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| レビュー件数 | 37件 |
|---|---|
| レビュー店舗数 | 16店 |
| スキ件数 | 0件 |
| 平均点 | 82.081点 |
| 得票数 | 39票 |
| 最終レビュー日 | 2012年4月15日 |
ラーメンの構成は、麺、貝(浅蜊・蛤・帆立)、はじかみ、もずく、あおさのり、分葱、スープである。
麺は、中細のストレートであり、以前の潮浜蕎麦と同じもののため説明は割愛する。
スープは塩味であり、三種類の貝のダシと旨味が利いたものである。
調理中の段階から、カウンターにダシの香りが届くものであった。
すなわち、提供される前段階で、香りを楽しむことができる。
スープを口に含むと各貝の旨味が感じられる。
三種類もの貝があるが、味の強さが略同じ割合となるよう、
粒の大きさと個数で調節しているように感じられた。
さらに、もずく及びあおさのりによって“磯”が感じられる。
潮干狩りでは、浅蜊だけが採れるわけではない。
多様な貝が採れる。
三種類の貝はそこをイメージしているのではないだろうか…。
まさに“春の浜辺”を感じる。
ネーミングに偽りなし。
この時点で気になったのが、塩加減だ。
潮蛤のときに比べて塩気が弱く感じられた。
わざわざバター付きと、バターなしとを分けて提供する理由…。
三種類の貝を見て“なるほど”と感じた。
どれもバターとの組み合わせが良い貝である。
また、バターには塩分がある(ただし、お菓子用の無塩バターは除く)。
バターを投入してスープを一口…。
塩加減、各貝のダシのブレンドは申し分なし。
バター投入前のスープは、バターの塩分を差し引いた味に仕上げられている。
ここまで計算しつくされているとは…。
ただ、問題点がないわけではない。
帆立の貝殻が邪魔をして麺が取りづらいのだ…。
食べるのが遅いと麺が伸びてしまう恐れがある。
ともあれ、味への不満はなし。
あっという間に完売となってしまうのも十分頷ける。
ごちそうさまでした。
仕事帰りに訪問。
既にレポートがあがっており、実物はいかに…。
そんな気持ちで待つこと20分。
色合い、香り共に申し分なし。
器から春の“華”が感じられる。
器には、かつおダシの茶わん蒸し、
具として、鶏肉(1個)、椎茸(1/2)、姫竹(2本)、海老(1尾)、小柱(沢山)、三つ葉(沢山)、飛び子(沢山)、チャーシュー(一枚)、甘露煮の柚子(沢山)
が入っている。
特に感心したのは海老。
大抵のラーメン屋であれば色合いとして、
“かまぼこ”或いは“なると”を用いてしまうであろう。
食材そのものがもつ色、
柔らかい茶わん蒸しに対抗する弾力性としては、
海老はまさに打ってつけと思えた。
まず、肝心の麺を一口。
麺は何かが練りこまれている中太麺。
蒸しの効果故か麺に茶わん蒸しの味が染み込んでおり、
グイグイいける。
食べる前は麺が延びていないか心配したものであったが、
食感から延びとは違う腰のある柔らかさ。
いらぬ心配であった。
喉越しも良い。
ここに至るまで、店主の試行錯誤を繰り返した感じがよく解る。
非常に計算されている。
この後、豚鶏魚スープを投入することによりラーメンの姿に変身する。
これも美味しい。
なお、豚鶏魚スープを投入しなくても十分美味しいものである。
お好みでご飯を投入し、おじや風で頂くのもよい。
なお、今回は奮発してジャコ飯を投入。
個人的には嵌った。
単なるジャンボ茶碗蒸しとはまるで違う。
子供もこれは喜ぶであろう。
発想、技法共に申し分なし!!
