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のらのら

男性 - 東京都

はじめまして。レビュー開始から一年が経ち、二年目の目標を全国制覇にしました。一杯のラーメンに出会うまでの経緯も書き記しているので、前置き等が長くなりがちですがお許しください。しかし採点に関しては立地 接客 衛生面 価格設定などは考慮せずに、ラーメン一杯に対しての評価にしています。自分の好みだけで評価しているので不快な文面もあると思いますが、何卒宜しくお願いします。

平均点 73.435点
最終レビュー日 2019年7月19日
568 460 14 1,850
レビュー 店舗 スキ いいね

「塩ちゃーしゅー麺 ¥1000」@らーめん 鉢ノ葦葉 本店の写真日曜日 晴天 14:10 店内待ち2名 中待ち2名 外待ち1名 後待ち10名

本日の名古屋遠征の三つの目的の二つ目がコチラへの初訪問だ。今年の春先に行った〝ラーメン奇行〟で東海地方を訪れた影響で、RDBのスパコンのオススメ店に急に東海地方のラーメン店が乱立してきた。スパコンに挑戦状を叩きつけられては黙って引き退るわけには行かず、初対決を決めた。前食の名古屋市で食べた「らぁ麺 紫陽花」のご主人の修行先が偶然にも今回の東海遠征の目的の一つとしていたコチラだった事を知り、運命を感じながら「らぁ麺 紫陽花」を出て、バスと近鉄特急を乗り継ぎ1時間と少しで近鉄四日市駅に着いた。まだ胃袋に余裕がないので駅前のカフェで1時間ほど時間をつぶすと、ようやく連食スペースが空いたので歩いて店を目指した。

地元の方がバーベキューを楽しんでいる公園内をショートカットして進んでいくとコンビニのある交差点の先に大きな看板のコチラを見つけた。しかし通り沿いに入口が見つけられず駐車場をぐるりと一周すると、裏手の川沿いにある入口をようやく見つけた。店頭の外待ちイスには私よりも高齢の先輩が一人座っていた。それに続いて待機となった。しかし先には中待ち、店内待ちと二段構えのウェイティングシートが設けてあった。トータル6番手として並びに続いた。

ここで〝第27回 RDBの超高性能スーパーコンピューターが算出したオススメ店は本当に私に合うのか!〟をようやく開催する。

このイベントは、RDB PC版のオススメに挙がる六店舗から、その店のイチオシではなく、自分の好きそうなメニューを食べて採点し超高性能スパコンとの勝敗を決めるものである。決してお店との勝負ではないのは理解していただきたい。

採点基準は90点以上付いたなら私のKO負け、80点以上ならば判定負け、70点台なら引き分けとし60点台なら判定勝ち、59点以下の点数ならば私のKO勝ちとする。

過去26戦の対戦相手は「風雲児 」「麵屋一燈 」「煮干しつけ麺宮元 」「竹末東京プレミアム 」「さんじ 」「麺処 晴」「燦燦斗」「神田 勝本」「中華そば屋 伊藤」「麺処 ほん田」「煮干中華ソバ イチカワ」「麺屋 和利道 warito」「らーめん 芝浜」「らーめん かねかつ」「狼煙〜NOROSHI〜」「ラーメン大至」「中華ソバ 伊吹」「麺処 朧月」「Bonito Noodle RAIK」「中華蕎麦 とみ田」「陽はまたのぼる」「神田とりそば なな蓮」「ソバダイニング クアトロ」「旬麺しろ八」「MENSHO」「麺小屋 てち」と名だたる有名店や人気店が並ぶが、通算対戦成績は26戦12勝6敗7分7KO 1没収試合と現在は私の勝ちが大きくリードしている。

