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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.821点
最終レビュー日 2019年8月23日
2,022 1,506 0 32,802
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「【限定】薬涼 潮つけそば(大盛)+窯焼きチャーシュー」@麺や 虎徹の写真毎年ブラッシュアップする絶品メニュー2019Ver.

2014年の夏から毎年出ている薬涼。
2017からは自家製麺になり,スープも鶏とアサリから鶏としじみに変わっている。
今年も評判がいいようなので,楽しみにして来た。

開店30分前で先客10人弱。
開店時に並んだ客で終了することが多いようなので,流石に皆さん早い。
開店前に,久しぶりにお会いするNさんが注文を取りに来る。
この笑顔を見るだけでも来る価値があるね。
並盛が225g,大盛は+100円で300g。
もちろん大盛りでお願いする。
絶品の窯焼きチャーシューも増してもらった。
並は〆の冷や飯付きで900円と,このご時世で昨年よりも実質値下げはすごい。
ほぼ時間通りの開店でカウンターへ。
前客が10近いたにも関わらず,15分ほどで提供されたのは,実に豪華なビジュアルの一杯。

麺は自家製の中細ストレート。
冷水で〆られた強い食感,小麦の味わい豊かな絶品。
国産小麦使用のもちろん美味しい麺だが,平打ち手もみ麺に比べると,麺の主張は抑え気味。
麺が浸っているのは昆布水……かと思ったが,これ,昆布だけじゃないよね。
以前は煮干&昆布水だったが,これは何だろう。
貝?節?
このタイプのつけ麺は最近メチャ増えているが,そのほとんどは昆布水。
塩分だけ増せば冷やしラーメンとして通用しそうなほど旨味が濃い。
薬味皿に添えられた,茶色の塩はおそらく藻塩。
これを付けてすすってみると,これだけでもういいじゃないかと言う感じ。
一緒に添えられている生海苔を加えると,上品で力強い磯の香りがさらに加わり,その思いは加速する。
そうも言ってられないので,つけ汁に浸けてすすってみる。
う~ん,今年もまたすごい。
薀蓄によると,名古屋コーチン,はかた地鶏,しじみ出汁のスープをベースにしたこのつけ汁だそうが,何だかさらにブラッシュアップしてるぞ。
ここがこれまで使用してきた鶏の中では,黒さつま鶏を使ったものが最高だと思ったが,それを上回る感じ。
銘柄地鶏は高価なので,他の店はそれほど量を突っ込んでないところがほとんどだが,相変わらず高価な地鶏を躊躇なくぶち込んでいるのだろう。
麺上に結ばれた三つ葉が乗るのはいつも通り。
今年の薬味は,前述の藻塩の他,大根おろし,大葉と青ねぎと茗荷のミックス,生海苔,そして,2019Ver.の目玉である醤油スプレー。
ただでさえ美味い麺とつけ汁に,様々な薬味を添えて食べられるのは,毎年ながら実に楽しい。
大根おろしには大葉が極少量含まれている。
もみじおろしなら分かるが,これ,どうやって作るんだろう。
新たに加わった醤油スプレーは,秋田杉木桶仕込みの生しぼり醤油だというが,これを麺に吹き付けて食べさせるとはすごいアイディアだ。
私は塩派だが,醤油の魅力はその香りだと思う。
出汁の素材を感知しやすい最上級の塩味のつけ汁に醤油の香りが加わるのだから,双方の魅力を最大限に引き出していると言ってもいいだろう。
窯焼きチャーシュー……相変わらず絶品だね。
窯焼きチャーシュー自体大好きなのだが,香りといい軟らかさといい,こちらがおそらくベスト窯焼きと言っていいと思う。
麺量300gは十分な量のはずだが,いろいろ楽しんでいるうちにするっとなくなった。
500でも600でも簡単に入りそう……と前にも書いたな。
〆の冷や飯には青ねぎと褐色のペーストが載っている。
昆布水をつけ汁に注いで少し堪能した後,このご飯に注いでいただくと,これがまた素晴らしい。
褐色のペーストの正体は不明だが,胡麻の香りがぱっと広がったので,胡麻油を使った香味ペーストだと思う。

毎年全く隙がないと思うが,翌年はさらにレベルアップするのは,ただただ驚くほかはない。
もう,100点付けない理由を付けられなくなっている。
100点付けちゃってもいいのだが,翌年も,さらにその翌年もブラッシュアップしたとしたら,2019年の100点は何だったのかと言うことになるので2点残す。
もう100点付けちゃって,翌年それを上回っても100点付け続ければいいんだけどね(笑)
御馳走様でした。

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「つけ麺 凄平麺(大盛)+瓶ビール」@らぁめん りきどうの写真続染める旅6

彦根で野菜たっぷりヘルシーな一杯をいただいた後は,敦賀にでも行って福井も染めようか……とも思っていたのだが,どうしても心残りが。
前の晩,店の前まで行ったのに逃した,この店の一杯がどうしてもいただいてみたかったのだ。
Aちゃんさんレポで知った,超平打ちビロビロ麺が頭から離れない。

