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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.192点
最終レビュー日 2019年4月23日
3,695 2,352 13 21,895
レビュー 店舗 スキ いいね

「味玉らーめん 塩」@麺屋 信醸の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/21/000000
とまそんのYouTube; https://youtu.be/XHVPsZHZJTs

<「シンジョー」は九州宮崎に移転してたのだった・・・気を取直して初訪問>
 
 「牛王」の右隣。なにも隣同士でラーメン店並ぶことないのにと思うけど(汗)、牛王の方は何となく人も入っているようだし、ラーメン系SNS露出も多いからそうなるよね。ランチタイムだというのに少し心配になりながら 、先客ゼロの「麺屋 信醸」へ入店しました。
 
  とても物静かそうで真面目そうなご店主の一人オペ。ほぼ居ぬきのまま。勝手したる初訪問ってな感じで、券売機メニューを眺めます。BGMは確かラテンっぽい明るい曲ですが、店自体がこれから動くって感じ、妙に静かに感じますな。純朴そうな方に食券を手渡しました。何となく塩気分だったので、今回は様子見で「味玉らーめん 塩」。お熱いですからと・・・とても丁寧に厨房からカウンター越しに乗り出して配膳してくれました。それはこんな麺顔でありました!。
 
 
 

<全体&スープ> 実に質実あっさり感!香ばしいザラツキと節系エキスが素朴な旨さ!
  
 おおお!これはまたオッサン的には好みな日常的な風貌。ハッキリ言って当たり!って感じさせるいい雰囲気です。今風の煌びやかなライトベージュでなく、春霞のような微妙な濁りのある塩だれの半透明感。そして丼の内側に貼りつくエキスの欠片が、なにかしら旨みのヒントを与える感じ。全体的には素朴!質実!そんなほっこりした雰囲気がむしろ旨さにつながるみたい。
  
 実際に味わうと、差し障りある言い方だったらフツー。そうじゃないちゃんとした言い方だと、偉大なるフツーというか、毎日食えるようなアッサリ感。それにやや燻製のような香りがつけたようなイメージです。これは後から入れた香味油の余韻なのか、ベースのタレなのか不明だが、ザラツキを少し感じるものが足されている。よく見ると黒く小さな粒が広がっているのだが、それが香りの主犯格のようです。これはイメージの話だが、「タレを燻製にした」ような雰囲気があって、それが独特。単にフツーな中華そばじゃないとアピール感じる部分です。液体に燻製の香りを移す・・・・て何事か?。小田急線百合ヶ丘のとある店が参考になりましょうが、それよりもっと素朴な香り。
  
 香り高いエキスは、豚系かな?。ラードのようなギトギト感はないから、一層分からんが、本体は鶏ベースのアッサリさがイメージを占めますが、天邪鬼なワタクシは動物系では豚が好き。豚清湯エキスにどうしても期待してしまいます。またあっさり感には、薬味の柚子皮が塩ラーメンとしての主張を感じ、これまた風流な清涼感を漂わせる。塩気もマイルドで、昆布等の乾物系の旨みや、香味野菜のさっぱり甘さも含んでいると妄想に妄想を重ねます。ただ個人的には「節系」。この節のエキスが濃ゆいと感じてしまい、食っている途中から魚介系何だかミックス系なんだか、分からなくなってしまいました。塩気はあっさりと申しましたが、その塩気を突き詰めると後味が節っぽい旨みに行き着くところがある。そして、それがオレの頭の中では全体の出汁イメージとつながる。フツーにあっさりしてるけど、よく味わうと実に面白い一杯。香りと塩気が実は独特だった。
 
 
 
 
<麺> 極細寄りなストレート麺!角があっても丸みを覚えるような〜しなやかさ抜群!
 
 麺の選択が勝利!。このスープ感にはすごくマッチしていると思います。第一印象から口当たりの良さに、快感を覚えました。加水は中程度で、極細にかなり寄ったストレート細麺。アルデンテを丁度超えた感じで、プツプツとリズミカルに歯切れが良いです。また麺の密度感もあまり意識させないので、腰つきがしなやか。そのため汁との交じり合いが素晴らしい。引き上げるだけで綺麗に揃い、毛細管現象のように汁の持ち上げがとてもよろしい。表層の滑らかさも言わずもがなで、ズボボボボボボっとすすり上げた後の、舌ざわり・・・・のど越しのシルエットが滑らか極まるです。
  
 そう・・・妙に滑らかにすべるシルエットが気持ち良いのです。見た目は明らかに切断された角がある角麺なのですが、啜り食っている間の感覚では、「まん丸な丸麺」のようなイメージ。まるで滑らかさは「冷麦・そうめん」に匹敵するほどの感覚です。これが少しスープに混じったザラツキエキスも着実にキャッチし、奥歯で噛むときの旨みとの一体感がたまらん!。これなら大盛カモン!って感じです。
 
 
 
 
<チャーシュー> これは燻しの効いたもち豚感覚!噛めば噛むほどエキス染み出すぜ!
 
 随分と脂身の面積が大き目な肩ロース(別の部位か?)。薄いピンク色した切り口で、オーブンなのか炙りが効いた感じが伝わってくる肉です。これがまた個人的にはハマった!。これも実に燻製が効いたような薫り高さがあって、半生イメージすらあるピンク色の肉が、まるで熟成ハムのような旨さを運ぶのです。
  
 オーバーに言うと噛めば噛むほど味が滲むようで、チャーハンに入れると旨かろうなタイプ。見た目フツーで、ちょっと香りは他とは違うかも。チャーシューメンにすれば、チャーシューからじわじわと出汁が取れそうだね(笑)。帰り際に知ったが・・・限定で肉増しメニューがちゃんとあるじゃないか!。サイドメニューのご飯ものが限定だと思い込んでたオレ。また限定麺を食わねばという宿題を抱えてしまいましたよ・・・。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし> 塩ダレっぽいフレッシュ感!緩めの卵黄が口の中で滑らか広がる!
 
 これは好みが割れそうですが、味玉は緩いタイプ。口を当てただけでプルンと揺れるほどですから、卵黄は緩いと直感でわかります。ゆっくり歯をあてて潰すと、ドロリッチ~ってな感じですぐ垂れる。スープに溶けてしまいそうですね。味わい的にはフレッシュ感ある塩ダレ系に近いという感覚。出汁を含んで熟成し、濃密な甘みを全面的に粘りつかせるタイプとは別物。玉子本来味を大切にした味わいという感覚で、塩ラーメンにはとても合うタイプですな。こういうのも好き。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「偉大なる馴染み深さ!素朴と質実と真面目さ沁みる良質中華そば!」と言う感想。ちょっとこれまで訪問まで距離をおいてしまいましたが、機会損失であったと自覚。早速、肉たくさん入った醤油系を食べたくなってきました。それにして、たまたまだったのかもう少し人が入っても良いはず。と思ってたら、また近くに新しい店がオープンするようで・・・武蔵新城も競争激しいですな。何気に応援気分です。そんなエールを送る気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   陽が注ぎ
   薫風流る
   爽やかさ
 
 
 
   食らう昼メシ
   麺もさやけき
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「花びらチャーシューメン 塩・こってり」@ソラノイロ食堂の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/RTj4YDOLJbE

<いろいろあった一週間!自分に褒美の憂さ晴らラーメン!>
 
 実に久しぶりに一段と現場に近いことをやったから、心身ともに疲労困憊。新たに狙いを定めたのが、こちら「ソラノイロ食堂@池袋」さんです。随分と方向転換したものだが、こちらに、肉まみれな一杯があると知ったので。それなら大塚駅界隈のあの店でも良いはずなのだがね。実は、食べログとラーメンデータベースの新規訪問店舗数を増やしたいという・・・セコイ考えが働きました(爆)。
 
 
 
 
<全体&スープ> 豚清湯のしっかりした旨味!あっさりした旨味が濃ゆい感覚ってわかる?
 