過去の対戦相手は東京近郊が多く、関東以外での開催は初めてとなる。しかも今回オススメ店に挙がったコチラはIT系(意識高い系)オジサンにはうれしい〝無化調〟を掲げているので個人的には期待度がかなり高い。待ち時間を利用して本日の品定めをすると筆頭メニューには塩ラーメンが挙げられており、皆さんのお薦めも塩系が多いようだ。本来はイチオシが塩系でもマイスタンダードの醤油系を注文する事が多いのだが、今回は郷に入れば郷に従えに則って塩系で勝負を挑もうと決めた。自身の採点方法も加点方式ではなく、減点方式なのでトッピングが増えるほど減点対象も多くなるのでスパコンには不利になるが具材の豊富なチャーシュー麺にしようと決めた。

5分ほどで中待ちに昇格すると券売機で食券を購入し再び待機する。来店時から10分ほどで店内待ちを経てカウンターに昇格した。店内を見渡すとテーブル席の方が多く設けられた広めの店内だ。二名席を相席で使用していないので回転率にムラが出るが一人客にはありがたい心づかいだ。調理場内ではご主人が淡々と調理をこなしている。程よい力の抜け加減が逆に食べ手に安心感を与えてくれる。そんな店内をご主人以外は女性陣の四人体制で回している。本日の客層は地元客が多く、年齢層もバラバラなので老若男女に愛されているのが分かる。

そんな地元感あふれる店内で待つこと3分の早さで我が杯が到着した。その姿は白磁のオリジナル高台丼の中で潔く清らかな表情で迎えてくれた。後ほど書くことになるが、この表情を見た時に午前中に食べた「紫陽花」の修行先である事が食べずとも分かった。

まずは微かに霞みがかった蒸栗色のスープをひとくち。味覚の感度を研ぎ澄ませる為かスープの温度は低めの設定だった。立ち昇る湯気もないのでレンゲでスープをすくって香りを確かめてみると、魚介系の中でも優しく煮干し香がひっそりと香る。さらには鶏由来の動物系出汁もほのかに香る。どちらも香りは穏やかだが、旨みがジワジワと広がってくる印象だ。日本酒ならば純米酒タイプのようで、香りは立てず深い味わいで勝負している。香味油がさりげないコクを与えてスープの潤いを増している。カエシの塩ダレは私には高めギリギリだったが、ダイレクトな塩気の角を感じないので舌に残る刺激はない。シャープと言うよりは豊潤なカエシは白醤油主体だろうか。この後も次から次へと複雑な旨みが湧いてくるので、かなりの手間がかかったスープだと分かる。

麺は自家製の中細ストレート麺で麺揚げまでは75秒くらい。こちらの麺もご主人の指先の感覚だけで茹で時間を測られている。淡々と見えるが実に繊細で的確な作業をこなしている。そんな愛に満ちた麺を持ち上げてみると、エコ箸では捕らえられない程に滑らかな麺肌が箸先から伝わってくる。箸立てには割り箸も用意されているが箸先に角のない箸なので、どちらを選んでも滑りやすさは変わらないだろう。そんな麺質と格闘しながら口に運ぶと、口当たりと舌ざわりの良さが特徴となって現れた。第一印象では苦手なタイプの咀嚼から逃げる麺質かと思ったが、思いのほか弾けるようなグルテンが詰まっていて食べ応えも歯切れも良い。しっかりと咀嚼に応えてくれて、麺を噛みつぶすと小麦の香りと甘みがフワッと香る。この甘みとスープの塩気のバランスが素晴らしいので、おしとやかな麺だが食べ飽きずに箸が進んだ。

具材の鶏ムネチャーシューのフォルムを見て「紫陽花」の店主さんの修行先の一つがコチラだったのを確信した。鶏レアチャーシューは都内でも多く見かけるが、この独自のフォルムのものは見た事がない。大げさに言えばアーモンド型とでも言うべき形状はオリジナルの製法によるものだろう。インパクトのある形を度外視しても優れた点は多くある。肉厚による食感の良さもその一つで、ふっくらとしてシットリとした鶏ムネ肉の持ち味を十二分に引き出している。味付けは少し足りないくらいだったが、スープと食べる事で回避できた。

