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KM

男性 - 東京都 (1952年生まれ)

〜町田のご隠居の食楽記・番外編〜『美味い不味いは紙一重』------ヒメアカタテハ『空気読まない』『遠くの100点より近くの80点』http://99080442.at.webry.info/

平均点 88.801点
最終レビュー日 2017年8月18日
788 386 0 4,098
レビュー 店舗 スキ いいね
90

「ラーメン550円」@三角屋の写真4/13/13

◆甲府の老舗(春の旅)

せっかく甲府に来たのだから、甲府の味にしよう。
創業は明治42年。中華そばは1947年から専業化したようだ。

吉田うどんの後に寄ることにした。
めずらしく通し営業なので、ゆっくり休憩するのにもよい。

石和温泉駅から少し離れた、交差点のところにある。
http://photozou.jp/photo/show/286324/177815252

今日気がついたのだが、富士山が頭をのぞかせている。甲府まで来たという実感がわく。

ここではラーメンと肉めしがよい。
ただし・・・魅力的なのは、ぶどう酒だろうか。
赤が400円で白が300円。
http://photozou.jp/photo/show/286324/177815301

当然白だろう。白しかない。
白はこの店の特注ブランドのようだ。
これと肉皿でゆっくりすることにした。
http://photozou.jp/photo/show/286324/177815315

甲府らしいフレッシュな飲みやすいワイン。
これだけでも良い気がする。

ラーメン550円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177815338?size=800

豚、豚肉出汁、昆布が特徴に思える。
油は少なく、かなり細い麺は縮れている。
すする喜びを味わえるラーメンである。

ぶどう酒の印象が強く、あまりよく記憶していないので、詳しくは
前回の投稿を参考にしてほしい。
http://ramendb.supleks.jp/review/721124.html

ゆっくりぶどう酒を飲んでからのラーメンというのも
捨てがたいものである。
食後にもう一杯頼むと尚よいだろう。
特に塩分を過剰に摂取したあとの果実にはありがたい美味さがある。

帰りはヨタヨタと駅まで歩く。
お茶を飲む所がないので、途中の水路の土手に座って休むことにした。
東京では見ることができない、澄んだ水路の水。川面が光る。
友ととりとめのないことを話す。
涼しい風が渡っていく。

石和温泉駅:
http://photozou.jp/photo/show/286324/177815395
http://photozou.jp/photo/show/286324/177815382
向かいの山は行きに車内から見た新緑の山だ。
大蔵経寺山。

日が伸びてきてまだ明るい。
ゆっくりと家路に向かうことにした。

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88

「ラーメン450円」@味処ほさかの写真4/13/13

◆甲府の老舗(春の旅)

中央線のホリデー快速小淵沢行きに乗り込んだ。
この時期は毎年ワクワクする。
ケルクス類を中心にした雑木林は黄色味と白味が強い。
この色はほんの一瞬の色で、毎日変化していく。
今年は例年より大分季節が早く訪れる。
4月中旬、すでに桜は終わってしまった。
相模湖を過ぎると、だんだん緑が薄くなっていく。
季節が逆戻りしていくのだ。
笹子あたりまで来ると、やっと芽吹いた時期になる。
山桜が褐色系の残る山肌のアクセントになっている。

笹子峠を過ぎると甲府盆地。
勝沼ぶどう郷駅からの南アルプスの眺めは、密かな楽しみ。
駅の桜並木越しに、残雪の北岳や甲斐駒。

ここからは塩山の扇状地が左に見えてくる。
ここは桃の花が一面に咲く名所だ。

今日は同行者がいる。
・氏である。
3月の中旬ころ、4月13日に甲府に来ることを決めた。
氏の目的は桃の花を撮影することだった。
例年ならこの時期でピッタリだと思い約束した。

今年は季節が早いので心配ではあるが・・・・・
トンネルを過ぎて扇状地が現れる。

・・すでに桃の花は終わっていた。
よく見るとわずかにピンク色が残っているが。
今度は夏の桃だな。夏の再訪を約束する。
いまからモモの甘い香りがする気がする。

山梨市を過ぎると甲府の北側の山が急に迫ってくる。
みごとな新緑。
季節は町田より数日進んでいる。

甲府駅で鈍行に乗り換え、一つ目が竜王である。
駅改札口には道楽氏が迎えにきてくれていた。
忙しいところ、昼だけ付き合ってくださる。
やはり氏のような詳しい方がいると余計甲府を楽しめる。

駅ロータリーは面白いデザイン。http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177140486?size=800

