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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.812点
最終レビュー日 2019年8月21日
2,020 1,505 0 32,776
レビュー 店舗 スキ いいね
78

「中華そば」@丸デブ 総本店の写真続染める旅

1500のキリ番を決めた後は,前回の旅よりもさらに足を伸ばして岐阜へ。
到着したのはランチタイムを過ぎた頃。
しかし,岐阜県暫定1位の店は通し営業なのでノー問題

岐阜駅は想像以上に大きく,街もかなり賑やか。
駅前には黄金の信長様の像が。
天下布っ武!
↑は,この地を「岐阜」と名付けたころから使い始めた言葉のようだ。

駅から1.2km,約15分で到着すると,歴史がありそうだが小綺麗な店舗。
この時間にも関わらず,広い店内は6割ほどの入りと盛況だ。
「そば一つでいいですか。うちはそばだけなんでね。」
と,テーブル席に着くとすぐに店員のおばさまの声がかかる。
(ワンタンもあるじゃないか)とは突っ込まなかった。
おそらく「ワンタン」は麺が入ってないと思われる。
後払い式。
価格は400円と安い。
注文から5分ほどで提供されたのは,ピンクのカマボコが可愛らしい,小さめの器に並々と盛られた,一見蕎麦っぽいビジュアルの一杯。
おばちゃん,スープこぼれてるけど(笑)

麺は低加水の細ストレート。
(おっと,意外にも今風?)と思うが,茹で具合はやわらかめで,食べているうちに駅の立ち食い蕎麦を食べているような気になる。
それは,麺だけのせいではなく,スープもそばかうどんのような味わいだからだ。
出汁は魚介のみで軽い甘みのある強めのカエシ。
いわゆる「ラーメン」に感じる中華的要素は少ない。
卓上には蓋のないテーブル胡椒が常備されているが,思わずこれを使いたくなる。
普段は絶対使わないのだが振ってみる。
うん,ちょっとはラーメンらしくなった。
でもこれ,七味の方が合うような……いかんいかん,これはラーメンだ。
具は,ねぎ,かまぼこ,チャーシュー。
かまぼこのピンクはビジュアル上の貢献も大きい。
チャーシューは小ぶりの豚モモかな。
クラシカルな味わいで,統一感は全く崩れない。
この価格で3枚載るのが奇跡と考えよう。
水面にわずかに浮いている油は,このチャーシュー由来で,香味油は使っていないと思われる。
麺は,器いっぱいに入っている感じだが,140gくらいだろうか。
それほど器が小さいのだ。
するっと完食。

店舗情報によるとこの店は,大正6年創業とのこと。
この駅の立ち食い蕎麦的な一杯がラーメンの黎明期の姿なのだろうと思うと,すごく納得がいく。
きっとラーメンをファーストフードと捉えたのではないだろうか。
小腹が空いた時のおやつ的なものと考えれば,この営業時間なのもよく分かる。
そう言う歴史的な価値を考えれば,諸兄が80点台を付けるのも納得だが,このくらいの採点が似合うのではないだろうか。
愛すべき70点台。
敬意をもって付けさせていただく。

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「タンポポらーめん2」@らーめん タンポポの写真町屋の課題店

しじみ出汁の美味しい店があると聞いてBMしていたので,薫香のある塩をいただいた後,町屋へ移動。
程よく使い込んだ感じの質素な店舗。
客は7割ほどの入りだったかな。
店舗奥のカウンター横にある小さな券売機に向かい,最初から決めていた標記メニューのボタンをプッシュ。
900円と,けっこうなお値段。
かかっているBGMも,ご店主の雰囲気も,かなりマニアックだが,後客もそれなりにあり,なかなかの繁盛ぶり。
時間がかかるとは聞いていたが,思ったほどではなく,券を渡してから10分強で提供。
シンプルながらもどこか気品を感じるビジュアルだ。