チャーシュー麺にしか入らない豚ロース焼豚も肉厚さを売りにしている。キレイに発色したレアチャーシューは赤身の質の良さを感じ、味付けの下味もしっかりと浸み込んでいるので味わいが深い。鮮度と調理技術の両面で存在感がある。一方の豚肩ロースも低温調理で供された。こちらも厚切りで赤身を肉質を楽しむタイプに仕上がっているが、筋切りが悪く噛み切れない部分がいつまでも口に残ってしまったのが悔しい。味付けは文句なしだっただけに残念で仕方ない。

チャーシュー麺なのにワンタンが、ひとつ入っているのもうれしい。最初はワンタン麺にしようかと思っていたのだが、このワンタンに惹かれてチャーシュー麺にしたのが本心だ。ワンタン皮のヒダの部分の透明感から食べなくても口当たりの良さは感じられる。肉餡の部分だけを噛んでみると粗ミンチながらもフワッと柔らかな肉餡からは、香味野菜の香りが弾け出した。肉餡のボリュームはあるが肉質の軽やかさと香味野菜の香りがサッパリとした印象を受ける。残ったワンタン皮は瞬時に喉の奥へと消えてなくなる程に滑らかだった。たったひとつでも強い印象を残してくれた。

細メンマは主張しすぎない味付けと程よく硬さを残した下処理が、滑らかな麺の食感をサポートしてアクセントを付けてくれた。本数も多く幾度となく存在をアピールしていた。

薬味は大きく切られた青ネギと三つ葉が添えてある。ともにワイルドな香味を与えてくれる。小口切りのような強い香りの出し方とはひと味違ったアクセントとなっていた。また香ばしさを加える役目の焦がしネギは、軽やかな苦味も揚げネギならではの甘みも感じなかった。このラーメンの中では存在感が一番ない具材だった。

中盤からもスープに不可解な要素は感じる事なく完食完飲していた。やや残念な具材もあったが減点方式を採用しても高評価にせざるを得ない内容だったので、この対戦はオススメしてくれたスパコンの勝利となった。これで通算対戦成績は27戦12勝7敗7分7KO 1没収試合と、まだ勝利数がリードしている。

最近はスパコンのオススメ精度が向上したのか、本日の私の負けを含めて引き分け以上が続いている。この調子で次なる刺客を挙げて欲しいものだ。

この対戦を無事に終えたので、この東海遠征の二つの目的は果たした。あとは本日のメインイベントとでも言うべき、夜のネオン街に繰り出す準備をするために名古屋駅直結のホテルにチェックインして身支度を整えて、小さな荷物と大きな羞恥心を部屋に置いて夜の帳へと消えて行く一杯となりました。

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「はまぐりらーめん 塩 ¥1250+味玉 ¥100」@らぁめん登里勝の写真土曜日 晴天 17:40 先待ち5名 後客1名

〝ラーメン紀行〟ならぬ〝ラーメン奇行〟

を思いついてしまい、午前中の長野県上諏訪から大移動を開始した。

語呂合わせだけで訪れた上諏訪だったが無事に目的を果たして自己満足に浸っていたのだが、未開拓地が関西地方にあるのでRDBだけを頼りに関西へのラーメン奇行のスピンオフ企画を急遽開催することにした。

そこで最初の目的地に選んだのが三重県。RDB総合ランキング三重県第1位の四日市市の人気店を目指そうと思ったが、昼の部のみの営業時間なので残念ながら断念した。となれば狙うは三重県第2位に君臨する桑名市のコチラだったのだ。お店情報からも本日は夜の部も営業されているようなので初訪問を決定した。

上諏訪駅からは中央本線で塩尻まで4駅北上して13:03発 特急しなの12号 名古屋行にて山あいの木曽路の車窓を楽しみながら、ひとまずはJR名古屋駅に向かう。そこからは近鉄特急 大阪難波行きでひと駅先の桑名駅に2時間半以上かけて降り立った。