 おおお!これですこれです!!この肉肉しい麺顔に会いにきたのだ!!!。おそらく一般庶民の贅沢を絵に描くならこんな感じ。かけ離れた夢のような贅沢を追い求めるとむしろ侘しくなる。例えば週に一度くらい普段のラーメンの肉が溢れるというのは現実的で良い。手が届く贅沢・・・。実感あった方が、やさぐれ気分を癒すには説得力があると思うよ。
  
 さてこの一杯は「豚清湯」がテーマだそうです。いわゆる「あっさり味」。沸騰させたり骨の髄液が攪拌されたりするとすぐ白濁してしまいそうなところを、丁寧に沸騰させないように煮込むのだと推測します。浦和で独身時代によくやったんですが、雪平鍋に挽肉でゆっくり煮出すと豚の旨味がよく出ます。それがこれと似た味に思える。しかしやっぱり大鍋で大量の骨でやった方が、この「あっさりの迫力」が違う。当たり前か・・。やはりプロの仕事と感じる、「深みのあるあっさり」が如実に出ています。
  
 そして塩気は薄くありません。和出汁だったらバランス崩すところですが、ラーメンスープでの塩気は、旨味エキスのレベルを「固着化」させる妄想部分があるかな?。例えば、私の稚ブログで「ピントが合ったような味」「ぴっちりとした感覚」と頻繁に使うのはこういったところは、塩気が役割を果たすといつも感じて食べてます。乾物系の旨味も含まれての塩気でしょうが、実にゆったりと分厚い感覚がいいです。
 
 
 
 
<薬味> 溶ける大量背脂が桜吹雪の様に舞う!
 
 麺をすすったりしてると背脂は全体に攪拌されてゆく。そして背脂が飲むゼリーを砕いたかのようにスルスルと胃に収まる。チャーシューを食い続けると、上蓋が除かれたように一気に背脂が浮き出てくる。見る見るうちに麺顔表面は背脂だらけになってゆく。それはまるで桜吹雪のように・・・・・。「あっさり&こってり」の旨味が丼の中いっぱいに漂いまくります。
  
 あっさりと思ってた味に、優しいこってり感が乗っかり、やがて一体化・・・・。塩気に混じると背脂はまるで甘みを増したかのように旨味が生き生きとしてきます。まるでスイカに塩を振ったかのように、塩と甘みの不思議な関係をここでも感じます。
 
 
 
 
<麺> 汁の吸込みとしなやかに汁を持ち上げる加水高めのストレート細麺!グルテンの旨味を知る!
 
 麺が一番にオーディナリーな立ち位置。フツーな幸せを表現していたようです。スープやトッピングはすごくエキセントリックなのに、そんな中でフツーでいることがすごいように。加水感は中からやや多目の程度。潰しこみによる密度の高さはありません。ストレスなく汁を吸い込むタイプ。そして後半以降はしなやかになって行きます。
 
 そうなると背脂まみれになるね!全体が。もうかなり熱で溶けてしまってるけど、出汁を吸い込みつつ、表面はコーティング気分。ここからが吸い込むのが早い。ズボボボボボボボボボボボボ!オレのスタンドが必殺技で連続攻撃してる時の効果音みたいじゃ。そんな遊ぶ部分もあって口の中へと収めてからは、安寧を生む旨さに変わる。奥歯で潰される度に唾液が糖化を加速して、そこに油の旨味が加わってカオスな気分!。淡いグルテンの風味も感じとれる中、脂ギッシュな旨味も素晴らしい。あとは喉元を過ぎるだけで、気持ちよく飲み込むだけです。
 
 
 
 
<チャーシュー> 怒涛の豚肩ロース肉が2ダース並びに咲く大輪の花!桜散っても丼花満開!
 
 さーーーーーて肉です。一面に肉。悔しいほどに肉。だから枚数を数えきってやろう!と思って食い始めましたが、旨すぎて途中で意識が途切れた。12枚はあると思うチャーシュー。まさに怒涛のごとく綺麗に並べられて、くるりと一周して渦巻くような飾り。家庭の一般的なフライパンで餃子を焼くときに、よくこのようなスタイルで巻き状態にしますが、そんな並びです。
  
 周囲には薄い食紅を感じますが、これは本格的な吊るし焼きのチャーシューじゃないですか!。煮豚で大量に作られたものじゃない。香ばしさが違うのだった。
  
 また肉質もいい感じ。肩ロースは脂のサシと赤身のバランスが良いから好き。そしてスープも吸い込んでいるから、旨味がさらに深まっている。燻焼き肉と汁のひたひた感が融合した旨味を、伝える言葉を知りません。案と・・・これだけのチャーシュー量を無意識で食らったら、先にチャーシューを食い尽くしてしまった(笑)。一度食ったら箸が止まらない性格ですから悪しからず。最後はフツーの塩ラーメン風に食いきってフィニッシュ。
 
 
 
 
 総じまして「春満開!・・・背脂は春の海!肉は桜の花吹雪!週末ハッピーラーメン!」・・・と言う感覚。やはり肉食ったという達成感と、ラヲタゆえのラーメン食った満足感・・・それら両方がある。今回は一気に重い気分を払拭してくれたと思います。今後どうしようもないストレス抱えた時は、チャーシュー麺食います。沈んだ気分もこれ食ったら行きに元気!そして気分はハッピー。池袋の昼時にはこちらオススメでございます。そんな応援をしたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   花金に
   憂さ晴ら気分
   救う哉
 
 
 
   花びら焼豚
   ふわふわ背脂
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「粗びき旨味雲呑麺」@広州市場 ムスブ田町店の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/13/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/9q79wAq7kT0

<新しい田町の顔・・・ムスブ田町>
 
 ムスブって商業施設ができてその1Fに広州市場ができたとは聞いていたんですが、分かりやすいところありました。そして何だか独り勝ちしているように見えるほど、客だらけ!。店の外に並べたテーブルも満席。店内のデザインもそうだが、スタフさん同志の中国語が飛び交っており、まさにそこはアジアン食堂ってな雰囲気。熱気があふれかえってたから、雨の鬱陶しさなんて忘れてしまいました。今回はここで昼飯決定!。
  
 食うものはすぐに決まりました。「粗びき旨味雲呑麺」それも塩味で。実は、「塩ワンタン麺」にも一時期とてもハマってた時期がありまして、一か月ほど連食した記憶あり。そのころのまとめを以下に参考までにご紹介。
 
 【厳選】東京23区で「塩ワンタン麺」を食うならここ!そんな10選+α!
     https://www.ramentabete.com/entry/2018/03/17/233921
 
 
 
<全体&スープ> サッパリ鶏豚旨みにじっとり感ある塩気!軽く背脂浮いてコクを補強!薬味必要なし!?
 
 レンゲも雲呑専用ですな・・・これなら短くて深くて食べやすい。そんなレンゲをスープに差し入れてみますが、誠に穏やかで優し気な黄色い出汁。当たり前のように鶏ガラエキスを感じますが、もはや乾物もある程度とけいるかの如く落ち着きはらってます。味わいもまさにそんな感じ。ベースの動物系は確かに感じるものの、ドギツクなく優しい雰囲気です。それに野菜と節系の汁が多少混じるかと。塩気は意外としっかり効いており、雲呑を下支えするような味付けかと思われます。
  
 何と言っても今回は、背脂がとても気になる(いい意味で)。広州市場で背脂インだなんてすっかり記憶から抜けておりました。雲呑からもエキスが滲み出るとは言え・・・それだけではライト過ぎる感覚。かといってスープを濃厚にしてしまうと、雲呑が浮いた存在になりそうか?。なので、ベースのさっぱりスープに、背脂を適度に補強っていうのは発想としてはありですね。一部は溶けて香味油のように溶けてコクをアップしてますし、また溶け切ってないのは、ただ浮遊するか、雲呑と麺に絡めとられて旨いを足す役目として果たします。
  
 デフォルトでも相当いいレベルなんだけど、薬味も少しだけ楽しみましょうか?。辣油に白ごまを加えたものや、レモン塩タレ、生姜に玉ねぎなどがあります。個人的には塩味だから生姜を少し入れてサッパリとさせます。雲呑にも相性良さそうだし・・・。

 
 
 
<麺> 雲呑の迫力に負けないような・・・中太捩れ麺!モチモチしつつも歯切れがよい!
 