足が痛いのでバスを使用。
調べ方が中途半端だったので,店に最寄りのバス停には行かない路線に乗ってしまった。
橋を越えたところで下車し,店まで歩くが,3.3㎞歩くよりもずっとましだ。
13:00ごろ到着すると,店前の駐車場はいっぱいで,7〜8人の外待ちができている。
後で分かるが,中待ち席も10ほどあったので,計20人ほどの待ちだった。
30分ほどで店内待ちに昇格。
このタイミングで券を購入するシステム。
券売機を眺めると,ボタンのほとんどはつけ麺で,凄平麺,小平麺,太麺,細麺それぞれのボタンがある。
「2色つけ麺」と言う2種の麺が楽しめるつけ麺もあり,見渡したところこれが2番人気。
小平麺,細麺から選べる「らぁめん」は少数派だった。
もちろんここは,凄平麺のつけ麺を選択。
この旅もここで終わりなのでビールのボタンもプッシュした。
800円+550円,計1350円也。

一本気な感じのするご店主と,真面目そうな若い女性店員2人での営業。
接客はテキパキしてるが,超忙しそうで,かかってくる電話に出る暇はない。
15分ほどの仲待ちを経て,カウンター席へ。
女性店員に券を渡すと,大盛も同額とのことだったのでお願いした。
すぐに出されたビールは赤星の中瓶。
いや,嬉しいね。
「グラスはお冷やのものをお使いください」にはテンションがやや下がったが,忙しくいっぱいいっぱいなので仕方ないかな。
そのビールがなくなるから提供されたのは,夢にまで見たビロビロ麺と,濃い醤油色をしたつけ汁。

麺は,自家製の幅3〜4cm,厚さ1〜2mmほどの超平打ちストレート。表面がつるっとしているので,持ち上げ難く,つけ汁に浸けるのも一苦労。
割り箸でなければ無理だね。
表面は実に滑らかで,口の中につるっと入り,噛み締めればしっかりとした腰と小麦の味わいが堪能できる。
「凪」さんで使っている「一反も麺」を想像する方も多いと思うが,滑らかさと腰の強さは比べようもない。
いやはや,ハードルは当然上がっていたが,これは期待以上。
麺フェチさんは死ぬまでに一度は食べるべきだろう。
つけ汁は,カエシのビシッと効いた清湯系。
使っている動物は豚かな。
シンプルな旨味の直球勝負と言う感じで,あくまでも主役は麺だが,それに決して負けない強さがある。
チャーシューの味わいとつけ汁の味わいが同ベクトルなので,もしかしたらチャーシューを煮込んだタレもお使いなのだろう。
具は,全てつけ汁中で,ねぎ,めんま,チャーシュー。
細かに切られたねぎや,太めのメンマは素朴な感じ。
豚肩ロースの煮豚は,ゴロゴロとした切り方で,これまた素朴。
適度に噛み応えを残したやわらか仕上げでなかなか美味しい。
大盛でもそれほどないと思っていたが,噛み応えがあるせいか,麺はかなりの量に感じた。
少なくとも300g,体感的には400g近い気がしたが,錯覚かもしれない。
スープ割をお願いすると熱々になってカムバック。
完食完飲。

麺の存在感が半端ない素朴な醤油つけ麺。
期待を全く裏切らないオンリーワンな一品だった。
そう簡単に来られない場所だが,もし再訪が叶えば,でっかい星の入った全粒粉麺が超美味しそうだった2色つけ麺もいただいてみたい。



蛇足;
これにて旅は終了。
普通電車使用の1泊2日で,4県を回り計7杯。
22:00台に家に戻れたので,染めるだけだったら福井も染められたかな。
今回はいただかなかった愛知でも食べようと思えば食べられたので,頑張れば,愛知,岐阜,三重,滋賀,福井が染められるかも。
交通費は4回乗ったバス代入れても5580円。
(青春18きっぷは2日分の日割り計算)
宿泊代入れても8000円ちょっとなので,ラーメン7杯+ビール5本分とそれほど変わらなかった。

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「近江ちゃんぽん(並)+肉大盛+ビール(生中)」@ちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店の写真続染める旅5

無国籍な朝ラーをいただいた後は,今日は帰るという時間制限がある中,どこまで行けるかチャレンジしてみた。

岐阜で再び東海道線に乗り換え,滋賀の米原まで。
途中「関ヶ原駅」も通過し,あまりにも有名な歴史の舞台を肌で感じたり。
まだ,昼の部開始までは時間があったので,琵琶湖線でさらに南下する。
滋賀の県庁所在地である大津まで行き,そこで折り返すことにする。
大津駅前……何か面白いものでもあるかと思ったが,信じられないほど何もない。
まあ,快速で2駅先が京都なので,ショッピングはそっちに行くんだろうね。

