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流星

味をメインにして採点しますが、それ以外にお店の方の姿勢と値段のバランスも加味して採点します。当日から三ヶ月前までに行ったお店を対象とします。同じお店や同じメニューを複数採点することもありますが、同じメニューは一ヶ月以上開けて採点していきたいと思います。よろしくお願い致します。

平均点 74.921点
最終レビュー日 2019年10月14日
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「濃厚豚骨伊勢海老つけ麺 840円」@竹本商店★つけ麺開拓舎の写真奥羽越NDBの旅:ラーメン編‐其の肆(四)‐
土曜の10時半過ぎに到着。グツグツと沸騰しているスープのつけ麺に興味があって来店。車の中でしばらく待っていると店外に列が出来始めた。一人中に入っていったようであったが、人の動きが無い。10分前に店員がドアを開け「開いています」との声がかかった。私も含め開店していることがよくわからなかった。カウンターに案内され、掲題のメニューを予定通りオーダー。その直後目の前にあった貼り紙「伊勢海老 塩つけ麺 820円」がとても気になった。これは限定か?・・・

出てきたつけ麺は石焼き仕様の器にグツグツと沸騰しているスープが特徴的なビジュアルで、何となく男鹿の石焼鍋を思い出した。豚骨特有の香りが強いのも特徴的である。卓上の指南書の通り、まずは沸騰状態のまま麺を投入して食べてみると、すぐ麺に熱が通ったのはいいが、かなり熱くて味がわからない。沸騰が徐々に無くなってきたタイミングを見計らって再度投入すると、濃いめの豚骨味に伊勢海老の香ばしい風味が伴って美味しい!食べ進む毎に伊勢海老の味が目立ってきた。豚骨と伊勢海老の味に一体感のある美味しいスープとそれを受け止めるしっかりとした麺である。沸騰が完全に無くなるとスープと麺の両方に旨みがはっきりと現れてきた。具材はチャーシュー・メンマ・ホウレンソウ・味玉半分・海苔、そしてレモン。チャーシューは熱で脂が溶けてホロッとした状態になって美味しい!メンマは太めでしっかりとした食感であるが、発酵的な味わいが見え隠れしていた。ホウレンソウは茹でた仕様で、スープとの相性がGOOD!クオリティも良いと思った。味玉は濃いめの味付けで美味しい。海苔は麺を巻くようにして美味しく食べることができた。後半にレモンをスープ側と麺側にフルに搾って食べてみると、酸味がいい味変となった。スープ割りは器で提供され、多めに投入すると魚介系の出汁が効いて、これも美味しく完飲した。

グツグツするスープが特徴的なつけ麺で、沸騰から徐々に温度が落ち着いていくことで味わいがわかり、石焼き用の器を使っていることで、温度を保ってこの味わいを出しているのが素晴らしい。温度も味と考えている姿勢が感じられた。これを寒風吹きすさぶ秋田土崎の冬で食べるとどれだけ美味しいかと思った。メンマの味やアタック時の豚骨の強さが少し気になったが、美味しいつけ麺を食べたという印象であった。次回は「伊勢海老塩つけ麺」を食べてみたいと思う。

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「味噌野菜なしラーメン 600円」@麺屋 秀吉の写真奥羽越NDBの旅:ラーメン編‐其の参‐
平日の18時過ぎに到着。以前こちらのお店は“めん華横手店”で、その頃はのびない麺とさっぱり系で出汁の効いた味噌スープのラーメンが美味しかった記憶がある。事前にやっていることを確認して久し振りに来てみると、奥様が「主人は今出かけている」と地元の言葉で回答。20分程店内で待っていると戻ってきた。普通ならがっかりするところだが、以前新潟・臼井地区のお店で言われた言葉を思い出した。その後掲題のメニューをオーダーして待つことにする。

出てきた一杯は味噌汁的なスープの色合いと具だくさんというビジュアルで、これで600円とうことにお得感があった。スープを飲んでみると温度がややぬるめであるが、さっぱりとした味噌スープに豚骨系・煮干系・野菜系の出汁が効いて美味しい!出汁感はガツンとくるモノではないが、しっかりと複雑性があった。麺は細めの縮れ麺で、十文字のラーメンの麺に近い。食べてみるとスープをしっかりと持ち上げて美味しいが、軟らかめの仕様である。以前はこうだったかなあと思いつつ食べ続けた。縮れ麺特有ののどごしはスープ・具材と相俟って以前と同様であった。量的にも満足感があった。具材はスープで隠れているもののチャーシューの量が多く、“野菜なし”というラーメンでもインパクトがあった。内容はチャーシュー・メンマ・玉子・海苔・刻みねぎ。チャーシューは分厚くて柔らかいく肉本来の旨みがはっきりとあって美味しい!3枚位入っているが、厚いのにホロッとする仕様で素晴らしい仕事をしていると思った。メンマも大量に入っていて、コリっとしていい食感だがよくある仕様。玉子半分・この地区特有の細長い海苔もクオリティこそ普通であるが、麺・スープと併せて良い味になった。輪切りねぎは切り立てで、揮発性が残っている仕様であったが、スープと併せて美味しく食べることができた。

