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2025年5月31日の大崎裕史の今日の一杯

埼玉県さいたま市桜区

御影つけめん並(1300円)

2025年3月13日プレオープン開始、4月12日グランドオープン。
「狼煙~NOROSHI~」が1店舗だけの頃から在籍し、グループの拡大に貢献。通算11年活躍し、大宮店や本店の店長を歴任したエース、佐久間店主の独立店。
それもあってか、新店の割に驚くようなポイント急上昇。今日(5/30)現在のラーメンデータベースポイントは95.25。ここ3カ月の新店ランキング全国1位。「最近評価の高いお店ランキング」「お店注目度ランキング」も全国1位の三冠。いろいろと突き抜けているのでちょっと遠いけど頑張って行ってきました。
店の場所は埼京線与野本町約3.1km、京浜東北線北浦和駅約4.5km。バスの場合、北浦和駅より西武バス北浦10・北浦15で「大久保」バス停下車徒歩3分、または浦和駅より国際興業バス北浦13「大久保支所」バス停下車徒歩1分。駐車場は敷地内に10台分。

店に入ると少し空席あり。よかった〜雨だからなのか、すぐに座れそう、と思ったらお店の方から、「食券を購入してお待ちください。」と。どこで待つんだろう?と思ったら、なんと隣に待合室がありました。こんなに広い待合室まで借りているのか。スゴい。15人くらいは座って待てそう。私の前に3人いました。でも、少なくてよかった。しかもその3人はテーブル希望でカウンターが先に空いたようで飛ばしで入店、すぐに着席できました。

メニューは、
御影つけめん並1300円
御影つけめん中1400円。
並を購入。

店内は厨房を囲むL字型カウンター12席(8・4)、テーブル4席。
厨房に店主と女性の2オペ体制。店全体を仕切ってる感じの女性の接客が素晴らしい。まずは料理を食べる前にそこで感動。
卓上調味料として青海苔、海神の藻塩、京七味、マスコットブラックペッパー・ガーリックミックスなどがある。
麺皿、つけ汁の器、具の小皿、箸、レンゲ、ウェットティッシュが木製トレーに載って到着。提供時に「濃かったら出汁で薄めることが出来ます。最後に出汁割りもどうぞ〜。青海苔と藻塩を麺にかけて食べるとそのままでもおいしく食べられます。」とのアナウンス。

小皿の具はチャーシューとメンマ。チャーシューは注文の都度カットし、耐熱ケースに入れてレンジで加熱、さらにバーナーで炙った手間のかかったもの。柔らかくて実においしい。チャーシュー増しでもいい。(まだメニューには無いかも?)
つけ汁は「100kg超えの肉、骨、野菜、魚節を煮詰めた濃厚スープ」。ドロッとしていて麺を入れただけでは沈まないほど濃厚。これまたスゴい。紫玉ねぎ、芽ねぎ、魚粉、柚子皮がトッピング。

自家製の麺はゆで時間12分、平打ちストレート極太タイプ。見た目は蕎麦っぽい。食べるとうどんのような食感。「蕎麦•うどんの手打ち式製法。日々の温度湿度で変化する特級多加水麺。花崗岩のような御影麺。」胡麻を練り込んでおり、名付けられているが御影石の様な驚愕のビジュアル。

極太麺に藻塩や青海苔をかけてそのまま食べても確かにおいしい。最初の一口と思っていたが、何口かイケてしまった。つけ汁は浸けるというよりも絡めるという印象の超濃厚。動物魚介系超濃厚つけダレ。ここまで濃いのは久しぶり。麺にパワーがあるのでこれくらいじゃないとダメなのかも。そういう意味では麺とつけダレが拮抗しているパワーアイテム。出汁割りはつけ汁の器を渡して、ポットから割り用の出汁を入れて貰える。その際も「濃かったら言ってください。何度でも薄めます。」とありがたい言葉。でも1回で十分おいしく飲めた。完食完飲。

いや〜スゴいお店が誕生していた。場所が遠いが、ますます人気になっていきそう。さすが埼玉県でも人気グループの店長経験者。まだ一カ月半なのにすでに名店の貫録十分。あな、恐ろしや。
(いつものようにハードデータはいけ麺さんの「麺好いブログ」より借用)

お店データ

手打式特級多加水 御影麺 鏑矢

手打式特級多加水 御影麺 鏑矢

埼玉県さいたま市桜区五関6-1

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。