっていました。順番が回ってきて、この日ようやく入店です。行ったのはランチタイム。連休のお昼です。

場所柄地元の方しかいないだろうと見当をつけて行きました。案の定、先客は2組でしたが、どちらもご近所の方でしょうね。全員60歳以上とみました。こちらは3人連れ。テーブル席に案内されます。全くの居ぬきですね。この吹き抜けや家庭的な店内は依然と少しも変わりません。

メニューを拝見。おっと、このお店も中国人のお店でしょう。麺類の表記は、面類になってます。これは中国簡体文字で麺が面だからです。以前も書きましたが、メニューの値段も680円、780円、880円が目立ち8がチョーラッキーナンバーの中国人の発想ですから。ただし、ランチメニューは600円か800円。ここはうまいものが食べれそう。3人が選んだのは、

海老チリ定食(800円)
マーボー豆腐定食(600円)
五目あんかけラーメン(680円)
青梗菜炒め(680円)

先に来た青梗菜炒めを食べながらラーメンを待ちます。およそ9分後に配膳。その前に定食が届けられましたが、マーボー豆腐や海老チリの他、スープ、大根サラダ、ザーサイ、焼売1個がついていてとても600円や800円と思えません。日曜ですがランチをやってます。

さて、あんかけラーメン。海老とイカが入った見応えのある絵になってますね。豚肉、白菜、小松菜、たけのこ、にんじん、うずら、木耳、葱。あんで表面はてかてかに光っています。あんでカバーされたスープをいただきます。

じんわりと鶏ガラ出汁の旨味とあんかけの旨味が口の中に広がります。こういう味ははずさないですね。甘い醤油味にうっとり。中国料理屋でラーメンを食べるときは、なるべくお惣菜ラーメンを食べることにしてます。麺が期待外れでも、お惣菜に保険をかけておけばがっかりのラーメンでもダメージは半分で済みます。なんなら、急遽ご飯を取ることもできるし。

この餡なら、中華丼もめっちゃうまいでしょうし、五目あんかけ焼きそばも合格圏内です。海老やイカの処理もきっちりとぬかりなく。

麺です。引っ張り上げると中細の中華麺ですがこれがなかなかにうまい。硬めに茹で上げていて、その辺は長年の経験が生かされてます。この麺ならラーメンもありでしょう。この値段ですから、やっぱり中国人コックさまさまですよ。じゃあ、帰りがけに厨房を覗いてみましょうかね。海老チリもマーボー豆腐も好評でした。マーボーはかなり辛いとのコメントがありました。

厨房を覗くと二人の男性が背中を向けて調理中でした。

で、大声で、

どうも、ごちそうさまでした。おいしかったです。

一人が振り向いてにっこりしてます。

ジェンダ ハオ チー ァ。

シェーシェー。

やっぱりでしょ。

また来るよ。 ウォーシャン ホイライ サイチェン。

2012年5月6日投稿 | 得票数 [2票] | コメント (2) | このお店へのレビュー: 1件