さあ,滋賀を染めて帰途に着こう。
滋賀1位は「ラーメン ニッコウ」さん。
催事でもお目にかかる有名店だが,いかんせん駅から遠いし,鶏白湯がウリの濃厚系の店。
足の豆が痛いので歩くのも嫌だ。
滋賀らしいものをいただいて帰ろうと,チェーン展開してる,近江ちゃんぽんの元祖店を選択した。
ランキングは「ちゃんぽん亭総本家 本店」の方が上なのだが,より駅に近い「ちゃんぽん亭総本家 彦根駅前本店」の方を選択。
どっちが本店?
店のHPを見ると,創業の時の「麺類をかべ」があったのはこっちの場所なのだろう。

マジで駅前だったのは助かる。
開店8分前到着で,女性店員さんらが入り口付近を掃除中。
待ち席にメニュー表があったので眺めると,基本の近江ちゃんぽんの他に,そのアレンジと思われる「あんかけ」,「ゆず」,「味噌」,「チゲ」があり,淡麗系の「醤油」や,豚肉の薄切りがたくさん載った「豚そば」もある。

ほぼ時間通りに開店。
すかさず,基本のちゃんぽんと肉増し,そして,生を注文。
後会計式,700円+160円+430円,計1290円也。
すぐに提供されたのはプレモルの生中。
喉を潤すうちに追って登場したのは,店名の入った器ん盛られた,具だくさんのタンメン的一杯。

麺は表面のつるっとした自社製の太微ウェーブ。
長崎ちゃんぽんのうどんっぽい麺とは違い,かんすい使ったしっかりした中華麺で,茹で具合はジャスト。
つるつるもちもちした食感が秀逸な美味しい麺だ。
スープは塩分濃度も控えめな,かなりあっさりなチューニング。
長崎ちゃんぽんをルーツとしたご当地ちゃんぽんは数多く存在するようだが,この近江ちゃんぽんはその中でもかなり異色のようだ。
豚骨白湯ではなく,削り節や昆布を使った京風和出汁のあっさり塩スープ。
海鮮は使わず,具も炒めず,スープで煮込むとのこと。
物足りないかと言うと全くそんなことはなく,魚介あっさりスープに煮込んだ野菜や豚肉の旨味が流れ込み,じわじわと体に沁み渡るような味わいがある。
肉野菜炒めから出る水分をさらにあっさりにしたようなヘルシー感がたまらない。
HPには,「おいしく健康的な一杯を届けたい」との思いで誕生したメニューだと説明されているが,そのコンセプトが見事に具現化されている。
具は,キャベツ,もやし,ニンジン,青菜,豚肉。
野菜は,炒めてないので物足りないかと思ったが,スープの味がよく浸みていて,しっとり軟らかマジうま。
火の通り具合が実にいい。
こんな調理法だと,豚肉は硬く旨味が抜けたものを想像しがちだが,これまたふっくら軟らかで美味い。
肉大盛は+160円だが,十分増す価値がある。
と言うか,増さなかったらこれほどの満足感はなかったかもしれない。
具が多いので感覚が狂うが,麺量は150gくらいかな。
足りない方は+110円の大盛を。
女性用かな?-30円の小盛も準備されている。

実にヘルシーで味わい深いご当地ちゃんぽん。
支店は100店近いのではないかと思うほど多店舗展開しているのだが,意外なほどハマった。
調べたら銀座にもあるんだね。
行ってみようかとマジで思った。
何にせよ滋賀染め達成である。

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「【限定】青海苔塩ラーメン 佃煮ご飯付き」@ブーランジェリー ルージュ ロワイヤルの写真続染める旅4

最初に書いておくが,この店はパン屋さんである。
しかも,月曜と木曜の朝ラーのみ,限定営業と言うハードルの高さ。
名古屋ではなく,岐阜に泊まることにしたのは,この店を見付けてしまったからだ。

宿を後にし,高山本線の始発に乗る。
おっと,ディーゼルの2両編成。
岐阜駅から1駅,長森駅で下車すると,何と無人駅,田んぼの中。
県庁所在地の中心駅の隣駅だよ,関東ではほぼ有りえない。
足にできた豆が痛いのだが,頑張って1㎞ほど歩く。
すると,流石に駅前とは違った雰囲気の住宅街に入り,県庁所在地の周辺と言う感じになってくる。

店に着いたのは開店時間1分前の5:59。
ある程度覚悟はしていたが,20名ほどのシャッターズが……。
まあ,これ以上早くは来られなかったのだから仕方ない。
店は洒落た感じのパン屋さんかケーキ屋さん,あるいはレストランと言う佇まい。
登録されている店名は,「ブーランジェリー ルージュ ロワイヤル」だが,店の壁の上方や赤い幌に書かれている店名は,「BOULANGERIE ROUGE ROYAL DEPUIS 2007]
何語だ?(笑)

