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scirocco(通常営業)

男性

元フレンチそして同業者。休みの度に遠征して食べ歩いています。その際、まだ行った事のない土地をウロウロするのも良いモノですね。メンドクサイ事を書いている時がありますが、ご容赦ください。

平均点 79.939点
最終レビュー日 2019年6月19日
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「カムイ・シオユ・醤油(850円)」@麺や 蒼 AOIの写真9/4。つくば遠征シリーズ。その3。ラストです。

午前の営業で『煮干中華ソバ イチカワ』、『はりけんラーメン』と回り、物理的にもう一杯は無理。

で、腹ごなしで観光地を巡ろうと牛久の大仏を見ようと画策しましたが・・・。

午前のモノがどちらかというと比較的あっさりのものだったので、つくばから牛久に向かった時点では夜の部は『喜元門』に行こうと思っていたのですが・・・。

諸事情があってつくばに戻ってきたのが20時過ぎ。

勝手知ったる場所ではないので、リスクを取らずに出発時に4店リストアップしたうちの残りもう一軒に行くことにしました。

つくば駅から南下すること10分くらい、もうすぐで住宅街に入りそうといった場所にこのお店はあって、場所的にも公園の横だったのですが、街灯も少なく、このお店のネオンサインが眩しく際立つといった感じでした。

店内に入ると真正面に券売機。椅子に座って待っているうちにメニューのカスタマイズを確認されるといった感じ。

ちなみにこちらのメニューは醤油か、醤油と塩のブレンド。2種類から選べるとの事。

チャーシューは1.バラ炙りチャーシュー、2.低温調理チャーシュー、3.炭火焼きチャーシュー、4.とりチャーシューから択一。1のバラ。

お待ちの客でごった返していて、結局待ちが20分くらい。

店員は6名ほど。厨房の大きさからすると無駄な人員がたくさんいますね。

明らかにお爺さんって人が二人もおり、体力的な事、年齢的な事からでしょうがかなり緩慢な動きでしたね。

後、いくつかのお客さんの配置ミスが重なった為随分遅れましたが、もっと早く座れたのになぁという印象。

で、カウンター一番奥に案内される。トイレから戻ってきたら、もうラーメンが出ていたという感じでした。東京じゃあり得ないけど。

麺と具材が別々の提供の為、お盆に乗せられていたそいつの写真を撮ってから実食です。

まずはスープから。

スープ表面の香味油は鮭から出た脂ですね。強烈ではないが、鮭独特の風味が口の中でふんわりと広がります。

スープは300㏄あればいい所。

スープに鮭節を使っているようで、こちらもほんのりと鮭の風味。

衝動に鶏の風味が漂い、鮭の風味に切り替わる。

カエシは色味の割りには控えめでダシ感がしっかりとわかる。

ただ、蕎麦を意識しているのか後味が甘い。

味醂入りのカエシでしょうかね。醤油自体が好きなので、醤油のカエシに甘味は好みじゃないですね。

具材は別皿にしているからスープに自信があるんでしょうね。

ある程度堪能してから、具材を丼の中にそのままスライドさせ、麺の上にオン。

麺。細麺ストレート。茹で加減はややカタメという絶妙な感じ。さすが有名店は基本的な事がしっかりできている。毛細管現象でスープを持ち上げ、絡みは上々。

具材。チャーシュー、メンマ、半熟煮玉子半分、のり、ねぎ2種類、なると。それと手前が別皿でスダチ?ですかね。

チャーシューは炙り。炙りとはいえ、香ばしさは微塵もなく残念。

メンマはごま油で和えていて、塩梅も適度でこれだけで酒が飲めそう。

スダチ?かわからない柑橘果汁。酸っぱくないけど爽やかな酸味が広がってスープをさらに堪能できます。

麺は140g。もう少し欲しい所ですが、有名店ならではクオリティの高さを感じた一杯。

鮭を使ったモノがなんでこのネーミングなのかはわかりませんが、カムイはアイヌ語で「神」。アイヌの主食の一つが鮭だから文字を引っ掛けたという事でしょうか。




【蛇足】
ラーメンとは 関係ありません。牛久の大仏は結局見られませんでした。

つくばの駅を上がったところの派出所には警察官がおらず、インターホンを鳴らせど反応なし。

で、biviだったかvibiだったかの下の案内所に行き、ルートを教えてもらったのですが、観光所で働いていながらルートを把握できておらず、時間を潰された挙句、バスや電車を乗り継ぎ最寄だという駅に着いたら、牛久の大仏の所へ行くバスの最終便が終わっているという事態。