 いやぁ~ボケてしまったか??。広州市場ってこんな麺でしたっけ??。または店ごとに麺を変えているのか、シーズンで変えているのか、メニューによって変えているのか?。平打ちっぽかった麺が旨かった記憶があるのだが、今回はそれとは別だわ。中太麺でわりとしっかりしたゴツゴツ感あり。そして捩れも見られてボコボコしたようなフォルムです。見た目は多加水タイプで、もうモチモチとしていそうだとワクワクする。
  
 確かに啜るとブルン!と擬音が感じられるような腰つきが印象的。歯に力を入れだして味わいだすと、とても明るいモチモチ感がいい感触です。しかし思いのほか汁を吸い込んでいるような雰囲気があったり。また密度感については実は低め。なのでスパスパと切れ込む快感が生まれると言ったところか?。全体的には雲呑の感触で意識が埋もれない・・・そんなしっかりしたフォルムと明かい歯応えなのですなきっと。
 
 
 
 
<雲呑> 言われて気付く粗びき感覚!豚肉歯応えを部分的に感じさせるオカズな雲呑
 
 こちらの店は、いつも店頭で手作りで雲呑仕込んでて、手作り感があふれ出ていいですね。通常の茹で釜には麺と雲呑がいつもめいっぱい!テボの中で揺られて絶えず茹で上げられてます。茹で上がった雲呑をさらに湯切りするもの欠かさない。
  
 さてこの雲呑!10個入ってたけぞ間違いだったか?。一面に雲呑の園・・・唾液腺が刺激されます。何と言っても肉ワンタン。皮から透けて挽肉の色が見える。皮だって薄くもなくしっかりと厚みあり。金魚のヒレのよう長~い帯は引きずりません。レンゲの窪みにスープを入れて、雲呑も投入。お風呂に入った雲呑・・・・ってな姿を作ってから汁もろとも口の中へと流し込む。少々の火傷を怖がっていては、雲呑ヲタクとして胸を張れません。
  
 まさに肉も醍醐味。いい塩梅で塩気が生き生き!。また挽肉からエキスも噛むごとに沁み出して、旨さの頂きが垣間見えます。旨みのタネになるようなのを埋め込んでいるのか?と思うほど。さて今回の雲呑は「粗びき」だったんだけど、自分で注文しておきながら途中で思い出しました。そもそも粗びきだと言っても、歯応えはゴツゴツしていない。噛みちぎって中身を確認してみたけど、確かに粗い部分があるが、肉自体が柔らかいので、タルタル仕立ての肉が雲呑に含まれたような仕上がりです。毎日仕込んでいる雲呑・・・作り置きとは別格の質感です。嗚呼・・・・・熱々の雲呑があるのだから、そばに冷たいビールが欲しい・・・。
 
 
 
 
 総じまして「昼飯にも晩酌にも対応可能な大粒雲呑!極上のサラメシ的王道雲呑麺!」・・・という感覚。外出ついでの昼飯に限らず、仕事終わりに雲呑で軽く一杯!ってのもいいし、大衆的でアジアン的な食堂形式ってのは、実にありがたい。これで田町駅の芝浦側が急に魅力てきに思えてきました。兎に角使い勝手が良くて王道な旨さだから、何かの折には是非!。そんな宣伝気分のまま、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   桜散り
   季節外れの
   氷雨にて
 
 
   雨雲避けて
   雲呑食らう
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「塩らぁ麺」@らぁ麺 すぎ本の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/04/10/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/KD_GtFAtlcw

<散策過ぎて汗かいて〜予定調和で塩分補給>
 
 実に4年以上ぶりの訪問でして・・・もっと本来もっと通いたい店です。もうすっかりと有名実力店として名前が知れ渡ってますから、行列避けてて機会を逃してた顛末。ところが今回行ってみると行列なし。マジかよ!と目を疑いながらも入店すると、奥を曲がったスペースに、テーブル席があったのね・・・知らなんだ。グループ客はそちらへ吸い込まれ、ピン客はカウンターへと誘導されて、いい流れで回転してました。
 
 
 
 
<全体&スープ> サラサラすれど芳醇な鶏ガラのコク深さ!キリリとした塩気のエッジ感!香味野菜が円やかに蕩ける〜
 
 おおお!受け取って見た瞬間から「支那そば」感ありありですな・・・佐野JAPAN系の大胆さより繊細さが浮き出るイメージぴったり。スープの表面に、場ミリでも貼ってあるのか?と思えるほどに均整取れたパーツの配置。色バランスもいいね。塩スープは黄金色で透き通り、二種チャーシューが白とピンクで、マリメッコのデザインパターンのように並んでいる。小松菜の茎がビシッと揃って斜めに流れ・・・・焦がし玉ねぎを堰き止めている。メンマは、スープの中を泳ぐ龍のように高飛車な位置で止まる。
  
 さてスープだが・・・本当に黄金色だわ。凹んだ気持ちに生命を吹き込み与える、ゴールドエクスペリエンス!。表層と漂う鶏ガラエキスが、いちいち煌めいては、渦をまきまた沈んで行きます。その味わいは、鶏コクの深さよ!。鶏ガラを手間と時間をかけ、ストレスなく仕上げているのか?・・・透き通っているのに軽くない。丸鶏の煮込みとすら覚える芳醇さで、これは味わうと一発でノックアウトされてしまう・・・やばいヤツです。
  
 そして塩気もよく効いている。かの家元のお下品系な塩気の吸引や、都内各地のニボニボ煮干しのエキス引き出しにかかる塩気とは、少し立ち位置が違うようです。ナチュラル旨味に塩気を結び付けようという感覚でしょうか・・・。いわゆる「「鶏塩」というコンビネーションですが、間にはうまさを発揮する触媒的なものがあるみたい。例えば、節系の旨味の接触がキッカケで結びついたような妄想が広がる一方・・・・・。
 
 
 
 
<薬味> 揚げ玉ねぎの甘みと香りでぐぐっとレベルアップ!
 
 また素材の旨味を結びつける触媒としては、「揚げ玉ねぎ」が重要です。個人的には鶏油よりもこちらの方が好きかも。香ばしさがライト感ありつつ強く反映するし、また後味に甘みを醸し出すところが好きだから。また麺の地肌に貼りついたりして、歯ごたえに面白みを与えますから、味風景の変化としてはとても優れた薬味です。今回もその役割を存分に発揮!といったところでしょうか。
 
 
 
 
<麺> 自家製麺:全体的にきめ細かくホワイティ〜なストレート細麺!
 
 まさに支那そばやの系譜を証明するようなストレート細麺。練り水を極端に少なく抑えたような・・・色白さが印象的で、加水高めで密度感が低め。コシ付きがとても柔らかしなやかで、麺と麺がいつも寄り添おうとします。なので元々汁吸い込みが優れている上に、麺の隙間にスープがよじ登ってくるような持ち上げの良さが印象的。そして良く良く見れば、全粒の配合が見て取れ、風味の良さと見た目の風流さを演習しています。
  
 口元にはライトな感じで当たる。啜り揚げても抵抗感がないほどにも感じられ、ズボボボと吸い込む力がいつもより増してます。前歯を当てて力を入れると、順番にプチプチっとリズミカルに切れ込む。奥歯へ運んでプレスにかかるとあっけないほどにクチリと短いタップで潰れます。この時すでに汁の味わいが染み込んでいるので、そんなに咀嚼しなくとも、唾液と糖化した旨味が感じられる。旨い!と思った瞬間に、無意識のごとく飲み込んでしまってる・・・。あとは喉ごしのシルエット感を楽しむだけで、実にこの手の麺は食うスピードが速くなってしまいます。
 
 
 
 
<チャーシュー> 王道二種の鶏豚!低温調理でフレッシュ感キープの崇高チャーシュー
 
 自分の中では「またおま」感すら最近芽生えた低温調理タイプのレアチャーシュー。ラーメンが中華の枠を超えたと言える、シンボリックな部分かもしれません。しかしこの「またおま」感が実に興味が尽きない。豚は見ての通り、赤身と脂身のサシたバランスが良い肩ロース肉。そして白いのは鶏の胸肉コンフィタイプ。
 
 両者とも、マジでどの方向からでも、どれだけでも、歯を立てたところからサクッと気持ちよくちぎれる!。柔らかいけど筋があるという代物ではなく、素晴らしい反応をしてくれます。味は言わずもがな淡白でしかも上質。今回は塩スープに浮かんでいたこともあり、その味の浸透がとてもナチュラルに旨さを高めてくれた様子!。特製にしても良かったかもしれませんな・・・。
 
 
 
 
 総じまして「王道に貫禄すら備わった一杯!魂と伝統受け継ぐ崇高支那そば!」と言う感覚。これは「ザ・名作」と言えましょう。老若男女誰が食べても唸る味わい。例え入れ歯になろうとも、食い続けたいよこの旨さ!ってな感動モノです。大切な人と一緒に食べてくださいな。私もそうしたい!。これは激しくオススメ!。そんな感動冷めやらぬ状態ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   春めいて
   陽気が誘う
   昼下がり
 
 
   軽く汗かく
   拉麺巡り
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「支那そば・塩味」@青梅街道 大勝軒 杉並の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/31/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/z2Ph1IrEzp8

<ベリー リーズナボー!ここは油そばと支那そばがイイね!>
 
 この店は個人的には、大勝軒というより「油そば」の店イメージ。とっても旨いって意味ね。豚骨魚介のまぜそばならぬ・・・油そば。それに激しく誘惑を受けるが、今回は「支那そば」。これも油そばと同じく550円という格安。醤油しかないと思ってたら、個別に塩というとそれに変更してくれるとは知らなんだ!。即実行です。
 
 
 
 
<全体&スープ> 支那そばのあっさり感と塩ラーメンのキレが両立!ニボっとしない煮干香ばしさに節系滲む塩気のエッジング!
 