南アルプスが見える。http://photozou.jp/photo/show/286324/177140508

店は駅前だ。http://photozou.jp/photo/show/286324/177140523

いかにも大衆食堂らしいメニューだ。http://photozou.jp/photo/show/286324/177140551
大きく拡大すると読める。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177140564?size=800


1926年創業後、1949年から食堂として営業されている老舗だ。
ご主人は上野の東天紅で修業されたようだ。

まずとりもつを頼まなければ。
50年以上継ぎ足してきた味とのこと。製法特許もお持ちだ。
とりもつ380円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177140612?size=1024

有名になった甲府の蕎麦屋系のとりもつとは、味付けがまったく違う。
白滝なども煮込まれていて、どちらかと言うとすき焼き方向の煮込んだ味。
そこが味わい所か。

ラーメン450円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177140634?size=800

確かに東京風の面影を残す。
なんとも心を穏やかにしてくれるスープだ。
豚、鶏+肉だしを中心にした味のスープ。
最大の特徴は、醤油のトガリをマスキングする独特のコク的甘みだろうか。
甘みは野菜であると思うが、鶏から出るコクの部分が甘み感を余計出している気がする。
味わい深い。
この甘みバランスは完全に山梨の味。
醤油味は少し東京より甘い。
山梨で懐かしい味である。
来てみないと分からない文化であろうか。

油も少なく、旨みもけして強くない。
このようなタイプはガラのコクを楽しむべきだろう。

麺は細縮れ麺。加水は中位で腰が立つ。
この麺は普通の麺と思われるだろうが、古くはこういうのは無かった。
麺は今時風に考えられているようだ。

チャーシューはモモ肉で、脂部分はカットされている。
このラーメンにはやはりこのチャーシューが似合う。

メンマは細く、適度の味付けだ。

すでに上野付近の味は競争で変化しているので、こちらの方が、基本系かもしれない。

3人で話したのだが、このようなラーメンの良さを文章で現わすのはむずかしい。
パンチとかガツン、インパクトという近代ラーメンの褒め言葉が使えない。
おだやか、ホットする、柔らかい、たおやか・・・
どれもありきたり。いい表現が思いつかない。

美味さには多様性や個性がある。それぞれの丼に美味さがある。
ただ古いだけではない輝きを持っている。

それにしても、こういうものの良さが分かり、それを分かち合える友といるのは幸せな時間だ。
店内はそういう連れを伴った地元の方が席をうめている。

この後吉田うどんの『とだ』さんへ。
うどんデータベース:http://udondb.supleks.jp/review/774631.html

写真一枚:http://photozou.jp/photo/show/286324/177140299
麺は太い。
箸のうえで麺が立ちあがる。曲がらないのだ。
数十人いる店内からは、麺をすする音は聞こえない。
讃岐うどんのように呑み込むのは危険である。
店内にはそのような表示は・・・ないのだが。

麺の腰を語る人は、ぜひつけの冷やしを試してほしい。
次元の違いを感じるであろう。
強い腰の基準になる。
歯を折らないように気をつけてほしい。

武田神社のすぐそばなので、食後に散歩する。
信玄餅のアイスクリームは別腹に吸い込まれた。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/177141967?size=800

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「チャーシューメン830円+やきもつ」@上田屋の写真7/28/12
◆創業から60年以上の老舗

夕方16:30からの営業。
開店と共に。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/148218017?size=800
メニュー:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/148218040?size=800

なんといっても『やきもつ』を食べないと:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/148218089?size=800

やきもつにはネギとタレがある。
両方食べるのがベスト。
表面はカリカリに焼いてあるもつ。鶏皮にも似た味わいだ。
これはビールかなブドー酒かな。最高。

ここも甲府の老舗。はたしてどんなラーメンか。
チャーシューメン830円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/148218365?size=1024

古い支那そばを予想したが、実は最新式ともいえる考え抜かれたラーメンだった。

使う素材をしぼり込んでいるのだろうか。
バランス型であるが、いろいろな美味さが現れる。
シンプルな良さを感じる。
スープは鶏と言われているが、個人的には豚感がある。
それに煮干と昆布。
最初の印象はアッサリしている。
よく飲んでみるとガラがコッテリ感を与える。
雑味のない上等な味だ。
甘みも少なく、醤油の味もよいと思う。
後味は昆布が強い。

メンマには少し甘みがあるのがアクセント。
チャーシューはバラ巻き。旨みが残る。

やっぱり麺かな。
細い縮れた麺。腰の立つ加水が中位のもの。
小麦のうまみ・味が引き立つ。
十分考えられた個性のある良い麺。これはおススメの麺。


ラーメンで塩分過剰になった体にはくだもののカリウムが合う。

山梨市のモモのジェラート(桃農家CAFEラペスカ):http://photozou.jp/photo/show/286324/148217986

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「つけそばダブル(2玉)800円」@一福の写真7/28/12
◆山梨のつけ麺文化