ほぼ時間通りに開店するが,そこからが長い。
店舗情報だと,カウンター6席のみ。
他に朝ラーがいただける良さそうな店は検索できなかったので腹を据えて待つ。
見の前は公園,緑が多いのでやぶ蚊に刺される方多数。
店のマダムが,虫よけスプレーを持って来て並んでいる客に回してくれる気配りがあった。
もし来られる方は,虫よけスプレー持参で。
約50分後に中待ちに昇格。
頃合いを見てパンのショーケース上にあるレジで注文&お支払いする前会計システム。
メニューは,塩と醤油の基本2種で,具はネギだけの「かけそば」も用意されている。
当然塩なのだが,この日の限定である標記メニューも塩だったので,それを注文。
麺が選べるようだが,全粒粉麺は品切れになっていた。
800円である。
カウンターに通され,ようやく提供された時は,並び始めから1時間15分経過していた。

麺は自家製の平打ち中太ストレート。
断面が長方形の低加水麺は,気泡をわずかに含んだような独特の食感と味わい。
先入観かもしれないが,どこかパンにも通ずる洋風な味わいで,中華麺と言うよりもヌードルと言った感じかな。
スープは鶏メインの清湯系。
これまた洋風な感じがするのも先入観だろうか。
塩分濃度控えめで,じわじわと伝わる旨味は,そのままでもなかなか個性的なのだが,麺上に載せられた生青海苔の磯の香りや,薬味として載った大葉の香りが加わり,さらに個性的に。
洋と和の融合。
シャレたパン屋を経営しながら,ラーメンにも強く心惹かれ食べ歩く店主の,無国籍な嗜好を具現化している感じだ。
具は,生青海苔,メンマ,青葉,鶏チャーシュー。
メンマは極太枕木タイプでサクサクとした食感。
チャーシューは鶏ムネの低温調理タイプで,火加減ジャスト,とてもジューシー。
写真ではよく分からないが,過去最高と言っていいほど分厚く,サラダチキンをかじる感覚を思い出す。
麺量は160gとのこと。
付いてくる佃煮ご飯だが,何の佃煮だろう。
おそらく魚なのだが甘じょっぱい。
洋風な要素は全くない,日本の朝ごはん的な味わいなのだが,生海苔香るチキンスープをかけると,これまた無国籍な味わいに。
ご店主のこの感覚は何なのだろう。
とにかく面白い。

生青海苔と大葉が香る,和洋風塩ヌードル佃煮ご飯付き。
店の形態も営業時間もそうだが,出されるメニューもオンリーワン。
とにかく貴重な体験だった。
月曜と木曜,朝6:00〜8:30の営業なんて,よそ者には到底ありつけないものをいただけただけでも超満足だ。
(店頭に貼られた営業日カレンダーによると,9月は木曜の営業はなく月曜のみ)
ちなみに9:00からはパン屋としての営業が始まる。
ラーメンを提供すると同時に,パンも焼き上がり,そちらの準備も着々と進んでいた。
ラーメン好きが作るパンも食べてみたかった。



蛇足;
泊まったのは名鉄岐阜駅近くのネットカフェ。
9時間パック,入会金,シャワー料金含めても支払いは2500円ほど。
青春18切符は,1日換算2370円。
何てリーズナブルな旅だろう。
隣のオヤジのいびきはうるさかったが……。

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「【4月〜10月季節限定】にぼし冷麺+プレミアムモルツ」@麺や 六三六 岐阜店の写真続染める旅3

名古屋に泊まろうと思っていたのだが,ある思いから岐阜に泊まることにした。
寝る前に,駅近くにある岐阜ランキング暫定4位のこちらへ。
店は賑やかな場所にあるチェーンの居酒屋と言う雰囲気。
営業時間も通し営業で23:00までと使い勝手もいい。
入り口を入ったところにある券売機を眺めると,メニューは,濃厚豚骨系の汁そばとつけ麺,そして煮干し系。
寝る前に重いのはちょっと……それに,通し営業の店の2オシ煮干しっていうのも微妙。
そう思って眺めるうちに,冷やしのボタンを発見。
これはいいとプッシュし,あとは寝るだけと,ビール(350ml缶)のボタンもプッシュした。
820円+320円,計1140円也。

券を渡すと,「にぼしれいめんですね。」との確認。
何?れ・い・め・ん?
「冷」と言う字だけが目に入り,よく読まなかった。
「れいめん」は確かガイドラインに引っかかるんじゃなかったっけ?
まあ,券を渡してしまったからには仕方がない。
すぐに提供されたのはプレモルの缶とグラス。
中瓶は腹いっぱいになるので,小瓶か缶でいいんだよね。
追って提供されたのは,キムチらしきものが載っている以外は,よく冷えた器に盛られた見た目はラーメン。

麺は透明感のある細ストレート。
韓国の冷麺はそば粉を使っていて茶褐色のものが多いようだが,これは黄色がかった小麦粉とでんぷんを使用した感じ。
確かにいわゆる「冷麺」のような強い腰があるが,中華麺のような味わいもある中間的な麺と言う感じ。
よく冷えたスープは鶏メインと思われる動物出汁にほんのりと煮干しの香りと旨味が加わった,まさしく冷やしラーメンのスープ。
かき氷のようなものが載っていたので食べてみると,煮干しの出汁を凍らせてかいたものかな?
シホンっぽい雰囲気だと思ってなめていたが,これは手がかかっている。
暑い夜だったので,冷え冷えは超嬉しい。
具は,キムチ,水菜,半玉,チャーシュー。
キムチは半島の方が「これはキムチじゃない!」と怒りそうな,発酵臭のない日本製。
辛さも控えめで,辛さヘタレもこれならOK。
水菜,半玉,チャーシュー……どれもこれもラーメンの具だね。
半玉はしっかり味が浸みていて茹で具合もジャスト。
脂身のないチャーシューもふっくらやわらかで美味しい。
麺量は150gほどだろう。
食べ終えると火照った体がすっかりクールダウンした。

