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RAMENOID

ラーメノイドと読みます。ボーカロイドのイメージです。オイドンではありません(笑)

平均点 82.820点
最終レビュー日 2019年10月23日
2,066 1,548 0 33,807
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「柚子塩わんたんそば」@横浜中華そば 維新商店の写真横浜連食

横浜駅東口付近で美味しい海鮮煮干しをいただいた後は,西口側に移動し,さらに10分ほど歩いて課題店へ。
狙うのは,この場所から目黒に移転した「麺や維新」さんの姉妹店であるこちら。
「新たなコンセプト」で開いた店だということで,ずっと気になっていたのだがようやくの訪問である。
麺や維新」さん時代と建物はおそらく一緒だろう。
流石人気店,開店時間を5分ほど過ぎた時間だったが,5~6名の外待ちがあった。
待っている間に壁に貼られたメニューを眺めと,メニューは,醤油味,塩味があり,醤油味には「つけそば」が設定されている。
ちょっと気になったのが,塩味は全て「柚子塩」で,醤油メニューより200円も高い。
う~~ん,どうしようか……と考えるうちに中待ちに昇格し,そのタイミングで券を買うように促された。
醤油味の「わんたんそば」は940円,標記メニューは1140円……。
悩みに悩んだが,塩派としての拘りが勝ち,柚子塩わんたんの方をプッシュ。
券をお姉さんに渡し,10分ほどでカウンターへ。
さらに5分ほどで提供されたのは,てるてる坊主型のワンタンがきれいに並べられているのが印象的な,整ったビジュアルの一杯。

麺は加水をやや抑えた感じの平打ち中太縮れ。
佐野や喜多方などのご当地系を意識したような手揉み麺だが,腰がしっかりしていて小麦の味わいも豊かだ。
美味しい麺だと思うのだが,麺を啜った時点で既にしょっぱく感じる。
スープを飲んでみると,確かに塩分は高めなのだが,麺を啜った時ほど気にならないのは不思議。
鶏と思われる動物系の旨味がガツンとくるのだが,太めの麺に負けないようにと思ったのか,塩分濃度も高め,いや,それだけでなく柚子の香りと酸っぱさが……。
想像するに,塩気と酸味の相乗効果で,舌への刺激が過多に感じるのだろう。
「柚子塩」と言うと,柚子片を載せ仄かに香らせるものも多いが,このメニューは柚子の果汁を使ったものだと思われる。
酢を使った酸っぱさよりは,柑橘の酸っぱさの方が許せるのだが,醤油+200円取られて酸味のある塩をいただくのはちょっと納得がいかない。
まあ,最初はそう思ったが,これだけの旨味ガツンは大したものだと思うし,そのうちこの味わいにも慣れ,美味しく食べ進める。
具は,ねぎ,穂先メンマ,三つ葉,チャーシュー,ワンタン,ピンクペッパー。
多めの三つ葉の和の香りは,しょっぱめスープを和ませてくれる。
チャーシューは肩ロースの低温調理。
いい部位を使っていてとても美味しいのだが,かなり薄いのは残念。
ワンタンは,挽肉がぎっしり詰まったものが計5個。
+250円なので,1個換算50円は納得。
皮は薄めでつるんとしているので,この感じならワンタンマンさんも納得だろう。
麺量は150gオーバーと言ったところだろう。

麺もスープも具も美味しいが,個人的には塩気の高さと柚子の酸味が嗜好に合わず。
しかし,塩ワンタンとしてはかなりのレベル。
しょっぱくても個人アベレージを付けたいところだが,やっぱりお高めに感じるので,採点はこれくらいで。
柚子果汁抜きで塩気を抑え,価格940円なら85点は少なくとも付けていたと思う。
柚子が苦手な方もけっこういるだろうから,塩を食べたければ柚子塩しか選択できないと言うのは問題だ。
醤油と同じ価格,または+50円くらいで柚子抜きメニューを置くのが妥当なのではないだろうか。


蛇足;
これで神奈川県100レポめ。
神奈川も真っ赤に染まった。

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「煮干蕎麦〜山陰鮮魚合わせ〜+うずら味玉+ビール」@横濱丿貫の写真横浜の課題店

横浜の1杯めは実はこちら。
今年5月開店の店。
(また丿貫さんの支店ができたか……)くらいの思いでスルーしていたが,店舗情報をよく読むと,オーナー自らが厨房に立つ店らしいので,俄然興味が湧いた次第。