敢えて“野菜なし”という名称のラーメンをオーダーしたが、さっぱり系の味噌スープに3枚のチャーシューのボリュームが素晴らしく、価格を考えるとこれだけでも納得できる具材であった。これで野菜が入っていたらどういうボリュームなのだろうか。麺も美味しさは伝わってきたが、やはり軟らかい茹で加減が気になった。スープのぬるさはたまたまか。退店時18年前に食べたことを伝えると地元の言葉で御礼をいただいた。当時初めて納豆入りのラーメンを食べたこちらに来ることができ、今回は満足である。

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「中華そば 450円」@丸竹食堂の写真奥羽越NDBの旅:ラーメン編‐其の弐‐
平日の12時前に到着。10数年前に行って以来で、その際に食べた冷がけ中華のダブル(+200円)がとても美味しかったことが記憶に残っている。個人的には十文字三大ラーメン店の中ではこちらが一番嗜好に合っていると思って、この度来店。久し振りに入店するとほぼ満席で、4人席が空いて案内されるが、すぐ相席となった。店員さんに掲題のメニューをオーダー。まずは付け合わせが提供された。

出てきた一杯は過去に食べた記憶と同様油分がほとんどないスープがたっぷりで、具材や麺が透明度の高いスープの下に透けて見えているビジュアルで、この地区独特の細い麺の中でも一番細い麺のように見えた。スープを飲んでみると、んーちょっと薄いな~。スープたっぷりはいいのだが、スープダレの配合がブレていると思った。これは残念。煮干しか焼干し系に昆布からの旨さはわかるのだが、飲み進めても味わいは変わらなかった。麺は極細の縮れ麺で、十文字三大ラーメン店の中では一番細いのではなかろうか。食べてみると、麺の強い縮れがいい食感とのどごしとなって美味しい!スープとの絡みも強く、本来なら止まらない感覚になる味わいである。これでスープの味が本来の出来なら・・・。量も価格を考えると満足感があった。具材はチャーシュー・メンマ・麩・かまぼこ・海苔・刻みねぎ。モモチャーシューは2枚入っており、肉本来の旨みがスープと相俟って美味しい!メンマもいい食感で多く入っており、どことなくメンマらしくないビジュアルである。麩はスープを吸って本領を発揮していた。他の具材も美味しく食べることができた。完食はしたが、スープは半分残してしまった。

以前の記憶通り、極細で恐らくかんすい未使用の縮れ麺の味わいが素晴らしく、それに伴う具材も地元色が出ていてクオリティも良いと思った。両方ともスープに馴染んで一体感があるのだが、スープが薄めだったことが気になった。今まで数回しか食べていないが、さっぱり系が下ブレするとこうなるのだなというある意味貴重な一杯であった。次回はやや迷ったチャーシューメン(600円)でいこうかと思う。

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「冷っこい中華 550円」@マルタマの写真奥羽越NDBの旅:ラーメン編‐其の壱‐
平日の17時半前に到着。個人的に忘れられないのがこの地区のラーメンで、この界隈の三大ラーメン店を何回も行ったことがあった。こちらのお店はやや柔らかめという印象があったが、当時こちらがイチオシだったこともあり、18年振りに来店。この時間先客数名であったが、遠方からと思われる方も食べていた。今まで食べたことが無かった掲題のメニューをレジでオーダーして席に座る。先払いシステムのお店である。