麺はやや加水控えめの中細ストレート。
加水控えめに見えるのにパツパツではなく,腰が強くしなやか滑らかな食感の独特な麺。
ラーするガッチャマンさんが「パスタチック」と言うのが何となく分かる。
麺をすすった途端にしじみ独特の香りとじわじわ来る旨味が襲う。
これ,たしかにしじみだわ。
家でしじみは味噌汁にしか使ったことはないのだが,醤油味で作ればこんな風になるんだろうなと容易に
想像できる味わい。
動物系は使ってないのかな?
油もあまり浮いてないので,非常に淡麗でジャンクさがない。
刺激が欲しい若い方には物足りないかもしれないが,シンプルでしみじみとした味わいは,それなりの年齢の方はハマるだろう。
私は味覚だけは若いので,もう少しジャンク要素があってもいいんだけどね。
しじみはご店主の故郷である島根の宍道湖産,醤油も島根産のものを使っているらしい。
具は,メンマ,白髪ねぎ,バラ海苔,三つ葉,チャーシュー。
白髪ねぎの辛味と香りが,しじみを打ち消しそうになり,(あれ?合わないかな?)と一瞬思うが,再びしじみが優勢になる。
それはバラ海苔も同じで,磯の香りがしじみを凌駕してしまうかと思えば,再びしじみが上回る。
実に面白い。
チャーシューは,豚だったこともあったようだが,鴨が2枚。
「鴨」という文字がどこにも出てこないのは,まさにラーするガッチャマンの言う「商売っ気のなさ」だね。
油のない部分でしっとり軟らか。
鴨の身の味わいがしみじみと堪能できるが,鴨は油も美味しいんだよね。
麺量は150gオーバーといったところだろう。

まさにしじみ醤油。
醤油は主張しすぎず,今風でもない,しかしレトロでもない,でも,どこか懐かしくホッとする。
まさにご店主さんのような不思議な時空をを超えた感がある一杯だ。
個人的には今風にブラッシュアップしたような,蒲田のしじみの方が好みだが,好きな方は好きだろう。
これはコアなファンが付く店だね。
「鶏白湯ではない」という,鶏ペーストを使用した「とりまみれ」と言うメニューも気になるので,機会があったら再訪してみたい。

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「森田屋中華そば」@森田屋 東店の写真佐野連食

佐野ラーメンの中の一大派閥,森田屋さん系は,太田市の「森田屋支店 太田店」さんしか行ったことがないので,「森田屋総本店」さんには一度行かねばと思っていた。
しかし,この日は定休日。
ところが,1軒めからそれほど離れていないこの「東店」さんは休みではなく,しかも,「森田屋総本店」さんの平均点が75点台なのに対し,こちらは85点台と10点ほど高い。
ネットを検索してみると,「森田屋さん系でこの店が一番好きだ。」と言うような記述が散見される。
これは気になる。
と言うことで,7~8分車を走らせこちらへ。
こちらも休日ならメチャ混みなのだろうが,流石に平日の昼の部終了間際,すんなりと入店。
それでも店内は4割ほどの入りだった。
後会計式。
メニュー表を眺めると,修正前のRDBの店舗情報とちょっと違う。
修正前は「中華そば 650円」と記載されていたのだが,「八下田自慢の『森田屋中華そば 680円』」と言うのと,「オーソドックスな『青竹手打ち佐野ラーメン 650円』」と言うのが載っている。
よく分からないが,「自慢の~」と言うからにはこちらオリジナルなのが楽しめるのだろうと,標記メニューを注文。
680円である。
注文から8分ほどできびきびした女性店員提供されたのは,シンプルなビジュアルの一杯。

麺は青竹手打ちの平打ち中太縮れ。
多加水のいわゆる佐野ラーメンらしい麺で,基本やわらかめのピロピロ。
細いところはとろけるようだ。
麺に噛み応えや小麦感を求める方はダメなのだろうが,この不揃いさこそ手打ちの証とファンは言うだろう。
私も大好きだ。
麺をすすった途端,衝撃が走る。
何だこの香ばしさは。
表面に,佐野ラーメンとしてはかなり多めのラードの層があるのだが,そのラードの香りがすごい。
どこかでこの香り……そうか,二郎,それも野猿で感動したような香りか。
佐野ラーメンを食べて二郎を思い出すとは思わなかった。
カエシは控えめで豚と思われる動物系の旨味がしっかりしている。
その上このラード。
このスープ,メチャ好きだわ。
スープだけなら,過去いただいた佐野ラーメン中,最も好みかもしれない。
平均点85点台……うーん,納得。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシューとシンプル。
面白いのがチャーシュー。
赤身のほとんどないモモだと思われる部位なのだが,パサつくことなくしっとりやわらか。
適度な厚みがあるのだが,なぜか弧を描くように反っている。
切り方?それとも熱で反る?謎だ。
とにかくこの価格で厚みがあるのが2枚は嬉しい。
麺量は180gほどだと思う。

