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KM

男性 - 東京都 (1952年生まれ)

〜町田のご隠居の食楽記・番外編〜『美味い不味いは紙一重』------ヒメアカタテハ『空気読まない』『遠くの100点より近くの80点』http://99080442.at.webry.info/

平均点 88.817点
最終レビュー日 2017年3月24日
750 382 0 4,031
レビュー 店舗 スキ いいね

「特選とろ肉らーめん(しお)1290円+大盛100円」@らーめん 山頭火 新百合ヶ丘エルミロード店の写真2/20/17
◆旭川ラーメン

およそ40年位前の話だが、北海道の友人達と蝶の採集をしていた。
一人の友人はちょうど噴火した有珠山の近くでアスバラガス栽培・加工をしていた。そこでいただいた彼自身用のアスパラの缶詰は本当に美味かった。
一番いいのを自分用にするくらいアスパラと自分を愛しているようだ。

記憶があいまいだが、この時行商でお菓子を扱っている友人にも車で案内していただいた。
北海道中行商している彼に言わせると、なんと札幌より旭川のラーメンのほうが美味いとのことだった。
東京にやっと味噌ラーメンブームが訪れたころである。
この情報はかなりショックで、今でもこの記憶を引きずって生きている。
10年前の記憶では、すでに札幌で味噌ラーメンを食べる地元の人は有名店に限られていた。その他の多くの札幌市内の味噌ラーメンは観光客向けになっていた。
新店は、小林製麺の加水低めで、塩や醤油の時代が来ていた。


先日ワイフがセブンイレブンで山頭火のカップメンを買ってきた。
スープを飲ませてもらったが、予想に反して美味かった。
昔ならそれほどでも、と言ったことだろうが、豚骨スープの味が透明なものも含めてやっと分かってきた気がする。

豚骨以外の味も相当工夫されていた。
考えてみれば当たり前のことで、ほぼ食品であれだけの収益を上げている会社が、美味くないものなど開発導入するはずがないのである。多くの人が素直に満足できる味を追求している。それも開発スタッフは相当のプロ。

しかしながら、
山頭火自身、ネット上ではあまり良い噂は聞いたことがない。
その最大原因は先日書いた、ラオタの優越感だと確信している。
優越感は人間にとって、快感であり、麻薬でもある。

・・・後半に続く


毎月一回通院する病院が駅の近くなので、昼めしはラーメンに決めた。
そういえば山頭火があることを思い出し、さっそくビルの5Fへ向かう。
山頭火は沢山の支店があるが、東京にも少なく、郊外では新百合ヶ丘位かもしれない。

食堂街のフロアに店があった。

まだ12時前であるが、かなりの人の出入りがある。
店の雰囲気もやや金をかけている雰囲気。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143135?size=850#content

メニューを見ると、やはり単価はかなり高めに設定されている。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143141?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143129?size=1024#content

しかし写真ではそれだけの価値がある雰囲気を出している。
せっかくここに来たのだし、高いのは分かっているので、写真写りのいい特選とろ肉らーめんに興味が沸く。
理由は、何故チャーシューと麺を別盛にしたのか、1290円分の価値がありそうな写りの豚とろチャーシューはどんなものか?
といったところだ。

席についてもう一度メニューをゆっくり見ることにする。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143145?size=1024#content

やっぱり価格にはインパクトがある。
周りを見渡すと、丼ちっちゃい!!えらく上品。
これは大盛しかない。
勇気を奮い起こして、一番高いのにする。
病院に来た自分へのご褒美。

特選とろ肉らーめん(しお)1290円+大盛100円:

最初にとろ肉の皿が目の前に。
これは、・・ち、ちっさい
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143154?size=850#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143151?size=850#content

想像以上の皿の小ささと肉の薄さに驚く。
これほどの画像イメージと現物の大きさ感覚のギャップに驚かされたことはない。
このイメージギャップはラーメン丼の直径が小さいから、チャーシュー皿が大きく感じることに寄る。
わずかφ20㎝の大盛ラーメン用の丼と写すとさらに小さいことが分かる。

この肉、フグ刺し的な配列。
一度に数枚持ち上げられる。
まじまじと眺める。
いつも書いているが、食品サンプルとメニュー写真は、現物より落としておいた方が好ましい。
ガッカリ感と気前の良さを感じさせるのは、どちらがお得かという単純なビジネスの話。

心を落ち着け、逆にその商魂の根性に敬服する。
これがラーメン業界を仕切るラーメン業プロデューサーの成果であろう。
新百合が丘という今人気の住宅街、その駅傍の人気ビルの食堂街での出店。
どうやって元を取るのか難しいのは事実。


しかし豚トロのチャーシューは何度か食べたことがあるが、あまり多くない方が助かることがある。
そういう意味では適度の分量なのかもしれない。

次にラーメン丼が登場。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143162?size=1024#content

φ20㎝しかないのであるが、それでも大盛にしてよかった。
丸みがあるので、まあまあの量は期待できる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143159?size=900#content


スープ
背脂の乳化量が少ない上質の豚骨スープ。
塩味はかなり抑えてあるのが、実によい。
骨髄のコクが強く、そこからグルタミン酸感が出ている。
イノシン酸感は少ないが、その他の旨み?を感じ、それが特徴になっている。
九州のものとは少し違う。


http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/246143156?size=850#content

旭川風の中加水麺は中細の細め。
熟成感があり、伸びにくい。
小麦粉が美味い。

豚トロチャーシュー8枚
まずそのままで。
脂とイノシン酸が繊細、優しく、そしてクドイ。
これが特徴だろう。
まずは2枚にしておく。
これはつまみや前菜的刺激になる。
6枚はスープに漬け込んでおくことにした。

チャーシューがスープに馴染んでくると、一味違う。
円やかさが増す。
麺と一緒に口に入れるとスープの感じ方も変わってくる。


最後のスープ
チャーシューの脂とイノシン酸が溶け出し、美味い。
旨み量の増加と甘みの増加。
このスープは飲んだ方が良い。

冷めたスープ
冷めたスープをゆっくり味わう。
独特の旨みはどうやら貝類からのコハク酸に似ているのだが。
自信はまったくないが、北海道ならありうるかもしれない。
ちなみにコハク酸は日本酒の旨みでもある。
他にもこれを含む食材があり、たまに混乱する。
特にカエシ系に酒や味醂を使うので、それに反応することも多々ある。
驚くべきは、中華麺のかん水にも使われることである。
かん水が多い麺でたまに感じるが、非常に繊細な話である。
そう考えると、その他の旨みは一般の塩ラーメンのような海鮮・魚介類の可能性もある。