出てきた一杯は典型的な旧十文字町のラーメンというビジュアルで、清淡系のスープに細くて縮れている麺が特徴的である。スープは飲んでみると油分が全く無く、煮干し系の味わいがはっきりと出ていて美味しい!冷たいことで旨さがはっきりとわかる。煮干し出汁に鰹出汁が効いており、まるでラーメンの“冷がけ”バージョンである。思った程塩分も感じず、飲みやすいスープである。麺は細い縮れ麺で食べてみるとピオピロモチモチという食感で、しっかりとしたコシがあって美味しい!以前食べた柔らかさが感じられなかった。そして冷たいスープなので、伸びないのもGOOD!いきなり止まらなくなった。麺量は価格を考えると妥当なところである。具材はチャーシュー・メンマ・玉子・かまぼこ・海苔・輪切りねぎと豊富であるが、温かいラーメンに入っていた麩は無く、その代わり玉子というところか。2切れのチャーシューは脂身のない仕様で、肉本来の味わいが旨さとなっていて美味しい!メンマは出汁醤油がほんのり効いており、コリコリとした食感。玉子は小さめのモノで、スープと相俟ってこれも美味しい。他の具材も美味しく食べることができた。スープも含め完食完飲した。

油分の全く無い冷たさ(=冷た過ぎない)が美味しさに繋がっているスープで、そこにスープをしっかりと持ち上げる細い縮れ麺との相性が素晴らしく、麺のコシと食感はこの地区独特の味わいであり、強いシナジー感があった。そこに脂身のないチャーシューが美味しく、冷たいスープに余計な脂が浮いていないのも個性的で、秀逸な一杯を食べたという印象が残った。次回はこちらの大盛を食べてみようと思う。

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「(北浦産くろも・じゅんさい入り)しょっつるラーメン 850円」@お食事処 島の家の写真日曜の11時半に到着。この時間この界隈はとても静かで、温泉郷にある巨大なホテル群もその近くにある街もまるで眠っているかのようである。かつて“秋田で二番目においしいラーメン”との言葉に興味を持って行ったことのあるお店であるが、あまり記憶にない。久し振りにこの界隈を検索してみると、行った当時には無かった“しょっつるラーメン”なるものを発見。地産地消のお店としても紹介されており、来店を決意。一番乗りだと思ったが、既に先客が一組。カウンターに案内され着席。その後続々と来店客が入ってきて、12時前になのに卓席は全て埋まった。このお店だけはこの界隈で賑わっているようである。人数を捌ききれなくなってきており、女性店主は少し慌てた様子だった。

少し時間を置いて出てきた一杯は、事前情報の通りじゅんさいと地元産のくろもという海藻が特徴のラーメンで、ボリュームがあるように見えた。あまりしょっつるの独特な香りは感じられなかった。スープを飲むと、すっきりとした塩スープで、塩分が少なめに感じられるのは海藻の影響だと思われる。ただ肝心のしょっつるの味がわからない。あれだけ個性的な調味料なら、すぐわかってもいいはずだが・・・。逆に癖も強くて全面に出すには難しいので、しょっつるではないかそれに近い風味のものを使っているのだろうか。麺は細めの少し縮れている麺で、コシがあるということはわかるが柔らかめの仕上げ。スープ・具材と馴染んで美味しく食べることができた。麺量はやや多めだが価格相応という印象である。具材は、北浦産くろも・じゅんさい・チャーシュー・メンマ・輪切りねぎ・なると。くろもはスープの温度で少しネバッとしているが、食感もGOOD!これはいい取り合わせ。じゅんさいはツルッとしたプリプリ感のある食材で、本来は三杯酢やお吸い物で食べたことがあるが、ラーメンには合うような合わないような・・・微妙な味。じゅんさいにもクオリティがあるが、原価を考えたクオリティのじゅんさいを使っていると思った。チャーシューは肉からの味と出汁系の味が出ていて美味しい!メンマは食感こそいいが、味としての個性がない。なるとと大量の輪切りねぎがいいアクセントを出していた。

個性的な具材が印象に残ったラーメンで、地元産のくろもの食感は素晴らしく、別途トッピングできればとも思った。チャーシューも素晴らしい出来で、美味しく食べることができたラーメン。麺も柔らかめの仕上げであったが、スープ・具材を取りまとめていた印象が残った。スープについてであるが、しょっつるを使っているという印象が感じられなかった。難しい調味料なのでどういう加減で使ったのかわからないが、もっとはっきりと味を感じたかった。具材がこれだけ主張しているのでとても惜しい。良いと思ったところとそうでないところがはっきりしていた一杯であった。後に“秋田で二番目...”という理由を調べてみたら「一番を目指していますが、皆さんそれぞれに一番のラーメンがあると思いますので、二番目においしいという事にしました」とのこと。その考えに感動した。

