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とまそん@ラーメン食べて詠います

男性 - 東京都

自分のラーメンライフを振り返ってみました・・・https://hikakujoho.com/manekai/entry/20180712

平均点 83.192点
最終レビュー日 2019年4月23日
3,695 2,352 13 21,895
レビュー 店舗 スキ いいね

「つけ麺(小)」@麺屋 たけ井 阪急梅田店の写真サクッと見るなら・・・
https://www.ramentabete.com/entry/2018/08/16/111509
YouTubeにまとめたよ!
https://youtu.be/PLHDZ0nUDI8

<一番興奮する駅!阪急梅田駅!最高!>
 
 神戸線・宝塚線・千里線直通・京都線・・・それぞれ、普通・準急・急行・特急とホームも区別されてるから、景色が圧巻なのです。鉄道ヲタクでなくとも胸がキュンとする瞬間。個人的には、銀河鉄道999のシーンを思い出しますな・・・(旧い)。
 
 
 それだけも満足な私ですが、何とここにあの「松戸 とみ田」系譜の質実濃厚豚骨魚介の店があると言うではないか!。それが「麺屋 たけ井」さん。本店開業の時は、わざわざ車で食いに行った思い出もあり、なんでこんな、私鉄の駅構内に、さも駅そば屋のような感覚で営業しているのかが、ものすごく不思議。食わずして帰れるはずもなく、サクッと一杯食ってから実家に戻ることとしました(オレは、一体この帰省で何をやっているのか・・・)。
 
 
 
 
<こんなに簡単に食えていいのか!?「松戸 とみ田」系譜を如実に感じる王道の濃厚豚骨魚介!>
 
 約10年ほど前?出張ついでに、初期の松戸とみ田で濃厚豚骨魚介を食って衝撃を受けて、関西駐在のオレは、関西中を駆けずり回って、似たような濃厚豚骨魚介を探し回ったものです。それが私の今に続くラヲタ活動のきっかけ。それなのに、今ではこんなに簡単に、梅田駅の中で食えるなんて・・・、なんと幸せなことなのでしょう。つけ麺砂漠だった関西が今では信じられないほど、当たり前にいいのが食えるのですね。そんな隔世の感を植え付けるその一杯は、こんな麺顔でした。
 
 
 おおお!まさしく「とみ田」系譜を感じさせる確かな麺顔!。濃厚豚骨魚介の王道で「またおま」と一時期揶揄されましたが、この質実さは突き抜けを感じますね。非常に回転が良く、待っていてもすぐ入店できるし、座ると早く配膳が進むのもナイス。その上、しっかりと熱々のつけだれでして、器の位置を変えようとしたら熱くてびっくりです。これほどのが、駅構内で提供されていること自体が、驚異的です。
 
 
 つけダレは、久しぶりにこの系統を食いましたが、豚骨の重厚さ十分でガッツリと感じられます。そして醤油ダレの輪郭もしっかりしており、味の輪郭としては基本的にキッパリとした印象。しかし、全体的には甘みをじっとりと感じさせるのが、この一杯の特徴でしょうか。魚介の中でも煮干のエキスの甘さでしょうか。魚粉系のコペコペした感じはしません。でも魚介だけでこんなにしっかりと甘みが出るものなのか・・・と思えるほど。
 
 
 また薬味の展開が少し策略的です。薬味ねぎが見た目以上にたっぷりと入っており、レンゲですくうと沈んでた分がごそっと出てくる。ネギ大好き「ネギ星人」としては、嬉しい限り。また、チャーシューが麺皿に乗ってますが、上に一筋のコショウが横たわっているもポイント。肉を食うタイミングや、麺を食い出すと、徐々にコショウがつけダレに加わって行きますから、ゆっくりと味変化していく。後半になって、それにはたと気付く。
 
 
 
 
<しっとり感もしっかり感じさせる低加水極太ストレート麺!小でも食いごたえ確かな質感!>
 
 これも系譜を感じさせます。全粒粉配合の茶褐色した極太低加水ストレート麺。多少粒子のツブツブを残した表情。3本箸でタグってそのままのを食いましたが、クシクシまでの低加水感でもなく、そのハードさにはナチュラルな腰つきもありなむ。顎が疲れない程度のハードさであり、濃厚つけダレに投入しても張りをキープして、凛とした表情です。
 
 
 濃厚つけダレには、これくらいのハード麺でないとバランス取れまへんな。ナイスな感覚。水切り完璧で表層はしっとり。つけダレとの絡みは抜群で、ペタリと貼りつきます。前歯を当ててゆっくり力を入れると、プッツリと割と間を置くように千切れ、歯の裏側に断面を感じるよう〜。奥歯へ運んで一気に噛み潰すと、グルテンの風合い淡く、一気に濃厚なタレの味にそまります。ただし、ゆっくりと咀嚼して行くと麺の風合いを感じ取れるようになり、また唾液も絡みますから、糖化したような馴染みある旨味が昇華するようです。
 
 
 この日、2杯目だったのもありましたが、小サイズ220gでもなかなかしっかりしたボリューム感。サラッと駅構内で食うというより、ガッツリ飯感覚で空腹を思いっきりぶつけてみたいです。
 
 
 
<炙り感じる豚バラ肉!タレに付けて良し!そのまま食うも良し!酒が欲しくなる・・・>
 
 バラ肉のチャーシューがいいですね。やはり濃厚つけダレには、薄味のチャーシューが相性良いです。レアチャーシュー全盛ですが、この組み合わせには、煮豚タイプがいいです。そして軽く炙りがあると香ばしさと脂の甘味が立ちますので、一層合います。
 
 
 今回はコショウ振りかけもあって、食べやすい〜。ブラックペッパーだから、微妙な歯応えも感じることができるし、噛み潰した時の香りの炸裂も面白い。次回は並盛り以上で、肉増しにしてでも楽しみたいかも。つけ麺は、やっぱり腹ぱん120%気分でないと、達成感がないかも〜。
 
 
 