 おおお!何という穏やかさと清廉さが漂う麺顔なのだ!この春の季節にはぴったりな雰囲気すら感じるではないか!。透き通った塩スープは雪解け水のように清らかで、細く整った麺線は、せせらぎの波間を映すように清らか。貝割れ菜やナルト・メンマなどが野の草花にも感じ取れる。とてもワンコイン+αの格安ラーメンのプレゼンスではありませんよ!。
  
 箸で崩すのが勿体無いし、まずはレンゲを沈めてスープを味わいましょう。スープ表面に浮かぶ動物系のエキスの輪が、回転しながら怒涛のようにレンゲに収まってゆく。そこを止めて一気に口へと運びますと・・・意外にも切れ味感じる塩スープ感覚。見かけの通りもっと穏やかな塩気と勝手に想像してたのとは違う。例えばこの色合いだと、お吸い物感覚で昆布系の旨味を想像しがちだが、魚介系のびっちり感覚が濃ゆい。煮干しもそうだけど、節系の旨味の片鱗が、塩だれにじっとりと染まってるようなイメージです。煮干しも似たような感じだが、例のようなニボニボ感はとても低く、苦味は皆無。その風合いとして香ばしさを残す程度で、煮干のエキス感はスープ表層のごく一部でしか浮遊してなかったです。
  
 とは言っても塩っぺー感ではありませんのでご安心を。パンチほどではないがキレ具合はあるという塩レベル。他にベースとしてあるのは鶏ガラや豚骨の旨味でしょうか。これらはこのスープの透明度から、とても神経使って煮出してると思えてなりません。白濁感がないことから沸騰すらさせてないのかもしれない。動物感特有の骨髄系のエグミ感も皆無です。昆布等乾物系も使っているんでしょうが、そんなに存在を感じるものでもなし。また野菜等の煮出しもそれと同じ感覚で、葉野菜(例:キャベツ)の甘みを溶かすというより、長ネギ等の香味強めの野菜で香りを移したような出来具合。お前見たんかぁ〜って言われそうで怖いけど、見てません・・・全て妄想に妄想を重ねている詰まらぬ所業。あしからずです。
 
 
 
 
<麺> 見るからに和む多加水ストレート細麺!寄り付き易くスープとの一体感も優れる逸品!
 
 見ての通り多加水。芯のない茹で上げでかと言って伸びた感じでもない。ちょうど水分を含んでふっくらし切ったレベル感とでもいいましょうか。色合い、歯ごたえ、のどごし・・・それら全てにストレスを感じません。引き上げるとプルン!と弾けそうだけど、ちゃんと麺と麺が寄り添って麺線を揃わせる。スープの吸い込みが良さそうです。表面はツルツルだし、寄り添いが多いと汁の持ち上げもいいはず。喉ごしも当然滑らかなシルエットです。
 
 
 文字通り、前歯でスパスパと切れ込みが小気味よし!。奥歯へ運んでプレスすると、軽く横ずれしながら全体がクチリ!と短いタップで潰れ込みます。この時に切れ味ある塩気が絶妙に口の中に広がり、淡白な麺の味と絡んで一気に昇華!。これら一連の動作が1〜2秒で一気に体感として駆け抜けますから、まさに旨さのジェットストリームって感じっすね。
 
 
 
 
<チャーシュー> トラディショナル系に醤油ダレの香ばしさを深く滲ませる旨さ!噛み締めるのがホント楽しい!
 
 この肉が泣ける・・・懐かしさを感じさせるほどの味わい。見た目以上に醤油ダレの浸透した味わいです。周囲だけでなく中の肉身の方も。これはロース肉。脂肪分が少なめなところがググッと引き締まった感じで、スープ生成にも貢献した後で、いい感じでスカスカとしている。そこをスープの上にトッピングされ、じわじわと汁を吸い込もうとしている状態です。一気に楽にしてあげましょう・・・肉を沈めてしばしシンキングタイム!。
  
 引き上げて噛むと、醤油ダレの風味とスープ混じりの肉汁が溢れ出し・・・慣れ親しんだ懐かし目のチャーシューの風味が旨し。醤油の味が豚脂で蕩けた味わいの旨さがエキスとなってここに沁みる・・・。分厚さもよし。サイズもいいし、2枚もある。実にこの価格設定にしてはよくできた肉バランスです。
 
 
 
 
 総じまして「大勝軒の新たな一面!コスパ光まくりの支那そば!」と言う捻りない素直な感想。大勝軒らしくない逸品が美味い店。支那そばの他には油そばも旨くて、大勝軒メニューが好きな人も一度は食してみることをオススメです。給料日前なんて特にどうでしょう?なんて余計はお世話を焼きつつも、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   年度末
   飯食う時間
   ままならず
 
 
 
   久々食らう
   支那そば旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「香彩鶏だし特製塩らーめん」@麺屋 翔 品川店の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/30/194035
とまそんのYoTube: https://youtu.be/Ha1ePuGcFj0

<品川の通し営業店は実に救われる!そして味にも救われる!>
 
 今回ほど、品達がありがたいと思ったことはありません。交通の要所のすぐそばに名店ぞろい!。東京駅ほど観光客でごった返すこともなく、良い物が選び放題で、しかもどこも通し営業ってところが、実にありがたし!。まさに救われた思いでした。さすがに午後4時帯で並ぶ心配はありません。お尻の心配と後の仕事がなければ「中本」に行くところでしょうが、ここはすっきりと淡麗な一杯で過ごしたいと思い・・・選んで入店したのは「麺屋 翔」さんでございます。空腹の絶頂!それでも微妙にコーヒーの飲み過ぎ。ならばと大盛りは諦めて・・・その分特製で魂を救いましょう。券売機ボタン一番左上!ポールポジションボタンの「香彩鶏だし特製塩らーめん」とさせてもらいませう!。
 
 
 
 
<全体&スープ> 丸鶏エキスの芳醇なる旨味が色にも表れる!下支えする乾物溶けて・・・じわじわ沁みる塩気がたまらん!
 
 おおお!ここまで空腹が極まると何をみても輝いて見えるかもだが・・・本当に黄金色に光っているではないか!。まさにゴールドエクスペリエンス!腹減って死んでた身に生命を与えてくれるようです。深い黄色が印象的。そこには鶏油を連想する部分もありますが、深みはもっとほかの成分なのか?。また案外、特製と言うには大人しいと感じたが、よく見れば肉は3枚3種入ってるし、盛り付け次第ではもっと映えると思うのにもったいない・・・。
  
 気を落ち着けて汁を啜りますが・・・久しぶりに口にするからいちいち腹に沁み入る!。極限に近いほど腹が減っていると塩の旨みに鋭く反応してしまうね。あっさり淡麗系のようで実はエキス濃ゆい一杯。個人的には最初は塩の旨みでガッシリと魅了してゆく感じ。産地は不明だが、きっと岩塩・海塩等ブレンドしてるに違いないよね。じっとりした塩味が塩っぺーと思えぬハイバランスがいい感じです。
 
  スープが1/3ほど減ったころ、漸く味覚が目覚めた感覚(笑)。この時初めていろんな味を認めました。まずやはり鶏エキス。これはゆったりとしたストレスない煮出しを感じます。鶏油でバターのような味化粧をすることなし。素直な鶏ガラエキスに肉と鶏皮から染み出たエキスがスープに浮いている感じ。ここに塩気がガッツリと結びついているようです。塩気を突きつめて味わったら鶏の味にいきついた感覚。それにしても何となく香味野菜が溶けている感じ。甘味系じゃなく清涼感ある香り強い野菜類かと感じてしまいました。意外と何気にフレッシュな水菜の葉っぱが、存在するだけで香りが移る気がしますね。香味と混じり、飲み干すときに青っぽい香りがあって凄く新鮮な味わいに感じた次第です。
 
 
 
 
<麺> つるつる&モチモチ感ある分かりやすい多加水麺!平型形状が歯ざわり舌ざわりにくっきり残って気持ち良し!
 
