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2016年11月26日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区京橋

ソラノイロ トンコツ&キノコ@京橋駅8番出口目の前

ソラノイログループの新店が京橋駅前(8番出口すぐ、雨に濡れずに行ける)に11/25オープン。

1,「ソラノイロ japanese soup noodle free style」(麹町)
2,「ソラノイロ salt & mushroom」→「素良」(麹町)は休業中。
3,「ソラノイロ NIPPON」(東京駅八重洲地下)
に続く、4店舗目の新業態。

メインコンセプトは「豚骨」。一風堂に11年在籍した店主・宮崎さんが一風堂創業者・河原さんに背中を押され、満を持して「豚骨」味を提供。
しかし、そこは「クセモノ」(誉め言葉)の宮崎さん。直球ではやってこない。

主なメニュー構成は3つ。
スパイストンコツソバ900円
豚骨ソバ850円
キノコのベジ白湯ソバ1000円

スパイスと豚骨にはトッピングメニューがある。スパイスにはパクチーなどもオススメ。チャーシューは瀬戸のもち豚。

「stnading ramen space」という立食スペースも用意し、急ぎのサラリーマンにも対応。駅の立ち食いそば並の早めの提供を心掛けるとか。

それとコールドプレスジュース、スープの販売を8:00〜19:00で提供するのもユニーク。

豚骨ソバは、さすが豚骨歴が長いだけあって臭みのないスープに佐賀風のやや太めの切り刃18番、加水率28%を合わせてきた。

キノコのベジ白湯ソバは、2号店の味をブラッシュアップし、麺に練り込んでいる椎茸パウダーを増やしている。平打ち麺12番、加水率35%。こんなに旨かったかな?と率直に思ってしまうほど、わかりやすくおいしい。

そして、メインはこの味、と店主が言うだけあって券売機でも「左上」の特製スパイストンコツソバ1150円が推し。これは一口でその美味さがわかる。クミンやオールスパイスなどを組み合わせており、さらにアリッサ+特製辛味噌を添付している。これらスパイスに関しては、宮崎さんの同級生が経営している「世田谷クミン」の店主がアドバイスしているようだ。

ひと言、わかりやすい言葉で言ってしまうとカレー風味なのだが、スパイスを絞っているのとカレーラーメンにはならないような工夫、そして豚骨スープを活かしながらのベストマッチング。出てきた瞬間、そのビジュアルと香りでハートを鷲掴み。(個人的な今日のビジュアルクイーンはキノコのベジ白湯ソバ。味はスパイスが一番好み。)麺は豚骨と同じ。

カレーラーメンはなかなか都内では定着しないのだが、これは(カレーラーメンではないが)定番メニューとして人気が出そう。

来年は「攻める」とか「動く」と言ってる宮崎さん、この店の展開と共にグループ全体及びプロデュースやコラボなどの動きからも目が離せなくなりそうだ。

お店データ

ソラノイロ トンコツ&キノコ

東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグランB1F(京橋)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。