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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.821点
最終レビュー日 2019年8月24日
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「つけ麺 凄平麺(大盛)+瓶ビール」@らぁめん りきどうの写真続染める旅6

彦根で野菜たっぷりヘルシーな一杯をいただいた後は,敦賀にでも行って福井も染めようか……とも思っていたのだが,どうしても心残りが。
前の晩,店の前まで行ったのに逃した,この店の一杯がどうしてもいただいてみたかったのだ。
Aちゃんさんレポで知った,超平打ちビロビロ麺が頭から離れない。

足が痛いのでバスを使用。
調べ方が中途半端だったので,店に最寄りのバス停には行かない路線に乗ってしまった。
橋を越えたところで下車し,店まで歩くが,3.3㎞歩くよりもずっとましだ。
13:00ごろ到着すると,店前の駐車場はいっぱいで,7〜8人の外待ちができている。
後で分かるが,中待ち席も10ほどあったので,計20人ほどの待ちだった。
30分ほどで店内待ちに昇格。
このタイミングで券を購入するシステム。
券売機を眺めると,ボタンのほとんどはつけ麺で,凄平麺,小平麺,太麺,細麺それぞれのボタンがある。
「2色つけ麺」と言う2種の麺が楽しめるつけ麺もあり,見渡したところこれが2番人気。
小平麺,細麺から選べる「らぁめん」は少数派だった。
もちろんここは,凄平麺のつけ麺を選択。
この旅もここで終わりなのでビールのボタンもプッシュした。
800円+550円,計1350円也。

一本気な感じのするご店主と,真面目そうな若い女性店員2人での営業。
接客はテキパキしてるが,超忙しそうで,かかってくる電話に出る暇はない。
15分ほどの仲待ちを経て,カウンター席へ。
女性店員に券を渡すと,大盛も同額とのことだったのでお願いした。
すぐに出されたビールは赤星の中瓶。
いや,嬉しいね。
「グラスはお冷やのものをお使いください」にはテンションがやや下がったが,忙しくいっぱいいっぱいなので仕方ないかな。
そのビールがなくなるから提供されたのは,夢にまで見たビロビロ麺と,濃い醤油色をしたつけ汁。

麺は,自家製の幅3〜4cm,厚さ1〜2mmほどの超平打ちストレート。表面がつるっとしているので,持ち上げ難く,つけ汁に浸けるのも一苦労。
割り箸でなければ無理だね。
表面は実に滑らかで,口の中につるっと入り,噛み締めればしっかりとした腰と小麦の味わいが堪能できる。
「凪」さんで使っている「一反も麺」を想像する方も多いと思うが,滑らかさと腰の強さは比べようもない。
いやはや,ハードルは当然上がっていたが,これは期待以上。
麺フェチさんは死ぬまでに一度は食べるべきだろう。
つけ汁は,カエシのビシッと効いた清湯系。
使っている動物は豚かな。
シンプルな旨味の直球勝負と言う感じで,あくまでも主役は麺だが,それに決して負けない強さがある。
チャーシューの味わいとつけ汁の味わいが同ベクトルなので,もしかしたらチャーシューを煮込んだタレもお使いなのだろう。
具は,全てつけ汁中で,ねぎ,めんま,チャーシュー。
細かに切られたねぎや,太めのメンマは素朴な感じ。
豚肩ロースの煮豚は,ゴロゴロとした切り方で,これまた素朴。
適度に噛み応えを残したやわらか仕上げでなかなか美味しい。
大盛でもそれほどないと思っていたが,噛み応えがあるせいか,麺はかなりの量に感じた。
少なくとも300g,体感的には400g近い気がしたが,錯覚かもしれない。
スープ割をお願いすると熱々になってカムバック。
完食完飲。

麺の存在感が半端ない素朴な醤油つけ麺。
期待を全く裏切らないオンリーワンな一品だった。
そう簡単に来られない場所だが,もし再訪が叶えば,でっかい星の入った全粒粉麺が超美味しそうだった2色つけ麺もいただいてみたい。