駅近くの「アソビル」と言うビル1階の飲食店がひしめくエリアの一角。
来店時間直前に到着すると,すでに10人ほどの待ちがあった。
間も無く入店。
丿貫総店主さんと思われる男性と若い助手さんの2人体制。
オシャレなカウンターバーのような雰囲気だ。
後会計式。
メニューは煮干蕎麦と限定で和え玉が2種という構成。
煮干蕎麦も,その時々で仕様が変わるようなので,全て一期一会のメニュー,店主さんのLabo
的な店という位置付けのようだ。
この日の限定は「ハラペーニョ」だったので,もちろんスルー。
この日の煮干蕎麦は,「山陰鮮魚合わせ」とのこと。
丿貫さんはビジュアルがシンプルなので,うずら味玉を付けてもらい,キリンクラッシックラガーの小瓶もあったので注文。
850円+100円+400円,計1350円也。
順番に提供されているが,すぐに出ると思ったビールが出てこないので,助手さんに先出しをお願いする。
結果,飲み終える頃麺が提供されるジャストタイミングだったのでノー問題。
登場したのは,丿貫さんらしい薔薇の花のようなレアチャーシューが美しい,軽くセメント色になった一杯。
うずらはビジュアル的にもイイね。

麺は,三河屋製麺製の低加水細ストレート。
かなり硬めの茹で具合の粉っぽいパツパツは,流行り系の煮干ラーメンでは定番だが,間違いなく合うね。
麺をすすったとたんに抜ける香りは,煮干と言うよりも他の魚介。
これは蟹?
以前この系列の多店舗でいただいた紅ズワイガニのラーメンがこんな感じだった。
同名メニューの先レポには「イサキ」という表記もあるが,使う魚介も日替わりなのではないだろうか。
色の割には苦味がほとんどない上品な煮干し清湯に山陰の蟹その他の鮮魚を合わせたと想像。
これは美味しい。
具は、玉ねぎ,薄切りレアチャーシュー,増したうずら味玉。
玉ねぎは,やや粗めのみじん切り。
今風の煮干には鉄板だね。
よくさらされていて余計な辛さがないのがいい。
助手さんがスライサーで一心にスライスしていたレアチャーシューは,あい変わらずの美味しさ。
肩ロースのレアチャーシューは,こんな仕上げか一番好きだ。
うずら味玉はしっかりとした味付けで,ビールのつまみにもいいだろう、
先に飲んでしまったが,別皿で先出しにも応じてくれるかな?
麺量は140gほどだと思う。
和え玉を頼む方がほとんどだったので,ごぼう抜きでフィニッシュ。

蟹香る上品かつ極ウマな淡麗系煮干蕎麦。
丿貫さん本店は移転前に2回移転後に1回,弘明寺丿貫さんにも行っているので,計5回目の丿貫さんだが,レベルアップしてからご店主の作る一杯をいただくのは初。
やはり名店,めちゃ美味しい。
本店はあるのだが,こちらの方が今の時点では空いてるし駅からも近い。
いい店だね。
また機会があれば訪れ,限定をいただきたい。

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「昆布水つけ麺(塩)」@つけ麺 山崎の写真関内駅近くの新店

スローダウン中だが,横浜方面に用があったので,ちょっと気になった9月10日開店の新店に来てみた。
駅から7〜8分歩いた場所にあるマンションの1階店舗スペース。
入店すると,男性スタッフ3人でのお出迎え。
ちょっと薄暗い和の空間が広がっている。
券売機に向かうと,麺メニューは,「昆布水つけ麺」が筆頭で,「醤油らぁめん」,「塩らぁめん」と続いている。
店名にも「つけ麺」と冠しているので,昆布水つけ麺のボタンをプッシュ。
900円である。
券を渡すと,「醤油か塩か選べますが。」のアナウンス。
それは嬉しい,もちろん塩で。
券を渡してから7~8分で提供されたのは,備前焼と思われる渋い器に盛られた具沢山の麺とつけ汁,2つくっついたような小皿に盛られた塩と山葵,徳利に入っているのは昆布水のようだ。