<スープ割:呼ぶとポットを支給してくれるタイプ・・・多めに投入しても結構いける>
 
 コールするとポットを出してくるのは、備え付けて置くにはカウンターのスペースが狭いためです。気持ちよく対応してくれまして、「残りスープに対して、1対3で・・・・」と説明してくれました。ポットにも説明が貼ってありました。
 
 
 個人的には、4倍希釈でも十分な旨味あり。3倍では少し〆としては濃ゆいかな〜。薄い煮干出汁がはんなりといい味出してます。汁系のラーメンでも少し薄めたい時は、対応してくれるのだろうか〜。
 
 
 
 総じまして、「私鉄駅構内に閉じ込めておくには勿体無い王道の極上濃厚豚魚!」と言う、またそのまま何の捻りもない感想まとめになってしまってごめんちゃい。いつかは来ようと思っていただけに、お盆のタイミングで適ったのは偶然でしたが、昔の大阪ラーメン活動を懐かしく思い出したりして、楽しい一杯でした。次回はいつかわかりませんが、再訪問に値する質実さ。これからも頑張ってください。応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います。
 
 
 
            梅田駅
            ホームはまるで
            999(スリーナイン)
 
            旅立つ前に
            質実つけ麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

「味玉入り中華そば」@カドヤ食堂 阪神梅田店の写真サクッと見るなら・・・
https://www.ramentabete.com/draft/ZJetEF7erKHvgqq6HjxuNitdLgE
YouTubeにまとめたよ!
https://youtu.be/rIQSQ6w78R4

<帰省の新幹線で寝過ごした〜!新大阪止まりで救われた!>
 
 近くに乗り合わせた他乗車客が、ケージに入った猫を持ち込んだらしく、この猫ちゃんがずーっと鳴いて眠れないのでありますー。ニャ!ニャ!ニャ!とか弱く短いスパンで連続して鳴いてる。まあ可愛い声という感じもあるけど、なんだか可哀想になって眠れない。これが、東京からずっと富士川を越えるあたりまで続いて、あとは断続的と言う状態。こうなったら意地でも寝てやろうと、午前中早い時間なのに、三河安城あたりで、ワゴンサービスで缶チューハイをあおって、そのまま眠りにつきました。
 
  
<大阪キタの進化ぶりに改めて感動・・・阪神百貨店までも!>
 
 新幹線で折り返して京都に戻ろうとすると、どエライ価格だったので、ひとまず出ました。まあ、こうなったら・・・大阪まで行って一杯食って爪痕でも残すか。と言うことでやって来たのが「カドヤ食堂 阪神梅田店」です。いわゆるデパ地下の発展系イートインフロアですから、お盆と言えど確実に営業してますから。一応場所だけ先にチェックしとくつもりが、なんと午前10時から営業開始とのことで、トントン拍子でラーメンにご対面。これは猫がお詫びに招いた幸運なのかもしれません。
 
 
 それにしても大阪キタはすごく発展したよねー。ちょうど大阪駅北ヤードの開発が進み出す頃に、私は関西転勤を解かれ、東京に戻ったので今の発展系は目覚ましいものがあります。特に阪神百貨店の地下フードコーナーまで美しく変貌してた!。名物イカ焼きが心なしか上品に思える・・・・。
 
 
 
<ちょいと懐かしい甘めの醤油清湯!私のラヲタのオリジンはここ大阪から!>
 
 それにしても、あの「カドヤ食堂」がこんな場所で気軽に食えるとは・・・時代は変わったものです。かつて「今福鶴見」で営業していた頃を思い出すと、隔世の感があります。カドヤの大将は、今でもお元気なのでしょうね。大阪に「大阪ラーメン」と言うスタイルがないとしても、私個人としては「カドヤ」がそれに当たると思えてしまうほど、一時期はファンだったのですー。まずは心して、呼び出しを受けカウンターでそれを受け取ります。それはこんな麺顔。
 
 
 おおお!レトロというか・・・もう少し肩肘張れよという感じがする大衆さがナイス。デフォルトでワンコン500円という設定もすごく良心的ではありませんか!。何気に煮干しのカケラが丼の内側に貼り付き、エキス感も漂わせる。味玉は立派なLサイズ。チャーシューは、まあお値段なりのサイズですが、安っぽさがない作り込みは、ええ感じですよ。
 
 
 さて懐かしのスープ。とは言っても覚えてないんですから・・・オレって薄情です。でもそのゆったりとした醤油の塩気にマスキングする甘さは、「嗚呼この味!?」と思わせる懐かしさが込み上げます。豚骨鶏ガラの煮出し感があっさりとしつつ、そこに苦味100%排除の魚介感が染み渡ってます。乾物の甘さもありましょうが、醤油の雰囲気と一体化しているので、スルスルと飲み干せてしまう。
 
 
 思いの外ライトです。実はデフォルトの中華そばの記憶が一切なく、後年煮干し強くなったバージョンを好き好んで食ってたから・・・違いは分からん(汗)。ただし、今風のラーメンなら香味油でお化粧しだすところ、潔いまでにスッキリスッピンな醤油感なので、そういうところが懐かしくも、王道な味わいに感じてしまうのです。
 
 
 
 
<マイクロ平打ち型極細ストレート!上品と大衆さが交錯するしなやか麺!>
 
 もっと覚えていなかったのは麺でした。昔は、つけそばを好んで食ってたのもあるし、西区に移転後は魚介系の限定麺ばかり食っており、麺がそれに合わせて変化していたから。ストレート細麺でもっとボコボコしているとイメージしてたら、ものすごく綺麗なストレート細麺で驚いた。やや平打ちなところが、とても舌触りにシルエット感を与え、多加水なりのしなやかさもあり、麺が束としてとてもまとまりやすい。だからスープの持ち上げが最高によろしく、レンゲがなくとも汁と麺との一体感を楽しめるのがいい!。
 
 
 加水は高いのだけど、もちもちしない。密度感もあまり高くありませんから、とてもスパスパとリズミカルに、小気味好く切れ込みます。汁の浸透も早いタイプで、奥歯で潰す時にはすでに、グルテンとスープエキスが一体化しております。クチクチと短いタップで潰すのも快感だし、後の唾液と糖化した旨味はまた格別。これは大盛りでもあっと言う間に平らげてしまうでしょう。
 