これは、他のお店では絶対に真似が出来ない一杯だと思う。
ラーメンとは異なる新ジャンル“蒸し麺”と言っても良いかもしれない。
欠点を挙げるとすれば、提供可能な時間と最大数かもしれない。
なお、余談ではあるが、家族連れが入店された際に子供が店主に声を掛けていた。
子供からも好かれるラーメン屋の店主はなかなか居ないんじゃないかな…。
ラーメンだけでなく、お店の温かい雰囲気もご馳走様でした。
麺は中太のストレート(250g?)。
つけ汁の器には、海苔、ネギ、なると、チャーシュー2枚、味玉、ほぐし豚、メンマが入っている。
まず、メニュー写真と異なる提供物であったのが問題である。
写真では味玉がカットされていたが、提供品はカットされていなかった。
2日にオープンして、いきりなりこのような変更がなされたとは思えない。
カット程度の差くらい…と、思われるかもしれないが、
提供品は細かな作業を積み重ねた上で完成する。
味玉をカットする作業すら手を抜く・・・
このようなことが積み重ねられて作られたものが
美味しいとは到底思えない。
食べる前から嫌な予感を感じた。
この予感はいきなり的中。
麺を一口食べ、早速不満を感じた。
水切りがしっかり行われていない。
故にベチャっとした仕上がりになっている。
そして、モチッとした触感もなく、麺自体の風味が乏しかった。
気を取り直し、麺をつけ汁に漬けて2口目。
つけ汁にも不満を感じた。
麺が中太であることからスープの粘性が求められると考えられるが、
サラッとしたものであるため、スープの味が麺に乗らない。
麺が細麺であれば毛管現象を利用し、ある程度の量のスープを
麺で挟み込むことができるが、中太では難しい。
つまり、スープの質と麺の太さとのミスマッチ感が否めない。
さらに、トッピングの具がつけ汁の器に全て投入されているので
麺がつけ汁に漬すことができない。
良いと感じられる所が一つも見当たらなかった。
ここで箸を置くことにした。
作り手には、何故、殆ど手を付けられず残されたのかを考えて欲しい限りである。
2周年記念第3弾。
上記点数に+10点。
昨年、満点をつけたことを後悔するほど美味しかった。
蛤+3種類の昆布等のダシが利いたスープ。
ダシの取り方を1つでも誤ったらこの味は出せない。
和食で培った技法が十二分に発揮されている。
注文者全員がスープまで完食するだけのことはある。
注目すべきは、通常のラーメンで使われる具材が無いことだ。
メンマすら入っていない。
鶏肉に至っては片栗粉以外のものでコーティングし、脂の広がりを抑えている。
それだけ、スープの味の阻害要因となる脂を徹底して避けている。
アオサ海苔もコリコリした触感があり、良いものを使っている。
それ故、「潮」をより感じさせてくれる。
カブは下拵えが施されており、硬すぎず柔らかすぎない歯応え。
蛤は、器の面積の大部分を占めてしまうほど大粒で、柔らかい。
下手に調理すると硬くなってしまうものだけに、流石である。
また、これだけ大粒の蛤を販売分用意するのも大変だと思う。
はじかみも落ち着いた彩にアクセントを加えており申し分ない。
麺は中太麺で角ばったものが使用されている。のど越し並びに歯応えは申し分ない。
〆にご飯(半ライスを別途注文)をおじや風にして頂いたが、これがまた格別だった。
3周年目も是非とも頑張って欲しい。
御馳走様でした。
2周年記念第2弾。
トッピングされている具材以外は、昨年とほぼ同じ。
元々のコンセプトが麺とスープだけの素ラーメンであっただけに、この変化には少々びっくりした。
彩と見栄えの脇役的な存在だった鴨が今年は主役になっている。
歯応えが弱・中・強と異なるお肉をラーメンに用いる発想は初めてで新鮮だった。
これだけお肉が入ると、脂っこさや鴨特融の臭みが懸念材料となるかもしれないが、いらぬ心配であった。
ジューシーさを残しつつも、脂っこさはなく鴨特融の臭みもない。
ここに店主の腕が光っていると思う。
少々残念だったのが、スープに鴨の風味があまり感じられなかったことだ。
とはいえ、基本的には美味しい。
わずか3分で完売に至る盛況ぶりで、人気の高さを伺わせる一杯である。
御馳走様でした。

