 これはきっと誰もが好きになるだろう・・・分かりやすい旨さ。モチモチな感覚にツルツルした表面。平型な形状なので、麺線が見ていて際立ち美しさを感じさせます。また腰つきもしなやかなので、全体的にまとまりやすい。引き上げると揃うので気持ち良いです。前歯で噛むとプツプツと千切れるリズミカルイメージ。奥歯では一瞬で潰れこみ、甘味へと昇華します。平型のストレート麺だから、のど越しだってスルスルと抜けやすいし、淡いシルエットも好印象。もうオレなんて、このようなライトな麺はほぼ飲み込んでしまいますよ。ズボボボボボボボボボボボボボーーーーーってすすったあとは、咀嚼も5回前後であとはのど奥へと落とし込んでしまう。シルキーな麺ほど「飲み物」としてとらえてしまってます。
  
 まあ、今回は特に腹も極限に減ってたわけだし、少々乱暴な食い方に終始したのは仕方ないということでごめんなさい。もっと風味感とか伝えるべきなんでしょうが、汁の旨みに支配された感がどうしてもあったので、そこまで気が回らんかった・・・・。
 
 
 
 
<チャーシュー> 3種の豚肉!個人的には吊るしの豚肉が味わい深いのだ!
 
 スープに3枚とも埋没した上に、レンゲで見えなくなっていたので飾りつけが勿体なく思いました。なのでレンゲで拾ってみたら3枚3種でむしろびっくり。その3種とは「低温調理」「煮豚」「吊るし」という構成になっとります。低温調理は今やラーメン界では隆盛極めつつある肉で、事実行きつくところまでいったかも?と思えるトッピング肉の王者かも。薄味なのに肉の本来味をしっかりと伝えて。酒にもラーメンにも合うというマルチコンビネーション能力が素晴らしいです。肉繊維もきめ細かくどこから噛んでも千切れるし、また脂身は全体のスポンジ緩衝剤のようにふわふわとしては、潰れて甘味を吐き出すような旨さです。
 
 煮豚が一番面積と体積を占めますが、これも安定した味わい。出汁との一体感ではこいつが一番優位かと思えます。十分に沈めて置くのは意味があるので、冒頭で肉が沈んで勿体ないといった部分は少し訂正しなければならないですね。しかし今回一番唸ったのは「吊るし」。いわゆる「叉焼」と漢字で表現されるやつで、表面の燻した部分が旨いのは当然だが、中の肉質までが熟成したような旨みの凝縮に変化してます。これは刻んで炒めてチャーハンの具にしても旨いと思われ、飴を舐めるかのごとく、できるだけ長く口の中でとどめて味わった次第です(ちょっとお下品?)。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> しっかりと中まで温まってていいぞ!そして妙に香味がかった味わいがいいぞ!
 
 味玉にハズレは無いんだが、やっぱり今回も叫んでしまうね。最初の一口目で「あたり!」と思ったのは温度感。最近の中では一番程よい加減の温かみが広がっていて、しかも中心部までしっかり温かいところが好印象です。これ、ありそうでなかなかない出会い!。そして卵黄は固くならず、マチュアな熟成甘味で少しカタメなトロミを醸し出しています。また全体的には味が妙に香ばしく、例えばまるで漬けた出汁にガーリック風味が溶けているような、芳しさと塩気のバランスが良かった。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし!
 
 
 

 総じまして「品達の便利さに胡坐をかくことなく質実感キープなる崇高鶏塩!いつでも食える有難味!」という感想。昼間通し営業で、良いブランドばかり集まって安定して高品質を提供しつづけてくれることには、サラリーマンとしては感激だね!。品川経由で毎日通っている身としては特に感謝に堪えない!。季節毎に限定も提供してくれるから飽きないし。これからもずっとこの品達出店は食い続けていくと思う。今後ともよろしくと伝えたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   年度末
   追込み追われ
   気も焦り
 
 
   飯休憩に
   震えるスマホ
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「タンメン」@栄屋ミルクホールの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/30/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/QBz9imoKpiE

<新元号!昭和も遠くなりにけりだな・・・>
 
 やれやれだぜ・・・・。この日も東京西エリアでややこしい仕事をしてから、立川で中央特快で一気に都心へ戻ります。途中爆睡!気が付いたら御茶ノ水で、危うく乗り過ごすところだったわwwww。今回は何となく、しんみりと昭和レトロな店が気になって、この機会に久しぶりに訪問して見たかったのだった。その店は「栄屋ミルクホール」。この外観が何ともたまらん!。そのまま現役な状態でしっかりレトロを継承している素晴らしさであります。
 
 
 
 
<全体&スープ> 全くもって野菜感覚極まる出汁感!乾物も浸透しレトロにヘルシーが加わるイメージ!
 
 おおお!これは見事な具材ボリューム!。昭和オヤジがレトロ気分でしっとりと頂こうと思ってたら、少しばかり甘かった。野菜の量がハンパない。しかもキャベツが山盛りで、更に言うとざく切り感がワイルドです。なかなか肉にたどり着けないばかりか、麺だって相当下に埋もれた感覚。これはスープまで完飲すると腹パンで死ぬにそうになるかも・・。
 
 まずはスープから味わうのが自分の流儀。レンゲで掬って確認しますが、結構煮だした感覚が濃ゆくて、色合いが濃ゆい。豚ガラ鶏ガラの溶け込みを感じる深いイエロー風が、じっとりしたエキス感で旨そうです。正しく塩スープって感覚で味わい始めるが・・・これが何とも優しい味わい。ハンパない優しさ。超優しい。何がそんなに優しくしているのかと言えば、もちろん見た目に一番インパクトあるキャベツです。この煮汁が素晴らしく甘く溶けている。モヤシの野菜感はとても淡泊なので他の味に押し切られている。しかしキャベツはその本能向きだしのように、甘さを醸し出していますよ。微妙に上に醤油ダレがかかってますが、その塩気はキャベツの甘味パワーに完全に吸収されきってる。
 
 もちろんベースの出汁もしっかりしてます。例えば椎茸。この戻し汁は必ず入っているはず。具材にも少し一部が確認できますが、滋味深いニュアンスには昆布か椎茸の旨みが溶けていると感じます。キャベツと寄り添う感覚もいい!。そして豚ガラと鶏ガラはとっても淡麗。下味といレベル感でとてもカロリーオフなボディ感でしょうか。私としては珍しく、タンメンでテーブル胡椒を振りましたが、昭和の味わいとしては、以前からこのレベル感だったのかもしれませんね・・・。今はいろんな味が濃くなりすぎて居るのかもしれない・・・・。
 
 
 
 
<麺> とてもスリムな中加水のきっちりストレート麺!歯応えが具材とコントラストを形成しむしろ心地よし!
 
 具材に圧倒されつつも、麺はとても気になるところ。2~3回掘り返してようやくたどり着けますが、久しぶりに出会ったミルクホールの麺。こんなに細かったっけ・・・という印象。それにキャベツの大胆さと比べて非常にスリムさが際立ち、コントラストを感じてしまったかも。ハッキリ言ってとても旨そう!。
 
 嬉しいことに、細くてもクツクツとして歯応えがあったのだ!。いかん・・・最近、この店では冷やし中華しかイメージが残ってないので、デフォルトラーメンの記憶が飛んでいる。とても町中華向けとしても餡掛け風にもピッタリくるような質感。妙に風味さえ感じる錯覚を誘うようです。前歯だけでなく奥歯へ運び込んで潰しても、汁と混じった味わいよりも、麺の風味が残るようでこれはこれで好きだ!。いかん・・・またミイラ取りがミイラになったように、次食うべき宿題メニューを作ってしまった。因みにスリムな麺なのでとてもライトに啜り食えました。ズボボボボボーーーーっていつもの調子ですが(汗)。そして珍しく具材と絡めて食うにしても、先に麺を啜り食い切ってしまい、キャベツだけが最後にスープに浮かぶばかりであった。
 
 
 
 
<具材> ロールキャベツ以上にキャベツを摂取できるタンメンなのだ!
 