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「中華そば 500円」@にぼし中華 治右衛門の写真土曜の22時前に到着。こちらのお店はいろいろなサイトで住所ミスのまま記載されており、その上わかりにくい場所にあるため検索機能がほとんど役に立たない。結局近くのお店で聞いて「千秋小路」にあると確認。「まだ開いてないかもしれない」と言われ、まず20時過ぎに行ったが、言われた通りだった。再度行ってみると店内の灯りがついており、開けようとすると鍵がかかっていた。それに店主が気づき入れていただいた。カウンターのみの昔ながらの店内で、メニューはそれ以外はしお中華とビールしかないお店である。約15年前に来たことがあるが、泥酔しながらさらにこちらでビールを飲んだ記憶もあるが、煮干スープの美味しさが記憶に残った。場所こそ忘れてしまったものの、久々の味はどんなものであろうか。

出てきた一杯は、典型的な中華そば的ビジュアルで、丁寧な具材の置き方が素晴らしいと思った。見ている間に煮干の味が香ってきた。そのスープを飲むと、煮干が効いていて美味しい!エグミのないクリアな味という印象のスープで、煮干からの出汁がほぼ100%のように感じられた。内臓を丁寧に取られた煮干を使われているように思われ、厚みのあるスープである。油分は少なめで、醤油は甘めの味を出していた。麺は細い縮れ麺で、シコシコとした食感がGOOD!茹で加減が丁度良いと思った。美味しい麺であるが、価格に比べてやや少なめなのは〆のラーメン店としての存在故か。確かに後半緩くなってくるのがわかった。具材は、海苔・チャーシュー・メンマ・輪切りねぎ。モモ肉チャーシューの味が素晴らしいですね~。肉由来の旨みと歯応えに味付としての醤油味のバランスが絶妙である。メンマもいい食感で味付も素晴らしい。輪切りねぎと海苔も美味しく食べることができた。あっという間に完食した。

クリアな煮干スープなもののスープにあっさり感は感じられず、この系統にありがちなフッと旨みが切れる味わいは皆無であった。具材もそれぞれが丁寧に仕上げられ、シナジー感を出している素晴らしい一杯。麺の仕上げも素晴らしく、以前食べたときは柔らかかったという記憶があったが、それを払拭してくれた。ただ麺量についてはお店の開店時間から仕方無いものの、もう少し食べたかった。勢いで2杯食べる人もいるのではないだろうか。以前食べたときより好印象が残った。またこの界隈に来ることがあれば、時間さえ許せばまた来たいお店である。

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土曜の13時半過ぎに到着。秋田県に時々ある“民家系”店舗である。入店後厨房兼カウンターでオーダーするのが特徴で、オーダー後着席するという常連さん優位のお店。そのせいか客層全員が初老の男性であった。かつて何回か行ったことのあるお店であるが、すっかりオーダー方法を忘れて先に着席してしまった。オーダーは席を立って厨房兼カウンターにいた店員さんにコール。厨房には少し顔が強張った女性が見え隠れしていた。秋田市近辺には“江戸系”なるラーメン店があり、新潟市内にもその系譜のお店がある。辛い薬味と酢を大量にかけて食べるのが共通点ではないだろうか。こちらのお店のメニューはラーメンとシンプル(具無し)の小・大・特の6種類のみである。

出てきた一杯は、以前と同様辛そうな薬味とモモ肉チャーシュー、そして濃いめの醤油ベースが特徴の中華そばである。常連さんと違って、卓上のでかい酢ポットをいきなり入れることはせず、ある程度食べてから投入して食べることにした。ん、店内に貼られている価格表の下に何と「店内の撮影は一切禁止です」との文言が!!!まあ画像はやめておきましょう・・・・・・・。スープを飲むと、鶏がら・トンコツ・魚介の味が僅かにするが、かなり薄い。そのためか醤油の味が目立つ。塩分は強めでないので、醤油のみの味に頼っているのではないが、独特な味わいのスープである。以前もそうだったかなぁ・・・。麺は細い縮れ麺で、コシがしっかりして美味しい!小麦の風味こそ感じられないが、スープと相俟って美味しく食べることができた。量は価格相応である。具材は、チャーシュー・メンマ・輪切りねぎ・ニラの入った辛味。モモ肉チャーシューは醤油味で、肉の旨みと相俟って美味しい!赤身肉の旨みが引き出されていると思った。メンマは食感こそ良いものの、標準の域を超えていない。輪切りねぎはいいアクセント。辛味を溶かして食べてみると、唐辛子系の辛さがニラの風味を伴ってシャープな味になった。スープに出汁感が無いのはこれが理由かと思った。そこに酢を投入。数回投入すると丁度良い加減のところが見えて美味しさが出てきた。いろいろ試行錯誤しているうちに完食になってしまった。