価格が高いことは分かっていて入店したので、価格はコメントには値しない。
しかし味自身はおそらくオリジナルの設定からそれほどブレてはいないかもしれない。
スープはよくできたものだと思う。
そう簡単にできたものではない。
かなり繊細な味に仕上げてある。
ラオタ人気は別にして、この店はなかなか繁盛している。
この地域の人は舌が肥えてきているので、順当な評価なのだろう。
客層は、丼が小さいとか、チャーシューが薄いとか文句を言う階層ではなさそうである。
周りを見渡すに、この店でラーメンを食べる人は比較的生活レベルが高く、私が驚いたことなどではビクともしない。

・・・前半から続く

山頭火、
面白いのでちょっと検索してみるが、クソまずいと書いている人もいて、東京の乳化豚骨スープの実情が再確認できた。
しかしクソまずいというのは笑える。
ちなみにその人のクソ美味いのは、かなりありふれものに思える。
これではイカンな。

一般に、味の濃いもの多いもの、脂が多いもの柔らかい、ジューシーなものばかり食べているので、明らかに一種の味覚障害を起こしている。
そこで豚骨文化の浅い東京の豚骨スープは乳化背脂の量が多いほど受けているようだ。
美味さにはいろいろな種類があることを知る由もないようだ。

ラオタの山頭火評価も、味ではなく、チェーン店であることの先入観念の結果のようだ。
きっと食べても食べなくても同じ評価点と推測できる。

はっきり言って歳を重ねた食通の人が、クソまずいというのは面白い時がある。
ただしその中には、ユーモアや粋が含まれ、そのものに対する 愛着を感じさせる。
若造が使う言葉ではない。
身の程を知らないと。

ただし潜在的問題点は、前にも書いたがチェーン店化した時の従業員の質で、製品の設計品質ではないことが多い。
ちょっと会話しただけで、その従業員のラーメンに対する情熱が分かるものである。
ちなみに私は、『ご馳走さま。美味かったです』と必ず店員に声をかける。
その答えにその人の情熱度合いが見事に現れるものなのだ。
機械的答えの時は、冷めた目で自分のラーメンを見ている可能性がある。ラーメンより日銭である。
ラーメンの味が分かり、本当に美味いものを作ろうという気持ちが美味いラーメンに繋がるものなのだ。
自分が食べたいラーメンを作る気概がないと。

あとは店の金儲け商売主義。

またやたらに従業員が多いことがある。それでサービスに努めているようだが、製品単価も高く割安感はないことを、従業員の数からすぐにわかるはずである。
くれぐれも。
サービスはマニュアルではなく、考えることができる質である。
価格が高いと文句を言う前に、チラッと従業員の数を数えればわかることだ。そういう店は避けたほうがよい。

ラオタが一番気を付けなければならないのは、自分がその店に対して何を求めて入店するかの、事前の自分自身に対する心理分析である。
その経験から、その店がどんなラーメンを出すのか、あらかじめ分かるはずである。
最初から期待しない店に入店するのは止めて、自分の好きなラーメンだけ食べていればいいのである。

行動自身は全く自由だが、それを書いて公にすることは自己の人格・品性を公にすることだとは、もう何年も書き続けている。
ラーメンの味などは人によって違うのがいいところ。嫌いな話やまずいという話は聞きたくもない。
それより、たとえ美味くないとしてもその人の人格や人間性を感じさせるエピソードが貴重である。

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「つけ担々麺800円+大盛100円」@中華四川料理 飛鳥の写真2/7/17
◆病院内のレストラン
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813543?size=1024#content
850円のエビスープそばを食べてみようと思う。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813548?size=1024#content

メニューを見て見ると、これがない。
あるのは海鮮そば1050円。
メニューの数も大分減った気がするし、少し値上げされているようだ。
そこで久しぶりにこのメニュー。
担々麺が700円で目玉で安価に設定されている。

つけ担々麺800円+大盛100円(レベル4):


つけ汁

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813560?size=850#content
れんげが付いているので少し飲んでみる。
塩分はかなり抑えてある。
このままでも飲むことができる。
つけ汁としては薄味。
味は汁そばのものとほぼ同じで、芝麻醤、ナッツベース。
最近は皆豆板醤と辣油などの唐辛子ベースのものを担々麺と呼んでいるが、陳県民のオリジナルはここのものに近いようである。

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813555?size=1024#content


http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813566?size=950#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245813572?size=1024#content

中加水の細麺。
今日のはやや加水多め。
茹で具合はよく、腰が立っている。
熟成感があり、弾性が効いている。
すべり感もあり、啜ると縮れ具合の刺激が心地よい。
中華麺の風味もいかにもそれらしい。



メンマ、キクラゲ、青菜が多めに添えられる。
キクラゲ、青菜は味付けしていないので、少しずつ汁に浸け麺と一緒にすする。
この味がかなり変化をつけてくれる。
汁は前述のように薄味なので、麺を全部漬け込んでも問題ない。
そこで、具と一緒ににそこに沈んでいるひき肉を絡めて掬い取るようにする。
具が地味ではあるが、単調さを感じさせない役割をしている。

残った汁はそのまま飲むことができた。

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「梅吉ラーメン680円+大盛320g100円+チャーシュー」@らーめん梅吉の写真1/21/17
◆継承された伝説の味

久しぶりに来てみる。
この店はいい店だと思う。

北風の中、駅から歩くと思いのほか早く着きすぎてしまう。
開店15分前。
しかしすでに暖簾は出ていた。
寒いので助かった。

前回町田付近の店をご主人に何軒か紹介していたので、その結果がまず話題になる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334511?size=1024#content