いや,これほどのものだとは正直思わなかった、
これまで佐野ラーメンは,田村屋さんや日向屋さん,大和さんなど,田村屋さん系がもっとも好きだと思っていたが,ちょっとその思いが覆された感じだ。
森田屋さん系でランキングトップの太田店もレポしてないので再訪したいし,何より総本店に行ってみねば。
移転した田村屋さんと絡めて,近いうちに必ず。

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「丸醤油つけ麺+ビンビール(中)」@らぁ麺 幸跳の写真染める旅

関東外出張はまずない金なし暇なしの私。
それでも未レポの県を染めたい。
この季節販売されるJRお得切符ならそれが可能だ。
始発に乗り,ひたすら鈍行で西へ。
狙うは,ミシュランガイド東海版2019ビブグルマンを取った店である,豊橋市の「幸跳」さん。
Aチャンのさんのレポを見てここに決めていた。

駅から20分ほど歩き,到着。
家を出てから7時間が経っていた。
店外待ち7~8名。
中待ち席もあるので,計10名ちょっとの待ちである。
中待ちに昇格する際に券を買うシステム。
30分ほどで声がかかった。
券売機に向かうと,メニューは,「丸鶏醤油らぁ麺」,「丸鶏醤油つけ麺」,「丸鶏たまり醤油らぁ麺」,「淡麗煮干しらぁ麺」,「淡麗煮干しつけ麺」の5種。
自家製麺の良さを堪能したく,標記メニューのボタンをプッシュ。
長時間電車に揺られ,強い日差しの中を歩いてきたので,ビールのボタンもプッシュした。
900円+550円,計1450円也。
すぐに席が空き,カウンターに通される。
黙々と働くご店主と,奥様と思われる女性,2人での営業。
この女性,おっとりしているように見えるが,代表待ちを毅然と撃退するなかなかのお方だ。
すぐに冷えたグラスとスーパードライの中瓶が提供される。
う~ん,何も食べてなかった胃に沁み渡るね。
券を渡してから10分ほどで提供されたのは,美しくそろえられた麺と,油が浮いた漆黒のつけ汁,ピンクチャーシューと半塾味玉のオレンジ色,青ねぎのコントラストが美しい具の別皿だ。

麺はやや多加水気味の細ストレート。
グルテンが多い感じでつるつるもちもちなのに,噛みしめると小麦の味わいは豊か。
国産小麦使用の自家製麺だというが,これは絶品だ。
別皿に付いてきた山葵を少量付けていただいてみる。
麺をわさび醤油で刺身のようにいただいたらさぞかし美味しいだろうと想像。
醤油が卓上になかったのは残念だ。
それにしても,昆布水とか使っているようには見えないが,この太さの麺にしてはくっつきが全くない。
それもすごい。
次に,濃いめの醤油つけ汁に浸けていただいてみる。
すると,上質な鶏油の香りと切れがありながらまろやかな醤油の旨味がガツンとくる。
鴨?と思うほど,薫り高い油だ。
これは動物好きにはたまらないね。
塩派なのだが,この醤油ダレには引き込まれる。
魚介はほとんど感じず,使っていたとしてもサポート程度かな。
とにかく,鶏好きにはたまらない淡麗系鶏醤油つけ麺だ。
具は全て別皿で,分葱,メンマ,半味玉,チャーシュー。
白ねぎを使わず青いねぎを使うので,ねぎの香りは穏やかで上品。
メンマは有名な「タケマン」のメンマを使用している。
間違いない美味さだね。
半玉の茹で具合もジャストだし,適度にサシが入った肩ロースのレアチャーシューも絶品。
流石ビブグルマン,隙がないね。
麺量は250gほどかな。
するっと完食。
割りスープをお願いすると,熱々になってカムバック。
最後の一滴まで美味しくいただいた。

麺の美味しさを堪能できる,絶品鶏醤油つけ麺。
いや,流石だ。
帰り際に茨城から来たことを告げると,ご店主は手を合わせて,ありがとうございますと拝んでくれた。
いやいや,拝みたいのはこっちの方だ。
そう簡単に来られるところではないが,いつの日か再訪してみたい。



おっと,14:00近い。
翌日は仕事なのでその日のうちに帰らなきゃ……(涙)

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「まぜそば(大)+追加豚2枚」@麺や 酒処 よし乃の写真地方の居酒屋さんが作るラーメン