 キャベツ大好き人間としては嬉しいねー。それにしても今回ほど一度にキャベツを食した記憶があまりないかも。写真メモに収めてしまうとどうしても迫力が伝わらないのだが・・・これは相当な量だったと思います。心意気を感じる!。
  
 まさしくロールキャベツに近い、出汁に沁み込んだ葉っぱと茎。それが炒め湯がかれてトロトロになる直前のような柔らかさです。根(本当は学術上は茎???)に近い部分の大胆なカットも箸でカットできるかも。その野菜エキスとベーススープの一体感たるや、西洋とも中華ともつかないような味風景でした。今回は・・・全体的な感想としては、「キャベツ食った!」という感じ(笑)。いつもこうなのか、たまたまなのか、春になるとキャベツが安くなるからなのか、また定点観測的に食って確かめねばばりませんな・・・。
 
 
 

 総じまして「店箱・屋号・各種メニュー・・・どれをとっても昭和レトロの重要文化財!」ってな感覚。レトロ過ぎて、今では若い人までもが興味もって訪問してくれるほど。後継者存じませんが、この雰囲気とこの味わいのレトロ感をぜひともキープし続けてほしいなと思います。そんな応援も兼ねて、とっとと最後に詠って、いつものように詠います!。
 
 
   新元号
   昭和も遠く
   なりにけり
 
 
   時代変われど
   変わらぬ湯麺
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「つけタンメン(ひやもり)」@YOKOHAMA中華そば かみ山  の写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/28/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/l_eHbLxAVJw

<寒の戻りで震える昼はやっぱり熱々タンメンに限る!>
 
 ご想像の通り、「タンメン」を「つけめん」風にアレンジした麺料理であります。伝統のタンメン好きには邪道と言われようが、広い心でそんなタンメン好きにも食べて欲しい!。近年はタンメンも少しづつですが流行があるようで、「出汁が濃厚」へと向いておるようですね。タンメン砂漠な関西オリジンの私が言っても説得力がないのですが、それでも最初に知ったのはさっぱりタイプの、野菜エキス沁み入るライトな塩中華そばのカタチ。タンメンを漢字にすると「湯麺」らしいが、何となく「お湯」って字を当てるのが理解できる感覚。今はガッツリと豚骨感じるタンメンも登場して、タンメン風景も色が増えてきたようですね。そんな感じで・・・今日のタンメンは何色の味だろうなんて考えつつ探訪しているオレです。
 
 
 
 
<全体&つけダレ> もはやタレでなし!がっつり具材に埋もれ酸味と辣油の淡い刺激で旨さが凝縮!
 
 おおお!これが「タンメン」の「つけ麺バージョン」。ありそうであまり見かけないメニューなので、遭遇したら食うことにしております。まだこのメニュー経験値少ないとは言え、ユニークな麺顔です。何がというとまずスープからと辣油の存在。汁系メニューをあえて「つけ麺風」にしたわけですから、つけダレの方向性が一番出る部分。汁系より味を濃くするベクトルを、麻辣の方向性で捕まえましたか!?。塩豚骨深くしたわけではなさそうです。
 
 まずはゆっくり目で味わい始めますが、おやおや・・・フツーに美味い!。つけダレ部分をダイレクトに啜ると、フツーは濃厚な味の中に溶けた旨味を、味わいながら因数分解するオレ。ですがこのままで凄くイケてる味で完成度が高い。基本的には、先日食ったタンメンの旨味が当然ベースとして滲むんだが、少し濃ゆ目の味付け程度。そこに炒めた仕上げに辣油の投入が伺えます。そしてその辣油はシャープな切れ味かというと実はそうでなし。ベースのタンメン旨味(野菜エキス・豚肉出汁・鶏ガラスープ等)の甘みに合体。さらに「フライドオニオン」の香ばしさと甘みにすごくマッチする仕上がり方!。
 
 そして心にくいのが「酢」。ほんのり酢を利かせているのが、印象的で「つけタンメン」に加わる味の変化球です。ちょっと見栄えから想像できないが、清湯醤油系つけ麺によくある「甘酸っぱい」ような味の余韻。それがここにも滲んでおり、酸っぱさはそのまま「酢」が担当するとして・・・甘みは何かというと「野菜エキス」という構成かな?。だから具材としての野菜達が、フツーのタンメンの時以上に、働いているのが更に素晴らしく感じます。まだ最初のうちは麺と分離しているから、麺の風味や炭水化物が混じった汁がないから、まったりしつつもクリアな味わい。そして徐々に麺を浸して啜り始めると、ゆっくりゆっくりと更に霞が濃くなって行きます。最後の方は完璧に麺風味が出汁の一部として溶けているような感覚。より円やかでマイルドな風合いがまたいい!。最初から最後まで全く飽きずに食い倒すことができるのだ!!
 
 
 

<具材> 半クタ手前のシャキシャキ感も程よく辣油との絡み良し!チャーシューは扱い易いゴロゴロタイプ
 
 そんな感じなので、野菜はデフォルトのタンメン同様に素晴らしい。熱々の中華鍋でささっと炒め仕上がった野菜炒めほどありがたいものはなし。しっかり熱通しされて甘みと香ばしさが生まれたところに、中華鍋で出汁と混じる。煮詰まったものじゃないから、野菜はシャキシャキ感キープなのに熱々。その逆も然り。ゆっくりと野菜は中で汗を掻くように・・・半クタ状態へと進んでゆきます。また野菜炒めとしても辣油が混じると生き生きするね。
 
 チャーシューは、つけめんブロック系でゴロゴロしたタイプの肉に変更です。一部短冊状にカットされたのにぶつかったがあれは錯覚か?。野菜はもやしがメインでそのサイズ感には全体的に揃って食べやすい。麺と絡みやすい計算されたサイズ感が着実にヒットします。
 
 
 
 
<麺> 浅草開化楼:傾奇者の風味を存分に今日は冷もりでいってみよう〜!
 
 こちらは、つけタンメンの場合、麺は「ひやもり」か「あつもり」の確認が入ります。他客の様子見では「あつもり」が人気なようだが・・・・どうしても麺の風合いを楽しみたい性格なので、ワタクシは「ひやもり」派。これが実にいい!。浅草開化楼製、六厘舎仕様の「傾奇者」ブランド小麦。その風合いは思いの通り、ふわっと軽く小麦の風合いがグルテンから香るようなイメージ。水切りも完璧で、べたつかずに張り付かない。瑞々しくスルスルと外れやすい一方で、つけダレにはよく絡む。タレの方から貼り付いてくるのか?辣油すら麺の地肌を登ってくるような感覚です。この店は何でもアツアツだから嬉しい。ひやもりをつけダレに投入して、後半に冷めてしまうという心配があまりない。なので最後まで「麺の冷たさVS汁の熱さ」というひやあつ感覚がしっかり楽しめるから好き!。
 
 細いのにヌチヌチした弾力の強さだが、細麺なので腰つきはしなやか。だから食べやすく具材とよく絡み合う。前歯を立てるとプチプチっと小気味好く千切れて風味を感じるか否かの瞬間に出汁の旨味が占拠します。あとは奥歯へ運んでプレスしていくとヌツヌツヌツと具材と一緒に潰れてゆく。この瞬間に唾液がほとばしり、一気に糖化が進んで旨さの高みへと全てを運んでゆくようですー。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 少し濃ゆめのタンメンに酸辣混じってより濃密な旨味
 
 今回もデフォルトで入っている味玉ハーフを思いっきり褒めよう!。決してオマケでつくような安物の作りではない。1玉100円とれる質感と感じます。薄く均一に出汁に染まった白身も風味よいし、更に卵黄は言わずもがなで出汁が染みてマチュアな甘みすら覚える仕上がり。今回は、ここに少し酸味と辣油が施されたスープが絡むのだった。特に辣油は卵黄にダイレクトに絡み、それが入り混じると、甘酸っぱくて辛味のある味と、マチュアなら脳の味が混じる。この複雑かつ未体験な味玉フィーリングが見事。勿体無いので分けて食おうと思って実行したけど、立て続けに味玉を食ってしまっては意味がなかった。それほど心のインサイトボタンを連打した味わいです。
 
 
 
 
<スープ割> ブーメラン方式:鶏ガラ出汁がイキイキして穏やか!コクも残って旨味薄れず!
 