スープ・麺・具材そして薬味がそれぞれ個性的で、今まで出会った一杯と違って薬味がスープをリードしているように思われる中華そば。その意味では他に無い個性であり、そこに大量の酢を投入して食べるという面白さも感じられた一杯。麺や具材は美味しく、強く縮れた細麺の食感は素晴らしく、チャーシューも肉本来の美味しさが出ていたが、スープについてはどうしても出汁からの味がもっとほしい。確かに薬味と酢で美味しくなるプロセスは理解できるが、最初の時点ではっきりとした旨みもほしい。ちょっとしたことでさらに美味しくなるお店だと思った。
いつの頃から撮影禁止になったのか知りませんが、せっかくの個性的な一杯なので、解禁してはいかがでしょうか。そう思っている人は多いはずですよ。

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「ちゃんぽん(並) 800円」@めしやのチャンポンの写真平日の18時に到着。あまりラーメンに興味の無かった頃、自衛隊通りに“みそや”というラーメン店があり、吹雪の強い日に食べた生姜の効いた味噌ラーメンがとても美味しく感じられ、それ以降ラーメンに興味を持って今に至っている。わかってはいたがそのお店は数年前に閉店。それを確認した後、こちらに来店した。こちらは秋田オリジナルのちゃんぽんを提供しているお店である。カウンターのみの店内で、秋田にはあまりないウッとくるような店内のトンコツ臭は以前と同じである。こちらのお店は自分が知る限り2店あったが、今はこちらのみとのことで、時代の流れが感じられた。久し振りの味はどうであろうか。

出てきた一杯は、湯気が出てアツアツな丼からいろんな具材からの良い香りが出ており、食欲が掻き立てられるちゃんぽん。スープは白濁しておらず、醤油風味に近い。大きい湯呑みに入っている割り箸を取り出し、食べてみることにする。スープを飲むとトンコツと具材からの旨みが相俟って美味しい!この白濁していない魚介の味がするトンコツスープはどこかで飲んだような・・・思い出せない。スープは具材といっしょに煮込まれたようで、一体感がはっきりしていて力強ささえ感じられる。麺は太めの少し縮れている中華麺系で、スープとの絡みも良いが具材とも絡んでGOOD!ボリュームもあり、コシもしっかりしている。茹で加減はアツアツのせいかそれともちゃんぽんにりがちな柔らかさが少し感じられた。具材は、生卵・豚バラ肉・牡蠣・イカ・干しエビ・ちくわ・もやし・キャベツ・ ニンジン・タマネギ。ほとんどが出汁も出る具材ばかりで、スープといっしょに煮込まれているはずの具材であるが、かなり強い熱で短時間炒められたのかクタッとしているところが無い。新鮮な食感で美味しく食べることができた。生卵はスープに滑らかさを出していた。卓上に油の無い乾燥したような粒だけの辛味があったので、聞いてみると「昔から受け継がれている自家製ラー油」とのこと。以前はこれを投入して食べたことが無かったので、後半これを投入すると、胡麻油の風味と辛さがスープに馴染んで見事な味変となり美味しい!思わず何回も投入してしまった。今回ニンニクは投入しなかった。スープも含め完飲した。

トンコツと具材からの出汁が効いており、そこに醤油系のスープが見事なハーモニーを演じているスープで、しっかりとした麺と具材の美味しさも含め、秋田オリジナルのちゃんぽんは健在であった。特に具材は約15年前に食べた時よりクオリティがアップしているようにも感じられ、さらに自家製ラー油がこの一杯に味変という面白みを引き出してくれた。麺の茹で加減がやや柔らかかったものの、さらに緩くなることなく素晴らしいちゃんぽんであった。ここ土崎地区から全国に発信しても良い味だと思って退店した。

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「ラーメン 550円」@伊原純平の写真平日の12時に到着。こちらのお店の存在はかつてこの地域でお世話になった頃にもわからなかった。“小砂川”で検索していたら、偶然見つけたお店。お店の看板がないことはわかっていたが、住所検索しても地図には正確に表示されない。結局近くの郵便局の方に聞いて辿り着いた。郵便局の方曰く「時々お尋ねになる方が来ます」・・・そうでしょうね~。お店の前に来ても本当に飲食店なのかわからない。駐車してある車の間をすり抜けると暖簾がかかった入口があった。店内は土木系の方と地元風の方が既に待っており、常連的雰囲気を漂わさせていた。店主が奥から出てきて、即オーダー。ちなみにここ小砂川地区は6月から数ヶ月岩牡蠣が漁獲され、個人的にはこの地区の岩牡蠣が一番美味しいと思っている。小砂川のラーメンはどんなものなのだろうか。