Pさんが登録したこちら,ちょっと面白そうなので来てみた。
つくばから古河に向かう細い街道をひたすら西へ。
この辺は昔は千代川村だっけか。
マジでこんな所?という街道からも見えないのどかな場所。
ラーメンの幟と居酒屋然とした看板がなければ,田舎の民家だね。
入店すると,まさに地方の居酒屋。
すでに来ていた小上がりのファミリーは,アルコールは入ってなかったが,後から入ってきた常連さんらしき方は,すぐに焼酎とつまみ。
とても似つかわしく風情がある(笑)
ここだけはラーメン屋さんらしく券売機が設置されている。
メニュー筆頭はつけ麺。
680円で大まで選べる安さがすごい。
らぁめんとまぜそばも同価格。
まぜそばのボタンをプッシュし,安いので「追加豚2枚」のボタンもプッシュした。
680円+160円,計840円也
券を渡すと麺量とニンニクの有無を聞かれる。
大はどれくらいの麺量か聞くと,茹で後で500gとのこと。
ならいけるかと大をお願いし,ニンニクは自粛した。
ニンニク……二郎系?
などと思いながら,店主さんのお母様らしきおばあちゃんと,暑いね〜等会話するうちに提供されたのは,意外なほど極太の麺が迫力ある一杯。
増した豚はスライスタイプだが,デフォ豚はサイコロ状なんだね。

麺は,これまた意外にも自家製とのこと。
これほど噛み応えのある麺も久しぶりだ。
醤油ダレに染まった極太うどんのような平打ち麺は,麺フェチなら一度は食すべきかも。
これは美味い。
醤油ダレに染まったと書いたが,そのタレは軽い甘みのある旨口。
油はそれほどしつこくないが,二郎系まぜそばと言うよりも,油そば的な味わい。
噛み応えある極太麺の油そば……ここまではそんな印象だ。
具は,もやし,小松菜,穂先メンマ,サイコロチャーシュー,チャーシュー,卵黄。
卵黄を混ぜ込むと,甘みのあるTKG的な味わいになっていく。
改めて思うが,卵という食材は素晴らしいね。
もやしはサッと茹でた感じで生に近く,口の中に突き刺さる。
二郎系でもややクタ気味が好きなので,これはちょっと好みから外れる。
小松菜も軽い辛味を感じるほどしゃっきり仕上げ。
浅茹でが身上なんだね。
穂先メンマをここで使用する?と一瞬思うが,これもまあアリかな。
サイコロチャーシューは混ぜ込みやすいのだが,ちょっとパサ気味。
スライスチャーシューは厚みがあり程よくやわらか。
美味しいのだがちょっと水っぽく感じた。
麺量は茹で前換算300gといったところだろう。
かなり食べ応えがある。

とにかく麺の印象が強い。
この麺をいただくだけでも来る価値はあるかも。
具の仕上げがイマイチなので,その辺のブラッシュアップが実現したら,かなりのものになりそうだ。
価格を考えれば十分大台だ。
Pさん情報によると,今年4月の開店とのこと。
頑張ってほしい店だ。

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「チャーシューメン」@麺来亭の写真ひたちなかの新店

水戸の実力店,「麺 一直」のセカンドブランドとして先週開店したこちらに来てみた。
水戸方面から勝田方面に向かう街道の一軒家。
周囲はけっこうのどかな場所だ。
既に駐車場はいっぱいだが,何とか止めて店へ。
新築らしく,とてもきれいで余裕がある。
広い店内は満席で,中待ちスペースには5~6名の待ちがある。
後会計式。
中待ちスペースにメニュー表があるので,待つ間に考えられる。
メニューは基本1種で,デフォの「ラーメン」は750円とそれなりの価格。
この後連食予定はなかったので,チャーシューメンを選択した。
+300円の1050円である。
5分ほどでカウンターに通される。
スタッフは店主さん含め,男性3人女性3人の6人体制。
店主さんは,この店の店長になるだろう方の作業を見守りながら餃子を焼いている。
大釜で麺を茹で平ざるで麺を上げるのだが,すぐに「熟練」の域に達しそうな筋の良さ。
湯切りはまだ甘い感じだけどね。
さらに10分ほどで提供されたのは,見ただけで既に美味いことが保障されたような麺が印象的な,ご当地系ビジュアルの一杯。