甲府の日中の暑さは東京とは一ランク違う。
店の前に立つ:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/147268939?size=800

なんとこの暑いのに扉が開いている。

この店も老舗で25年以上前からの営業らしい。
甲府つけ麺の草分け的存在のようだ。
女性二人でのオペレーション、オバチャンの店と言う感じ。

メニュー:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/147269040?size=800

こういう時はつけ麺である、が最初にチャーシューメン700円が安いので頼んでみる:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/147268977?size=1024
スープは鶏と豚中心としたものだろうか。鶏出汁が強い。
麺は細く縮れている。加水低めでうまみのある麺。
チャーシューは分厚いのが5枚位。
これで700円はいいな。
十分体が温まった。

おにぎり50円というのがあるので頼んだが、最後まで登場しなかった。
それにしても安い。

さてつけそばダブル(2玉)800円:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/147268996?size=1024

つけ汁は普通のラーメン丼。
麺の入っていないラーメンのような姿。

きょうりの漬物が付いているが、甲府ではどこでも漬物が付いてくるのが特徴。
その店なりの味のマッチングを工夫している。

スープは鶏と豚中心のようで、ラーメンと同じようだが、
コチラには旨味調味料感がまったくない。
穏かな旨過ぎない汁である。
スープはそのまま飲めるような塩味で薄いと言えば薄いのだが、
この場合はけして悪くなく、麺にすごく合っている。
具はチャーシューやメンマが沢山入っていて、これが汁と一体化している。
これだけでも食べられるような良さがある。

麺は太めで多加水。
これだけ太い多加水麺にはめったにお目にかかれないだろう。
腰は本当に十分立っていて満足できる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/147269018?size=800

麺にも味があるので、この旨味を活かすには、極力塩味を抑えた汁がいいのだと思う。
多加水麺は加水低めのものより多少水っぽい。
太いとよけいそう思うので、麺に味をつけているようだ。
味わいのある麺料理だと思う。

この料理のポイントは酸味。
やや強めに効いているのが特徴。
これがまた大事な要素だ。
酸味の存在で薄味が、満足てきる強さの味に変化している。
酸っぱいと文句を言うかわりに、道楽さんのように酢をドバドバ入れちゃうのが、楽しい食べ方のようだ。
あまり入れると味が薄まる気もするが。

太めの腰の立つ麺を、麺に負けないようにと濃厚なタレで食べるのは、東京風。
よって、麺よりタレ寄りの加重になる。
太い小麦粉麺は、逆に麺を引き立てるために、薄めの味で食べるのが麺好き山梨の特徴かもしれない。
薄味の方が麺に含まれる美味さが引き立つ。
麺を味わうには、麺そのものを食べている部分を残す必要がある。
つけ麺の麺を最初にそのまま食べて美味いと思う人は、タレの量は少なめにしてアクセントというか、具と共にご飯のお供的に位置づけてみるのも面白いと思う。

この後吉田うどんのせんしゅうにお邪魔した。
やっと最近になって吉田うどんが取り上げられるようになった。
吉田うどんは最強の腰で薄味の汁が特徴。腰については讃岐の比ではない。
特に東京のチェーン店の讃岐はわざと柔らかく調整している。

ここで『つけ』の一番硬めを頼んだ:http://udondb.supleks.jp/review/721969.html

おそらく世界一腰の強く立った麺であろう。
これを噛み切れる人でないと麺の腰については語れない。

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「ラーメンと しょう肉めし800円+ブドー酒(白)300円」@三角屋の写真7/28/12
◆創業明治42年

今日の甲府は紛れも無く、甲府の暑さだ。
待ち合わせの10時半まで30分以上あるので、駅前で涼む。
甲府駅ロータリー:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145996520?size=800

今日は一日道楽さんのお世話になることなる。
いつもながらあり難い。

今日はまず甲府の老舗三角屋さんへ向う。
創業から103年、中華そばを始めてからでも60年以上という。
場所は石和温泉。
コチラは初めてかどうかわからない。
何故なら相当昔石和温泉で遊んだ時にラーメン屋に入ったことがあるからだ。
ただどこの何という店か皆目覚えていない。

店は交差点にあり、駐車場のスペースが十分ある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145996927?size=800

開店と同時に感じのいいオネエサンに案内される。
メニューはシンプル。壁には色紙が沢山貼られている。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145997130?size=800