蛇足;
これにて旅は終了。
普通電車使用の1泊2日で,4県を回り計7杯。
22:00台に家に戻れたので,染めるだけだったら福井も染められたかな。
今回はいただかなかった愛知でも食べようと思えば食べられたので,頑張れば,愛知,岐阜,三重,滋賀,福井が染められるかも。
交通費は4回乗ったバス代入れても5580円。
(青春18きっぷは2日分の日割り計算)
宿泊代入れても8000円ちょっとなので,ラーメン7杯+ビール5本分とそれほど変わらなかった。

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「【限定】青海苔塩ラーメン 佃煮ご飯付き」@ブーランジェリー ルージュ ロワイヤルの写真続染める旅4

最初に書いておくが,この店はパン屋さんである。
しかも,月曜と木曜の朝ラーのみ,限定営業と言うハードルの高さ。
名古屋ではなく,岐阜に泊まることにしたのは,この店を見付けてしまったからだ。

宿を後にし,高山本線の始発に乗る。
おっと,ディーゼルの2両編成。
岐阜駅から1駅,長森駅で下車すると,何と無人駅,田んぼの中。
県庁所在地の中心駅の隣駅だよ,関東ではほぼ有りえない。
足にできた豆が痛いのだが,頑張って1㎞ほど歩く。
すると,流石に駅前とは違った雰囲気の住宅街に入り,県庁所在地の周辺と言う感じになってくる。

店に着いたのは開店時間1分前の5:59。
ある程度覚悟はしていたが,20名ほどのシャッターズが……。
まあ,これ以上早くは来られなかったのだから仕方ない。
店は洒落た感じのパン屋さんかケーキ屋さん,あるいはレストランと言う佇まい。
登録されている店名は,「ブーランジェリー ルージュ ロワイヤル」だが,店の壁の上方や赤い幌に書かれている店名は,「BOULANGERIE ROUGE ROYAL DEPUIS 2007]
何語だ?(笑)

ほぼ時間通りに開店するが,そこからが長い。
店舗情報だと,カウンター6席のみ。
他に朝ラーがいただける良さそうな店は検索できなかったので腹を据えて待つ。
見の前は公園,緑が多いのでやぶ蚊に刺される方多数。
店のマダムが,虫よけスプレーを持って来て並んでいる客に回してくれる気配りがあった。
もし来られる方は,虫よけスプレー持参で。
約50分後に中待ちに昇格。
頃合いを見てパンのショーケース上にあるレジで注文&お支払いする前会計システム。
メニューは,塩と醤油の基本2種で,具はネギだけの「かけそば」も用意されている。
当然塩なのだが,この日の限定である標記メニューも塩だったので,それを注文。
麺が選べるようだが,全粒粉麺は品切れになっていた。
800円である。
カウンターに通され,ようやく提供された時は,並び始めから1時間15分経過していた。

麺は自家製の平打ち中太ストレート。
断面が長方形の低加水麺は,気泡をわずかに含んだような独特の食感と味わい。
先入観かもしれないが,どこかパンにも通ずる洋風な味わいで,中華麺と言うよりもヌードルと言った感じかな。
スープは鶏メインの清湯系。
これまた洋風な感じがするのも先入観だろうか。
塩分濃度控えめで,じわじわと伝わる旨味は,そのままでもなかなか個性的なのだが,麺上に載せられた生青海苔の磯の香りや,薬味として載った大葉の香りが加わり,さらに個性的に。
洋と和の融合。
シャレたパン屋を経営しながら,ラーメンにも強く心惹かれ食べ歩く店主の,無国籍な嗜好を具現化している感じだ。
具は,生青海苔,メンマ,青葉,鶏チャーシュー。
メンマは極太枕木タイプでサクサクとした食感。
チャーシューは鶏ムネの低温調理タイプで,火加減ジャスト,とてもジューシー。
写真ではよく分からないが,過去最高と言っていいほど分厚く,サラダチキンをかじる感覚を思い出す。
麺量は160gとのこと。
付いてくる佃煮ご飯だが,何の佃煮だろう。
おそらく魚なのだが甘じょっぱい。
洋風な要素は全くない,日本の朝ごはん的な味わいなのだが,生海苔香るチキンスープをかけると,これまた無国籍な味わいに。
ご店主のこの感覚は何なのだろう。
とにかく面白い。