麺は自家製のやや平打ち気味の太微ウェーブ。
佐野等のご当地系多加水麺の雰囲気もあるが,もっと食感がしっかりしており,小麦の味わいも豊か。
もちもちとした食感は秀逸で,この麺をいただけるだけで来る価値があるね。
スープは豚清湯と思われる淡麗系。
カエシの主張は見た目よりは控えめで,優しげな出汁感と好バランス。
ガツンとくるものはないが,印象深い麺を支えるのに必要かつ十分。
こんなチューニングはホッとするね。
そんな食べ飽きしなそうなものを狙っているのだろう。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
ねぎは青ねぎと白ねぎのミックスタイプ。
やや粗めの切り方も狙っている感じがする。
メンマは太めのサクサク。
チャーシューは釜焼きタイプと思われる肩ロースが5〜6枚。
適度に厚みがあり,噛めば肉汁が溢れる逸品。
ただ,もう少し香り高ければ……とか,小山のあの名店の印象が被るだけに,思ってしまう。
麺量は200g近いと思う。

万人に愛され,食べ飽きしない中華そばを目指したような一杯。
佐野とか白河とか喜多方とかの麺をブラッシュアップしたようなイメージかな。
餃子を付けるのが正解かも。
麺にかなりの存在感があるので,どうしても一品香さんと比べてしまう。
チャーシューがもっと香れば,あの店を上回る引きがあるかも。
麺 一直」さんも,最初は今風のラーメンを出していたが,自家製麺に切り替えたころから,素朴ながらも食べ飽きしないラーメンを目指したものに切り替えた。
この店は,そんなご店主の思いをさらに具現化した店なのだろう。
実際,このようなラーメンの需要は多いようで,ひっきりなしに客が入ってくる。
これからも繁盛し続けると思う。

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「ワンタンメン」@麺匠 きくちの写真草加市新田駅近くの移転オープン店

西川口→南浦和といただいた後は,武蔵野線から東武伊勢崎線に乗り換え,新田駅へ。
狙うは,江東区から今年5月に移転したこちら。
移転前の平均点が85.1点。
私がいただいた「醤油ラーメン」はメチャクチャ美味しくて88点を付けている。
ところが,移転後の平均採点は約80点。
真偽を確かめる意図もあった。
店は何かの居抜きのようで,入り口上の幌も茶色で地味な感じ。
入店すると,男性店主と奥様のような女性店員,計2人がお出迎え。
後会計式。
席間の空いたゆったりスペースのカウンターに通される。
メニュー表を眺めると,メニューは,「醤油ラーメン」,「昭和中華そば」の基本2種。
数量限定だという「ワンタンメン」を選択し,注文。
価格は980円である。
ちなみに,「昭和中華そば」ベースの「昭和ワンタンメン」というメニューもあった。
注文してから,「ワンタンメン」にはチャーシューが載らないことに気付く。
肉好きなので,「チャーシューワンタンメン」に変更しようとも思ったのだが,調理に入ってしまったし,1180円とそれなりのお値段なので,そのままにした。
注文から10分ほどで提供されたのは,分厚い皮の三角ワンタンが載った,茶色の面積が水面を占める一杯。

麺は,自家製とのことで製麺室があった。
全粒粉らしく,ふすまの星が見える茶色の細ストレート。
店内のポップによると,この麺はご店主のこだわりの一つで,「北海道産小麦」と「三重県産スペルト小麦全粒粉」を配合しているとのこと。
スペルト小麦……人工的な品種改良が行われてない小麦で栄養価が高く,アンチエイジング効果があるらしい。
つるボソとした食感と独特な小麦の味わい。
確かに原種っぽい強い香りと,素朴な旨味がある。
私は塩派なのだが,確かにこの麺は個性が強いので醤油の方が合いそうだ。
麺をすすった初動の感覚は,ちょっとしょっぱいかな?と言う感じ。
醤油スープなので「塩角が立つ」というのも変かもしれないが,そんな感覚だ。
動物系100%で魚貝系は不使用,杉樽で熟成した国産丸大豆を使用しているとのことだが,かなり単調な感じがする。
移転前にいただいた「醤油ラーメン」も,塩分濃度は高めで無化調だったが,もっと塩気に丸みがあり,旨味が重層的な感じがした。
何でこうなっちゃったんだろう。
素材にこだわり,シンプルさを追究した結果?
具は,ねぎ,万能ねぎ,メンマ,ワンタン。
移転前にいただいた一杯のメンマは,記憶に残るほどメチャうまだった。
これも美味しいが,もう少しプラスアルファの何かがあった気がする。
ワンタンの皮も自家製だろう。
これだけ厚みがあって歯応えの強いワンタン皮はちょっとないかも。
餡もスープ等と同ベクトルで,肉のシンプルな旨味を際立たせる仕様。
5個ほど入っていたが,かなり食べ応えがある……と言うか,皮を噛み締めるので,満腹感が上がる。
麺量は150gほどだと思う。