ラーメン屋さんが手がける煮干し香る冷麺風冷やしラーメン。
グレーアウトしないかひやひやものなので,レポもやや言い訳がましくなっていると思われるかもしれないが,「冷麺風冷やしラーメン」という言葉がぴったりだと思う。
改めてRDBの「投稿時のガイドライン」を見返すと,
「ラーメンデータベース:盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・韓国冷麺・皿うどん・焼きそば・フォー・餃子・唐揚げなど。」
となっている。
これは盛岡冷麺じゃないし,韓国冷麺でもないよね。
きっとこのガイドラインは,ラーメンを出してない盛岡冷麺を出す店や焼き肉店がバンバン登録されるのを防ぐためではないかと解釈している。
かんすいを使わない「無かんすい麺」のメニューがグレーアウトしていないのを考えると,ラーメン屋さんが出す冷麺的なメニューはセーフなのではないだろうか。
と,怯えながら運営様の判断を待つことにする。




ちょっと長い蛇足;
この店のレポにたどり着く前のお話。
岐阜で本当に行きたかったのはランキング1位ではなく2位のお店だった。
岐阜駅からバスで行ければと思っていたのだが,グーグルさんはバスでの行き方を表示してくれない。
店舗情報によると,夜の部は22:00までとけっこう時間に余裕があったので,のんびり歩くことにした。
岐阜駅から3.3㎞,40分ほど歩いて到着すると,照明が落ちている。
店頭に貼られた営業カレンダーを見ると,この日は昼営業のみだったようだ。
愕然……。
RDBの店舗情報には「不定休」と書かれているだけだが,マジで不定休で,日曜は昼営業のみの日も多いようだ。
この時点では店舗情報になかったFacebookのリンクを貼っておくので,行かれる方はご確認を。
グーグルさんは教えてくれなかったが,バスがけっこう頻繁に通っているので,帰りは駅までバスを利用した。
新しい靴が合わなくて足がマメだらけ。
へとへと。

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「ゆず塩らーめん+焼きサバ寿司+生ビール中」@らぁめん登里勝の写真続染める旅2

今回は泊まる覚悟で来たので,岐阜の次は三重染めを。
狙うは,ずっと来てみたいと思っていたこちら。

岐阜から桑名はアクセスが良く,快速を利用すれば1時間で着いてしまう。
夜の部開店まで時間をかなり残し到着。
ポールかと思ったら,ウェイティングボードに既に名前があった。
ほぼ時間通りに開店。
その時には10人以上の待ちがあった。
元は寿司屋さんだったと言うが,けっこう高級な和の空間。
狙っていた「はまぐり塩らーめん」と「塩らーめん」は残念ながら昼の部で終了とのこと。
券売機に向かい,点灯していた,ゆず塩のボタンをプッシュ。
寿司は,「焼きサバ寿司」と「いなり寿司」があったので,サバ寿司のボタンと生中もプッシュした。
780円+250円+550円,計1580円也。

ご店主は店の奥にある厨房で,奥様と思われる女性が接客。
まず提供されたのはキリンの生。
「中」と言ってもジョッキではなく,大きなグラスなのがちょいオシャレ。
この日の前2店はビールがなかったのでメチャ飲みたかった。
うーーーん,生き返る。
追って提供されたのは,意外にも海苔で巻かれた太巻きのような焼きサバ寿司と,ぶぶあられが可愛らしい端正なビジュアルの塩。

麺は自家製の細ストレート。
やや加水は高めでしなやかもちっとした食感,小麦の旨味が半端ない。
この麺,間違いなく美味しい。
麺を啜った途端,上質な煮干しの香りが鼻腔を抜け,しっかりした旨味が伝わってくる。
スープも流石。
ただ,ここだけの何かがあるかと言えばそんなこともなく,贅沢を言わせてもらえば,改めてはまぐりをいただきたかったと言う思いが湧く。
しかし,ややビターな大人の味わいだが,それを凌駕する旨みが伝わるハイレベル塩ニボらなのは確かだ。
途中で焼きサバ寿司をいただく。
サバの押し寿司は頂いたことがあるが,これはちょっと違う。
焼いたサバは酢で締められてなく,油は思ったよりも少ない。
焼きサバと酢飯を厚みのある海苔でしっかり巻き,冷やされている。
これと塩ニボスープの相性はバッチリ。
サバ寿司を口に含みながら御本尊をいただくと,満足度が急上昇。
美味いわ。
具は,水菜,メンマ,柚子片,ぶぶあられ,2種のチャーシュー。
そう言えばねぎはなかった。
メンマは色黒だが見た目よりもしょっぱくない。
先日栃木でいただいたものと似ている。
柚子はこの季節でも新鮮な感じで爽やか。
ぶぶあられはビジュアルの面での貢献度が高い。
途中口の中でカリッとするのは,あまり好きではないかな。
チャーシューは鶏ムネと豚肩ロースの低温調理。
これも間違いない出来。
麺量は150gほどだろう。