食べ方指南に従い,まずは徳利の昆布水を麺に注ぐ。
この昆布水だが,がごめ昆布を使用しているようで,かなり粘度がある。
麺は,三河屋製麺製の細ストレート。
しなやかで腰が強く,小麦の味わい豊かな逸品。
使っている小麦粉は「春よ恋」とのことだが,流石三河屋さん,美味しい麺を作るね。
ヌルヌルになった麺に薬味皿に載った粗塩や山葵を絡ませ,ちょっと楽しんでからつけ汁にIN。
つけ汁は,軽く濁った塩清湯。
「こだわりの食材」と題された蘊蓄書きに,「青森県産軍鶏ロック」や,「鳥取県産大山鶏」が挙げられていたので,てっきり「鶏と水」的な味わいなのかと思ったが,その他の旨味も加わった重層的な味わい。
蘊蓄書きにはないが,魚っぽくはないので貝だろうか。
とにかく,ヌルヌル昆布水に負けない強い旨味と塩気。
そう,塩気……細麺なんだからもう少し弱めでもいいんじゃないかな?
具は,麺上に,海苔,塩昆布,とろろ昆布,白と青の細ねぎ,紫玉ねぎ,2種のチャーシュー。
つけ汁中に,紫玉ねぎ。
昆布水だけだはなく,塩昆布やとろろ昆布も使って昆布尽くしにしているのは面白い。
ねぎは,京都府産九条ねぎを使用しているとのこと。
青い部分を眺めのに切っているのも面白いし,紫玉ねぎを使うなど,彩りにもこだわっている。
チャーシューは,鶏ムネと豚肩ロースの低温調理。
どちらもかなりレアで,肉そのものの味わいを楽しむタイプだ。
麺量は250gほどだが,いろいろ楽しむうちにすぐになくなった。
麺を食べ終えるころ,フロア担当の方が,「鰹の一番出汁の割スープです。と」ポットを持ってきてくれる。
昆布水つけ麺の場合,麺側の昆布水で割らせて終わりのことも多いので,このサービスは嬉しい。
徳利に残った昆布水と麺側の器の昆布水注ぐと,かなりのヌルヌルになるのだが,それでも飲み干すには塩分濃度は高過ぎだったので,鰹の香り高い熱々スープがすごく満足度を高めてくれた。

がごめ昆布のヌルヌル昆布水使用,高級地鶏+アルファの旨味の濃いつけ汁の塩清湯つけ麺。
少々塩分濃度が高過ぎだとか,粗塩よりももう少しこだわった塩(例えば藻塩とか雪塩とか)を使った方がいいとか,まだまだ改善の余地はありそうだが,なかなかの代物だった。
期待の新店というところだろう。
ネットで検索したら,3年前に閉店した店で,国分寺市日吉町に「つけ麺 山崎」という同名の店があったので,帰り際に関係があるのか聞いてみたところ,全くの無関係とのことだった。
「ああ,」と言ってから答えてくれたので,私が初めてではなく,何人かに聞かれたのかもしれないね。
一応店舗情報に載せておいた。
まだ認知度は高くないようで空いていたが,これから徐々に認知されれば行列店になると思う。

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「85ラーメン+ワンタン+味玉(二黄卵)」@麺場80’sの写真相模湖付近の課題店

そろそろスローダウン準備なのだが,青春18きっぷがあと1回分残ってたので,チョイ遠征。
狙うは,まなけんさんレポで知り,としさんには先を越されてしまったと思った,ちょっと行きにくい課題店。
常磐線,中央線,中央本線を乗り継ぎ,相模湖駅へ。
そこからはバスで20分ほど。
時間の目測を誤り,開店時間を10分ほど過ぎたころ到着。
店内は満員のようで,店前にたくさん用意された肘掛付きリゾートチェアに,10名ほどの外待ちが。
バラバラな感じがしたので,ウェイティングボードに名前を書くシステムなのかと思い,戸を開けて覗いてみると,「外でお待ちください」とのお声掛け。
どこにも書いてないし,並び方がはっきりしないのだが,入り口右わきにある2席に座った後は,入り口左側に順に弧を描くように座るのが正解なのかな?
そう理解して気長に待つことにする。
私と同じように戸を開けて覗く方がほとんどだったので,私と同じようにウェイティングボードに名を書くシステムだと思う方が多かったようだ。
本当にそうするか,並ばせるんだったら並び方を明記する方がいいのではないかな。
回転はイマイチで,待つこと1時間弱でようやく入店。
店内はシャレたカフェ風。
後会計式。
メニューを眺めると,醤油,塩,味噌,麻婆,つけ麺等々多種多様。
最初から決めていた,塩メニューに,たった100円だったのでワンタンを付け,「二黄卵」を使用しているという味玉も付けてもらった。
800円+100円+100円,計1000円ジャスト也。
ビールを飲みたかったが,夜だけだったので泣く泣く断念。
店到着から1時間5分,注文から10分強で提供されたのは。実に具沢山な美味しそうな一杯。