この7/18にはZIPPEI君も訪れているようだ。7/30の週は山梨なのでこの週に放送されるだろう。

客層は年配の方、地元の方。
こういう雰囲気が一番馴染む。
スポーツ新聞片手に麺を手繰るというのはなんとも本格的。

ここはラーメンと肉めしの店。
これが一つのメニューとして成り立っている。もちろんチャーシューメンなどはないのだ。
甲府の食堂系麺料理店には必ずその店の肉料理がある。
それがもつならモツ煮、炒りモツ、モツ煮、焼モツとなる。

もう一つ大事なのはもちろんブドー酒。
甲府のブドー酒、それもハウスワインだ。
ブドー酒(白)300円を頼む:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145996676?size=800

これには漬物とチャーシューの端の部分の細切れが付く。
ワインは必ずコップから溢れさせる。
この過程を見るのは楽しいものだ。期待感が膨らむ。
オットト・・・・
暑い甲府でよく冷えた白のブドー酒、最高。
甘みはほとんどないのが個性的でよい。
これで300円とは。
体調がよければ、ラーメンの注文はだいぶ後になりそうだ。
甲府に来た甲斐がある。

ラーメンと肉めし:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145997327?size=800

スープは醤油色が濃い。
予想に反して塩味が強くない。田舎風のすばらしい醤油感だ。
油はほとんど加えていない。
甘みは少なめ。
麺は細麺で縮れたもの。
加水低めで程よくスープを吸い込み美味い。

豚骨ベースと思われるが、特徴は肉を煮た出汁だろうか。
肉出汁で食べさせ、豚骨がコクをサポートしている。
イノシン酸系の旨味が少ない。
化調感はなく、そのかわり昆布がよく効いている。

実にシンプルであるが、それが素晴らしいと思う。
旨味が少ないのが逆に肉出汁の旨味を強調している。
濃い肉出汁ではないが、穏かに美味い。
甲府まで来ないと味わえないという有り難さもある。

イノシン酸が多いのに慣れていると、逆に抑えてあるとホットする。
他のアミノ酸もすぐれた旨味なんだ。
こういうのをすごく美味く感じるのは異常なんだろうか。
自分がいかにイノシン酸の濃い目の味に浸っていたかが分かる。
旨味成分が多いほど美味いということは絶対ないと思う。多くなりすぎたものははたして美味いのだろうか?

モモ肉は脂身を落としているのがまたよい。
とてもいいチャーシューだ。
やっぱりモモ肉がこういうラーメンに合う。

ラーメンでやや抑えてある部分を肉めしが補完する。
肉めし(桜肉)は当然少し濃い目の味付け。
米に合う。
東京の味付けからするとやや甘めであるが、これが山梨流。
山梨に来ないと味わえない。
少年時代から親しんでいる味に会えて嬉しさが込み上げる。

最後に残しておいたブドー酒を口に入れる。
これがラーメンの食後にもピッタリだ。
塩味を緩和させてくれる。
クエン酸などが体を還元してくれるような、スッキリ感がある。

ラーメンと肉めしとブドー酒は必ずセットにしてコースを楽しむべきだろう。
このセットの満足感はラーメン単体では絶対味わえない。
安価で食の楽しみを味わえる。
KMは絶対的にラーメン単体至上主義ではないから逆に、食の楽しみについて書いて行きたい。
アラタメテ。
ラーメンの評価より、いかに美味く食べ、楽しむかがテーマだ。

図々しくも厨房に顔を出し、オジサンにお礼をする。
『ご馳走様でした。美味かったです』


近くに納豆工房 せんだい屋がある:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145997371?size=800

『ベイクドなっとうドーナッツ』やドライ納豆みたいなのが面白い。
池尻大橋や下北沢にも支店がある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145997239?size=800
甲府は今一番暑い時間帯だ。
モモは今が盛り。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/145997282?size=800

オリンピック:TVでメダルの数や金メダルのことばかり。
もう国力をメダルの数で競うような時代ではない。
少し静かにしてくれないかな。
大人らしい楽しみ方をしようよ。

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「学生しょうゆラーメン200円」@こまっちゃんの写真4/28/12
◆大月の老舗

よく来る割には大月市内ではラーメンを食べていない。
都留まで足を延ばすと、139号線富士みち沿いにラーメン店は多い。
ある日タカサキサイレンスさんのブログに大月の店が載っていた。
それが驚くほど安価なラーメンであった。

大月駅の裏は岩殿山。桜の名所でもある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326881?size=800

街中を歩いていくと、はずれに店はある。
11:30、まだ開店していない。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326897?size=450
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326888?size=450
隣の和菓子屋さんが開いているので、何時開店か聞いてみようと思うが、失礼になるといけないので止めて、少し先の桂川と大月橋の見物に行ってみることにした。
富士急大月線、上大月駅:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326906?size=800
大月橋:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326912?size=800