出てきた一杯は、シンプルそのもののビジュアルで、まさしく中華そばの典型である。透明感のあるスープを飲むと、鶏からの旨みが出ているスープであっさりとした醤油味である。シンプルで飽きの来ない味となっているが、飲み終わると少し調味料的な味が感じられた。麺は中細の縮れ麺で、平打で色が白っぽい。恐らく自家製麺。由利本荘から庄内・下越はこの麺で文化が共通しているのではと勝手に思ってしまった。食べてみると柔らかい仕上げで、スルスルッと入っていく感覚である。スープとの絡みが良い麺である。量は価格と比べても遜色は無い。具材はチャーシュー・メンマ・輪切りねぎ。2枚のモモ肉チャーシューは、醤油の味が染みており、肉の旨みとシナジーしている。メンマは長めだったり太いのもあり、具材として個性的である。濃いめの味付とコリコリとした食感で美味しい!10本位はいっていただろうか。満足感があった。輪切りねぎは鮮度が良く、いいアクセントであった。

長くて大きいメンマが多く入っており、自家製と思われるが、ボリュームと食感の素晴らしさが記憶に残った。チャーシュー・ねぎも美味しく、また麺ものどごしの良さが好印象だったが、柔らかかったせいかコシが弱いようにも感じられた。スープもすっきり系なのは個人的には良いのだが、飲んだ後に微妙な癖が残ったのはたまたまだろうか。そこが特に惜しい。お店は後にどなたかのブログで昭和51年開店と知る。長くこの地区でやられているのは素晴らしい。きれいな海と岩牡蠣以外に地元の名物を見つけたと思って退店した。

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「中華そば 450円」@清吉そばや 本店の写真平日の10時過ぎに到着。朝からやっているお店で、知る限り以前は市内に3~4店この系列があり、どのお店も繁盛していた記憶がある。本店は以前あった場所とは違うような気がするが、複雑で細い道が多かった市街地を整備したようなので、移転したようである。約15年振りの来店である。入口にオーダー窓口があり、老人であるが迫力のある男性が一人オーダー係として鎮座。プラスティック券を渡され入店すると全部4卓席と座敷になっており、そこに一人一人が中華そばを食べていた。お店もきれいになっており、以前の大衆的な面影は無かった。

出てきた一杯は、年季の入った器に鶏肉が細かく載っている以前と同じビジュアルで、丼の中に店名が書いてあった。食べようとすると、天かすが出てきた。以前食べたときにはこれは出てこなかったので、少しうれしかった。スープを飲んでみると、鶏と野菜からの出汁が効いて美味しい!鶏からの出汁がメインで野菜系の旨さが見えている。醤油は甘めが目立ち、優しいスープとなっている。油分は僅かで、刻まれた鶏肉からの旨みと絶妙にシナジーしていた。麺は中細の軽く縮れた白っぽい麺で、自家製麺と思われる。食べてみると、やや柔らかめの仕上げであるもののコシがしっかりしている。スープとしっかり馴染んでいてGOOD!滑らかな食感である。量的には価格相応。具材は、鶏肉・メンマ・輪切りねぎ。鶏肉は親鶏とのことで、しっかりとした食感で食べているとジワッと旨みが出てきて美味しい!甘めの醤油が旨みを引き出している。メンマは小さめのが三本入っており、醤油の味が付いて少し甘めである。輪切りねぎは控えめにアクセントの役目を果たしていた。最後の方で天かすを投入。油の風味が出て、さらに美味しく食べることができた。

旧本荘市内の街並みもお店の雰囲気も変わってしまったが、この一杯の美味しさについては健在であった。親鶏を具材として使い、出汁にも使っているのではないかと思われるが、そこからの味がこの一杯の旨さであり特徴を出していると思ったラーメン。親鶏の肉を醤油で味付けして旨みを引き出しているのは、創造的でもある。それだけにメンマや輪切りねぎの存在があまり見えなかったようにも思われた。麺は美味しかったものの、後半コシが消えていくのが感じられた。それでも自分にとってはご当地ラーメンを食べることができたという満足感が残った。由利本荘に来ることがあれば、また来たいお店である。

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