麺はやや多加水平打ち気味の中太縮れ。
菅野製麺所製らしいが,この手打ちっぽい麺,マジで美味しいね。
最近はこんな麺が一番響く。
麺をすすった途端,その太めの麺に負けない力強い旨味が口の中を満たす。
地鶏+魚介だと言うが,魚介はサポートに回り鶏が優勢。
無化調らしいが,物足りなさは皆無。
これは美味い。
ただ,初動でガツンと来た分,後半はかなりしょっぱく感じてくる。
中央に載った大葉の千切りとおろし生姜の風味が徐々に加わって,さらにインパクトの強いスープに変容していく分,塩分濃度さえもう少し抑えてくれたら……という思いが終始頭を支配する。
完飲派にはちょっときつい塩分濃度が唯一の残念ポイントだ。
具は,海苔,穂先メンマ,ヤングコーン,大葉,おろし生姜,チャーシュー,そして,増したワンタンと二黄卵の味玉。
ヤングコーンが入るのが面白い。
けっこう好きなんだよね。チャーシューは,縁がちょっと焦げた感じのバラ。
厚みがあり香ばしい上に軟らかな,間違いない逸品。
これ,好きだわ。
ワンタンは,皮チュルリン,具はぎっしりでこれまた美味しい。
+100円なので余裕があれば是非つけるべき。
味玉は割ってみると本当に二黄卵だった。
黄味が固まりかけていて,味玉としては火がちょっとだけ入りすぎなのだが,二黄卵だとはっきり確認できるギリギリの線なのかもしれない。
2つに切ってくれた方がSNS映えすると思うんだけどね。
麺量は150gオーバーと言ったところだろう。

期待以上にハイレベル,創意も効いたインパクト強い塩清湯。
かなり待って焦れていたのもどこかに吹っ飛び,塩分濃度さえ適正なら大台を付けていたかもしれないくらい美味しかった。
ただ,待たされるのは必至なので,時間に余裕がある方じゃないと厳しいかもしれない。
ウェイティングボードを置くだけでかなり気分的に違うと思うので,検討してほしい。
とにかく行きにくいBM店クリアである。

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「らーめん 塩バター」@ロ麺ズの写真同系列連食2

G麺7」さんの5号店2号店で美味しい塩と塩つけをいただいた後は,隣駅まで移動し,3号店へ。
駅からけっこう歩いた場所にある,ちょっと年季が入ったマンションの1階が商業施設になっているのだが,スーパーマーケットの背面の商店街的テナントの一角にその店はあった。
周囲の店よりも多くのスペースを占める大箱。
店舗情報によると,定員は30人ほどなので,席間が広く,くつろげる感じだ。
実際,場所柄もあり,ファミリー率も高い。
券売機を眺めると,メニューは,正油,塩,味噌,汁無担担麺と,5号店とほぼ同じ構成。
塩→塩と来たので,食べ比べてみようと塩を選択。
5号店にはなかったバタ塩があったのでそちらをプッシュした。
780円である。
券を渡してから7分ほどで,小皿に載せられたバターがまず出される。
おっと,ベースの「らーめん塩」にこのバターがトッピングされるだけ?
+80円ね。
まあいいでしょ。
さらに3分ほどで提供されたのは、中央付近に載ったズッキーニが珍しい,5号店の塩とはちょっと違ったビジュアルの一杯。

麺は自家製の低加水平打ち中細ストレート。
この日,同系列3店めだが,3店とも麺が全く違うのには驚いた。
低かん水で小麦の旨みが立ったこんな平打ち麺,大好きなんだよね。
濃厚系にも清湯系にも合うと思う。
スープははっきり言って5号店とほぼ同じ印象。
2号店は流石につけ麺なので少しは違うが,旨味の演出はもちろん同傾向。
これもメチャ美味しい貝塩なんだけど,流石に3店連続は飽きる。
ただ,徐々に溶けていくバターの風味が加わるので,支障なく食べ進められた。
具は,ねぎ,万能ねぎ,メンマ,ズッキーニ,チャーシュー,そして謎の肉。
半分に割って輪切りにしたズッキーニには軽く焼きが入っている。
ズッキーニ,最近好きなんだよね。
チャーシューは5号店でいただいた塩にも載っていた,肩ロースの焼き豚。
自身の油で燻られたような香り高い逸品。
これ大好きだ。
もう一つの謎の肉だが,何と軟骨ソーキ。
軟骨の部分はコリコリかと思いきや,超ねっとりとした食感。
これは美味い。
これ,増せないかな。
麺量は150gほどだと思う。