戻ってみると開店していた。
店の扉を開けると、
なんと御菓子屋のオバサンが・・・兼任だった。優しい感じのよい人だ。
隣の店とは繋がっている。
http://photozou.jp/photo/show/286324/134326927
デザートに和菓子はどうだろうか。
和菓子の創業は昭和2年。ラーメンは昭和53年ころ。

暖簾の赤を通して日の光が差し込む店内。
いろいろな張り出しものがある。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326920?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326950?size=800

遠慮しながら、学生ラーメン200円をお願いする。
普通のラーメン300円にはチャーシューが付くのが違いだそうだ。
さっきチャーシュー食べたので、せっかくだから安い方。

学生しょうゆラーメン:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326956?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134326962?size=800
やや小ぶりの丼φ20cm位。
思った以上に麺がいい。
中加水、黄色く写ってしまったが、色は白く少しの縮れ。
麺の長さが長い、小麦の香り高いすばらしい麺だと思った。

スープは豚ガラ感。煮干の風味と旨味がある。
調味料感は十分あるのでそれ以上思いつかないが、古い食堂の味がする。

メンマの味付けはしっかりしている。
ナルト一枚にもありがたさが漂っている。
あらためてナルトの風味を味わう。
こんなにナルトを大事に食べたことは最近ない。
50年の年月を一気に遡る気がする。

腰も十分立った麺、すごくいいと思った。
すぐ裏手は都留高校だ。
この価格なら、ついつい帰りに寄ってしまうだろうな。
ちなみにKMの高校時代は、学芸大学駅そばの『さぬきや』に毎日寄っていた。
今はお酒なども出しているようだが、当時はえらく気風のいい江戸っ子おばさんが仕切っていた。学生は20円引きなので、それで大盛りにしていた。
ここでシンプルな昆布の効いた味を覚えたようだ。

帰りは途中下車して梁川に降りる。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134327017?size=800
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134327028?size=800

大月までの中央線でも最も景色がよいところだ。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/134327056?size=800

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「チャーシューメン大盛700円」@喜楽の写真4/28/12
◆中央線の旅

人気の美味いラーメンが心を満たしてくれるかというと、
そうとも言えない。
腹を満たすだけでは、何か物足りないと思う時がある。
もちろん食べる為に生きているのだが。
昨年来飽食の傾向を考え直して行こうと思ったのだが、
以前に戻りそうになっている自分もいる。

ゴールデンウィーク初日。
横浜線からの眺めは春爛漫。
雑木林の新緑、八重桜、ハナミズキ、早めのツツジ、ヤマブキの黄・・・
相原から片倉までの景色が特によい。
高尾からの中央線鈍行の旅。
眺めがいいのは左手なのだが、今回は右手の駅の景色を楽しむ。
相模湖:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702597?size=800
藤野:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702616?size=800
上野原(ラーメン寺子屋やまさんが小さく見える):http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702686?size=800

四方津:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702710?size=800
梁川:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702730?size=800
鳥沢:http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133703092?size=800

新緑の季節は短い。
鳥沢は遠いと思われるが、高尾から1000円程度で往復でき、30分でついてしまう。
家から町田駅にバスで行くのと同じ位の時間だ。

喜楽さんは開店前。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702885?size=800

オジサンがいたので挨拶すると、中で待ってよいとのこと。
今日はオバチャンは忙しそうで、ああ、あいつか、と言った感じ。
厨房から出てきて、『ラーメン?』。

違うだろ。

チャーシューメン大盛:
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702911?size=1024
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133702931?size=1024
その丼を目の前にし、手に取って持ち上げ、スープを。
やっぱりこれなんだな。

素朴で粗野な感じの煮干の旨味。
ガラ感より肉の出汁が。
こういうのにありがちな調味料感がない。
シンプルな旨味は旨過ぎない。これでホットする。

チャーシューは今日のは肉厚が8枚。
枚数はさすがに減ってきたかな。
それでも十分な噛み応えがある。二口で食べた方がよい。
バラ肉はカエシでまわりが少しショッパイ。
でもこれがいいのだ。薄味だとツマランものになる気がする。
おかずになり、麺が食べ易いこともあるが、このショッパさが記憶に残る引き金になる。
ショッパイチャーシュー思いだしては、懐かしく思う。

店を出て下ると旧甲州街道で、古い街並が残されている。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133706099?size=800
松本方面行きの電車が来たので、大月まで行ってみることにする。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/133703110?size=800

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「チャーシューメン大盛、700円」@喜楽の写真8/20/11
◆鳥沢の食堂