しかしコチラの夜の部が始まる18時までは2時間ほどあるので人生初の桑名駅界隈を観光してみる。と思ったが、駅周辺は休日だからなのか閑散と静まり返っている。コンセントカフェを探してみるもマクドナルドすら見当たらない。予定外の遠征になったのでスマホの充電も残りわずかと気もあせる。途方にくれてビルの間にある古びた一番街という商店街を歩いていると、明かりの灯っている昔ながらの喫茶店があった。もちろんコンセント対応などしてないとは思ったが、ダメ元でお店の方に尋ねてみた。すると「掃除機用のコンセントがあるからどうぞ」とまさかの展開。申し訳ないが、ありがたい気持ちで拝借する事にした。

メニューを見ると、うまそうな定食やカレー、ピラフ、スパゲティと王道の喫茶店メニューの中に10種類以上のラーメンが並んでいた。周囲の地元の年配方がラーメンを食べている光景を見た時に、ここでも良いかなと正直思ったのだが、泣く泣く断念せざるを得なかった。この後のラーメンのためにアイスコーヒーだけと店側にしたら何の利益もない注文をしてしまった。しかも目の前に届いたアイスコーヒーにはロールケーキと乾き物の小袋がふたつも付いている。たった350円なのに電源をお借りして申し訳ないが本当に助かった。30分ほどでフル充電となったので、ほんの気持ちだが千円札でお釣りは置いて、心の底からのお礼を述べて喫茶店を後にした。

改めて街巡りをするが夕刻になっても飲食店はまばらで人通りも少ない。する事もなく、ゆっくりと歩いて店へと向かう事にした。駅からは少し離れているが、由緒ある風情あふれた街並みを楽しみながら進んで行くと城下町筋という名の通りに面したコチラがあった。自宅の一階部分を店舗にした造りで軒下が広く外待ちベンチがナンバリングされて9人分用意されている。開店20分前の現着だったが、すでに行列があり何とか6番手をキープできた。

外待ちベンチで待ちながら本日のお題を再検討する。店頭のメニューでは好物の醤油系は販売なしとのアナウンス。そうなるとやはり桑名に来たならばと、店先の「はまぐりらーめん」の幟も後押しするが

〝その手は桑名の焼き蛤〟

と言いたいところだが、その手を食らってみるのが人情ってもんよと、お題を決めると定刻を少し過ぎて若草色の暖簾が掛かりオープン。

店内の券売機で心に決めたお題に味玉を発券してカウンターに腰を据える。店内を見渡すと、いかにも寿司屋を手直しした名残りがある。入口付近のテーブル席やネタケース、寿司ネタの看板は裏返してあるが、まさに寿司屋。今も焼き鯖ずしなどもあるようで店内には酢飯の香りが漂っている。カウンター越しに飾られたガンダムグッズはご主人の趣味だろうか。ピリッとした空気が張りつめているが、どことなく落ち着く店内をご夫婦お二人で切り盛りしている。調理場が奥まっているので作業工程は全く見られないがテレビから流れる地方番組に目をやりながら、その時を待つ。

かなり提供スピードは速く、第3ロットでも着席して13分程で我が杯が到着した。白磁の受け皿の上に乗せられた洒落た切立丼の中の姿からは無垢で繊細な表情がにじみ出ている。色合いを大切にした盛り付けが美しく、食べる前から楽しませてくれる。

まずはスープをひとくち。最初に以外に思えたのが温度設定だった。貝だしを使う店はたくさんあるが、どちらも旨みを感じやすくさせる為に、ぬるめの設定にしている店が多いと思う。しかしコチラのスープは熱々で提供された。旨みを感じづらいかと思いながらレンゲですくってみる。レンゲがスープの液面を揺らしただけでハマグリの濃い香りが立ち昇ってきた。香味油もサラリとして薄っすらと浮かんでいるだけだ。いざ口に含むと、鶏出汁と白身魚のアラ汁のような旨みが均衡を保って両立している。節や煮干しも感じるが、いずれも香りではなく旨みで存在感を出している。なのでハマグリの香りを殺すことなく旨みとして引き立て役に回っているようだ。合わせる塩ダレはボヤけないようにハッキリと利かせてあるのでスープを飲み干した時にどう感じるかは心配だ。