休みの無い中、今年行った所2軒共に開いていなかったそうである。
こういうこともあるものだ。
その一つ、南林間の龍華のご主人は入院中らしい。ご健康をお祈りする。


前回は昨年の9月だったので、随分間が空いてしまった。
ご主人のことだから工夫し続けていることだろう。
今日はねぎを追加してみた。
それから撮影時間を確保するために麺硬めでお願いする。
前回の写真はあまり気に入っていないので、今日はもう少しまともに撮りたいものである。

チャーシューはやや高価だが、いい豚のもも肉なので、追加する価値は十分ある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334514?size=850#content

梅吉ラーメン680円+大盛320g100円+チャーシュー300円+ねぎ100円:

やはり相当デカい丼。φ24㎝はある下膨れタイプ。
画像では分かりにくいが、
通常の二郎より大きいので、500gでも上の方まで麺が来ないはずである。
そのせいもあり、せっかくのチャーシューが具の中に沈んでいる。
見えるのはきくらげ、チーズと大量のねぎ。
ねぎは、ずうずうしくも多めとお願いしていたのだ。

見た目は何ラーメンか分からない状態になってしまっている。
そこで、沈んでいるチャーシューを正ちゃんのように半分だけ沈むように引き出すことにした。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334518?size=980#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334517?size=1000#content

おっと・・・

淡い色合いのチャーシューが綺麗。
煮豚であるが、白く、中心部分はレア気味。
聞いてみると低温調理ではないそうである。
それにしてもチャーシューも日々研究していることが伺える。
画像では7枚であるが、実際は8枚。一枚下にあった。
特別にサービスしてくれているようだが、なかなかの迫力。
どうも大石さんもそうだったが、一人ひとりの好みを把握していて、調製してくれているようだ。
チーズの溶け具合から言うと、前回よりスープ温度は低い。

スープ

やはり乳化油の少ない、スッキリとした飲み口。
しかし、前回のスープとは印象が随分違う。
コクの種類が違う気がする。
塩味の角も取れている。
塩分は大石さんと同じように効いていると思っていたが、今回はちょうどピッタリ。
その分旨みが少なく感じる。
けして悪いと言っているのではなく、そういう工夫・変化を感じられたのである。
前回を詳しく覚えている訳ではないが、表面の油が違う気がする。
油量も多いのかもしれないが、その存在を感じる。

いずれにしても美味いことには間違いない。



やや硬めの麺、良かった。
かなり腰がしっかり立つ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334523?size=1024#content

どうも加水率もより低くなったようである。
大石さんに50玉以上の麺をいただいたことがあることは以前書いた。
この麺はその時の食感、小麦の風味ともにその時のものに似ている気がする。
これは今日のスープによくバランスしている。

チャーシュー

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334528?size=980#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245334526?size=950#content

中心がレア気味のチャーシュー、時間と共に熱履歴が増えて行く。
その具合が良くできている。
前回はレア感がちょうど無くなったところ、といったものだが、工夫を続けているようだ。
今日の良さは、しゃぶしゃぶで肉の質が変わるのと同じ効果とでも言うのであろうか。
最初と最後では少し味わいが変わる。
熱履歴でタンパク質が変性する。
少しバサより、というか、汁を吸いやすくなる。
スープになじむのである。
特に大盛は総熱量が多いので、すべてにおいて優れている。

このご主人、常に工夫を続けておられる。
たまにしか来ないと、必ず味が変わっているはずである。
そのあたりの変化に付いて行きたいと思うが、自分も老化が心配。
ここの豚骨スープの良さは東京の人には難しいかもしれない。
特に熊本付近の味に詳しい訳ではないのでなおさらである。
間違いなく言えるのは、毎日食べられる豚骨スープは、けして乳化脂主体のクリーム味ではないことだろうか。
乳化・分散されているのは、あくまでも骨髄成分のはず。
リンタンパク質やリン脂質を中心とする結合組織であろう。
これを乳化して、いわゆる旨み成分が出るというのは、化学的に理解できないでいる。
旨み自身を感じるとしたら、どこかから肉の旨みをいただいているはずである。
この時、私は、このように豚の肉を感じるのがいい。
一方東京では、乳化背脂の旨みを旨みとして認識している可能性が強い。
コッテリ濃厚スープと思いがちの豚骨。
実は醤油・塩スープ同様繊細な味が魅力。

そういう意味でここのラーメンはおススメである。

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「味噌ラーメン648円+大盛108円」@聖マリアンナ本館4階食堂の写真1/10/17
◆病院の喫茶店
◆味噌ラーメンを見直すプロジェクト

味噌ラーメンシリーズ第18回は、病院の社員食堂の味噌ラーメン。

病院での食事はいつも四川料理飛鳥に決めているが、他にまだ2カ所ある。
二つ目は以前投稿した。
https://ramendb.supleks.jp/review/654563.html
これは入院中だった。

今回新たに登録した食堂は、正式には本館4館食堂という。
いわゆる社員食堂が主体。
同じ厨房で職員食堂と喫茶室が隣接している。
http://photozou.jp/photo/show/286324/245094693#content

メニューは多彩だが、以前より和風が減り、洋風になってきた。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094697?size=1024#content

ここにラーメンがある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094700?size=1024#content

西山の麺なので、今日は味噌にしてみる。


味噌ラーメン648円+大盛108円:
予想では麺は西山で、スープは業務用、トッピングは並みなのだが。

さてなんともそれらしい姿で予想に反しない姿。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094702?size=1024#content

いかにも味噌ラーメンに見せるためにトッピング。
葱、メンマ少し、モヤシ少し、それにコーン。
これで誰が作っても味噌ラーメンになるはずと考えた結果のものだろうか。
非常にシンプルというか、見る人の心を考えないで、作る人の論理を全面に出す。
面白さ、情熱、心意気といった概念とは無縁。
とにかくラーメンを作りましたと言う感じ。
まあ目的は西山の麺だからこれでいいのだが・・・・・

と、
書いたが、今の人が見たらそんな感想を持つと思って、それらしく書いた。


実はこのメニュー自身相当古くからあるもので、当時のスタンダードだったのだ。
どこに行ってもこんな感じだった。
それがそのまま改良されずに生き残っている。
ある種の文化遺産とも言える。