国産スペルト小麦全粒粉を使用した麺が個性的,素材にこだわったシンプルな味わいの醤油ラーメンに,嚙み応えのある皮を使用した三角ワンタンが載った一杯。
何だか独善的でマニアックな方向にいっちゃったんだね。
移転後の平均点が移転前より5点低いのが理解できた。
もうこうなると,美味しさの追求よりいかに体にいいものを作るかに向かうから,仕方ないと言えば仕方ない。
これはこれで価値ある一杯なのだと思う。




蛇足;
キリ番だったのだが,遠くに遠征する暇がなかった。
1500店の時は,もう少し納得の一杯で締めたい。

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「ラーメン(煮干しだし醤油ラーメン)+半チャーハン」@煮干しだし醤油ラーメン 桂の写真話題の新店

立石で美味しい鶏塩をいただいた後,高砂の某店に久しぶりに行ってみるものの定休日。
ならばと3連は諦め,次に予定していたこちらへ。
我孫子駅から約2㎞,歩いて20分強。
店の前に着くと7~8名の外待ちがある。
中待ち席もあるので計10名ほどだろうか,流石話題店。
回転はかなりゆっくりめで,35分後,店内待ちに昇格するタイミングで券売機へ。
麺メニューは,ラーメンとつけそばの基本2種。
1玉だというラーメンの「小」を選択し,ボタンをプッシュ。
時間的に次は厳しくなってきたので,半チャーハンのボタンもプッシュした。
700円+350円,計1050円也。
(ちなみに「中」1.5玉,「大」は2玉で100円ずつアップ)
軽い中待ちを経てテーブル席へ。
比較的お若い男性店主と,女性2人での営業。
以前は洋菓子屋さんなのかな?外には看板が残っていたが,店内は綺麗にリフォームされている。
券を渡してから5〜6分で提供されたのは,キャンプファイヤーの薪のごとく中央に積まれたメンマの上に,小ぶりのチャーシューが載せられた,シンプルビジュアルの一杯。
チャーハンも一緒に撮りたかったが,時間差があるようなので,先に食べ始めることにする。

麺は中加水の中細縮れ。
茹で具合はやや硬めでジャスト。
他の永福町系と同じような麺なので草村製麺っぽいが,詳細は不明。
永福町系にはやっぱりこの麺だよね。
麺をすすると,強めに煮干しが香り,少々ビターな旨味が押し寄せる。
表面にはやや多めのラードが浮いていて熱々。
修業先は柏の「大勝」さんだとのことだが,松戸の名店「まるき」さんでも修業経験があるとの情報が。
確かに「大勝」さんっぽくもあるが,この煮干しの効かせ方は,どちらかというと「まるき」さんかな。
鯖も使ってる?と言う感じのワイルドっぽさは,永福町系の中でもインパクト強め。
間違いなくハイレベルな永福町系スープだ。
中華そば まるき」さん,「赤坂味一」さん,「大勝軒 北習志野店」さん,「ラーメン専門の店 大勝」さん,そして,「東京らぁめんちよだ」さん……,千葉にはこのタイプの名店が多いし,どこも人気だよね。
具は,ねぎ,メンマ,チャーシューとシンプル。
メンマは15本ほどあっただろうか。
味付けもよくサクサク。
このメンマをつまみにビールが飲みたいね。
チャーシューは脂のない部位で,おそらくモモ。
このサイズが一つは寂しいが,修業店譲りと考えれば納得。
脂がなくてもパサつくことなくやわらか。
赤身好きならマシもアリかな。
麺量は150ほどだと思う。
時間差で提供されたチャーハンだが,一粒一粒がくっついてなくパラパラなのに,食べるとしっとりやわらか。
不覚にもいただいてないのだが,「中華そば まるき」さん譲りなのではないかと想像。
塩分濃度はやや控えめで,ちょっとビターなニボ醤油スープを飲みながら食べるのにぴったり。
計算されているね。
とにかくラーメンもスープも熱々なので時間がかかるし,スープの量も多めなので,完飲派の私は苦戦。
それでも飲み切った。