 
 
 
<やはり落ち着く豚バラ肉の甘さ!いつか復活して欲しい豚足トッピング>
 
 いわゆる煮豚タイプのチャーシュー。バラ肉で統一されているらしく、私のラーメン原風景にあるチャーシューそのものです。肉は脂が美味いと教えてくれたのもこんな肉だったっけ。カドヤの肉は、ちゃんと豚の皮の部分を極力残してくれるから好き。皮に近いほど脂の甘みが濃いと思うので。
 
 
 あと余談だが、カドヤ食堂と言えば、「豚足」トッピングがシンボル。やはり本店で食いたくなってきた・・・。ギトギトベトベトでちゅるん!と滑る豚足が名物なのでした。ここでそれが食えたらもう最高すぎるんだけど。復活しているんでしょうか、いまは・・・。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!甘く浸透した醤油ダシがナイス!>
 
 甘みある醤油ダシが、そのまま芳醇に染み込んだ味玉です。口にするとすぐに甘さが広がるような濃厚な甘み。それでいてあっさりとした白身の風合い。熟成すら感じる卵黄の深み。この味玉だけで酒が飲めると思う仕上がりですが、あいにく酒は置いてません。フードコートなので、別の店でビールでも調達すれば良かったと思えど、朝10時過ぎだったし、すでに新幹線で缶チュウハイでやらかしていたので、流石にそれはできんよね・・・。嗚呼、今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして、「なにわのラーメン回顧録的スタンダード中華そば!」と言う感覚でして、いろいろ想定外で来てしまったけれど、ナイスリカバリーな一杯でございました!。道中新幹線の猫ちゃんに感謝と言ったところか・・・。それにしても、今回は偶然の遭遇だったけど、このパターンは次回の帰省でも有効的なラーメン活動ができそうです。半年に一回くらいは、大阪を攻めてみようと思います。そんな巡り合わせに感謝を忘れないように、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   青春と
   転勤苦労の
   思い出と
 
 
   なにわ恋しき
   カドヤのラーメン
 
 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「キリン一番搾り+餃子+らーめん原点」@人類みな麺類の写真<行列80人前後??辛抱強くなった浪速っこ達に感服!>


 今しかない!と思って京都への帰省ついでに、大阪の人気店に突撃してみました!。わざわざ新大阪駅まで寄り道です。もうこの界隈は自分にとっては庭ですのでー、そこから歩いて南方駅へ。開店時間に合わせて訪問したので、行列覚悟ではありましたが、行列の多さにしばし呆然としてしまいました。100人程度並んでいる??。気を落ち着けてザックリと数えながら後尾に着きましたが、85番目と相成りましたー。こりゃ異常でっせ。大阪人はイラチ(短気)で有名なんですが、いつからこんなに呑気になったんじゃー・・・。寒い中、1時間少々で、19個並んだ椅子に座ることができ、そこからは早かった。並び始めて一時間半回った頃に、店内へと誘導されます。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348643

 中は、とても広いんですね。奥へ行くと中二階と半地下のスペースがあり、ちょっと小粋な店箱のイメージです。カップルも多く、女性ウケする感覚です。券売機はなくオーダーを口頭で受け付けるシステム。メンマのサイズなんかいろいろ調整できるわけで、ちょっと戸惑ってしまったけど、店員の対応は冷たいもんです(教えてくれよ~~)。今回は、オリジナルと思われる「らーめん原点」。そして、腹いせに一番搾りと餃子を追加で注文してやりましたわ!。後で知ったけど、餃子を別々で注文したオレも悪いんだけど、餃子セットなら50円引きなんですね(教えてくれよ~~~)。店外も店中もビールも冷たかったりする。

(メニュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348647





汁:「醤油ダレの透明感に鶏油のコクとまろやかさ!節系?色濃く甘さで仕上がるエッジング!」


 ようやく巡り会えた醤油系のすっきりした麺顔。関西にしてはマイナーな白ネギのトッピング。そしてそそる肉片があり、深く色づいた味玉が鈍く光る。もう関東も関西も関係ない流行りの麺顔だったり感じますね。異様にキラキラしていて、コーティング感がありますが、鶏ガラか鶏油の香味油が浸ってるのがワカrます。香りも上々ー。まさしく「琥珀色」と言う醤油ブラウンの透明感も素晴らしい。食う前にうまいと思わせる完成度みたいなもんもあります。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348676

 味わいは、これが意外と「甘め」なフィーリング。もちろん醤油の塩気も柔らかだけどシッカリと広がり、軽い醸造感もありなむなんだけど、鶏油の風合いも手伝ってか、甘塩っぱいような後味を引きます。鶏ガラのコクも芳醇だし、ちょいとスープ熱を高めて欲しい気もするが、それは風味が飛ばない工夫なのかもしれません。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348681

 しかし、この甘さが全くしつこく無いのは、魚介系の貢献だと思ってしまう。節系のあの淡めの香ばしさの中に漂う甘さが、染み込んでいる?。それが甘さを引きててもしており、そして、動物系に傾き過ぎるのを抑えてもいるかもね。何の節かは不明ですが、一応鰹とだけ言っておこうかしらん。なに鰹かまでは絶対に分からんからー。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348691

 また、印象深いのは「麺の風合いの移り込み」がいいこと。麺が汁を吸い込んでから吐き出すグルテンの風合い? 食ってからのデンプンの甘みというか、そういうのが溶け込んでからもまた一層美味く思えるからいいね。素材の一体感があって大変よろしい!。一時間半以上並んだ甲斐があるというものです。







麺:「全粒混じりで一回り厚めな細麺!加水やや多めでもっちり仕上がる上品さ!」


 麺も印象的です。キリリ感と円やか感の交錯するスープには、細麺でやや粉感あるタイプを期待させますが、意外と加水多めなもっちりタイプです。モチモチを猛アピールするほどでは無いものの、汁を吸い込んで滑らかな腰つき、プリッとした歯応えがたまりませんねー。表面も滑らかな光沢感があり、勢いよくズボボボーーーっと啜って頬張る咀嚼感が、幸せを感じます。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348768