麺は自家製中細ストレート麺で麺上げまでは40秒ジャストと短い。これが提供速度の速さにもつながっているのだろう。箸でスープから拾い上げてみると、切刃の角がシャープに残る茹で加減。フスマの粒が見られる全粒粉入りの麺肌も重なって、日本蕎麦のような麺質だ。麺に歪みがなくまっすぐなので、ためらう事なく啜ってみた。すると、スープの塩気と香りを重ね着したような麺は口当たりも良いが、強いコシを兼ね備えているので歯応えや歯切れも完璧。この麺質を活かすための早茹でなのが理解できる。私の苦手な自家製細麺の対極をいく麺に出会えてうれしい。

具材はいずれも個性的でハマグリから食べるべきかも知れないが、ハマグリの口が開いたと同じタイミングで提供されているようで鮮度の良さがわかる薄桜色の身が美しい。生っぽさが好みの方は最初に食べるべきだろうが、少し加熱して身質が締まったくらいの貝類が好きな私はスープの中で最後まで泳がせておく事にした。

先に二種類のチャーシューから食べてみる。厚さ10ミリはある鶏ムネ肉のレアチャーシューは本物の低温調理の技術があればこその厚切りだと思う。生っぽさを売りにするだけなら幾らでも厚切りにできるが、この鶏ムネ肉はしっかりと熱は入っているにもかかわらず柔らかい。それぞれの筋繊維が独立しているので柔らかくとも歯切れが良い。しかも薄味たがソミュール液には香辛料が効いているので、肉本来の旨みを感じさせながら生臭さなど全くない。もう一枚の豚肩ロースはローストポークのようで、肉々しさは牛タンのように力強い。噛めば噛むほどに湧いてくる豚肉の旨みに打ちのめされる。こちらもまた強い味付けなしで存在感を発揮している。この異なる二種のチャーシューの調理技術には完敗した。

追加の味玉もスープに寄せて極力醤油感を出さないようにしてあるが、出汁の旨みは存分に浸みている。好みの味玉とは違ったが、このラーメンの中では陰ながら存在感をアピールしていた。

太メンマも手仕事感があるが、少し硬すぎる部分が入っていて麻竹の繊維が残ってしまい残念な仕上がりだった。

中盤からスープの温度が下がってきた頃を見計らって待望のハマグリに着手してみる。若干だけ薄桜色が落ち着いてはきたが、いまだに美しく輝いている。貝柱の身離れの悪さも鮮度の良さの証である。貝の身に詰まっている旨みを逃さないように慎重に殻から外す。案の定、貝柱は殻に残ったが後の楽しみに残して本体をひとくちで頬張る。噛まずとも溢れる旨みに笑みがこぼれる。誰かに見られると恥ずかしいがお構いなしに笑みを浮かべる。それほどに鮮度も抜群でハマグリの育った環境も良いのだろう。「桑名といえば蛤」は伊達ではなかった。

口の中が磯の香りで満たされたところに麺で追い討ちをかけると麺の旨みも一段と増してきた。

薬味は彩り要員の五色あられが添えてあった。お茶漬けの、ぶぶあられのような香ばしさを狙っているのだと思うが、色みは美しいがスープの香りに完全に負けて感じられなかった。青みの水菜も食感が邪魔に感じてしまった。三つ葉の葉先だけの方がスープに混ざり込まず飲みやすいかと。

全体の量もおとなしめで少ない為か、一瞬で平らげてしまったような印象だ。深みのあるスープを是非とも飲み干したかったのだが、ハマグリを食べ終えた後は、少し喉を灼くような塩気に襲われてきたので完飲とはならなかった。

それでも過去の貝出汁系ラーメンの中では群を抜くうまさだった。最後までご主人の顔を見ることは出来なかったが、和食の研鑽を積まれた技が集約したようなラーメンに出会えて、上諏訪から足を伸ばしてきた甲斐があったと思える一杯でした。

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