焼きサバ寿司との相性抜群,しなやかな自家製がめちゃウマな柚子香るハイレベル塩ニボ。
ただ,返す返すもはまぐりがいただけなかったのは残念。
ビブグルマンを取ったという事で,休日の昼はかなり混むのかな?
機会があれば再訪し,桑名のはまぐりを堪能してみたい。

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78

「中華そば」@丸デブ 総本店の写真続染める旅

1500のキリ番を決めた後は,前回の旅よりもさらに足を伸ばして岐阜へ。
到着したのはランチタイムを過ぎた頃。
しかし,岐阜県暫定1位の店は通し営業なのでノー問題

岐阜駅は想像以上に大きく,街もかなり賑やか。
駅前には黄金の信長様の像が。
天下布っ武!
↑は,この地を「岐阜」と名付けたころから使い始めた言葉のようだ。

駅から1.2km,約15分で到着すると,歴史がありそうだが小綺麗な店舗。
この時間にも関わらず,広い店内は6割ほどの入りと盛況だ。
「そば一つでいいですか。うちはそばだけなんでね。」
と,テーブル席に着くとすぐに店員のおばさまの声がかかる。
(ワンタンもあるじゃないか)とは突っ込まなかった。
おそらく「ワンタン」は麺が入ってないと思われる。
後払い式。
価格は400円と安い。
注文から5分ほどで提供されたのは,ピンクのカマボコが可愛らしい,小さめの器に並々と盛られた,一見蕎麦っぽいビジュアルの一杯。
おばちゃん,スープこぼれてるけど(笑)

麺は低加水の細ストレート。
(おっと,意外にも今風?)と思うが,茹で具合はやわらかめで,食べているうちに駅の立ち食い蕎麦を食べているような気になる。
それは,麺だけのせいではなく,スープもそばかうどんのような味わいだからだ。
出汁は魚介のみで軽い甘みのある強めのカエシ。
いわゆる「ラーメン」に感じる中華的要素は少ない。
卓上には蓋のないテーブル胡椒が常備されているが,思わずこれを使いたくなる。
普段は絶対使わないのだが振ってみる。
うん,ちょっとはラーメンらしくなった。
でもこれ,七味の方が合うような……いかんいかん,これはラーメンだ。
具は,ねぎ,かまぼこ,チャーシュー。
かまぼこのピンクはビジュアル上の貢献も大きい。
チャーシューは小ぶりの豚モモかな。
クラシカルな味わいで,統一感は全く崩れない。
この価格で3枚載るのが奇跡と考えよう。
水面にわずかに浮いている油は,このチャーシュー由来で,香味油は使っていないと思われる。
麺は,器いっぱいに入っている感じだが,140gくらいだろうか。
それほど器が小さいのだ。
するっと完食。

店舗情報によるとこの店は,大正6年創業とのこと。
この駅の立ち食い蕎麦的な一杯がラーメンの黎明期の姿なのだろうと思うと,すごく納得がいく。
きっとラーメンをファーストフードと捉えたのではないだろうか。
小腹が空いた時のおやつ的なものと考えれば,この営業時間なのもよく分かる。
そう言う歴史的な価値を考えれば,諸兄が80点台を付けるのも納得だが,このくらいの採点が似合うのではないだろうか。
愛すべき70点台。
敬意をもって付けさせていただく。

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「特製芳醇中華そば 塩」@麺屋 龍壽の写真浜松の名店へ

2000レポが拘れなかったので,1500店レポは拘った。

とにかく鈍行は時間がかかる。
しかも,この店は駅からかなりの距離。
浜松駅からバスと言う方法もあるが,天竜川駅から歩いてみた。
2.8㎞,30分強。
暑いのでなかなか大変だ。
到着すると,店外には20名ほどの並びが。
しかし,そのうち10名ほどは団体。
全員そろってなかったようで,お先にどうぞのご案内。
20分弱で入店。
中待ちに昇格するタイミングで券を買うシステム。
券売機を眺めると,塩がまず筆頭に来ているのは塩派には嬉しいところ。
次いで醤油,この日は限定で「ごまひや」なる冷やしメニューも出ていた。
もちろん塩を選択。
せっかくなので特製をプッシュした。
デフォ+200円の1080円である。
さらに10分ほどでカウンターへ。
出塚店主にご挨拶すると覚えていてくれたのは嬉しい。
超遅くなってしまったが,独立・開店おめでとうございます。
ノンアルビール(アルコール類は置いてなかった)で喉を潤すうちに提供されたのは,豪勢にチャーシューが載った、実に美しいビジュアルの塩。