 そんな咀嚼の中で、グルテンの風合いの豊かさを感じ鼻腔に抜けて行く快感。ここには全粒粉ならではの風味を感じたのかな?そんなに繊細な私では無いのだか。でも気持ち良い。徐々に汁吸って甘みと転じるのはデンプンか糖分か?? 昔理科で習ったことはすっかりと忘れてしまった。それでも旨し!いろいろ食ってて物語を感じさせる麺ですな。

(麺リフト)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348773





具:「解ける!溶ける!!蕩ける!!!ようなチャーシュー絶品、味玉の深い甘みもナイス!」


 バラの部分を肉厚にカットしてあるようなイメージ。それは薄味な味付けでもシッカリと肉の甘みを感じさせてくれます。角煮のような柔らかと蕩ける具合があって、幾らでも別腹で食わせる魅了があります。盛り合わせを追加して、たっぷり頂きたかったんですが、500円したので断念。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348764

 また味玉が実に秀逸。Mサイズと思しきですが、この質感で50円は実にありがたし。Mサイズならではの白身の薄さで、シッカリ染まったつけだれのコク、卵黄に染み込こみオレンジ色に輝きます。醤油ダレが卵黄に染み込み、甘さを感じさせるこの不可思議さがナイスです。

(味玉)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348780





餃子:「200円としてはボリュームあり!生姜で重くなくパクパク食える感覚が良いね!」


 ニンニクでなく生姜風味で大変さっぱりしていたのが印象的。当然ビールにもよく合いますが、個人的には、これは水餃子にしても相当美味そうでは?。皮薄タイプなんだが、宇都宮餃子でもそういう食べ方ありだしね。専用皿がデカすぎて餃子が遠く小さく感じてしまうかもだが。

(餃子)http://photozou.jp/photo/show/1985094/244348705





 総じまして、「全麺類の平和を祈りまして合掌!」。今年一年いろいろ食べ歩き、そしてなんとかお正月をまた迎えられそうです。普通で健康に過ごせることが何よりです。そして美味しく何でもいただけることも幸せ。また、来年も一杯一杯と重ねて行くことと思いますが、あしからずです。なのでここで一年の感謝を込めて詠います!。



   人類の
   平和を祈る
   年の瀬に


 
   麺類啜り
   年越すひととき



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「冷やし塩ワンタン麺」@TSURUMEN 大阪城北詰店の写真帰省して、どこ行こうかなんて考え出すと、暑くて邪魔くさいのもあったんだけど、新しい店行くより、昔よく行った店に久しぶりに行きたいという衝動に駆られてしまいました。そんなこんなで・・・・、私が初めて大阪で常連として胸を張ることができた店「らぁ麺Cliff」改め、「ORIENTAL NOODLE TSURUMEN 大阪城北詰店」に行ってまいりました!数えると4年ぶりになりますか。いや・・・この4年間、仕事の上では生きてて一番いろんなことがあった年月でした。おそらく、本が書けるとおもいます(笑)。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153542





【久しぶりすぎて泣ける】


 本当に通いなれたこの道。京橋からでも、大阪城北詰からでも、目をつむってでも行けそうな気分。今回は暑すぎて暑すぎて・・・・地下から行ける北詰の方からアクセスして訪問です。かつて深紺に染め抜いたCliffの文字が、今回は白地に「TSURUMEN」と書かれている。店名を変えて再スタートしたという噂は諸兄から聞き及んでおりましたが、どんな心境の変化があったかは不明。しかし入店すると、本当に懐かしい店の雰囲気に泣けてきます。そういえば、開店間なしのときは、今のテーブル席のスペースは全く別の店が入っていて、後から壁ぶち抜いたんだよね〜。懐かしいマダムに黙礼して、いつも座っていた一番奥の席へと陣取りました。初めて食った地鶏のつけ麺は、確か麺が出汁で冷えてて、後でその出汁でつけだれを割るんだったよね。それを食いたかったんだけど、メニューにそれっぽいのは見当たらず。しかし、ちょうどいい冷たいメニューがあったためそいつをゲットです。「冷やし塩ワンタン麺」。半年前には、東京中の塩ワンタン麺を駆けずり回って食ってたんですが、この店でも久しぶり感があって、結論としては、泣きそうなくらい美味かった次第!

(券売機)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153364





【香る魚介に淡麗鶏塩!柑橘と鷹の爪がほのかにエッジング!】


 それにしても今年の夏は暑いけど、関西に転勤していた数年間、大阪の夏は毎年暑い暑いと繰り返し思ってたもんだw。東京から新幹線に飛び乗り、新大阪駅のホームに降りる瞬間に、熱気が壁のように襲ってくるように感じたものだ。なので、冷やしのメニューは本当にありがたい!しかも、この冷やしのスープがさらに「ありがたさを覚えるほどな崇高さ」に包まれていたわけで、正直いい意味で参った。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153421

 一口めは、魚介の香りが印象的。塩スープは何となく予測してたため驚かないんだけど、この魚介のキレとふんわり感が両立しているような「上品な煮干し感」は、ちょっとそこいらにはないね〜。魚介の極上の上澄み液だけを漉しとったかと空想してしまうほどの、すっきりした味わいと、鼻孔を駆け抜ける香ばしさが素晴らし!