ただし社員食堂ではなく、一応喫茶室として人様から金銭を受け取る意図があるので、敢えて書く。
価格もそれなりに立派に設定してあるし。
金銭は人様に喜んでもらって、初めていただくものだと心に刻むべきである。
この心を失って資本主義を貫くことに現代社会の問題点がある。

せっかくなので、画像だけは美しく撮りたい。

まずスープ。

表面には油はほとんど浮かない。
ゆっくり写真を撮ったこともあるが、表層は完全に冷めてしまった。
これはガッカリだ。
味噌で温いのは珍しい。

しかしスープ自身は予想に反し、上質。
ちゃんと調製されたものに違いない。

鶏と野菜ベースの穏やかなではあるが、旨みのあるもの。
味噌味は薄く、旨み先行のスープだ。
このスープは飛鳥のものに違いない。
それなら問題ない。


http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094705?size=950#content

西山の細麺。
残念ながら少し茹で過ぎている。
多加水特有の腰である独特の弾力感を失っている。
底から麺を引き上げるとまだ冷めていないので、いそいで麺を啜ることにする。
まだ熱いうちに食べないと。

コーン

コーン系のスープは好物である。
コーンの風味・甘みも魅力の一つが。
豚骨乳化系にしてクリーム缶と粒缶を多めに投入しても面白いと、ふと思った。
高校生のころそういうのを食べたことがあったからだ。
普段の味噌ラーメンには無くても良いのだが。

さて、
全体にラーメンに思い入れがある人が作っていない気がする。


オリジナルの設計は料理人がしたはずであるが、それを引き継いで行くのは簡単なことではない。
まったく出来上がったものを加熱するだけのチェーン店でも心が無いとダメ。
レシピに基づく支店でも店員がラーメンに情熱がないとまったくダメなことが多々ある。

基本はラーメンを愛すること、好きなこと。
もちろん人によって違うのだが、私はたとえインスタントラーメンでも心を入れて作る。
自分が食べて美味いものを追求すること。
味が分かること。
微調整は絶対必要である。
インスタントラーメンも美味いものを作ろうという心があると、捨てがたい美味さがあるものだ。

やはりマリアンナでは飛鳥がいいだろう。

実はこれは期待値とあまり違わない結果だった。
最初から物足りなさを補うために、売店で売っている飛鳥の焼売を用意してあったのだ。
これで食後感はよくなる。
やはり美味い。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094708?size=850#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/245094711?size=950#content

どうだろうか、若干高いが、大きな焼売。
最近は何でもジューシューと騒ぐが、焼売の美味さはその蒸かされた豚肉。
肉の旨み、ある時はホクホクした美味さもある。
ジューシーとは全く異なる美味さの種類。
脱脂された美味さは豚の一つの特徴である。
本当の豚肉好きがもとめるものは、少し偏屈である。
これはぜひおススメで、入院中は重宝した。
醤油と和辛しが大変にあう。
飛鳥で頼むと一個100円。
ただし待ち時間が必要だ。


美味い焼売は中華街に沢山あるが、最近では行けなくなってしまった。
高価で美味いというのはあまりに当たり前で、感動は逆に小さくなる。
そこにギャップが大きいものに、喜びを感じるし、感動がある。

余談ではあるが、最近セブンイレブンの冷凍の肉焼売を愛用している。
冷凍ものは一般にスーパーのは小さい。
ところがセブンのは結構大振り。
味は悪いくない。
肉の美味さがあるのだ。
それが6個で100円代の中ごろの価格。
同じ価格帯の揚げ物はドンドン小さくなって魅力がないのに比べ、随分とお得感がある。
(余談だが、コンビニで揚げ物のことをよく『フライヤー』と読んでいるが、それは揚げる鍋のことだろう?Fryerとerが付いている意味を解っているのかな?ただ単に揚げ物で十分だ。英語より、大きさを。)
この焼売、隠れた名品であろう。
大貧民高齢者にはありがたい存在である。

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「みそラーメン280円+定食のおかずだけ420円」@食事処 禅の写真12/15/16
◆発掘系の店。超B級グルメ

味噌ラーメンシリーズ第13回は、280円の味噌ラーメン。


この店に行く時は何故か幸せである。
自分の身の丈に合った店だから。

貧乏な学生時代には、小さな大衆食堂や学生相手の食堂が自分の居所だった。
この店は現在のポジションという身の丈に実にマッチしている。

それでも月に一度は来ることができない。
すでに年末。
寒さは年明けを思わせる。

少し曇ったガラス戸を開けると、客はいない。
ご主人が、元気に挨拶してくれる。
『お久しぶり、もう年末だね。早いもんだ。』
ここは青果市場の敷地内にある食堂。
すぐに元気なお兄さん達が入ってくる。

今日のおすすめはかきフライと焼肉定食:http://photozou.jp/photo/show/286324/244546828


みそラーメン280円+定食のおかずだけ420円:

大きなトレイに一つに乗せられてきた。
今日はいろんなアングルで画像を載せてみる。
こういう写真は難しい。
歪みを極力抑えたし、ピントもマクロとして成立させたい。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546833?size=1500#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546862?size=1024#content


麺類には青唐辛子を漬け込んだお酢がついて来る。
タンメン類の後半に使うと酢タンメンともいえそうなものに様代わりする。
ラー油とともに便利なものだ。

φ20㎝の丼からこんもり盛り上がる野菜炒めが、まず目を引く。
これで280円。
野菜ラーメン、タンメンの三羽ガラスである。
普通はこれら単体で十分な量と思われる。
野菜だけなら二郎のやさいマシより多いのだから。
しかしとにかく安価なので、必ず何か組み合わせたくなるのである。

今日は牡蠣フライと豚肉の焼肉の両方が付く、今日の定食のおかずを付けてもらった。

明らかに糖質制限を意識している。
とにかく慢性的肥満から脱出したい。

この二つ、一つ一つが立派な定食のおかず並みの立派さ。
ちなみに午後デパート上階の食堂街のとんかつ有名店を覗いてみる。牡蠣フライの定食は牡蠣4個で、1700円位だった。