麺は自家製の低加水細ストレート。
数種類の国産小麦を配合し,毎朝打つ打ち立てとのこと。
熟成させた方が腰は強くなるのだろうが,小麦の香りを大切にしたチューニング。
「小麦の香りと味を最大限に味わっていただくため,麺の『固め』はおすすめしておりません」との表記があるが,しなやかでありながら腰もしっかり残るまさにジャストの茹で具合。
打ち立ての麺を浅く茹でたらボソボソしてしまうので,この但し書きは必要な配慮。
流石,一燈さんで若き天才と言われたお方,極めてらっしゃる。
麺を啜った途端に鼻腔を抜ける,まさにメニュー通りの「芳醇」な香り。
(トリュフ……じゃなくて,ポルチーニ?)
と思い蘊蓄を読むと,「上質な鶏油にポルチーニ茸・帆立の貝柱を加えて低温でじっくりと火入れ」した特製香味油を使用しているとのこと。
追って,上質な鶏メインの旨味がじわじわと湧き上がる。
「鶏,魚介,貝,3種類のスープをブレンド」しているとのことだが,鶏が主役の絶品バランススープだ。
塩分濃度はやや控えめで,完飲した後ちょうどよく感じる計算された塩気。
これまた隙がない。
具は,ねぎ,焼きエリンギ,小松菜,味玉,3種のチャーシュー。
メンマ代わりの焼きエリンギは香ばしくてメチャうま。
茸好きには嬉しい悲鳴。
小松菜は茎の部分を使ったしゃっきり仕上げ。
ねぎは,香味油やスープの味わいをスポイルしない量。
味玉……普段付けないことが多いのだが,これは付けるべき。
甘みと酸味をほのかに感じるしっかりと味が染みたゼリー状の黄味は,とにかく素晴らしい。
チャーシューは2種の異なる調理法で仕上げた鴨に、低温調理の鶏ムネが挟まれている。
2種の鴨は皮に刻みが入ったものと入らないものだが,どちらもふっくらやわらかで,噛みしめると鴨の味わいがしみじみ堪能できる薄味仕上げ。
よく分からないがコンフィを焼き上げた?
とにかくこれまた素晴らしい出来だ。
麺量は150gほどだと思う。
最後の一滴までしみじみと味わった。

噂通り,超ハイレベルな隙のない淡麗系塩。
非の打ち所がないとは,まさにこのことだと感心。
大東京で磨かれたハイセンスなメニューは,この地にもしっかりと浸透し,外待ちが絶えない。
駐車場問題もあり,気の休まる時はないだろうが,健康には気を付け,末永く頑張ってほしい。
また,機会があったら必ず訪れたい。

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「麻婆麺(汁なし)+一番搾り(中瓶)」@麺屋 愛心 TOKYO 町屋店の写真町屋連食

しじみをいただいた後は駅近くのこちらへ。
「~店」と付く店は多店舗展開かと思ってスルーするので来るのが遅れたのだが,本店が新潟にあり東京初出店なら話は別,ずっとBMしていた。
噂通り,奥に細長い店舗。
厨房はきりっとした感じの若い女性で,年上の男性が接客と言う珍しいパターン。
券売機を眺めると,メニューは,「麻婆麺」,「海老寿久担々麺」,「金色煮干中華そば」,「ジョニー」の基本4種。
辛い物が苦手なら,煮干かジョニーなのだろうが,やっぱり推しメニューをいただいてみたい。
コメ友さんの過去レポをここまでよく眺めて来た。
辛さ得意なM氏……>辛味は結構来ます。
(注文は海老寿久だが)元肉総裁……>いわゆる「ヘタレ」の方にもOK牧場かも。
辛さヘタレ同朋T氏……>私のようなヘタレでも許容範囲ながら
悩みながらもまあ大丈夫だろうと,麻婆麺のボタンをプッシュ。
外は暑いし,ここでも汗をかくだろうからと,勢いでビールのボタンもプッシュした。
ビールDBだと,中瓶の相場は500円~550円。
少し安いのが嬉しかったのもある。
1000円+480円,計1480円也。
券を渡す時に,ビールに合うようにと「汁なしで」と告げる。
半ライスもサービスらしいのでお願いした。
凛々しく中華鍋を振る女性店長さんを(すごいなあ……)と眺めながら,すぐに届いた一番搾りをグイッとやるうちに提供されたのは,なみなみと餡が盛られた,かなり辛そうに見えるボリュームある一杯。
食い切れるか?