退院後、家族で久しぶりの旅行に出かける。
体調不良のため、十数年ぶりの旅行。
コースは山梨の北杜市から松本、安曇野、北安曇郡の南小谷、
白馬、仁科三湖というもの。過って毎年訪れていた地。
運転には息子が加わって、たのもしい。

最終日の帰路の昼食は、何とか説得して、鳥沢になった。
これ、結構大変。猛烈な反対に遭うことになった。
これから先の活動が思いやられる。

中央高速は大月で降りる。甲州街道を東京方面へ。
猿橋を過ぎると、何故か胸の高鳴りを覚える。例の所に近づいたという
期待感に胸が膨らむ。
鳥沢駅入り口を左に曲がり、細い登り坂。まもなく駐車場が見えてくる。ワクワクするものだ。
しかし、今日は車がいっぱい。店も混雑しているのだろうか、という
不安がよぎる。
店の扉を・・・
店内は意外に空いている。
そうか、今日は2階で地元の宴会のようだ。
休日に来ると、そういうことが多い。来るなら早めの時間がいいね。

女性はタンメン(予め量が多いと伝えておく)と冷し中華。
男性陣はチャーシューメン大盛り。
息子はすでにこのメニューに固定化してきた。

タンメンは見た目も段々リッパになってきた。
大きめの丼の液面下に野菜がいっぱい(要注意、大盛りは選ばれた人のみのおススメ)。
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チャーシューメン。
こちらもだんだん安定化してきている。チャーシューも大きく、
厚く、いい肉になってきている。
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流行るほど、良くなっていくのがなんともうれしいじゃん。

今回はスープ、完全禁止。
麺に沁み込んだスープを味わう。

味はシンプルで、穏か。醤油もキレではなく、おとなしい。
出汁は控えめ。
最近蕎麦が多いので、旨み量は少なく感じる。
その代わり、刺激の少ないスープはいわゆるコクで飲ませる。
これがラーメンのスープなんだなと、あらためて思う。
旨み満載は誰でも旨い。ところがこの手は難解かもしれない。
うまみ量なら、断然蕎麦だよ。
動物系と言われるスープは豚ガラ、肉と言ってきたが、鶏ガラも隠しで効いている気がした。

今回はスープを飲まないので、麺を堪能する。
一見普通の縮れ麺。普通か。
どうもそうでもない気がする。
加水は、低めより多く、多加水より低い。
よい風味、食感である。
啜りやすい。
久しぶりの麺・・・ゆっくり味わった。

スープの出汁は控えめなので、蕎麦のようにキレとうま味で
食べるものではない。
コクの存在をまた考えさせてくれる。
自分の好きなラーメンは、この評価ができるかどうかで決まる要素が多い。
チャーシューのコクが段々スープに影響するのがよい。
ここでは、チャーシューメンの大盛りがおススメ。
50円で2玉になり、チャーシューも大盛りとなる。
それ以外は評価しないほうがよい。
チャーシューの半分を口に入れ、麺を思い切り啜る。
麺とスープと肉のコクで食べる味。
20回で食べる量になっている。
ぜひそうやって一緒に食べてほしい。これがこの料理の良さ、命。

スープを飲まずに終了。
それでも、表現の難しい満足感が残る。
いままで満足感と言ってきたものはなんだろうか?

敢えていうなら・・・・・『ありがたさ』とでもいいのだろうか。

自分の追い求めているのは明らかに、『旨い』ではない。
旨いものはそれなりに食べてきたと思うが、ただ『旨い』は逆説的に『空しい』。
慣れるとそれほどの幸福感が残らない。
慣れに反比例するのが、『旨さ』の宿命。
RDB活動を休止したり卒業する理由の一つのようだ。
味の探索・・・難しいと思う。
慣れ、感動、食の楽しみ、満足感の低下との戦い。

さて、久しぶりの『ありがたさ』を味わう。
ああ・・また来たい。
この価値観はどうやら回数に比例する。

あと何回来る事ができるのだろうか。

この場を去りたくないと思いながら、まだ新しい扉を閉じた。
頭に触れる暖簾を手でめくる。
外はこの時期にしては寒い。
この寒さも何故か貴重に思えた。

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来るたびにオバチャンは、インターネットに載ってから忙しくなった
とこぼす。それも嬉しそうに俺に言う。
それをニコニコ聞く。
雑誌にも載った。取材拒否していたそうだが。
今回は、テレビ東京の『出没!アド街っク天国』の取材を拒否したそうだ。
コレハコレハ・・
笑いながら、大賛成だと言った。
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この食堂は、そういう軽い、短命な旨さをアピールする所ではないから。
あくまでも地元の人のための店。
最初少なかった地元の人も、今や人もいっぱい訪れる。
最初は、ほんの少しの人だけで、続けるのも大変な様子だった。
当時同席した、変な優しい地元のオジサン。
『俺はここのラーメンしか食わないよ』
と言ってカラメのチャーハンに醤油をかけてた。