焼肉のほうは玉ねぎが美味い。
これで丼飯もいける。

みそラーメン
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546845?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546841?size=950#content

まずスープ。

なんと優しい味噌スープだろうか。
穏やかな白みそ、野菜の美味い出汁。
油層はほとんどなく、塩味は丸い。
これはある意味別ジャンルの味噌ラーメンだろうか。
味噌タンメンであることは間違いない。
全般に塩味が強めの中にあって、非常に穏やかな味である。

野菜を含め具はほぼ10種類。
どう見ても2日分の野菜量がこれ一杯に。
インゲンやシイタケ、見えないが、パプリカ3種なども入っていて、楽しいし、栄養価抜群。
今日はキャベツを全く使わないで、多めの白菜。
これがさすが。
完全な冬の季節の野菜炒めである。
ご主人の野菜炒めはグレードが高い。
さすが青果市場の人を相手にしているだけのことはある。
これにはゴマ油のラー油、唐辛子もよく合う。


http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546858?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546849?size=1024#content

中加水気味の細麺。熟成感は弱いので、十二分に汁を吸っていくはず。
これだけ野菜が多いとよく咀嚼するので、時間もかかる。
麺の変化も楽しめることになる。
麺より多めの野菜を掴んで啜っていく。
それでも麺が先に無くなる。
結局スープを飲まないでいても、スープは少ししか残らないのである。

牡蠣フライ
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546837?size=1024#content


大き目のものが5個。
まさに揚げたての熱々がうれしい。
なにもかけないで、味噌スープで食べても美味いし、ソースをこれでもかとかけて食うのもB級感を楽しめる。
味噌タンメンによく合う。
牡蠣フライはとにかく大好物。
揚げるのはなかなか難しい。
中は生に近いのがいいだろうな。
家では特別にたくさん揚げることにしている。
息子は私より好物で、ごはんなしでフライで腹いっぱいにするのだ。
なんとも贅沢。
彼は幼少からご飯を食べないで、おかずで腹いっぱいにする特技を持っている。
最近はビールを飲むが、食べる量は何故か減らない。。

焼肉
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244546853?size=1024#content

豚肉の定番料理。
玉ねぎの炒め具合が特にいい。
これはさすがに米が必要だな。
濃い味を楽しむことになった。

食後はゆっくり自分の席でお茶。
新聞に目を通す。
この店はこういう料理・環境を楽しんで、純粋に味わえる人にのみおススメする。

『ご馳走さま、ああ、食った食った。美味かった。』
ご主人は、帰り際に必ず誰にでも『行ってらっしゃい』と挨拶してくれることになっている。
ご主人の今日は違っていた。

『お元気で、また来てくださいね』

もちろん必ず来ると言ってガラス戸を開けた。


我が家の正月ラーメン
正月には一度ラーメンを作って家族でラーメン祝うことにしている。
http://99080442.at.webry.info/201701/article_2.html

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「牛肉カレースープそば830円+春巻き2本300円」@中華四川料理 飛鳥の写真11/6/16
◆病院内のレストラン

これは癖になるラーメンだ。
前回のレポートでもかなり気に入っている。

10:30開店。
すぐに駆け付ける。

今日は普通盛。

牛肉カレースープそば830円+春巻き2本300円:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244345170?size=1024#content
ここは焼売が美味いが、蒸かすのに時間がかかるので、今日は春巻きにした。

まず春巻き:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244345149?size=1024#content

少し揚げすぎ。
しかし、香ばしく、硬いので箸で持ちにくい。
そこで、手で持って食べることにした。
和からしを沢山使う。
バリバリ感を楽しむ。

焼売も和からしを使うのが楽しみの一つ。
醤油とからしの組み合わせは止められない。
他に合うものも多い。
サンドウィッチには絶対ほしいアイテム。
マグロの刺身でも漬けるものを工夫するとうんと美味い。

ただし味が濃い方に属する餃子や春巻き、焼売はラーメンと組み合わせない方がよいだろう。

ラーメンに移る前に一度舌をリセットした方がよい。
まあ、ビールあたりだろうが。

ラーメン:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244345160?size=1024#content

前回は大盛でかなり丼が大きい。
https://ramendb.supleks.jp/review/1021915.html

しかし具の量が同じなので、見た目が異なる。
牛肉は結構あり、肉の美味さも味わえる。

この具は酢豚と同じ処理。
この結果、このラーメンは、玉ねぎの半生感がよい。
片栗粉の効いた肉とスープは旨みを持続させる。
なかなか楽しめるメニューだ。


http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244345164?size=1024#content
今日はゆっくり写真を撮った。
ご主人にも気を使わなくて済むレストランならでは。
プロっぽく振る舞うと、逆に待遇がよくなる。

ゆっくりはカレーラーメンに許される時間の使い方。
撮っているうちに徐々に麺が太くなって行く気がする。
慌てる必要がない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/244345175?size=1024#content

ゆっくり食べて行くうちにめんが汁を吸って増量していく。
ゆっくりするほど麺の量も増えて満足感も増加。

カレーうどんは好物でよく自宅で作る。
なんて美味い食べ物なんだろうか。
外食では特に古い大衆向け蕎麦屋がいい。
濃い鰹出汁の醤油汁と日本風カレーがマッチする。
カレー自身もその肝は出汁感・旨みバランスだとつくづく思う。

かれーうどんはないのでラーメンにするが、中華ではカレーの強さを少し抑えるのが普通。
そうしないと、微妙な鶏スープや酢豚風調理が活きてこない。

その意味で良いバランスのラーメンだ。

ゆっくり外を眺めながら午前の時間をすごすことにする。
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◆大根の葉っぱを食す
家での昼食は創作料理が多い。
http://99080442.at.webry.info/201612/article_9.html

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「ネギみそチャーシュー麺1200円+中盛100円」@鎌倉家の写真8/27/16
◆帰って来た鎌倉家(横浜市青葉区の店)

