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流星

味をメインにして採点しますが、それ以外にお店の方の姿勢と値段のバランスも加味して採点します。当日から三ヶ月前までに行ったお店を対象とします。同じお店や同じメニューを複数採点することもありますが、同じメニューは一ヶ月以上開けて採点していきたいと思います。よろしくお願い致します。

平均点 74.914点
最終レビュー日 2019年10月19日
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レビュー 店舗 スキ いいね
75

「5丁目 860円」@藍亭の写真日曜の18時前に到着。かつてこちらの店で“地獄”を食べた際に麺こそ完食したものの、スープを半分以上残してしまい、激辛系を食べたものの強い敗北感が心の中に残ったお店である。いつか行こうと思ってみたが、この度来ることができた。その頃はここ一件だけだったが、現在は秋田・大館にも暖簾分けのお店があるようだ。その頃あったかは憶えていないが、チャレンジメニューの“5丁目”をオーダー。20分以内で食べると無料で、100円以上を募金をするとのルールである。オーダー時「チャレンジします」とコール。先客も一組それをチャレンジしていたようで、貼り紙に名前を書いていた。“5丁目”はどんな辛さであるのだろうか。やや緊張しながら待っている時間が長く感じられた。

出てきた一杯は大きな器で真赤なスープに覆われたビジュアルは過去大苦戦をした記憶を思い出させた。スープを飲んでみると、あれっ?思った程辛くない。辛さは“蒙古タンメン中本”との比較で10段階の5位か。ただ全体の量は明らかに多い。前回は後半ガクッときたので、慎重に食べ進めることにする。スープは辛いだけでなく旨さもしっかりしており、醤油ベースで鶏・野菜・豚骨で旨みを出しているように思われ、旨みがはっきりしているスープである。麺は中細の縮れ麺で、スープとのコントラストで白っぽいように見えた。食べてみると柔らかめで、スルスルっと入っていく食感がGOOD。辛めのスープとも相性は良いと思った。量は標準的といったところである。具材は溶き玉子・ニラ・タケノコ・ニンジン・豚肉の細切れ・白髪ねぎ・ニンニクは少なめにしてもらった。具材も豊富で溶き玉子の量は多い。ニラは存在感があって美味しい。タケノコはいい食感で個性的。豚肉は小間切れだが素晴らしいクオリティで美味しい!白髪ねぎは美味しく食べることができた。ニンニクは結構強い風味であった。思いの外スープも飲むことができ完食。お店の方から「12分です」とのこと。

激辛ということだけでなく旨さもあり具材やスープの量も多めのラーメンはとても印象に残る一杯で、特に具材の種類の多さとその素材の良さからくる旨さが印象に残った。スープも辛いだけではなくしっかりとした味わいであった。ただ麺については柔らかい仕上げであり、今回ついに岩手では硬めの細麺という仕様には出会わなかった。100円を募金して貼り紙を書いた後店主と雑談することができ、こちらのお店が激辛系の先駆者的存在だということがわかった。確かにその頃この界隈には激辛系ラーメン店はなかった。自身としては過去敗北感のあった激辛店でそれを今回払拭できたことに満足である。

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「わさびラーメン(正油味) 550円」@しらいし屋の写真日曜の11時前に到着。この界隈は旧宮守村でかつて地ビール工場があり、そこで販売していた“ワサビドライ”がツンとくるとても個性的な味で面白かった記憶が残っている。だが既に工場は無くなり、この時期街道沿いのパーキングには露天商が地元産のレアなきのこを販売していたが、その風物にも一件も出会わなかった。その中で以前よりこの界隈の名物の山葵をウリにしているお店をネットで発見。いつか行ってみようと思ってみたが、先達のレビューもあってさらに興味を増したお店である。この時間先客は一組であったが、続々と後客が入ってきた。場所柄地元コミュニティの場のようにも映った。

出てきた一杯は和風ラーメン的ビジュアルで、近づくと確かに程良い山葵の香りで食欲がそそわれた。やはり葉わさびと茎わさびの具材で特徴的である。スープを飲んでみるとわさびからの味わいと薄味の醤油味のバランスが取れて美味しい!わさびの味がはっきりと主張していて美味しいスープになっていると思った。油分はほとんどないものの塩分はやや強めのスープである。麺はわさびが練りこまれている細い縮れ麺であるが、茹で加減は柔らかめでわさびの風味はほとんど感じられない。ツルッとした麺はスープと相俟って美味しいのだが、わさびの味わいがもっとほしい。麺量は価格相応だと思った。具材は葉わさび・茎わさび・チャーシュー・海苔・なると・メンマ。葉わさびと茎わさびは浅漬け仕様で、ピリッとくる食感で美味しい!チャーシューは馬肉とのことでやや個性的な風味があるものの旨みもしっかり出ていた。メンマはいい食感なものの少ししょっぱめ。海苔となるとはスープと相俟って美味しく食べることができた。