 そしてだんだん慣れてくると、いろいろな味わいを感じ出してくる。まずはベースの鶏コク。鶏がらの澄んだ味わいと旨味は、冷やし系というなかで更に磨きがかかったような凛とした感覚。その上に適度な鶏油が色気を放って優雅に漂う。そこに塩気と魚介の風味が交わって一体化していくところが最高に思えます。


 それだけではないね!柑橘系のほのかな酸味も覚えるところだし、よくよく味わうと後味の一番最後にキリリと感じるほのかな鷹の爪のエキス感も素晴らし!まさに冷やし系の塩のなかではパーフェクトか!と思えるほどです。さて、ここに酢を入れるか入れまいか・・・。スタフさんは後半にお好みでと、言ってくれたので素直にやってみたが、これもまた雰囲気がすっきり変わってまた良いね!甲乙つけがたし。同じハイレベルなら試さない手はないってことで、あしからず。

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153469





【伸びやかでシッカリした噛み心地!極上でシルキーなスベリがナイス!】


 麺が良かった〜〜〜!美味かった〜〜〜!しなやかだった〜〜〜! 食っている最中から頭のなかが通しすぎて事後の感想を考え出したりしてしまう。とにかく、鶴麺さんのしなやか淡麗系ストレート細麺のいいところが全て出されていたと言っても過言ではありません。


 多加水系なんだけど、粉がいいブランドっぽいのを感じさせるし練り水も控えめ。粉の風味がとても良く感じられる雰囲気がまずグッド! 潰しこみや麺の密度は中間程度で、熟成度を感じるような木目の細やかさが素敵です。たやすくクチクチと切れるかと思えばさにあらず。しっかりと弾力を感じさせておいて芯はない。引き締められたナチュラルな感覚です。また奥歯でのすりつぶしも締まりを感じさせる高反発で、ヌチヌチっとした感覚。さらに、縦伸びするような感覚もあって、いろいろな方向で弾力を感じさせます。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153486

 また見た目から容易に想像がつくように、スベリが極上!まとまりがいいし、口当たりも軽い。内頬や舌触りのなめらかさは、そうめん・冷麦に匹敵するほどの軽やかさ。まさに喉越しがよく、蕎麦のようにつつつーーーーと食える。ちなみにこの一品、大盛り対応は不可だそうです。出汁とのバランスが崩れるんでしょうね。なとなくわかるきがする。







【粗熱抜けも、綺麗な味わいは濃厚!滑らかワンタンが泣ける!】


 冷えたワンタンって食ったことなかった。ちゃんとした中国料理店の夏の点心としてはあるのかもしれませんが、個人的には冷たいワンタンが想像できなかった・・・・。しかし、これ食って随分と印象がかわりましたよ! 冷たいのに味わいがしっかりと滲み出て、そして優しい。肉あんの肉汁が冷えててもしっかりと溢れ出て、旨味を覚えます。そしてなにより、ちゅるちゅるりん!としたスベリがとても楽しく、いつもなら口の中を火傷しそうになるような心配もなく、思いっきり楽しめたそのワンタン。点心なら辣油を少し垂らすところでしょうが、塩ラーメンの崇高な出汁で食うのも、スープワンタンっぽくていいよね〜。これも泣けるうまさ!

(ワンタン)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226153453





 総じまして、「冷やしというより涼味と呼びたくなる、極上塩ワンンタン麺」という感覚でして、これは夏に限らず、いつでも食いたくなるよな完成度と感じてしまいました。いや〜、久しぶりにここの麺を食ったけど、相変わらずの完成度。改めて見直しました。それはそうと、店の名前が変わったけど、定番のいっぱいはやはり変わらずレギュラーであって良かった。4年ぶりに突然来たから、まだ顔を覚えてくれていたかは不明だけどね。思えばこの店に通い詰めていたころは、いろんなことがイキイキとしてた・・・なんて帰り道に考え込んだ私。相変わらず美味いこの店も、さらに向上せんと店の名前まで変えて再スタートしている。うだうだ悩んで下向いとる場合じゃないよな。私も考え方をリニューアルせねば。なので詠います!



   久方に
   懐かし店が
   リニューアル


   決意新たな
   麺魂啜る



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「大阪ブラック・太麺」@金久右衛門 梅田店の写真久しぶりの関西ラーメン訪問の第二弾。新しい店を開拓するのが邪魔くさいだけだったりして・・・。それでも、あの店元気かな〜なんて懐かしい気分も手伝って、今回は「金久右衞門・梅田店」さんを訪問してみました。何を隠そう!私のラーメン体験で一番ハマった一杯「大阪ブラック」があるお店なんですよね〜。深江橋の本店は、ハードルが高くて、結局梅田店に入り浸っていたのでした。

 変わったところは、スタフさんたち。4年前とは入れ替わったみたい。そして、通し営業になっていることと、深夜営業まで可能ということかな。特に通し営業は実にありがたく、ランチタイムの行列とこの猛暑のぶつかり合いを避けることができてラッキーでした。おやつの時間を過ぎたころでも、パラパラと先客がおられて寂しくもなく、リラックスしてこの一杯を頂きました。

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250026





【ピッチリとした醤油の旨味と酸味と塩気!豚もスッキリ透明感】


 もうすでに有名になってしまった「大阪ブラック」。東京のラーメン通にも大阪名物として知れわたっているので、今更・・・な感じもありますが、いやいやどうして、分かっていても食うと記憶が蘇る! やはり「超ピッチリとした切れのある醤油ダシ」という言葉しか浮かばんですな!! 醤油の醸造感からくるコク、醤(ひしお)がすっきりとした塩気、後味がゆらめいた後にすっきりと消える酸味。濃ゆい色合いがしつこそうに最初は見えるかもですが、透明系な漆黒の色合いが、どこか漆の塗り物のような高級感を高めます。「マツマ醤油」の一升瓶がずらりとならぶ。この醤油との出会いがなかったら生まれなかった一杯かもしれません。

(麺顔全景)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250164

 一方、非魚介系でまろやか。豚のコクがすっきりしていて、表面の上澄みにキラキラ輝く油層がありますが、実にサラサラとしていて気持ちよい。豚のやさしさに磨きがかかったようなすっきりさが異様にうまいです。貝類のダシ?を含んだような滋味も芳醇で、やはりいつ食ってもうまいうまい!
 