味噌ラーメンシリーズ第11回は、ネギ山盛の味噌ラーメン。

KMは本来リピーター。
なじみの気に入った店が数件あれば十分なほうだ。

町田近辺の店も年に最低2回は行きたくなる。
週に一回ラーメンを食べるとなると、それが精一杯。
それでもまんべんなく回るのは無理で、駅に近い数軒に決まってくる。

今日は久しぶりに鎌倉家。
移転してからというか、町田駅そばの経営を経験され、一皮むけたというか、何か掴まれたようだ。
口に合うラーメンを提供してくれる。

今日はこの前食べたネギ山盛のとんこつスープネギチャーシューを食べたくなる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/239361889?size=850#content

席に座りながら中盛を注文。
座ってから店内を眺めると、外の看板が目に入った。
http://photozou.jp/photo/show/286324/243966752

すぐにネギみそチャーシュー麺に変更。

やっと落ち着いてさらに店内を観察する。
ほとんどが地元の方達、それも家族連れや連れのある人ばかりで店内は満席。
経営は上手く行っているようだ。

目の前にある看板をまた見る。
・・・・・アレレ

どうも価格設定がおかしいぞ。

ここで小学生に質問。
上の三つの価格設定を見て、ネギみそチャーシュー麺の価格を吟味せよ。
回答:
みそ100円増し
ネギ100円増し
チャーシュー200円増し

正解は1100円じゃないの。

ネギみそチャーシュー麺1200円+中盛100円:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243966763?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243966760?size=950#content

気を取り直して丼に向き合う。

このネギの盛がなんとも気に入っている。
このネギと麺とを一緒に掴み、豪快に啜っていくのが醍醐味なんだ。
麺の食べ方として具と麺を別々に食べるのが多いが、よく考えると麺と具を一緒に掴む麺類も多い。
タンメン、旧サッポロ味噌ラーメン、モヤシそば、サンマーメン・・・各種中華調理麺
具が一緒だとすごく豊かな気持ちになれる。

スープ
赤味噌、豆味噌と白味噌のブレンドのようだ。
表面のラードはほどほどの量がある。
味噌のコクがよく効いている。
しかし本来の鶏・乾物系の出汁の旨みが、この味噌のコクでマスキングされている気がする。
特にメイラード反応で生成物の増加した赤味噌系は、マスキング効果が高い。
悪くはないが、蓮華1杯でなく3杯位飲んで落ちつく感じ。

麺は太目の細麺。多加水麺。

http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243966770?size=1024#content
色は黄色。
食感はそれほど反発力を感じない。
やや大人しいタイプ。
スープを比較的吸い込みやすいようだ。
もちろん味噌ラーメンとしてはの話。
その分葱の感触を楽しみながらドンドン啜り出す。

ネギはチャーシューのコマ切れと和えてある。
これだけでも十分美味いのだが。

チャーシュー3枚
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243966775?size=1024#content

移転してからのチャーシューがデカくて厚くて文句の付けようがない。
半分に折りたたんで、さらに厚くしてかぶりつく。
肉を食う楽しみを与えてくれる。
肩ロースの味は少しスープに貢献しすぎた感もあるが、味はそこそこ。
スープの旨みとチャーシューと両方合わせて味わうことにしている。
チャーシュー麺はたしか4枚なので、これはまたすごい。

3枚でもとても満足できる量である。
肉を食った気がする。これだけのネギが、負けそう。

途中で唐辛子を投入。

ネギと唐辛子は合う。

最後に葱をすべて回収して終了。
スープは全部飲めるタイプなのだが、塩分過剰なので止めておく。

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「メンマらーめん大盛1080円(ネギも大盛)」@大勝軒 淵野辺店の写真11/18/16
◆東京ラーメン

町田付近には意外に東京ラーメンがない。

ラーメンに醤油を入れた日本人が、さらに魚出汁を加えた。
おそらくこれは東京で行われたと予想される。
これを勝手に東京ラーメンと読んでいる。
ラーメンの本当の起源に近い、横浜中華街ラーメンはもともと鶏ガラ/豚ガラ系・塩味である。

東京ラーメンはそれほど濃くはない醤油味スープ。
そこに葱が浮いていた。

今日は魚出汁を加えた醤油スープ、それにネギが浮いているのを無性に食べたくなった。
そのようなときはここを訪れることにしている。

やや早めに家を出て来てみる。
11:20位だが、まだ行列がある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884401?size=1024#content

やはり地元では圧倒的人気店。
10年以上まえから事情は変わらない気がする。
皆随分早くから並ぶ。それもごく普通の人達。

いつもと違って、メンマを増やした。

メンマらーめん大盛1080円(ネギも大盛):http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884407?size=950#content

どうだろう、この色合い。
どの写真を見ても一発で分かる、特徴的なもの。
色合いが淡い。写真も窓際なので、ほとんどオレンジ色になってしまう。
ホワイトバランスが難しい。

葱が多いので肝心のメンマが見えない普通のラーメンに見える。
チャーシューは大振りでおまけも付いている。

葱をどけて少しメンマを写す。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884412?size=980#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884418?size=1024#content

本当はこの葱の下、丼にそって大量にメンマが隠されている。
それがこの大丼の盛り上がりを形成している。
次回はメンマを写そう。

薄い色の醤油スープ。

味は決して薄くない。
今日だけの自分の味覚では、むしろ強い味に感じる。
塩のような塩類の味を感じる。

凄く強い旨みの刺激。
少し苦いような、しびれるような強さに感じる。
煮干し・節類の旨み、イノシン酸が特に強いのがいい。
その刺激を表面に浮いた油が癒してくれる。

で・・
実はそれがいいのだ。それを期待していた。
これもラーメンの美味さの一つ。

最近薄味生活で、舌を鍛えすぎている。
昔はそれほど強く感じなかったのだが。

麺は中細のストレート気味。熟成感は少ない。
硬くは茹でられていない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884430?size=1024#content

このタイプ、スープを吸ってとてもうまいものだ。
ただし、300g程度のこの麺を食べるには、少し先を急がないといけない。

メンマも掘り出し、一気に食べ進むことにした。
あまり味の細かいことは忘れて、麺を啜ることに集中する。
本来の麺類の食べ方であろう。

麺を手繰るごとに、必ずメンマが吊り上がって付いてくる。
それほどのメンマ量である。

このメンマ茹で具合、味付け、実に好きだ。

大満足の内にメンマと麺が無くなった。

残ったのはもも肉チャーシュー。
味付けは薄いので、最後までスープを滲み込ませておいたもの。
チャーシューめんの時は最初から少しずつ麺の減り方にバランスさせるが、今回は肉出汁に貢献してもらった。
そして、チャーシューの旨みもマシ、食べやすくなり別物になる。