清潔感のある店舗,爽やかな接客の中いただく,ハイレベル永福町系&名店譲りの絶品半チャーハン。
ちょっと不便な場所だし駐車場の台数も少ないのが気になるが,行列はずっと続くだろうね。
近ければしょっちゅう食べたくなるだろう。
回転はよくないので,再訪は時間に余裕がある時かな。
またきっと来ると思う。

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「チャーシューメン」@伊勢屋の写真水戸のノスタ系2

二重投稿ではないし店内連食でもない,ましてやデジャブーでも。
前レポとは別の店,同一店名,同一メニュー名の連続投稿である。

水戸には「伊勢屋」という名前の店が2軒登録されている。
過去レポを眺めると,こちらの店も悪くなさそうだと思い,行ってみることにした。
下市から笠原町に移動。
笠原町は県庁がある地区だが,店は県庁からはちょっと離れた場所。
スーパーマーケットの裏の住宅街にある一軒家。
前店ほどの歴史は感じらない,住宅街に溶け込んだ感じの店舗だ。
前店と同じく,入り口横にショーケースがある。
そこには,売れ残った感じのあんドーナッツが積まれているので,この店もだんごや饅頭,稲荷寿司などを売っているのだろう。
通し営業とは言え,16:00過ぎの入店,ノーゲストでくつろいでいるところだった。
店舗は前店よりも新しいのだが,かなり年配だと思われるご夫婦での営業。
後会計式。
メニューは前店よりも多く,しかも安い。
基本の「ラーメン」が400円,「タンメン」や「味噌ラーメン」が450円,ラーメンメニューで最も高いのが標記メニューで,何と550円!
その他にもカツ丼,親子丼,チャーハン,カレー,各種定食等々。
最も高価なメニューが「カツカレー」で,それでも800円である。
水を持って来てくれたおばあちゃんに,チャーシューメンを注文。
おじいちゃんが調理に取り掛かる。
お湯を沸かし直すところから始めたのかもしれないが,7分後に提供されたのは,前店以上にビジュアルの整った一杯。

麺は,事前情報では何と自家製麺。
メニュー表に「手作り餃子」「自家製メン」と書かれているので間違いなかった。
すすってみてちょっとびっくり。
多加水の細ストレート麺は,前店以上にヤワヤワなのだが,切れるわけではなく伸びる感じ。
そして,しょっぱい。
(何だろうこれ,スープを吸っちゃったのかな?)と思い,スープを飲んでみるとそれほどでもない。
想像では,麺体をこねる時,うどんのように塩を入れているのだろう。
スープよりも麺の方がしょっぱいという新感覚(笑)
ダメな方はダメだろうが,これはこれで面白い。
スープは,まず中華系調味料っぽい強めの香りが先行,すぐにかえし由来のやや強めの塩気。
動物系は豚だろうか,旨味はじんわりで香りや醤油感の方が先行。
香りはチャーシュー由来のような気もするが,それがアクセントとなり,ノスタにありがちな平板な感じはしない。
このスープも特徴があって面白い。
具は,ねぎ,メンマ,ほうれん草,チャーシュー。
ねぎは少量が散らされている。
ほうれん草の緑が全体を引き締め,ビジュアルを整えている感がある。
ノスタにほうれん草はよく合うね。
チャーシューはモモの煮豚。
中くらいの大きさのものが6枚,花びら状にきれいに盛られているのが嬉しい。
味はしょっぱめでやや硬いのだが,この価格でこれだけ載るんだから。
麺量は150gほどだろう。

中華スパイス香る,独特の味わいの自家製麺ノスタチャーシューメン。
ラーメン自体の出来は前店の方が何枚も上手だが,低価格,整ったビジュアル,オンリーワンの自家製麺,おじいちゃんおばあちゃん営業応援……いろいろな要素を加えると,前レポと同点でいいのではないだろうかと言う思いになる。
店名もメニュー名も同じなんだから,採点も同じにしちゃえ!と言うことで標記の採点。
おじいちゃん,おばあちゃん,頑張れ。



蛇足1;
店内には私の他に,若い女性と赤ちゃんが。
客ではなく,おじいちゃんたちの娘かあるいは孫?
この方の旦那さんは後を継がないのかな?