つくばで牛久の大仏の行き方を案内された時点でバスの最終便は終わっていたんですよ。それを把握してなかった時点で何のために観光案内があるのかわからないんですがね。

更に不幸なのは最寄だという駅のタクシーが全部出払っていた事。と、around meというアプリが大仏までの距離を7㎞と誤った表示をしていた事。

7kmなら1時間半くらいだなと考え、タクシーに関しても東京の感覚で歩いていて見つかったところで乗ればいいやっていう感じで最寄駅を出発。

1時間近く歩き、大仏までの距離が書かれた看板を見つけたところそこからでも9kmの記載を見つけたところで諦めました。

色々不幸が重なったんですが。

都会にしか住んだことないんでわからないけど、最寄の駅からその観光スポットまで10km以上あるのって普通なんですかね?

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「あっさり魚出汁・醤油(680円)」@はりけんラーメンの写真9/4つくば遠征シリーズ。その2。

煮干中華ソバ イチカワ』で食べた後、こちらに。つくば駅からさらに遠ざかること徒歩で45分。合計1時間15分を掛けてつくばまで戻らなければいけません。

もう完全に田舎です。

雑草が生い茂り、歩道の大半を覆われた道。

すぐ脇はコウベを垂れた稲穂が風に煽られてそよそよと揺れている風景は滅多に見られるモノではありません。

お店は廃屋かと思うほどボロくて、お店自体に看板があるわけでもなく。

一度は通り過ぎたが、iphoneの地図を再確認して戻ってきたらこちらのお店のフラッグを発見。

店内に入ると中は若者で溢れかえっている。

券売機には鶏そばが人気と書いていたが、家を出る時から掲題のメニューは決まっていたので結局変わらず。

同じ店の中で鶏清湯、鶏白湯、トンコツと3種類のスープがあるお店はすごいです。

店内にベンチが置いてあり、待ち客が一人。

次々とお客さんがハケていき、すぐにカウンター席へ。

店員さんは4,5人くらい。コシが低くて素晴らしい接客です。

しばらくするとモノが運ばれて参りました。

ではまずはスープから。

スープ表面の香味油はラードでしょうね。

こちらは鶏の清湯に魚介のスープを足したモノ。

微濁はあるものの限りなくクリアなスープ。

鶏と魚介のスープの配合が7:3との事。動物系のスープでベースを作っておいて、魚介系でサポートする。

動物系のコクに、魚介系の自然の旨味や白身魚の甘み。絶妙な配合にうれしくなりますね。

ただ、少し魚の生臭さがフッと立ち昇ってくる時があるのは残念。

鯛(好きではないから気付く)は使っているとわかったが、後、スズキとヒラメも使っているんだとか。

その臭みから低温でスープを取ったんだな、という事がわかる。

こちら色味にしてはかなり塩分が高め。塩分控えめだったらかなり高次元のスープ。

麺。

菅野製麺。店頭に傾奇者を使っているとの記述有り。

中太平打ちストレート麺。茹で加減は普通。エッジが立った麺でしなやかなテクスチャー。

のど越しもよく、素晴らしい出来ですね。麺との絡みも上々。

具材。

チャーシュー、鶏つみれ、お揚げ、メンマ、ねぎ。

チャーシューはバラ。薄目のスライスで旨味が逃げてしまっていた。

鶏つみれも旨味が逃げていた。粗挽きの黒胡椒が入っていてピリリとした辛味が面白かったですね。

お揚げですが、メチャクチャしょっぱかったですね。

それ以降、スープにもしょっぱさを感じてしまって、結局、水を飲んでも口の中からしょっぱさを消せず、完飲は出来なかった。


ただ、体感で麺量が140gくらい。少し物足りないかな、と言う感じ。

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「煮干しそば(黒)+出汁打ち込み式味玉(750+100円)」@煮干中華ソバ イチカワの写真9/4.つくば遠征シリーズ。その1。