スープはほぼ同じ印象の,極ウマ鶏貝塩なのだが,店ごとに,麺や具が違うのがすごい。
その具もまたオリジナリティがあり,秀逸。
改めてこの系列のファンになった。
1〜5号店のうち,4店は回ったので,コンプリートまであと1店。
平塚は,また次の機会に。
塩以外のメニューにもチャレンジしてみようと思う。

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「ザ・しおつけ麺(温かいスープ)」@啜磨専科の写真系列店連食

G麺7」さんの5号店で美味しい塩をいただいた後は,未訪だった2号店へ。
10分弱歩いて到着。
G麺7」さんに来た時に店だけは確認してあったのだが,改めて来てみると実に薄っぺらい建物だね。
到着時は先客2~3名と空いていたが,退店時は外待ちができていたのでたまたまだったようだ。
店外の券売機を眺めると,筆頭は「ザ・しおつけめん 温スープ」,次いで「ザ・しおつけめん 冷スープ」,「正油つけめん」,「らうめん」,「汁無担担麺」と続く。
つけ麺オシの店なので,迷わず筆頭メニューのボタンをプッシュ。
880円である。
男性2名でのオペレーション。
券を渡してから5~6分で提供されたのは,2種の麺が盛られた具沢山の麺丼と,分厚いバラチャーシューが浮いたつけ汁。

麺は自家製の中細ストレートと,茶色っぽい中太平打ち。
茶色なのは蕎麦なのかと思い一本だけ食べてみたが,蕎麦の香りはしなかったので,灰分高めの全粒粉,または大麦とかライ麦かな。
形状が違うので,まとめて浸けてすするとどんな感じがするのかと思ったが,意外にも違和感がない。
麦の香り豊かな美味しい麺だね。
こんな変則ができるのも自家製麺ならではだし,それを面倒がらずにやるのがすごい。
つけ汁は,前店でいただいた塩と似た味わいなので,鷄+貝と想像。
余計な酸味や甘みがないのが私好みでいい。
こんな感じの塩つけって,ありそうで意外にないので,暑い時期には嬉しいね。
冷スープ版があるのも,そう言った理由からだろう。
具は,麺上に海苔,ねぎ,メンマ,三つ葉,つけ汁中にチャーシュー。
海苔のの上に載っているペースト状のものは,焦がしねぎ油。
これをスープに溶かすと,ねぎの香ばしさが加わり,つけ汁に飽きがこないギミック。
三つ葉のもたらす和の香りもいいね。
チャーシューは前店の塩に載っていたのと同じようなバラ煮豚。
適度に噛み応えを残した,脂の甘みが秀逸なもの×2。
これだけかと思ったら,その下から低温調理の鶏ムネチャーシューが出てきた。
前店でも思ったが,この系列はデフォでも種類の違うチャーシューが3枚載るんだね。
連食のため基本メニューを頼む肉好きにはたまらない仕様だ。
麺量は230gほどだと思う。

麺にも具にもこだわりの感じられる,美味しい貝塩つけ麺。
いや,この店も面白い。
近ければ時々訪れ,汁なし坦々麺でビール……といきたいところだ。


蛇足;
マジでこの店,台風とかで倒れないのかな。

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「らーめん 塩」@川の先の上の写真神奈川上大岡の新店

この日は何となく神奈川へ。
狙うは「G麺7」さんの5号店だというこちら。
変な店名が余計に気になったのだ。
G麺7」さんは5年前に行っている。
2~4号店は未訪なので,そちらも非常に気になっていたが,まずは6月末に開店したばかりのこちらへ。
その店名だが,駅から店への行き方を示している。
駅正面のアーケード街を抜け,小さな川を渡った先にある最初の交差点,左前の建物の2階,すなわち「上」なのである。
開店時間15分ほど前の到着だったが,すでに5〜6人待っている。
開店時の並びは10名ほど。
列が伸びると階段に並ぶことになる。
ほぼ時間通りに開店。
券売機を眺めると,メニューは,「正油」,「塩」,「味噌」,「つけ麺」の4種。
もちろん「塩」をプッシュ。
780円である。
肌寒かったので生ビールは今回は自粛した。
男性3名,女性2名の5人体制。
オーラを放っているのは総店主だろうか。
新店らしからぬ見事な立ち回り。
3つのテボを持って湯切りし,,腕をクロスさせて器に麺を入れる所作もカッコいい。
この方が後藤総店主で間違いないね。
券を渡してから10分強で提供されたのは,中央の青ねぎと丸太状の白ねぎが印象的な,薄濁りスープの塩。