(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250264





【大阪ブラックには、やはり太麺!褐色に染まった平打ちが素敵!】


 すっかり忘れてしまって、カタメコールをするのを忘れてしまいました。しかし、久しぶりだからデフォルトで味わうのも悪くないです。ここは細麺と太麺が選べるシステムになっていて、大抵汁系なら細麺を選ぶ私なんですが、この大阪ブラックのような味わいの濃ゆいタイプは、ずっしりとした太麺で味わうべきでしょうね。平打ちで綺麗なストレート。醤油のタレを軽く染められて、飴のような褐色が実に食欲をそそります。二日酔いで昼過ぎても気持ち悪かった体調でも、なんとスルスルと一気に食える!

 太麺とはいえ、もちもち感が低くスパスパとちぎれる前歯の感覚。それでいて奥歯へ運び込んでプレスをする際には、軽くヌチヌチとした潰れこみが快感。グルテンと醤油の塩気がうまく融合して箸が止まらぬうまさ。表面の感覚がヌメっとしたことなく、気持ちよいほどにツルツル、しなやかすぎるほどにスルスルと内頬と喉越しにシルエットを与えます。うーん、カタメでなくとも、この味わいと感触はすごいね〜。うましうまし!

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250297





【私がバラ肉チャーシューに開眼した逸品!】


 本当は味玉を欲するところでしたが、体調不良で断念。そのかわりチャーシューに全神経を集中させていただきました。皮を極力のこしたようなバラ肉ロール。周囲の焦げ目があるようでないような・・・それでいて、肉の香ばしさを残します。バラ肉の脂がまさに舌の熱でとろけるような感覚で、とろけるような感覚。ここでも醤油のピッチリした味わいとコラボして、旨味を高めます。肉質と脂質のミルフィーユがしゅう曲している断面が美しい。サイズも厚みも申し分なし。分厚すぎないところがいいバランス感かもですね〜。

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250214

 そして極太メンマが二本。きめ細かい繊維質で前歯を垂直に当てても、やさしくシャクリとした切れ心地で避けます。もともと薄味な感じで、ここでも食うときに醤油出汁が滲んで味わいと香ばしさを高めます。これだけでもビールが何杯でも飲めそう!二日酔いでもそう感じさせる・・・。

(メンマ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/226250236





 総じまして、「上質!大阪ブラック!ゴクゴク飲み干すブラック系」と言う感覚で、ブラックと言えば庶民的な系譜が多いなか、こいつだけは、どこか背筋が伸びる上質系です。ご存知、もともとは高井田系の一杯なんですが、そういったジャンルを突き抜けたような一杯。高井田代表から飛び超えて、大阪代表となった醤油の一杯。もっともっと、大きく認知されても良さそうなのだけどと・・・・、今は関東に身を置くものとして、寂しく感じております。この数年でどしどしと関西ラーメンが東京に進出しております。金久右衞門さんも、イベント出店以外で、しっかり東京進出してほしいのですが(笑)。もしもが実現するなら・・・中央線沿線でよろしくお願いいたします。ああ、久しぶりに好きな一杯食ってうまかったうまかった!どこか同窓会気分で食ったけど、また大阪に来る機会があったら食いに来ます。なので詠います!



   久方に
   懐かし醤油を
   食らいては



   しみじみ味わう
   塩気と時間




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「特製煮干しらーめん」@煮干しらーめん 玉五郎 阪急三番街店の写真しかし、年明け1っ杯目が関西、しかも梅田で玉五郎とは予想もしておりませんでした。 実家では正月の大雪に見舞われ、クルマが足止めを食らってしまって・・・やることなく、ぶらっと大阪の馴染みの店で食うことにしました。ところが、意外に正月から営業している店が少なくて困る。あちこちと彷徨った挙句に「玉五郎@阪急梅田」さんに訪問です。ちなみに、大阪駅界隈で、玉五郎系は、ここしか営業していなかったのでは?という理解。ともあれ、思い出の一杯を大阪で食えるとは、幸いだったと感じます。今年一年も、いろいろあると思いますが、前向きにやっていこう!

(外観)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727740





【スープ:おせちもいいけど玉五郎もね!・・・浪花煮干しが染み渡る】


<より動物系感じるエキスと、マイルド煮干し甘み!>


 支店の違いや、関東関西でどうのこうの・・・と言うのも野暮ったいので省略。ただ、私の心の記憶との変化をさらりと述べますと、魚介感より豚の動物感がとてもマッタリと広がるのね〜。そいうの好きで、やはり関西オリジンなDNAがざわつきます。魚介系食って動物系が旨いと感じる天邪鬼な私は、まだ健在ということで、あしからず。また、煮干しの甘いマイルドさは、やはり玉五郎のオリジンですね〜。凶暴な煮干しよりも、正直に申せば私、こちらの方が体に合っているかも。


 まろやかな豚骨出汁と、甘く芳しい煮干しの融合・・・・、転勤時代をしみじみと感じ思い出します。みなさん、お正月は家族で過ごされてくつろいでおられましょうが、本当にお世話になったな〜、あのころ。まさに、甘く芳しい自分史の味わい。

(麺顔アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727637


<スパイス感が控えめだったので足す>


 チャーシューに軽く振りかかるブラックペッパーが、スープに溢れてそれが味わいとして滲む。今回は、少し控えめであったようなので、テーブルセットから取り出してちょいと追加してみました。お!それ旨そうなチューニングやん!!ってな感じで、両隣の他客が、無言で相次いでこれを追加投入。どや?旨いでっしゃろ??とテレパシーを送ります。甘さに響く、洋風な刺激感がミスマッチでとても食欲をそそります。今度、東京新宿店でも繰り返してやってみよう!

(スープアップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727671





【麺:弾力とすすり時のちゅるっとした抵抗感がたまらん!】


<モチモチちゅるん!とした口当たりが飽きない>


 出そうで出ないのが「玉五郎監修のカップ麺」。ただ単に遭遇していないだけか・・・。スープも個性的だけど、何といってもこのプルプルモチモチの縮れ中太麺がなければ、玉五郎とは言えず。この明るい弾力と高速な滑りを、正月から堪能です。絡み合うようでいて、するすると解け、啜り上げでは野太いようなチュルピチ!っとした感触が楽しい!すすり上げる時の、内頬と口元の抵抗感もソフティーでナイス!飽きませんね〜。似たような麺は東京でもあると思うのだけど、玉五郎で食ってこそ、感激というものがありましてね・・・。やはり、私はつけ麺より、汁系の方がこの麺では好きっす。

(麺アップ)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727682


<高弾力の最後にプツリと千切れる>


 モチモチと片付けてしまうと言い切れてない? 「高弾力」という感じも少しあって、前歯で千切るとブルン・・・としつつも、プツリとやや勢いあるような後味感。奥歯でのプレスでは、ムチっとしつつも、横ずれしながら潰れていく。これは、風合いも楽しめるといいつつも、やはり弾力をめいいっぱい楽しんだという食後感ですかね。







【具:名作の味玉は、やはり濃厚なオレンジ色で鮮烈でした・・・】


<記憶の肉よりちょいジューシーな歯応え感?>


 特製だとチャーシューが3倍になりましたっけ???(忘れましたが・・・)。どう見ても4倍となっており、嬉しい悲鳴かお年玉気分。私の心のなかではややカスっとした風合いがあり、スープを少し吸い込んだ時が旨いと思っていた。なのだけど、今回はなかなか、いいロース肉感があって、適度な歯ごたえがありしっかりとした上質な噛み心地があったりする。見栄えに反して・・・。そして肉味をやや感じて、ジューシーとすら覚える。いつものカスっとした感じもいいけど、こいうのもいいよね!

(チャーシュー)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727700


<やはり、味玉は切ってほしいかな〜、玉ちゃんだけは>


 最近、味玉はホールのままで出すのだね・・・。東京新宿店だけか?と思っていたけど、ここ大阪でもそうであった。悪くはない。悪くはないのだけれど、やはり、個人的には玉五郎では割ってほしいのだが・・・。割らないのが主流になっているのでしょうね。自分で割ると、あの艶かしいオレンジ色が鮮烈に目に飛び込んでくる!そして、黄身の濃厚な味わいとともに、白身のふるふるっとした感覚がたまらん!玉五郎では味玉は必須だな・・・・。と思っていたら、前回、かなり前になるが、この店では私は、味玉外しで食っとったりする。

(味玉)http://photozou.jp/photo/show/1985094/216727715





 総じまして、「浪花の名作豚骨魚介は健在!」といった単純な印象でごめんちゃい。ともあれ、年始早々、思いがけない大雪があればこそ、こうやって足止めで食らうことができたのだから、何があっても前向きにとらえて幸ありだわ〜。そして、今更気付いたのだが、この店の初レビュアーは、ワシだったのね。何だか・・・いい出だしの一年がこれから始まる。なので詠います!




   年明けに
   大雪食らい
   足止めで



   これ幸いと
   玉ちゃん食らう




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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「こいくち醤油ラーメン」@総大醤の写真【ラーメンレビュアーになる前の心の店かもしれません~総大醤】

 この秋に大阪から東京に転勤したのですが、それまで8年6ヶ月間、大阪滞在でした。最初は2~3年のつもりが居心地良くてついつい長居してしまった感覚です。大阪転勤前は、普通のラーメン好きだったんですが、今やブログやコメントまで偉そうに語る始末ですから参ったもんです・・・。今回、関西出張で大阪駅に降り立ったとき、まさか大阪駅界隈がこの8年あまりで、こんなに様変わりするとは思いもよりませんでしたもん。

 そんな思いも寄らぬ大阪転勤生活の前半は、ローカル誌や同僚の口コミなどで、とあるラーメン店の訪問を繰り返しておりました。訪問回数を軽く競ったりして思えば可愛いもんでした。そんなラーメン店の一つがこちら、「総大醤」さんです。大阪の醤油らーめんとしては・・・・・金久右衛門が正直言って勢いがありますが、今回は里帰り気分でちょいと訪問してみました。

 なるほど・・・・路上駐車がピーク時問題やったからかな・・・・奇麗にパーキングを整理したんですね。この道、セットバック条項が付せられておりますので歩道も整備中。製麺室も奇麗にしたんですな・・・、さすがに総本店の名前らしくなってきましたね。




【今改めて食すると・・・・感じ方が違うのに驚きます!酸味が立体的でナイス!】

 なんで当時訪問を繰り返していたかというと、メンマ+キムチの無料サービスがあったからかもしれません。コーナーが作ってあって大げさにいうとバイキング形式(そんな立派じゃないが)。大阪キタ界隈にはよく見られるシステムです。当時は、アホ程にも山盛りに食い散らかしてましたんで、取り皿もミニサイズにスケールダウンしたとかしないとか・・・。今は、キムチでヒリヒリした舌ではレビューになりませんので、ぐっと辛抱をしてしまいます(泣)。さあ、いざ食わん!後半お気に入りだった「こいくち醤油ラーメン」。当時は違う名前だったような・・・・忘れた(もう年ですかな・・)。

 「ビカビカ!ツブツブ!どよ~ん!とした麺顔でんな!」

 半年前にも食った気がしますが、相変わらず迫力ある醤油の面構えです。まずこの漆黒の醤油カラーは、基本形の黒醤油のラーメンでして、確か古式ゆかしき溜まり醤油だったと記憶。なかなかコクまろでして、熟成した塩加減と酸味を感じるナイスな印象を今でもおぼえています。この黒醤油の上にラードと魚油かとおぼしき香り油が、どよ~んと麺顔を覆い尽くしておりまして、オーラと香りを醸し出します。そしてその油が、いかにもコーティングをしたかのような光沢を演出しますので「ビカビカ」して見えますし、また、出汁の決め手の鰹節の欠片??フライドオニオン??が「ツブツブ」になって漂い・・・見た目にもこってりした「なにわ醤油」な面構えでございますわな・・・。ですすります・・・・

