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hardcoreblack19

男性 - 千葉県 (1973年生まれ)

Metal/Punkにマンガ蒐集とラーメン屋と大衆酒場。

平均点 97.500点
最終レビュー日 2015年3月19日
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「鶏醤油つけそば」@らぁ麺とうひちの写真道を求める者のあり方は【守破離】だと云う。

教えを守り、教えを破り、教えを離れる。

疑問に思い事前に店主に伺った、何故【らぁ麺】なのに【つけ麺】ではなく【つけそば】なのかと。

店主の修行先である京都しゃかりきグループは、当時関東で席巻してた濃厚つけそばの関西立役者。

ちなみに麺屋棣鄂が初めてラーメンの麺を開発したことでも知られる。

店主の返答は、修行先での【つけそば】表記を継いだとのこと。

しかしながら店主も公言する通り、このつけそばは飯田商店インスパイアである。

店主のキャリアを鑑みるとこれは破でありながら、同時に新たな道の守でもある訳だ。

本家ほどではないものの粘り気のある昆布水に浸かる麺。

昆布水はやや鰹が立った味わい。

小皿にはきめの細かい塩と山葵が添えられている。

渾身の自家製麺だからこその自信の表れか。

思えば関東の濃厚つけそばを関西に持ち込み火を点けた京都しゃかりきグループから、今度は清湯のブームを作る独立店が誕生するのか。

受け継がれるべきはその魂。

いずれにせよ鶏醤油らぁ麺同様に離が待たれる存在。

それにしても京都で新たなる驚きをこのつけそばが生むことは間違いない。

京都よ、驚愕せよ。

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「鶏醤油らぁ麺」@らぁ麺とうひちの写真3/20(金)オープン予定、京都の新店。

開店に先駆けての試食にお誘い頂き、東京から往復夜行バス0泊3日の強行スケジュールで行って参りました。

京都と云えば出汁文化の地でありながらラーメンの主流は濃厚系。

そこに敢えて関東スタイルの淡麗清湯で挑みたいと志向した店主は関東ラーメン遠征を重ね、修行先の一乗寺ブギーで精力的に限定メニューの提供を行うなど熱心に研究を重ねた。

出来上がった醤油らぁ麺は予想通りの煌めきを放つ。

京地鶏の丹波黒とりと名古屋コーチンで丁寧に抽出したスープにブレンドした生醤油を併せた地鶏の旨味と生醤油の風味の邂逅。

今や関東では王道とも云えるスタイルだが、これをこのレベルで京都で提供するのは初の試みだろう。

個人的に関東でも最も食べ慣れた系統ながら数ある実力店と比べても遜色のない仕上がりに思わず唸る。

麺は悩み抜いた末に自家製に踏み切った。

素材に負けることのない中細ストレート麺は力強く適度な弾力を帯びる。

三つ葉の風味は全体を凛とした雰囲気に引き締める。

チャーシューはこれまた関東でも人気の鶏豚二種混合。

極太なメンマの味付けは独特で魚介出汁の芳醇な味わいと歯応えの調和が嬉しい。

ことこの完成度に至り、そしてこの方向性で京都で勝負を打つ気概に改めて恐れ入った。

総じて今後の課題点を含みながらも、水準を高く上回る破格の新店の誕生と云って良いだろう。

しかしこれはこれから続く長く過酷な道程のスタートに過ぎない。

敢えて謂えば手本となるものを忠実かつ器用に模倣して辿り着いた境地。

ここから先は試行錯誤を繰り返しながら、じっくりと後に語り継がれる京清湯の新たな幕開けを迎えることだろう。

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