全て食べきってからゆっくり浮いている葱をひとつずつ拾っていく。
このための葱多めである。

スープの滲み込んだ醤油味の葱。
すでに生ではない。
葱、本当に好きだ。
昔食べていた駅の立ち食い蕎麦は、かけそばに葱入れ放題だった。
その最後の葱の美味かったこと。

私のラーメンの原点に思える。
大事に食べ終わった。

店を出てからまた店を写す。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243884444?size=1024#content

12:15位だが、すでに行列は消滅。
ここは12:30過ぎに来た方がよさそうだ。

夜は家で自分用のかつ丼
http://99080442.at.webry.info/201612/article_3.html

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「みそラーメン800円」@中華桃苑の写真11/15/16 
◆懐かしき中華ラーメン食堂(百合ヶ丘)

味噌ラーメンシリーズ第10回は、中華食堂の味噌ラーメン。

かれこれ半世紀やっているそうである。

まずおススメしない店であるが、大変愛着が沸く、私にとっては大事な存在である。
病院通いほど憂鬱なことはないが、今日はどこで昼飯を食べるか考え、決めた後は、逆に楽しみになるものである。
ラーメンはそこでは特別な存在になる。

私が小田急線で通学していた記憶では、百合ヶ丘はたしか55年位前にできた駅だった気がする。
東生田、西生田(現在の読売ランド前)の次はいきなり柿生だった。
百合ヶ丘ができ、その後に新百合ヶ丘ができたのある。

現在百合ヶ丘はあまり発展していないが、新百合ヶ丘(前回のリポートの店がある)は若い人に大変な人気である。
一時代前は町田が人気があったが、今は住むなら新百合ヶ丘ということらしい。

最近は百合ヶ丘から病院行のバスに乗る。
駅前は落ち着いた雰囲気。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756744?size=1024#content

半世紀前からある小さなアーケード街の中にとうえん(桃苑)はある。
この小さな空間はタイムマシーンなのだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756731?size=1024#content

みそラーメン800円:結構高価。

困った。
今日も手が震えて手ぶれがはげしい。
ピントが合わない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756756?size=1024#content
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756772?size=1024#content

大きな丼に野菜が引き立つ。

麺を取り出して撮影。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756785?size=1024#content

極細の自家製麺。そうとう細い。
加水は中位の縮れ麺。


スープを

非常におだやかな味わい。
かなり塩味が薄く、スープ自身が良く分かる。
鶏・野菜スープはしっかり取れていて、薄味でもまとまりがある。
普通の感覚では、おそらく味がしないという人も現れそうな微妙な味わい。

しかしこれは味噌ラーメンというより、味噌味のタンメンであると言った方がわかり安い。
先日食べたタンメンの仲間である。
味噌ラーメンとしては味噌の量が少ないかもしれない。
中華の人が味噌ラーメンを作るとどうしても薄味になる。

さて、このスープ、麺を前にして、まずこの丼をどのように楽しむか考える。
おそらく、スープを吸収して一体化することだろう。
スープ春雨とかビーフンの汁そばのようなイメージである。

だいたい頭に設定すると、満足感も出てくる。
できるだけ、麺と野菜を同時に掴み、スープとも一体化したものを啜り続ける。

中ほどには、タンメンのように辣油を多めに投入する。
これはいつもの方法だ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243756817?size=850#content

メンマの味付けはスープより濃いので、かなり刺激になる。
チャーシューは塩味とともに、もも肉特有の旨みを与えてくれる。
このもも肉チャーシューはなかなかいいと思う。
しかしチャーシューメンはかなり高価だ。

残ったスープは冷めてきても尚塩が立たない。
丼を持ち上げて一気に飲みたい衝動にかられる。

一種のタンメンだが、タンメン自身が美味いので楽しめるメニュー。
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◆昆虫採集のススメ

ノーベル賞の大隅良典氏は幼少のころ昆虫採集に熱中していたそうである。
その他多くのノーベル賞受賞者が昆虫採集をしていたと聞いている。
幼少時に昆虫採集をしていた人が科学系の年配の人に多い気がする。
それ以外にも、
漫画家でクイズ王のやくみつる氏なんかもいまだに昆虫がお好き。
北杜夫、哀川翔、鳩山邦夫・・
結構有名人にもいるのが興味深い。
あの鳩山の兄貴も若い時は弟と一緒にやっていた。
私も幼少から熱中し、大学の研究室も昆虫学だった。

自然に親しむことが重要であろう。
ここで好奇心が芽生えやすいのである。
昆虫と植物、動物、地球の自然・・
本来不思議なことばかりである。
もし図鑑で虫や植物の名前を調べ出せば、しめたものである。

人間は100万以上ある生物種のたった一種である。
人間が生物であることを知る大事な経験なのだと思う。
もっとも100万以上の生物は皆人間が嫌いだが。

近くの雑木林でクワガタやカブトムシをまだ見ることができる。
近所の子供たちは、夏にはみな虫かごにカブトムシを入れて遊んでいる。
所詮死んでしまうのだが、それがまた大事だ。
生物の命に近づける。
子供が大きくなった時にはまず、もうカブトムシはいないはずである。
そこで初めて自然の大切が分かるのである。
人間にとって大事なことを沢山学べる。
自然の掛買いの無さは、無くなってみて初めて実感できるのかもしれない。

幼い経験がない人には絶対理解できない。

ジャポニカ学習帳の昆虫が姿を消したのは、2012年。
その3年後に復活したらしい。
今や人気投票上位のようである。
とにかく安心した。
昆虫採集をしない世代は、このような愚行をしてしまういい例だ。

さて、昔推奨された昆虫採集は50年以上前からすでに自然破壊だと揶揄されてきた。
自然を壊す悪い行為として社会で認知されてきた。
昆虫採集を悪行とし、昆虫天国を作るはずだった日本。