葉わさびと茎わさびをメインにして名前の通り本領を発揮しているラーメンで、醤油系のスープと麺もこの地域ならではの味に感じられたが、わさびを練りこまれている麺にもう少しわさびならではの味がほしかった。揮発性の強い辛味なので味をそのまま出すのが難しいのはわかっているが、そこに工夫があるとさらに素晴らしい味になると思った。麺の茹で加減は恐らくどこで食べても私にとっては柔らかめの加減なのだと察した。地元の個性的な一杯を食べたという印象が残ったので、次候補だったわさびそばを購入して次の街に向かった。

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「ラーメン(釜石ラーメン) 500円」@新華園の写真土曜の17時に到着。一番乗りかと思ったが既に数組入店していた。かつて橋上市場があった前後に数度来たことがある街で、豊富な食材が印象に残っている。今回来てみると震災後2年半以上経って来てみても傷跡が癒えてないということがわかった。再興を祈念するだけの自分に心が少し濁る。その中で被災したこちらのお店は早く再開したと多くの情報で知ることができ来店。以前よりまちおこしで“釜石ラーメン”を広めようとしていたことに興味を持っていたからでもある。“釜石ラーメン”の老舗的なお店での味はどんなであろうか。

出てきた一杯は透明感のあるスープと細い縮れ麺というビジュアルで、何となく漁港のある都市でこのようなビジュアルが多いのではと思った。煮干しの香りもしており、典型的な釜石ラーメンは中華そばのエッセンスもあると思った。スープを飲んでみると煮干しが効いた醤油味で美味しい!スープは鶏がらや豚骨・野菜を使ってあっさりしているものの複雑性がある。醤油からのコクもある美味しいスープである。油に存在感があって、味に輪郭を出していた。麺は細~中細の縮れ麺で、食べていると柔らかめの茹で加減であるが、スープとの絡みはGOOD。ツルツルッとした食感で、柔らかめなものの美味しく感じられた。麺量は価格相応である。具材はチャーシュー・メンマ・輪切りねぎ。チャーシューはバラ肉2枚で、薄く味がついており肉の旨みがわかって美味しい。細いメンマは柔らかい食感。ねぎは新鮮さがわかるクオリティで、麺・スープと併せて美味しく食べることができた。

釜石ラーメンというのは市役所のHP通り、琥珀色のスープと細い縮れ麺という定義だと思われるが、そこからするとこちらは典型的なラーメンで、こちらのお店の美味しさは煮干し出汁と醤油からの旨みに細い麺が絡んでシナジー感が出ており、そこにシンプルな具材で一つの形を成しているのだと思った。その中でメンマは細いのは良かったが、コリッとした食感でなかったのが気になった。麺はもう少し硬めで食べてみたいとも思った。お店は被災して多くのメニューが元に戻っていない中、この味を提供しているのは素晴らしい。退店時海外の方が10人予約を入れていたが、言葉がたどたどしいものの嫌な顔せず接していた。釜石ラーメンを今後も継続してほしいと思い退店した。

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「ワカメらーめん 680円」@らーめんの千草の写真土曜の11時前に到着。到着時当然の大雨になり、そのせいかお店の配慮で10分前に入店。とても助かりました。先客が一組いたものの全員揃うのを待っていたため、一番乗りでオーダー。「辛味(豆板醤)が欲しい人は申し付け下さい」と書いてあったので、それもコール。しばらく待っていると裏口から入ってくるお客が多数いて、どんな来客オペレーションをするのかやや不安になったが、満席になると何故か裏口から来店する人はいなくなった。オーダーを聞いている時々麺硬めをコールしている人がいた。来店客は地元の人が7割といったところである。

出てきた一杯は、以前横浜ラーメン博物館で食べた時より器が大きめに見えるビジュアルで、プラス80円のわかめは量が少なめに見えた。豆板醤は自家製のように思われた。スープを飲んでみると鶏ベースに醤油味が効いて美味しい!サラッとした口当たりであるが、飲んだ後に旨みが残る味わいが独特で、もしかすると魚介系も隠し味的に入っているようにも思われた。麺は中細の縮れ麺で、食べてみるとシコシコ感があってスープを持ち上げ美味しいことには間違いないが、柔らかい仕上げのため食べた後に少し物足りなさが感じられた。ただのびるのはそんなに早くないようである。具材はワカメ・チャーシュー・メンマ・輪切りねぎ。ワカメは新鮮でスープに馴染んで美味しいものの、もっと多くあってもいいんじゃないかなあ。チャーシューは鶏肉で少しパサつきがあったものの、スープに馴染んで味はGOOD!メンマはいい食感なもののあまり主張していない。輪切りねぎは新鮮で、アクセントの役割を果たしていた。豆板醤を最後に投入するとピリッとした辛さが目立つ美味しさとなり、塩加減も強くなく美味しく完食した。

7~8年前に横浜ラーメン博物館でシンプルに美味しさが伝わり興味を持ったお店であり、確かにその時食べた味とほぼ同じで、そこにワカメを加えたことで旨みがあったラーメンに感じられた。ただそのワカメをもっと多めにそして麺は硬めで食べたかった。具材についてもう少し主張がほしいと思った一杯。それでも旨みが口の中に残るスープは面白い感覚で、個性的なラーメンを食べたという印象が残った。某テレビ番組の影響で観光客が賑わっているところをいくつか見かけた。それを横目に次の街に向かった。

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