麺は自家製の細ストレート。
5店目のはずだが,店内に小麦粉の袋が積まれていたので,それぞれの店で打っているのだろう。
滑らかで強い腰があり,それでいて小麦の香り豊かな美味しい麺だ。
店内に積まれた袋には,北海道産小麦粉「さらさ」と「春よ恋」の銘があった。
麺を啜った途端に,鶏と貝由来だと思える強い旨味が押し寄せる。
清湯系ながらあっさりしすぎない独特のコクがあり,貝塩好きにはたまらないテイスト。
うーん,しみじみ美味い。
実をいうと,「G麺7」さんでは限定のまぜそばをいただいてしまったので,しみじみとスープを味わったのは初かも。
このスープ,好きだなあ。
具は,青ねぎ,丸太ねぎ,メンマ,チャーシュー。
ダブルねぎはこのコクある貝塩には非常に効果的。
メンマは味付けもよくコリコリした食感。
チャーシューは,肩ロースとバラの2種。
肩ロースは窯焼きしたような香ばしさがありメチャうま。
バラは歯応えを残した煮豚タイプで,香りは肩ロースに譲るが,脂の甘みが上品。
2通りの豚の魅力が見事に表現されている。
麺量は150gほどだろう。

麺もスープも絶品,具の一つ一つまで手がかかっている感じのコクある貝塩。
いや,改めてこの系列の良さを堪能した。
今だけなのかもしれないが,総店主の見事なオペレーションをライブで見られるのもいい。
機会があったら再訪し,餃子を炒めて入れるという味噌もいただいてみたい。

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「鶴嶺峰つけ麺 幕内(並)」@らー麺土俵 鶴嶺峰の写真鶴見の課題店

ずっと気にはなっていたのだが,何となく来られなかったこちら。
横浜に行く前に途中下車して来てみた。
店は程よく年季の入った和風居酒屋風。
開店時間を大きく過ぎていたこともあり,店内満員,中待ちがあった。
券売機に向かい,基本の標記メニューのボタンをプッシュ。
盛りの多さによって相撲の番付けが上がる仕組みだが,連食予定だったので並盛である「幕内 250g」のボタンをプッシュした。
750円と,今時のつけ麺としてはリーズナブルな価格設定。
ちなみに,ご店主は元力士で,店名は四股名からとのこと。
店内には相撲甚句が流れている。
店が狭いので,中待ちは3人以降は,狭く急な木製階段を上がるように並ぶ。
15分ほど待ち,カウンターに案内される。
5分ほどで提供されたのは,麺側に載せられた豚しゃぶとほうれん草の胡麻和えが印象的な,大勝軒系のもりそばっぽい器に麺が盛られた一杯。
改めてこちらがこうじ系だったと思わせてくれる。

麺は加水低めな全粒粉入り極太微ウェーブ。
表面はつるっとしていて噛むとみしっと詰まった豊かな小麦の味わい。
ナルトちゃん情報によると,白楽の名店「くり山」さん製とのことだが,独特の味わいは麺フェチにはまらない麺だと思う。
つけ汁はミドルドロの濃厚豚骨魚介。
魚介が先行する豚魚はあまり好きではないのだが,このつけ汁は動物と魚介のバランスが秀逸。
実にしっくりくる。
軽い甘みと酸味も程よく,改めて豚魚はバランスが命だな……と思う。
動物と魚介の割合,甘みと酸味とカエシの量,粘度と麺の太さ,やわらかさ……。
食べて手の好みによって,好む店が決まってくるのだろうが,万人が美味いと感じる黄金比率に近い店に客は集まるのだろう。
少なくても私は,この店のバランスが好きだ。
具はつけ汁中に,ねぎ,つくね,花麩,三つ葉。
麺上に,豚の薄切り肉とほうれん草の胡麻和え。
麺上に肉が載っているのに,つけ汁中にもつくねが入るのは,肉好きには嬉しいところ。
軟骨がコリコリする小さめなのが3つ。
これはちゃんこ鍋を意識しているのかな。
ちなみに特製にすると「もち巾着」も載るようだ。
花麩は可愛らしいが,相撲甚句を聴きながら食べるので,初めは軍配かと思った(笑)
麺上に載った薄切りバラ肉はボイルされていて適度に油が落ちている。
バラの脂身が苦手な方も,これならイケるのでは?
バランスのいい濃厚豚魚ソースにディップしていただく。
ほうれん草はただ茹でただけでなく,すりゴマを和える一手間が加わっている。
これがまた意外に合うし,こだわりや丁寧さが伝わってきて好印象。
メニューに対する思い入れや愛情が感じられるね。
割スープをお願いすると,徳利に注がれて提供されるのも面白い。
鰹出汁かな?
全て投入すると,ちょうどいい濃さ。
美味しく完飲。
250gはつけ麺としては大した量ではないが,麺が噛み応えがあるのも影響するのか,かなりの満腹感があった。
昼のうちに3杯いけなかったのは,スタートですでにある程度満腹感があったのも影響していた。