ところが東京の身近には昆虫はもういない。
絶滅している。
これは昆虫採集のせいではない。
自然破壊は昆虫採集で起こるのではない。根こそぎの破壊である。
あるいは小さな個体群に孤立化すること。隔離・分断されると近親交配で絶滅する。
希少動物はみな小さな個体群に隔離されているので、絶滅するのである。
日本の一番大事な財産は70%を占める森林である。
それも広葉樹林にしないといけない。
この森林が豊かな水、豊かな動植物相、農業、漁業を支えるのである。

さて絶滅した小田急線沿線の昆虫達。
その直接のDVAは同じく絶滅し、地球上に存在しない。

しかし、私のところには奇跡的に、しかも大量に残っていた。
これは今や人類の残した大きな遺産である。
この標本は私の師の藤岡知夫氏の標本の一部として、今年中部大学で保管されることになった。
全部で1700箱ある標本箱は、今徐々に運ばび込まれている。

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「味噌ラーメン730円+大盛100円」@お食事処 一番の写真11/14/16
◆昔の味は
◆味噌ラーメンを見直すプロジェクト

味噌ラーメンシリーズ第9回は、旧どさん子風の味噌ラーメン。

ここは新百合ヶ丘の駅から下った交差点。
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北側には素敵な楓類の街路樹が続く。
無彩色の街並みが一瞬美しくなる。
この近くに通っている病院がある。
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http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243713902?size=1024#content

反対側を眺めると世田谷町田線を隔ててラーメン店がある。
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http://photozou.jp/photo/show/286324/243713867
病院の帰りに急に雨が降り出したので、雨宿りに寄ってみる。
長い間気になっていたので、いい機会だ。
ほぼ40年前はこの通りは通勤路だった。
独身だったKMは道沿いの店で何か食べるのが楽しみだった。
この付近には確かいくつか店がある程度だったのだが。
手打ちの蕎麦屋なんかもあったのだ。

最近の記憶ではここはどさん子チェーンだった気がしてならない。
メニューを見ると大衆向けの食堂であることが分かる。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/031/465/80/N000/000/000/148115414848811865178_PB140107Rev1.jpg

味噌ラーメンもあるので聞いて見ると、やはり以前はどさん子チェーンだったそうだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243713919?size=1024#content
セットメニュー、ラーメンが安くここの目玉商品であることがわかるが、ここは敢えて味噌を選択。
http://photozou.jp/photo/show/286324/243713938

懐かしさも働く。
厨房は随分立派で、3人の女性が働いている。

野菜炒めにスープを投入する姿はキマッテいる。
おそらく以前からいた人なのだろう。
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/031/465/80/N000/000/000/148115419898042894178_PB140112Rev1.jpg

味噌ラーメン730円+大盛100円:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/031/465/80/N000/000/000/148115423386005811178_PB140175Rev1.jpg
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243714059?size=870#content
最近困っているのは、カメラを支えるため力を入れると、左手が微妙に痙攣気味に震えること。
どうしても手ぶれでピントが合わない。
困った。

丼サイズはφ22㎝と大きめのもの。

外観、香は旧どさん子の雰囲気がある。
そういってもそれほど食べた訳ではないので、怪しいものだが。

スープ

動物系のスープに合わされた味噌のバランスはどさん子に近いものを感じさせる。
しかし、やや味噌の量が少なく、薄味というカテゴリ―に入る。
塩味が薄いのはOKであるが、スープの旨み量もやや少なく、味噌の旨み・コクが弱い気がする。
旨みという要素は塩分を補う。減塩には最高の見方なのだが。

スープがやや多め、というか、大盛でスープが薄まったのかもしれない、と思わせる全体の味。
味の基本はオリジナルを踏襲しているが、惜しい気もする。
明らかに味噌ラーメン大盛はめったに出ないメニューであろう。

野菜の炒め方はまったく問題なく、美味い。
スープにも野菜の旨みはよく出ている。


http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/031/465/80/N000/000/000/148115517733218413178_PB140259Rev1.jpg
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http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/243714073?size=1024#content
細麺は縮れている。
加水は中位。
これは明らかに醤油ラーメン向きの麺である。
スープをよく吸い込むタイプである。
多加水の中太縮れ麺とはずいぶん異なるが、これは仕方ないだろう。
もう需要がないのだから中太多加水麺はもう持ち合わせがないのも頷ける。

気を取り直す。

ただし、やや薄味のスープにこの麺が合っているのだ。
スープを吸い込み、良く炒めた野菜とも一体化し、すべてに違和感はない。
しっかり麺/スープバランスはとれているのはうれしい。
この麺では精一杯の努力なのかもしれない。
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サイエンスシリーズ
◆人間は一生に10回位生まれ変わる

最近の珍しくいい話は大隅良典氏のノーベル賞であろう。
その内容なオートファジーで、生理的な分解に係わる貢献である。
丁度良い機会なので、今日は生まれ変わる話。

仏教では人間は生まれ変わるという。
これは科学的にまったく正しい。

ヒトは栄養のあるものをたべ、その栄養というものを取り、残りカスは排泄して生きていると思われている。
実はこれは全くの間違いだ。
排泄物の固形物の大半は食べた物ではなく、細胞が分解された過去に取り込んだ原子やそれを同じく利用した腸内細菌の死骸なのだ。

つまり毎日新しい原子を取り込み、古いのと入れ替えているのである。
毎日少しずつ脱皮している生物なのだ。

このサイクルで人間は7~10年ですべての原子が入れ替わる。
つまり今の自分は10年前の自分ではないのである。
人間は日々生まれ変わっている。

もう少し科学的には、ビッグバン以降誕生した素粒子で出来上がっている。
今人間として生きているのは素粒子が偶然、瞬間的に集まっているだけなのである。
死ねばもとの素粒子に戻る。
そしてその行方は偶然で決定される。
一部は地球上の生物に取り込まれる。

実は人間の寿命は宇宙の寿命と比較して考えていいのかもしれない。

このことに最初に気が付いたのは、案外釈迦かもしれない。
そして釈迦の宇宙観は現在のものに矛盾しないのである。
いずれにしても優れた頭脳の持ち主であろう。

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