現在の境遇だからこそ、今やっておいた方が良い事があると思い遠征することにしました。

つくばどころか茨城自体も初めての上陸になります。

遠いように感じたつくばも連絡線が都合よくいけばオイラの住んでいる所からでも1時間ちょいでイケちゃうんですね。ろくに調べもしませんでしたけどね。

さて、こちらつくばにはかなり高ポイントのお店がいっぱいあるので、出来る限り回りたいと思います。

まず1番に回るところはこちら。午前で営業が終わってしまうから。

駅前はさすが科学都市と思わせるがお店に向かうにつれて田舎臭さが露呈してしまうんですよね。

ほんとにこんなところに美味いラーメン屋があるんだろうかと心配になるくらい人が歩いていない。

住所から見て住宅街の真ん中を進んでいくとこじんまりとしたテナントの立ち並ぶ商店街があり、その一角にこのお店がありました。

正直、お店も小さくてボロくてって感じですね。

歩くこと30分11:40に着。すると30人が並んでいたんですね。店内へはいってもさらにベンチが置いてあって待ちが続き、結局、席に座るまでに70分。

店員さんは3人。家族経営なのか、おじさん、おばさん、娘さん?正直イメージ全然違います。

知っている人だけに伝わればいいと思うけど、前の亀戸の二郎の店主さんに似てました(驚)。

オーダーは掲題のモノ。券売機はあるようでしたが、整備不良なのかカウンター越しで精算。

しばらくするとおばさんの手によってモノが高台に。

まずはスープから。

うーむ。スープが温い。掲題のメニューは鶏のスープに煮干しの風味を足したモノ。

鶏と煮干しのバランスは1:9くらいで圧倒的に煮干しが強いですね。

商品名に煮干しと謳っているので、当然煮干し感は濃厚で東京でもトップクラス。

煮干しはハラワタごとスープに突っ込んだタイプで苦みがしっかり。

このお店のトップページにサバ節とも記載があるが、独特の燻された香りと酸味はほとんど感じなかったので、ごく少量と思われる。

カエシがかなり強く醤油感際立つ。かなり塩梅強め。

香味油はこの手のスープにしては厚みがありましたが、しつこさはなかったですね。

続いて麺。

自家製麺。中細ストレート。人によってはバキバキと表現するのかもしれないけど。

個人的な定義だけど麺の中心に少し芯がある状態をバキバキとしている。

このお店は麺の外側だけに火が入り、中心部だけではなくかなり外側まで芯が広がっている。

それで食べさせるのはお店の主義だけど、小麦の旨さ・甘さを引き出すには火を通した方がよいんだがね。

自家製麺なのだから、もっと小麦の甘さ・旨さを引き出す茹で加減が欲しかった。

具材。チャーシュー、出汁打ち込み式味玉、黒海苔、たまねぎ、ねぎ。

チャーシューはレア状態に仕上げたもの。厚みがあって嬉しい人はうれしいんだろうけど。

レア状態で厚みがあると食べにくいんですよね。

そもそも最初にチャーシューをレア状態に仕上げたお店はスープの熱によって火を通すという事を前提にしたもの。

スープが温いとそれもできない。厚みがあるから噛み切れない。歯で噛み千切って丸呑みしなきゃいけない。レアにすればいいってものではない。

黒海苔は磯の風味が増し、煮干しのイノシン酸と合わせるには計算されたトッピング。

出汁打ち込み式味玉。

半熟状態の味玉に注射針でダシを打ち込んだモノ。

手間が掛かっていて都内と同じく100円は良心的だと思うが。

やるなら注射針を真ん中まで挿してからにしてほしいね。片方の端は普通の味玉でもう片方にダシが偏りすぎてるんだよね。

それにそこに入っているダシは卵かけごはん用の醤油味に似ている。わざわざダシを引いたものではないように思う。


皆さん和え玉をしていたが、スープが温かったし、替え玉するほど魅力的には思えなかったのでそそくさと出てきた。

ブレだったのかもしれないが、仕事の粗さが目立った一杯でした。

遠出して、並んでまで食べたい一杯かと言うと・・・。

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