トッピングが独特,麺も秀逸,甘辛酸塩味,とてもバランスのいい濃厚豚魚つけ麺。
もっと早く来ればよかった。
改めて濃厚豚魚の良さを再確認した思いだ。
機会があったら再訪し,別メニューやらトッピングやらも試してみたい。


蛇足;
Aチャンさんによまれててドキッとした(笑)

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「味噌+アサヒビール(中瓶)」@すみれ 横浜店の写真あの名店の横浜店

夜,大塚で締めた日の昼は神奈川へ。
狙うは「すみれ」さん。
昔,セブンイレブンのカップラをいただいてから,ずっといつか行ってみたいと思っていた。
「ラー博」に入った時行こうとも思ったのだが,商業施設に入り,クオリティーが下がったのをいただいてはイメージが崩れるじゃないかとスルーしていた。
ところが,今年2月,ラー博を出て桜木町に実店舗を構えた。
それ以来ずっと気になっていたが,念願の訪問である。

洒落た外観の店舗で,深紅の暖簾がかかっているのが印象的。
流石有名店,10名ほどの外待ちができている。
10分ほどで入店。
液晶画面のハイテク券売機を備えている。
味噌意外に醤油や塩もあったが,迷わず味噌の普通盛をプッシュ。
蒸し暑い日だったし,中瓶がけっこうリーズナブルだったので,ビールのボタンもタッチした。
900円+420円,計1320円也。
軽い中待ちを経てカウンターに通されると,まず提供されたのは,スーパードライの中瓶。
スーパードライは無難に美味い。
500円〜550円がラーメン屋さんの相場なので,420円は嬉しい価格だね。
追って提供されたのは,長年夢見た,ザ・札幌味噌。

麺は黄色い中細縮れ。
やや硬めの茹で具合でボソッとした食感がいかにもそれらしい。
もう少ししっかり茹でた方が美味しいと思うのだが,やわ麺を嫌う方も多いし,熱々スープで後半やわらかくなるのを計算しているのだろう。
スープは予想していたような札幌味噌風味。
ただ予想を上回るレベルで生姜が効いている。
その代わり,ラードはそれほど多くない。
カップラさんはよく味を再現していると思うが,それよりも生姜は強め,ラードは控えめの感じかな。
過去レポを読み総合して判断すると,札幌の本店よりもラードは抑えているのかな。
それにしても,熱々スープに加え,生姜が強めに聞いているので,体が温まる……と言うか暑い。
これでラードが多かったらさぞかし体の温まる一杯だろう。
さすが北海道ルーツだ。
具は,もやし,ねぎ,メンマ,チャーシュー。
もやしは炒め煮されていてクタクタ。
よく味が染みている。
やや多めのねぎが嬉しい。
チャーシューは肩ロースの煮豚でホロやわ。
厚みはあるが,やや小振りだった。
肉好きとしてはチャーシューを増したいところだが,+300円,計1200円になってしまうのは微妙。
麺量は150gほどだと思う。
たっぷりスープを飲み干せば,腹パン……と言うかガボガボ。
中瓶も飲んだからね。

想像よりも生姜が強く効いた,濃厚な札幌味噌ラーメン。
これまで数多くいただいてきた札幌味噌のイメージそのままだが,この店の味を目指す方が多いんだろうね。
「純すみ系」のルーツの一つ,やっぱり美味しかった。
でも,寒いところで食べた方がさらに沁みるだろう。
いつか本店にも行ってみたい。


蛇足;
前レポのコメで予想して下さったおゆさん,かすってました。
この後腹に余裕があれば行くつもりでした。
あらチャンさんもいいところ突いてます。
この前日行った店を挙げてくれました。

この後,さらに遡ります。

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「塩つけ麺(中盛260g)+生ビール」@つけ麺 たつ屋の写真久里浜の課題店

流石に短時間の3連食は効いたので,ちょっとインターバルを取るために大きく移動。
目指すは,Aチャンさんのレポで気になっていたこちら。
何でも,TRY新人賞つけ麺部門第5位獲得とのこと。