 ようやく最後のスープ割までやってきた。軽くコールすると俊敏に反応してくれるから、いちいち気持ちがいいね。帰ってきた器の中身は波々としている。たまにブーメラン方式の場合、半分タレを捨てられてから注ぐタイプもあるけど、こちらはそのまんまプラス(汁足し)しかないみたい。それが個人的には嬉しい。割ったのは多分鶏ガラ出汁。熱さがまた戻ってきただけでなく、甘すっぱさと辛さは峠を越えた穏やかさで、ベースの出汁旨味がやっと表に出てきたような印象です。心からホッとする味わい。穏やかだからスルスル飲み干してしまったが・・・ここまで完飲すると明らかに腹パンで少々苦しくなってくるかも。嬉しい苦しみだけど。
 
 
 

 総じまして「本格中華と町中華のハイブリッド感!下町キッチン的に気軽に食える極上つけタンメン!」と言う感想。タンメン好きなら誰にでも心の一杯があると思う。それはクラシカルだったり、今風に変化したものだったり。これは後者寄りだと思うけど、シンプルなれど奥深いカテゴリー。いろんなタンメン食べてみたいという方にはこちらは激しくオススメする次第!。そんな応援気分が冷めやらぬですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   通り雨
   北風震え
   寒桜
 
 
 
   熱さ嬉しき
   タンメン旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「雪華」@ユキノマタユキの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/27/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/Hk6K3YlOHfk

<田町には珍しい淡麗塩系のお店が誕生!しかも駅近!>
 
 田町・三田エリアも本当にラーメン店が一気に増えたね。芝浦方面には、ビルもできて有名ラーメン店も支店展開してきたし、ますますラーメンが熱くなってる。そんな場所に、突如ラーメンデータベースの新店情報に上がったのがこちら「ユキノマタユキ」。実際にGPSを頼りに行ってみると、なんだあの場所か!。以前「学虎」と言う店があって通し営業でとても重宝した店であったのに突如閉店。寂しい思いをしてたんだが、そこに居抜きで入ったのだった。この場所は雨宿りでも使わせてもらって、空腹に負けて吸い寄せられたこともあったっけ・・・・。濃厚豚骨醤油の後には、真逆のスッキリ系の店が入ったと言う流れです。
 
 
 
 
<全体&スープ感> 鶏ガラ豊かな風合いにじっとり溶け込む乾物エキス!さっぱり系のようで味が濃ゆい!?ひょっとして・・・
 
 さてこんなスープ見映えだから、頭の中は魚介系で頭いっぱいで味わい始めたところ、予想してない味展開でした。鶏エキスが見映え以上に芳醇。部分的にとろろ昆布も見受けられたからと言って、魚介系とは限らんということね・・・。しかしスープをレンゲで透かして見ると、表層には鶏エキスと脂が泳いでまして、これは単にワタクシの観察漏れでした。じっとりとした味わいの中に鶏エキスと塩気の結びつきを深く感じます。それゆえとてもわかりやすい旨さがベースとして仕上がってる!。
 
 しばらくこの鶏感と塩気の結びつきを楽しんだ後に、意識は魚介系の旨味へと誘われます。個人的には煮干は控えめでむしろ節系の溶け込みがナイス。そしてオーソドックスですが昆布系のグルタミン酸系の滋味が広がり出すから、実にワタクシの好みの味風景に意識が変わってきた!。後で薬味を溶かし入れるのが惜しいほどに思えてならない・・・・。
  
 ここで一点だけ吐露。実に惜しい点は塩気がちょっと強すぎたかなと・・・。こういう味なんだとレビューをまとめて、諸兄の感想を確認がてらチェックすると、ちょっと我が駄舌の感じ方が蚊帳の外って感覚(汗)。まだ調整で試行錯誤の段階であれば越したことなし。ただ他客との製造ロットでつけ麺と同時進行だったのが・・・妙な邪推を呼ぶかも(瀧汗)。後日また同じものを食うでしょう。JRと浅草線乗り換えは頻繁なのでいずれまた。
 
 
 
<薬味> 柚子胡椒とはテッパン級の安定固さの相性なり!他にも色々!
 
 テーブルセットには「柚子七味」もあり、なかなか塩ラー好みには泣かせる配慮です。その前に丼の端に貼りつく柚子胡椒をレンゲで溶かしながら全体に行き渡らせます。もはや説明要らんか?・・・・鶏エキスの明るい部分がスーッと収まり、黄昏の如きの落ち着き感に変貌。ぐぐっと一気に大人の風合いに転じますなぁ。そこに柚子風味やら和風の乾物出汁が改めて溶けまくるイメージで、白飯ぶっ込んで出汁茶漬けでも成立する旨さです。大きな横断歩道と地下鉄乗り口という雑踏極まるロケーションで、こうも落ち着く旨さがありなむとは・・・・このギャップ感もまた味わいのうちかもね。
 
 
 
 
<麺> 多加水で腰付き優しくツルツル滑る!スープとのシナジー感もナイス!
 
 麺はストレート細麺。当初加水は中程度かと重きや、啜り出した瞬間から多加水とわかります。表層がやや透明感あり中はマットなグルテンの風味。てっきり芯があると思ってたら、実に全体的にしなやかでした。それにしてもよく滑るわーーーーーツルッツル。安っぽくなくツルツル滑ると「シルキー!」って心で叫びたくなる程に素晴らしい。先客の若手女子会社員らしき方が、退店時の去り際に一言褒めて去っていったが、その気持ちがわかる気がする。滑りも良い上に、汁持ち上げも素晴らしいから。
  
 中盤になるあたりからしなやかさが増します。伸びるというより汁を完全に吸い込んだというフィーリング。そして一層しなやかになり、麺の寄り付きが増え、地肌も馴染んでスープの濡れが外れにくく思うほどです。毛細管現象が確実に感じられ、スープはレンゲなくとも持ち上がり啜りあげられてゆく・・・。
  
 クチクチと奥歯で容易く潰れてゆきます。そして汁混じりのグルテンは弾けて、吹き出した唾液にすぐに絡まり一体化。一気に旨味へと変質して舌の上をまた転がってゆき、最終的に喉奥へと落ちていった。こんなループも重ねてゆくうちに端折り出して、もう食い切る寸前などは、ズボボボボボボボボボボボーーーーーっと、飲み物のように麺を啜り飲み込むばかりです。
 
 
 
 
<チャーシュー> 鶏豚二種チャーシュー!流行の低温調理の崇高系な鶏胸肉と豚腿肉!
 
 この4〜5年で、本当に鶏胸肉を食うようになった気がするのはオレだけ?。フカフカの鶏胸肉の低温調理チャーシュー。それはまるで化粧パフを連想するサイズと弾力で、噛むことが楽しすぎて甘噛みすら覚える程。その淡白な味わいが肉として滋味深く、またどんなスープにも合うからとても重宝なんでしょう。以前なら鶏白湯系で主に出会うやつでしたが、今の東京ではどんなラーメンにも出てくるね・・・・それだけ人気あるし美味いし、それに飽きない旨さ。こいつに少しテーブルセットから追加で柚子胡椒をもらって、ねじりつけて食うのも旨し。余計に酒がまた欲しくなる旨さだけど。
 
 そしてこの豚肉は腿肉か?。半レアになってしまうと分かりにくくて悩むが、肉繊維が少し大きめなのと、みっちりした密集度がない感じなので、そう思っただけ。ロースと共に脂質が少ない部位ですが、その分スポンジのようにスープを吸い込み、そいつがまた肉の旨みを高めて、いろんな薬味とも相性が良くなる。どんなに斬新な調理方でも器具がコモデティ化すると、広まるのが早いね・・。
 
 
 