麺は,中加水の太微ウェーブ。
濃厚つけ麺に使ってもおかしくないくらいの太さで,モチモチとした食感は秀逸。
餡に粘度があるので,このくらいの太さがちょうどいい。
あまり硬すぎず茹で具合はジャスト。
女性店長さん,流石である。
その餡は,とにかく熱いので,フーフーしながらいただく。
ウン,辛い(汗)
いや,熱いのか?
辛いのか熱いのかよく分からないが,ヘタレには十分すぎる刺激。
(これは二郎系の大をいただくよりも時間がかかるぞ……)と不安がよぎる。
痺れはあまりないのだが,山椒がたっぷりかかっているので香りはいい。
これホントに汁なし?と思うほど,底にはスープがある。
煮干しメインの魚介がかなり強めに効いているのが新鮮。
麻婆豆腐がかかったラーメンに煮干は初めての経験かもしれない。
これだけ辛くても煮干をしっかり感じるものなんだね。
片栗粉プルプルする餡だし,ラー油も多いのだが,意外にさっぱりしている。
挽肉もけっこう入ってるし,絹漉しと思われる豆腐の大きさもちょうどいい。
そして,餡の上の白髪ねぎや大葉の千切りがとても爽やか。
辛さが平気な方なら美味しく食べられるんだろうね。
麺量は200gはあったと思う。
とにかく汗がダラダラ流れる。
弱冷房なのが次第に恨めしく思うようになる。
もっと冷房を効かせてほしい。
麺がなくなったところで半ライスも投入。
ああ,何だかホッとするね。
麺で苦労していたのがウソのようにすんなりと馴染む。
辛さも熱さも緩和してくれるような感じさえして,しみじみ美味しい。
やっぱりご飯の方が合うね。
でも,最後は,ラーメン3杯,追い飯2杯,中瓶2本が急に押し寄せてきて,遭難寸前。
辛くて苦しいのか熱くて苦しいのか腹いっぱいで苦しいのか分からなくなってきた。

プルプル片栗餡,の煮干しが効いた山椒や大葉が薫る和風麻婆麺。
旨い,でも熱いし辛い。
ライス投入した時の美味しさを思えば,餡やスープはかなり秀逸なのだと思う。
ヘタレでなければ,そして,これほど暑い日でなく,腹パンでなければもっと美味しくいただけたろう。
それを鑑みても,麺よりライスの方が合うのは,ラーメンとしてはどうかな。
と言うことで標記の採点。
機会があったら,ジョニーなるものをいただいてみたい。

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「タンポポらーめん2」@らーめん タンポポの写真町屋の課題店

しじみ出汁の美味しい店があると聞いてBMしていたので,薫香のある塩をいただいた後,町屋へ移動。
程よく使い込んだ感じの質素な店舗。
客は7割ほどの入りだったかな。
店舗奥のカウンター横にある小さな券売機に向かい,最初から決めていた標記メニューのボタンをプッシュ。
900円と,けっこうなお値段。
かかっているBGMも,ご店主の雰囲気も,かなりマニアックだが,後客もそれなりにあり,なかなかの繁盛ぶり。
時間がかかるとは聞いていたが,思ったほどではなく,券を渡してから10分強で提供。
シンプルながらもどこか気品を感じるビジュアルだ。

麺はやや加水控えめの中細ストレート。
加水控えめに見えるのにパツパツではなく,腰が強くしなやか滑らかな食感の独特な麺。
ラーするガッチャマンさんが「パスタチック」と言うのが何となく分かる。
麺をすすった途端にしじみ独特の香りとじわじわ来る旨味が襲う。
これ,たしかにしじみだわ。
家でしじみは味噌汁にしか使ったことはないのだが,醤油味で作ればこんな風になるんだろうなと容易に
想像できる味わい。
動物系は使ってないのかな?
油もあまり浮いてないので,非常に淡麗でジャンクさがない。
刺激が欲しい若い方には物足りないかもしれないが,シンプルでしみじみとした味わいは,それなりの年齢の方はハマるだろう。
私は味覚だけは若いので,もう少しジャンク要素があってもいいんだけどね。
しじみはご店主の故郷である島根の宍道湖産,醤油も島根産のものを使っているらしい。
具は,メンマ,白髪ねぎ,バラ海苔,三つ葉,チャーシュー。
白髪ねぎの辛味と香りが,しじみを打ち消しそうになり,(あれ?合わないかな?)と一瞬思うが,再びしじみが優勢になる。
それはバラ海苔も同じで,磯の香りがしじみを凌駕してしまうかと思えば,再びしじみが上回る。
実に面白い。
チャーシューは,豚だったこともあったようだが,鴨が2枚。
「鴨」という文字がどこにも出てこないのは,まさにラーするガッチャマンの言う「商売っ気のなさ」だね。
油のない部分でしっとり軟らか。
鴨の身の味わいがしみじみと堪能できるが,鴨は油も美味しいんだよね。
麺量は150gオーバーといったところだろう。

まさにしじみ醤油。
醤油は主張しすぎず,今風でもない,しかしレトロでもない,でも,どこか懐かしくホッとする。
まさにご店主さんのような不思議な時空をを超えた感がある一杯だ。
個人的には今風にブラッシュアップしたような,蒲田のしじみの方が好みだが,好きな方は好きだろう。
これはコアなファンが付く店だね。
「鶏白湯ではない」という,鶏ペーストを使用した「とりまみれ」と言うメニューも気になるので,機会があったら再訪してみたい。

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