さて,どうやって行ったものか。
グーグルさんによると,最寄りの京急北久里浜駅から1.5㎞だが,JR乗り降り自由切符で来ているので腹ごなしも含め,JR久里浜駅から歩くことにする。
横浜線,横須賀線,久里浜線と乗り継ぎ,ちょっと寂しげな久里浜駅に到着。
平坦な道なのだが,約3㎞はけっこう大変なので,丁度よく腹が減ってきた。
腹ごなし完了。

着いたのは,入り口に大きな鮪のオブジェがある,市場の一角のような店舗。
木桶に入った高級そうな写真を拝見していたので,もう少し高級な感じの店なのかと思った。
店内も,カウンターとテーブル,小上がりがある庶民的な作り。
思ったよりもずっとお若い今風の店主と,助手,女性店員の計3名での営業だ。
券売機を眺めると,麺メニューは,「つけ麺」,「塩つけ麺」,「塩そば」,「濃厚中華そば」,「しょうゆラーメン」,「豚骨ラーメン」とかなり豊富で,狙いを定めてこないと迷いそう。
「ドリンクバー」のボタンもあり,こだわりの店ではなくファミリー大歓迎的なコンセプトのようだ。
新人賞取ったつけ麺は醤油なのだと思うが,塩派なので塩つけを選択し,プッシュ。
日差し強めの中3㎞歩き,喉が渇いたので,この日初の「生」も。
880円+500円,計1380円也。
券を渡すと「中盛まで同額ですが」というお姉さんのアナウンス。
インターバルで余裕ができたので,二つ返事でお願いする。
間もなく提供されたのは,凍ったジョッキに注がれたキンキンに冷えた生。
ジョッキに書かれた銘柄はモルツ。
うーーん,生き返るね。
追って提供されたのは,桶に入った麺線が整えられた麺と,茶褐色の澄んだつけ汁,そして具の載った皿。

麺は,中加水の中太微ウェーブ。
くっつき防止程度に貼られているのはさらっとした昆布水。
つるつるもちもちで,塩さえあればこのまま最後までいけそう。
麺箱には「麻生製麺」の文字が。
確か鴨居の「藤花」さんもこの製麺所の麺を使っていて美味しかった記憶。
平塚の製麺所だが,美味しい麺を作るね。
次につけ汁に浸けてすすってみる。
つけ汁のベースは鶏だろうか。
しかし,それを上回る圧倒的な鮪の旨味がガツンガツンと来る。
もちろん煮干しとは全く違う風味。
鰹にも似ているのだが,あの独特な香りはなく,もっと骨太。
塩清湯なのに茶褐色なのは,鮪節を大量に使っている証拠だろう。
これは美味い。
具は,つけ汁中には,ねぎ,万能ねぎのみ。
別皿に焼いた姫竹,大葉,練り梅,針生姜,レアチャーシュー。
姫竹は焼かれているので香ばしく,サクッと軟らかい。
大葉や針生姜の和の香りも,このつけ麺にぴったり。
練り梅は鮪節が練り込まれているのか,酸味はまろやかで旨味が強い。
麺に載せ,つけ汁に浸けていただくと,実に爽やか。
チャーシューは縁に焼き目が入っているのでローストポークだろう。
ブラペが振られていてこのままでも美味しいのだが,さっとつけ汁にくぐらせていただくことにする。
もう1杯生を頼もうとも思ったが自粛。
麺量は中盛で260g。
細めの麺なので丁度いい。
桶の昆布水をつけ汁に注いだが,それでもしょっぱい。
割りスープを聞いてみると,「柚子は大丈夫ですか?」と聞かれた。
昆布水つけ麺の場合,割スープが想定されてない店もあるが,こちらは最初からその体制のようだ。
熱々になって戻ってきたつけ汁には,けっこう多めの細切り柚子が浮いている。
嫌いじゃないのだが,噛むと流石に苦いので,もう少し控えめでもいいかな。

マグロの旨味全開,麺も具も上質な,昆布水タイプの淡麗魚介塩つけ麺。
これは美味いわ。
もっと高級感のある店なら,1200円と言われても納得しそうだ。
どんな経緯をただ折ってきたのだろう。
ご店主と少し話してみたいと思っていたが,そんな雰囲気じゃなかったのでさらっと退散。
簡単に来られる場所ではないが,機会があれば再訪してみたい。



蛇足;
帰りは北久里浜駅まで歩いた。
1.5kmと距離は半分だが,線路を2つ越えるのに歩道橋の登り降りが2回。
線路を越える歩道橋は高いんだよね。
同じくらいしんどかった。

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