 
 総じまして「田町に新たなる新風!雑踏の谷間にひっそりと開花の淡麗雪華!」と言う印象でこれは期待が高まります。田町らしくない淡麗な風合いがむしろミスマッチ。場所は慶応生や大手メーカー社員たちが入り組むど真ん中で、ターゲティングが困難なのか安易なのか不明ですが、長く居座って頂きたいと切に願う次第。また確かめに来ますね!ということで応援気分が冷めやらぬうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   春来たり
   都会雑踏
   隙間咲く
 
 
 
   大きく開け
   塩の雪華
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「ホタテ69らーめん」@NOODLE SOUNDSの写真とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/23/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/AsRlkzM5zkw

<「おらが」に歴史あり>
 
 さてこの「ORAGA」。ラーメンデータベースの備考欄でもわかるように、色々と変遷を重ねておられます。まず10年以上前、ラーメン本で評判だった「新橋おらが」がスタート。当時東京出張で前日入りしてまで食った記憶あります。懐かしいな・・・・たまたま夏日にエアコンが壊れた日に訪問して、店内は従業員と客どもの汗の酸っぱさが充満!。そんな中で豚骨魚介のつけ麺を食った覚えが今でも鮮明。テーブルセットの酢が意味ない状況の中、ここからこの店は何となくハマったのだった・・・。
 
 後日、おらがファンの麺友さんと接触することとなり、いわゆるオフ会に一番参加した時期が続く。そしてマッカーサー通り整備が本当に本格化してビル改装で立ち退きを余儀され、「おらが」は五反田へ移転。記憶ではこの時期あたりから「ホタテ69」の原型が始まったと言う記憶(間違ってたらごめん)。当初順調そうだったが、五反田の水が合わなかったのか・・・やはり、新橋に舞い戻ってまた営業開始。この時期には確実に「ホタテ69」は看板人気メニューになってた。ところが、何か事情があってか突如閉店気味に・・・。
 
 今「孫作」がある向かい側に「大斗」があったんだが、その後そこに移転。この時点で「大斗」ファミリーになったと聞き及んでおりますが、創業者の方は家庭的な事情があって去っていったとのこと。そして「ホタテ69」のレシピは大斗に受け継がれ、今に至ります。創業のご店主までもお元気かな・・・。ハーレーが、今では農耕トラクターに変わっているかもしれませんが、喜び感じられる健闘と、安らかな日常があることを祈ります。
 
 
 
 
<全体&スープ> 結構動物系エキス感じる魚介感!ホタテの香りに塩気の混じり!2019バージョンは塩ラーメン???
 
 おおお!久しぶりの対麺とあって気恥かしいほどに・・・妙に垢抜けてとても旨そうじゃないか!。ワイルドさが少し漂うオリジナルの「新橋おらが」のスタイルから、今となっては随分とスタイリッシュになった!。その証拠に「柚子皮」のトッピングだ。そしてメンマの揃った並びと質感のさっぱり感に、計算された「海苔・メンマ・炙りチャーシュー」の配置が素晴らしきかな。まさに2019版リニューアルと言ってもふさわしい進化ぶりですよ!。
 
 見た目から先制パンチを食らいながら、まずはスープをすする。正直言って、うまい!分かりやすくうまい!。「ホタテ69」と言うからホタテの風味を感じるのは当たり前なんだが、これまで食った記憶の中で一番すんなりと旨味にたどり着くフィーリングです。69(ロック・ROCK)の魂感覚もありなむが・・・かなりオリジナルの古い記憶からはスマート。なんでこんなに食いやすいのか。ふと閃いたんですが、今回の「ホタテ69」はとても「塩」感覚が深かったことが一因かと感じます。ホタテがとてもすんなりと滋味が伝わってくる訳は、「豚骨感」「魚介感」がオリジナルより抑えられてるかと!?。そして結果的に、「塩系」のニュアンスが表に出てくる。塩味演出に「柚子皮」等があるのも頷けるのです。
 
 でも「塩ラーメン」とも言いきれない。それはそうは言っても「動物感」が深い。スープをすすった後に口元に張り付くようなネトネト感・コペコペ感が、まるで伝統のように再現されているのだ。そうそう!この貼り付きがないと「ホタテ69」じゃないよね。この成分は主にコラーゲン??。そのコラーゲンは豚と鶏にも共通するのだけど・・・これほど濃密な張り付きエキス感は、「鶏ならモミジ」「豚ならカシラ」と思ってしまいます。個人的には前者のような気がするが、そうなるとスープ分類では「豚骨魚介」「塩豚骨」と言いきれなくなるし、かなり困らせてくれるじゃないか(苦笑)。
 
 
 
 
<薬味?> 薬味の様で具材の様な〜大粒キュービーな玉ねぎと大根!?
 
 ラーメンはバランスが大切。スープが変化進化したらな、その他もそれなりに調整していかないと、全体調和が取れないと言うもの。一番驚いたのは玉ねぎみじん切りです。まず一つ目は、かなり微塵と言えないくらい、ワイルドな粗みじんだなと言うこと。もはや玉ねぎの粒を齧るような感覚で、レンゲですくって食う。スープに溶けたり、麺に貼り付くようなサイズ感ではもはやない。薬味の枠を通り越して、具材化しているような印象です。
 
 そして玉ねぎと思って食ったら一部は「大根?」。微妙に歯ごたえが違うな・・・と思って見てみたら、粗みじんのサイズが揃ってて分かりにくかったが、大根じゃった。ひょっとしたら見間違い?勘違い?。てっきり玉ねぎの根に近い部分を荒くカットしたのだと思ってたが、どうもそれだけじゃ片付かない歯ごたえがある。柚子の風味に染まれば、あまりそれらが差分を感じ取れなくなるので、これは面白いな!。
 
 
 
 
<麺> 濃密スープを受け止める中太麺!ヌチヌチ歯応えに麺の風味!徐々に沁み入る汁のエキスで腹持ちよし!
 
 色々と変化した上に感心の唸りを上げていたところで、麺に至りますが・・・これは、安心安寧の旨さ。記憶の中のイメージとそんなに差異がない。懐かしさそのままで受け止めて旨しと思いまいした。多加水系の中太麺。やや平べったい形状でも、ボコボコ感がある。縮れやよじれと言うほどでもない、微妙なソバージュフォルムがまたいいね。すする分にはライトで、舌触りや喉ごしではそれなりにシルエットを感じさせるから楽しめるタイプ。
  
 またヌチヌチと密度感あって反発するのも食ってて楽しい。個性的なスープには、これくらい個性で受け止めたりぶつかったりしないとバランスが取れんと思うが、それのイメージにはぴったりです。粘度がスープにはよく絡みまくるし、ボコボコ感の集まりに汁が絡みまくる。引き締まった食感は食べ応えにも通じるし、またワシワシと箸で運んでは噛みちぎるのも、ワイルド感あって旨くて楽しい!。麺量も160g程度はあったんじゃないだろか。これはとても腹持ちが良い!夜遅くまで全く空腹覚えず快適に過ごせるぜ!
 
 
 
 
<チャーシュー> 片面炙りの豚バラチャーシュー!昔は焦げ目に興奮していたオレ!?
 
 まだまだあるよ。炙りチャーシューも確かに「ホタテ69」の特徴の一つ。しっかりと踏襲されてて、本当にこのレシピを大切にしているんだなと・・・愛情も感じます。その炙り方ですが、全身に均一にややハードぶりでとても嬉しい!!。炙りのセンスがオレに合う(爆)。ちょうど旨そうな炙りの加減がイメージぴったりで、炙り焦げが隙間ないから嬉しさハンパない。もう食う前からわかる旨さで、タレに十分に浸った煮豚タイプの豚バラ肉。それが主に脂身部分が焦げてより甘く感じるとともに、焦げで香ばしいんですわ!。この香ばしさが更に甘みを感じさせるので、無限大にうまいと感じるループに転じます。
  
 
 
 
 総じまして「時は過ぎてもさすがの貫禄そして進化!ファンキー&グルービーに食って決めたい名作拉麺!」と言う感想。「藍は青より出でて藍より青し」と言うこともありますし、今後も気をぬくことなくさらなる名作への進化を続けていただきたい次第。次回はつけ麺にトライです。そんな感動と今後の応援を胸に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   懐かしき
   おらがの味と
   ホタテマン
 
 
 
   ロックな魂
   しぶとく旨し
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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