生青海苔と大葉が香る,和洋風塩ヌードル佃煮ご飯付き。
店の形態も営業時間もそうだが,出されるメニューもオンリーワン。
とにかく貴重な体験だった。
月曜と木曜,朝6:00〜8:30の営業なんて,よそ者には到底ありつけないものをいただけただけでも超満足だ。
(店頭に貼られた営業日カレンダーによると,9月は木曜の営業はなく月曜のみ)
ちなみに9:00からはパン屋としての営業が始まる。
ラーメンを提供すると同時に,パンも焼き上がり,そちらの準備も着々と進んでいた。
ラーメン好きが作るパンも食べてみたかった。



蛇足;
泊まったのは名鉄岐阜駅近くのネットカフェ。
9時間パック,入会金,シャワー料金含めても支払いは2500円ほど。
青春18切符は,1日換算2370円。
何てリーズナブルな旅だろう。
隣のオヤジのいびきはうるさかったが……。

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「【4月〜10月季節限定】にぼし冷麺+プレミアムモルツ」@麺や 六三六 岐阜店の写真続染める旅3

名古屋に泊まろうと思っていたのだが,ある思いから岐阜に泊まることにした。
寝る前に,駅近くにある岐阜ランキング暫定4位のこちらへ。
店は賑やかな場所にあるチェーンの居酒屋と言う雰囲気。
営業時間も通し営業で23:00までと使い勝手もいい。
入り口を入ったところにある券売機を眺めると,メニューは,濃厚豚骨系の汁そばとつけ麺,そして煮干し系。
寝る前に重いのはちょっと……それに,通し営業の店の2オシ煮干しっていうのも微妙。
そう思って眺めるうちに,冷やしのボタンを発見。
これはいいとプッシュし,あとは寝るだけと,ビール(350ml缶)のボタンもプッシュした。
820円+320円,計1140円也。

券を渡すと,「にぼしれいめんですね。」との確認。
何?れ・い・め・ん?
「冷」と言う字だけが目に入り,よく読まなかった。
「れいめん」は確かガイドラインに引っかかるんじゃなかったっけ?
まあ,券を渡してしまったからには仕方がない。
すぐに提供されたのはプレモルの缶とグラス。
中瓶は腹いっぱいになるので,小瓶か缶でいいんだよね。
追って提供されたのは,キムチらしきものが載っている以外は,よく冷えた器に盛られた見た目はラーメン。

麺は透明感のある細ストレート。
韓国の冷麺はそば粉を使っていて茶褐色のものが多いようだが,これは黄色がかった小麦粉とでんぷんを使用した感じ。
確かにいわゆる「冷麺」のような強い腰があるが,中華麺のような味わいもある中間的な麺と言う感じ。
よく冷えたスープは鶏メインと思われる動物出汁にほんのりと煮干しの香りと旨味が加わった,まさしく冷やしラーメンのスープ。
かき氷のようなものが載っていたので食べてみると,煮干しの出汁を凍らせてかいたものかな?
シホンっぽい雰囲気だと思ってなめていたが,これは手がかかっている。
暑い夜だったので,冷え冷えは超嬉しい。
具は,キムチ,水菜,半玉,チャーシュー。
キムチは半島の方が「これはキムチじゃない!」と怒りそうな,発酵臭のない日本製。
辛さも控えめで,辛さヘタレもこれならOK。
水菜,半玉,チャーシュー……どれもこれもラーメンの具だね。
半玉はしっかり味が浸みていて茹で具合もジャスト。
脂身のないチャーシューもふっくらやわらかで美味しい。
麺量は150gほどだろう。
食べ終えると火照った体がすっかりクールダウンした。

ラーメン屋さんが手がける煮干し香る冷麺風冷やしラーメン。
グレーアウトしないかひやひやものなので,レポもやや言い訳がましくなっていると思われるかもしれないが,「冷麺風冷やしラーメン」という言葉がぴったりだと思う。
改めてRDBの「投稿時のガイドライン」を見返すと,
「ラーメンデータベース:盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・韓国冷麺・皿うどん・焼きそば・フォー・餃子・唐揚げなど。」
となっている。
これは盛岡冷麺じゃないし,韓国冷麺でもないよね。
きっとこのガイドラインは,ラーメンを出してない盛岡冷麺を出す店や焼き肉店がバンバン登録されるのを防ぐためではないかと解釈している。
かんすいを使わない「無かんすい麺」のメニューがグレーアウトしていないのを考えると,ラーメン屋さんが出す冷麺的なメニューはセーフなのではないだろうか。
と,怯えながら運営様の判断を待つことにする。




