なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2017年10月4日の大崎裕史の今日の一杯

東京都世田谷区千歳船橋

最初の出会いは「Parade」(都立大学)。「間借りの割には随分うまいな」という感想だった。その後、「はいむる珈琲店」(武蔵小山)のラーメンを監修。こちらも珈琲店とは思えないデキだった。そして「chopsticks de 麺」(六本木)も間借り。早く落ち着かないかな〜と思っていたらようやく自分の店をオープン。しかしラーメン専門店ではなく、「ラーメンカフェ」という業態。らしいと言えばらしいか。
店名及びメニュー名の「IINO」は店主名(飯野)から。
最寄り駅は千歳船橋か経堂だが徒歩15分くらいはある。世田谷通り沿いを通るバスだと「農大前」で降りると1分。世田谷通りと言えばラーメンストリートでもあり、当然通り沿いかと思ったらロイヤルホストの裏にあり、しばらく探してしまった。
「RAMEN CAFE」というくらいなのでオシャレ。ラーメン好きのオヤジ(私のこと)が一人で入るのに気が引けるほど。でも、そんなことは何度も経験済み。
メニューが多くて、正直何を頼むか迷う。まずは「ラーメン」か「つけめん」かを決定。ラーメンの場合、次に「あっさり」か「こい」を決定。そして通常麺(味毎に指定)か低糖質麺を決め、味(塩煮干、海老醤油、海老辛)を選択。そしてトッピング。私は「あっさりIINO」の「塩煮干」800円で通常麺(細麺)を選択し、トッピングで柚子胡椒おろし100円を注文。これが別皿で出てきて助かった。
スープは半透明の綺麗な清湯。鶏ガラ+魚介。直前ブレンドなので風味が豊か。トッピングは豚と鶏のチャーシュー、ラディッシュ、三つ葉。そして目を引く絹ごし豆腐。前の店でも入れていたがこれは面白い。これが「こいIINO」になると玉ネギと塩昆布に変わり、麺も中太麺になる。
後半、別皿トッピングの柚子胡椒おろしを加えたら、かなりの味変で柚子胡椒やおろし好きにはオススメ。
間借り時代も十分おいしかったが、店を持ったことによりやりたいことがやれるようになったのか、さらにおいしくなった。これは他のメニュー(他の味や「こい」、「つけ」、あるいは限定)も食べてみたくなる。そこそこ大箱なので混んでる時は時間がかかるのと、この席数で維持できるのかどうかがちょっと心配。この日はそんなに混んでなかったが、外観を撮ってラーメンが出てくるまでに25分。混んだら大変そう。

お店データ

RAMEN CAFE de IINO

東京都世田谷区上用賀2-3-1 パシフィック馬事公苑前105(千歳船橋)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2015年12月末現在約23,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。