塩味は効いているのに、醤油をタップリかけたチャーハン。
それを食べられるのがありがたい。

本当に食べたいものは、身近にある気がする。
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◆おまけ:忙しくない人用

北斗市で蕎麦屋『さかさい』に立ち寄る。友人の店。
思い出の松本城。松本の蕎麦を思い出す。
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安曇野の曇りの日。有明山に日差し。
NHKのおひさまにも良く登場する山。
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南小谷駅より。姫川は昨日の雨で増水している。
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塩の道より、坪山(35年来お世話になっている民宿)
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白馬のグリンデルで昼食。
ベーコン料理で有名。定食は1050円と格安。これで200g。
まだ寄りたい店はあるのだが、一軒しか選べないが残念。
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白馬周辺は寂れてきた。昔の面影も少しだけ残るのが何ともうれしい。
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観光地化する前の八方尾根の下、細野付近は、50年前動植物の宝庫だった。
関東にいなくなった蝶なども、まだ豊富。
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これは南小谷も同じ。
昔のシットリした自然に戻って、欲しいが、温暖化が敵だ。

白馬は、このような店ばかりに、人が集まる。
悪くはないが。
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仁科三湖にはバイパスができ、走行する道路からはよく見えない。
湖とJRの間の旧道は、以前のシットリした自然を取り戻している。
北アルプス側の道路は、落ち着きを取り戻しつつある。
人気はなく、感傷に・・・木崎湖畔
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ここで宿泊・・・すばらし民宿
山好きのオヤジさんは最高

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「もやし中華、550円」@喜楽の写真1/30/11
◆新しい扉(冬の鳥沢)

今日は久しぶりに高尾に行ってみようと、
9:30に町田駅で電車に乗る。
八王子で中央線に乗り換えるのだが、大月行きの鈍行が
目の前に入ってきた。
ホームではアメリカ人の大柄な4人組が楽しそうに話をしていて、
大月行きに乗り込んだ。
電車はガラガラなこともあり、ついつい一緒に乗ってしまう。
4人の話が盛り上がって、ジョークも面白い。
てっきり高尾だと思っていたら、降りない。

どうせ暇だから鳥沢までいくことにしてしまった。
高尾を過ぎ、山の中に入ると、リッパなカメラを取り出して
車窓風景などをとっている。
なんだなんだ、KMと同じことをしてるぞ。
下調べした紙を取り出し、小さな冒険を楽しんでいるようだ。
どうやら大月から富士山方面に行くようだ。

すぐに鳥沢に着く。
冬は自分でボタンを押してドアを開けるシステムだ。
4人の方を見ると、こちらを見てる。
『Good Luck!!』とKMが言うと、Thank youと言ってニコニコしている。
男同士で遊んで楽しいのは、どこでも同じなんだな。
やっぱり開放感なんだろうか。


10:50なので、まだ暖簾は出ていない。
冷たい風が扇山から吹き降ろしてくるので、扉を開けて中に入る。
アレ・・ドアが新しくきれいになったぞ。
長持ちしてくれそうな、しっかりしたものだ。
よかった。
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大将がでてきた。おとなしい人だ。
どうみてもお母さんの店だな。
厨房のお母さんに挨拶する。
『ブラッと来ちゃったよ』
『今日は一人?』
『そう。電車に乗ったら、ここまで来ちゃった』
『あら、そう』
『もやし中華とかつ丼ね、あと、おみやげチャーシュー1本ね』

もやし中華、ベースは醤油ラーメン。
餡なしで、モヤシ、ピーマン、人参、肉の炒めたのが沢山乗る。
チャーシューが乗らない寂しさはあるが、結構肉が入っていて、
適度の厚みがあり、これが良い。
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味は毎回少しずつ違うが、今日のスープ・カエシは凄くよいものだ。
ガラ、野菜・昆布のバランスもよく、煮干のくせも適度。
いつものように色が濃いが、これはメイラード反応だろう。
けして塩辛くなく、複雑な生成物の風味、味が深みを生んでいる。
チャーシューのうま味が、やはりよく効いていて、煮干のうま味
とのバランスも取れてる。
少しの苦味がまた味わいを生む。
ラーメンは油が少ないのだが、もやし中華は炒めた油がコクを
追加するようで、これが特徴になる。