ちょっと長い蛇足;
この店のレポにたどり着く前のお話。
岐阜で本当に行きたかったのはランキング1位ではなく2位のお店だった。
岐阜駅からバスで行ければと思っていたのだが,グーグルさんはバスでの行き方を表示してくれない。
店舗情報によると,夜の部は22:00までとけっこう時間に余裕があったので,のんびり歩くことにした。
岐阜駅から3.3㎞,40分ほど歩いて到着すると,照明が落ちている。
店頭に貼られた営業カレンダーを見ると,この日は昼営業のみだったようだ。
愕然……。
RDBの店舗情報には「不定休」と書かれているだけだが,マジで不定休で,日曜は昼営業のみの日も多いようだ。
この時点では店舗情報になかったFacebookのリンクを貼っておくので,行かれる方はご確認を。
グーグルさんは教えてくれなかったが,バスがけっこう頻繁に通っているので,帰りは駅までバスを利用した。
新しい靴が合わなくて足がマメだらけ。
へとへと。

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78

「中華そば」@丸デブ 総本店の写真続染める旅

1500のキリ番を決めた後は,前回の旅よりもさらに足を伸ばして岐阜へ。
到着したのはランチタイムを過ぎた頃。
しかし,岐阜県暫定1位の店は通し営業なのでノー問題

岐阜駅は想像以上に大きく,街もかなり賑やか。
駅前には黄金の信長様の像が。
天下布っ武!
↑は,この地を「岐阜」と名付けたころから使い始めた言葉のようだ。

駅から1.2km,約15分で到着すると,歴史がありそうだが小綺麗な店舗。
この時間にも関わらず,広い店内は6割ほどの入りと盛況だ。
「そば一つでいいですか。うちはそばだけなんでね。」
と,テーブル席に着くとすぐに店員のおばさまの声がかかる。
(ワンタンもあるじゃないか)とは突っ込まなかった。
おそらく「ワンタン」は麺が入ってないと思われる。
後払い式。
価格は400円と安い。
注文から5分ほどで提供されたのは,ピンクのカマボコが可愛らしい,小さめの器に並々と盛られた,一見蕎麦っぽいビジュアルの一杯。
おばちゃん,スープこぼれてるけど(笑)

麺は低加水の細ストレート。
(おっと,意外にも今風?)と思うが,茹で具合はやわらかめで,食べているうちに駅の立ち食い蕎麦を食べているような気になる。
それは,麺だけのせいではなく,スープもそばかうどんのような味わいだからだ。
出汁は魚介のみで軽い甘みのある強めのカエシ。
いわゆる「ラーメン」に感じる中華的要素は少ない。
卓上には蓋のないテーブル胡椒が常備されているが,思わずこれを使いたくなる。
普段は絶対使わないのだが振ってみる。
うん,ちょっとはラーメンらしくなった。
でもこれ,七味の方が合うような……いかんいかん,これはラーメンだ。
具は,ねぎ,かまぼこ,チャーシュー。
かまぼこのピンクはビジュアル上の貢献も大きい。
チャーシューは小ぶりの豚モモかな。
クラシカルな味わいで,統一感は全く崩れない。
この価格で3枚載るのが奇跡と考えよう。
水面にわずかに浮いている油は,このチャーシュー由来で,香味油は使っていないと思われる。
麺は,器いっぱいに入っている感じだが,140gくらいだろうか。
それほど器が小さいのだ。
するっと完食。

店舗情報によるとこの店は,大正6年創業とのこと。
この駅の立ち食い蕎麦的な一杯がラーメンの黎明期の姿なのだろうと思うと,すごく納得がいく。
きっとラーメンをファーストフードと捉えたのではないだろうか。
小腹が空いた時のおやつ的なものと考えれば,この営業時間なのもよく分かる。
そう言う歴史的な価値を考えれば,諸兄が80点台を付けるのも納得だが,このくらいの採点が似合うのではないだろうか。
愛すべき70点台。
敬意をもって付けさせていただく。

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