蛇足2;
「伊勢屋」という店名は,異常に多い。
ウィキペディアによると,
「伊勢屋(いせや) 日本における屋号のひとつ。以下が知られている。特に江戸時代には江戸市中に多いものとして『火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞』と呼ばれるほど『伊勢屋』と名乗る店舗が多かった。」
とあり,和菓子屋さんが多いようだ。
そう言えば,近所にも隣町にも,「伊勢屋」という屋号の,団子や稲荷寿司が有名な店がある。
水戸の2店の関係は不確か。
ラーメンは全く違うのだが,ショーケースに残っていたあんドーナッツは同じに製品に見えたので,かなり早い時点での暖簾分けか何かなのかもしれない。

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「チャーシューメン」@伊勢屋の写真水戸のノスタ系1

ラーメン官僚こと田中一明氏が取材・執筆を担当した「ラーメンマップ茨城5」
4までは,茨城県内のラーメンを食べ歩くメンバーが店のチョイスを行ってきたので,どんなチョイスをするのか気になっていた。
結果として,素晴らしい出来。
よくも茨城県に住んでない方が,ここまで食べ込み,茨城ラーメン界を俯瞰できたたものだと感心した。
また,「茨城県人ではないからこそ気付く価値」,のようなものが感じられ,新鮮味もあった。

前置きが長くなったが,その本に掲載された店で,行ってなかった店の一つがここ。(他にもあったがその後全て行った。)
水戸市の下市と呼ばれるこの界隈は,江戸時代に水戸徳川氏が整備した商人の町。
今でもその風情を何となく残している。
その下市の商店街にあるこの店は,前述のラ本によると1954年創業,現在は3代目とのこと。
外観だけではラーメンを出す店には見えない。
店頭のショーケースには,だんご,饅頭,草餅,おはぎ,稲荷寿司,かんぴょう巻が並ぶ甘味処。
冷やし中華の幟を見て初めて食事処でもあることが確認できる程度。
入店すると,店のお姉さんから「お食事ですか?」の確認がある。
15:00を越えた時間帯,和菓子等を買いに来る方も多いので当然の確認なのだが,テーブル席も7割方埋まっている。
ピーク時には外待ちもできるのではないだろうかと言う人気ぶりだ。
従業員も,フロアも含め5人ほどと,こんな地味な店としてはかなり多め。
後会計式。
壁掛けメニューを眺めると,ラーメン類の他にも「キーマカレー」があり,この時間帯,カレーを食べてる方も多かった。
デフォの「ラーメン」は事前情報では500円だったが,現在は600円。
チャーシューメンがたった+100円の700円とお安かったので,そちらを注文した。
注文から5分,提供されたのは,正しくノスタビジュアルの醤油味チャーシュー麺。

麺は黄色っぽい中細ストレート。
やややわらかめの茹で具合がいかにもと言った感じ。
しかし,この麺,なかなか美味しい。
ラ本によると水戸市内の製麺所,「松月製麺」製の卵麺とのことだが,麺自体の旨味が強い。
麺をすすったとたん感じたのは,意外にも魚介の香りと甘みを感じる旨味。
P氏は「鶏ガラと昆布」と書き,G氏も全く同じ表記をしているが,ホントか?
改めて前述のラ本を読み返すと,「豚骨」と書かれている。
権威のある方が取材を元に書いているのだから,動物系の出汁は鶏ではなく豚なのだろうが,ラ本掲載後,さらに人気が出てきたので,3代目が魚介をプラスしてスープをブラッシュアップしたのではと想像。
それが100円の価格アップにつながっているのかな?
あくまでも一ラヲタの妄想である。
魚介と言っても鰹っぽくも鰮っぽくもない。
蒲鉾のような香りなので,おそらく鯵なのではないだろうか。
外してたら非常に恥ずかしいのだが……。
とにかくこのスープ,醤油のお湯割りのような味気ないノスタとは別次元。
十分現代に通用する美味しさだと思う。
具は,海苔,ねぎ,メンマ,ナルト,チャーシュー。
チャーシューはけっこう厚みがあるものが4枚。
脂身の少ないモモなのだが,これがふっくらやわらかでメチャ美味しい。
モモのチャーシューと言うと,硬く締まったパサついたのを想像してしまうが,その概念が覆される。
脂が少ないだけで,肩ロースなのかもしれない。
麺量は140g程度だと思う。

ノスタ系は苦手だと思っていたが,これは意外なほど美味しかった。
所詮甘味処が片手間で出すラーメンだとタカをくくってたのが恥ずかしい。
道理で客入りがいいわけだ。
しばらくラ本では取り上げられてなかったこの店をチョイスした官僚さん,改めて流石!と感服した。
これを機会に,ノスタ系の食堂も掘り起こしてみようかな……。


蛇足;
次のレポ,店内連食ではない。

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