この醤油スープも自分の中でホットする味になってきた。
この満たされた感覚はいったいどうしてなんだろうか。
東京ではまだ味わったことがない感覚だ。
旨さの中でも、シミジミと旨いのが好きだ。
そのシミジミにも色々種類がある気がしてきた。

かつ丼は煮かつ丼。
味つけは東京より、少し甘く、少し醤油が弱い。
この味がいかにも山梨の味。
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混んできたので、すぐ退散することにした。

駅に降りていく道と、降りたところを通る旧甲州街道。
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駅の隣のコンビ二に入ると、旨そうなパンが焼けていた。
パン屋さんもやっているようだ。
幻のクリームパンとトリプルべりーパイを購入。
これもおみやげにする。
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ラーメンを食べた話をすると、この奥様、ラーメンに詳しい。
インターネットの喜楽の投稿も知っているようだった。
パンの写真も撮らせていただく。

まだ12時前。
ゆっくり帰ることにする。
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風は冷たい。
空気は激しく乾燥していて澄んでいる。
この辺りは雪が積もらないようだ。
一人座ったベンチ。
羽毛コートの内側。ラーメンの温みがありがたい。

おみやげチャーシュー:
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「中華そばと半トロチャーシュー丼のセット800円」@氣がきかないみせ ふうの写真12/4/10
◆『ふう』という気がきかない店(甲府、酒折)

13:30は過ぎていただろうか、酒折のお店の前に到着。
シャッターは閉まっていた。
せっかく来たので、立ち去り難く、店の前でウロウロしていると、
シャッターが開いて、ご主人が出て来られた。
木、金は昼にカレーをやっているのだが、ラーメンは夜からとのこと。
東京から来たというと、出てこられた奥様とご主人に深々と頭を
下げられてしまった。
こんなに頭を下げてもらっては、申し訳ないので、夕方また来る
ことにした。
店の前の通り。
http://photozou.jp/photo/photo_only/286324/61101032?size=800


時間は十分あるので、まず善光寺のお肉屋さん、鳥一へ。
こちらでは帰りにまた寄ってお土産に唐揚げ1.2kgを買うことになる。
肉屋の隣では料理を扱っているので、こちらでビールと有名になり過ぎのとりもつで時間を過ごす。
とりもつを最初に蕎麦屋で食べたのは高校生の時。
ビールととりもつで一杯やってた高校生、不良だね。

お会計、ビール3本ととりもつ2個で1500円。
安くないか?
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善光寺に寄ったあと、北側の愛宕山に登ってみる。
途中で甲斐駒。
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昔の長いすべり台はもうないそうだが、リッパな科学館があった。
コーヒーを飲みながら、友人とゆっくり過ごす時間、凄く貴重に
感じるのは歳のせいだろうか。
ここからの甲府盆地の眺めは、すばらしい。
そろそろ日が暮れそうな景色。
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5時少し前にふうに到着。
日は暮れてきた。
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気がきかないみせ、と暖簾に書いてある。
開店まで店内で休ませてくれるそうだ。
店内は思ったより広い、居酒屋だ。
店内の張り出しが面白いので、眺める。
ご主人不在なので、奥様が話し相手をしてくださる。
退屈しない。
ふうというのはお孫さんの名前からのようだ。

『今日のスープは良く出てますよ』と、ご主人登場。

メニューは中華そばと、味噌とタンメンの3種類。
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タンメンは相当な野菜大盛り。
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今日は中華そばと半トロチャーシュー丼のセット800円にする。

照明が暗いので写りは良くないが。
ラーメン本では黒いラーメンに映っているが、実際は普通の醤油色。
照明が赤いダウンライトなので、ラーメン全体が赤く見える。
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表面の油は少ない。
醤油は丸められていて、尖りはまったく無い。

コクは鶏と豚ガラのようだ。
旨みの特徴は、昆布、野菜系が中心に思える。
肉系の旨みは強くない。
最後に魚系のような旨みを感じたが、あまり自信がない。
淡麗な優しい味のスープだ。

チャーシューはうまみのあるよいもの。
メンマは半分位の長さにカットされている。
少しの甘みがするのだが、この、味が違うのが変化が出てよいと思う。

麺が最大の特徴。
細い縮れ麺は加水の低いもの。
腰がしっかり立っていて、あまり伸びてこない。
穏かなスープにもよく合う。

全体にご主人のこだわりが感じられるレベルの高いラーメンだった。
昔ながらの中華そば、と言うだけのスープであるが、麺は最新
のものに思える。
やや蕎麦にも似た食感は、いかにも麺にこだわる甲府ならでは
のものに思えた。

食後に奥様が柿をむいてくれた。
本当に気がきかない店である。

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