 「溜まり醤油のコクがナイス!そして・・・酸味も相まって・・・「ぶわーーっ」と攻めて来る!」

 醤油のコク感が肉厚と申しましょうか・・・攻めて来る印象です。これは醤油だけでなく、節系の濃い演出とか、またフライドオニオンの濃く甘みが醤油をパワーアップさせている効果もあるようです。この使い方・・・・・塩元帥という別ブランドの塩ラーメンにも技が共通するところですな!また酸味もパラレルに攻めて来るというほど表情豊かです。当初・・・・この酸味を醤油由来の酸味としか思っていなかったのですが、改めてメニューを見ると片隅に「ゆず」の文字が見て取れます。「なにーーー!知らんかった・・・」。

 「酸味は、醤油とゆずの相乗効果だったのだ!」

 それもそのはず!気づいてあらためてスープを探ると、ゆずの皮がちゃんとありまんがな!しかし、それはしっかりと醤油により茶色に染まっていて、しかも小さい欠片です。だから・・・・見つからなかったのかと、長年食ってて絶句です(&泣)。なるほどと・・・・今回の訪問に収穫を得た感じがすでにここで致しております。

 ※味のグラデーション:たまり醤油のコク>節系の風味とコク>醤油由来の酸味>オニオンの甘み>ゆずの酸味>その他




【初めて麺の切り口につき考えさせられた麺かもしれません】

 アタクシのレビューで、麺の「切り口」につきよくコメントをするのですが、人によっては鬱陶しいだろうな・・・と思いながら今回も語ります(笑)。こちらの麺は、一見よくある標準的な太さのストレート麺です。しかし切り方が、ちょいと「長方形」でして、あえて平打ちと表現するのもはばかられるほどの微妙な感じなのです。しかし、その微妙さが食していて、舌触りとか、歯ごたえとかが、普通の正方形切り口の麺とは、ひと味違うと思うのですが・・・・・。アタクシってやっぱり変態なのかもしれませんがね・・・・。それに・・・

 「小麦の感覚も何となく感じれて、フレッシュ感あるのが好きやねん!」

 ・・・と言いたいっすな~。初めて自家製麺を目の当たりにしたのがこの系列でした!塩元帥の製麺機は「ガンダム」と異名がつくほどですしね!(ファーストガンダム第一話の初期型RX-78が仰向けに横たわった感じに何となく見えるのですわ・・・。ちなみに店主はアムロとは似ても似つかない・・・・)。

 話を戻しますが、加水は中からやや低めと感じ取れるほど小麦感があります。これは熟成度が強いということかは不明ですが、品質感あり。ゆえにザラツキ感ありかと思いきやそこそこのスベリ感ありまして、つけ麺でなくラーメンの場合はレビューが難しいところです。前歯さばきは、麺を束ねて・・・ブチブチブチブチィ~~!とランダムに千切る感覚が楽しいですな~。そして奥歯で多少乾いた感覚で「モッチリ」と感じて嚥下で喉から胃に落とし込みます。思えばこんな麺ばかりを追い求めては食ってて、毎回同じようなコメントをレビューとして放り込んでた1年と半年の間・・・・。成長してませんね~(はははー!)

 ※麺の感覚:ざらつきそうで実はそこそこすべる。前歯でブチブチと千切れ、軽いモッチリ感を感じる
 ※麺の形状:長方形な切り口。太さは標準的なストレート麺。かん水控えめな乾いた小麦色を感じる薄黄色



【正直言って・・・具はチャーシューだけに注力!ええんちゃうんそれで!】

 ナルトと薬味ネギと海苔を・・・そう語れるもんでないですし、メンマも、小ぶりで細め・・・・味わい深めな対応で、やや固めのコリコリ感を演出・・・程度しか覚えていません。やはり、中心はチャーシューですよね!

 大きなバラ肉を大きめにロールしてあるタイプでして、割と好きです。全体的には醤油香ばしさ系ではなく、塩味重視な傾向も好きです。割と肉の歯ごたえがあり、これもまたそそりますやん!赤身!脂身!それぞれ解いて食っては、まとめて食ったりしたり、麺に巻いたりと・・・・いろいろと楽しめる程度の大きさはしっかりあります。正直言ってあまりこの一杯でチャーシューをクローズアップしていなかったのですが、結構高品質だったのね・・・・。見直しました。

 ※具のおさらい:バラ肉ロールチャーシュー(大)、メンマ(細)、ナルト、海苔、薬味ネギ、薬味ゆず皮他


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 総じまして、食べて来て語ることがないと思えど、間隔を置くとやはり発見が多いということを改めて感じました。また・・・・関西の味というのも定義できないながら、久しぶりに関西で食ったという感覚で興奮しているだけなのかもね・・・・。それにしても、酸味でこれだけ発見があるとは思わなかったですが、これはあえて過去のレビューを見ないで、今感じたありのままで書きました。なので、「言うてることが、違うやん!」とのことは、なにとぞご容赦くださいまし・・・・m(_ _)m  食べたこの日は、初冬とは思えぬほど暖かな日差しが降り注いでおりまして、少々食後に汗をかいたりしましたが、こんな思いもここ大阪で幾度となくしたなと、思い出を噛み締めながら、出張先の仕事場へと向かいました。ありがとな!総大醤!なので詠います!

 久方に
 なにわ醤油に
 惑わされ

 われもまだまだ
 麺道半ば也

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!

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「ワンタン麺」@TSURUMEN 大阪城北詰店の写真【ラーメンマダムに会いに行こう!】

 大阪に出張に来てまーっす!さて・・・・どこに行こうかと思う昼飯時!あの店のマダムに会って昼飯時にドキッ!としたくなる衝動を覚えます。その店は、まさしく「らぁ麺madam!」 あ!ちゃうちゃう!「らぁ麺Cliff」です。先月の出張の時の訪問ではおられなくてね・・・。ま、ここの麺に引き寄せられてるのには違いないのですが、華がありまんがな!ということで、いつも訪問するのですが、毎回・・・・マダムがおられてもアタクシの方が、妙に照れるのね(はははー!)。要するにヘタレでして、こういう心の駆け引きも、毎回出張の楽しみの一つなんですわ・・・。




【旨いだけやのうて感性にくるのやね・・・・】

 アタクシ・・・、ここの店のコンセプトみたいなもんに、びびびーーーと来るんでしょうね。まず、高品質で崇高な一杯を提供するのは基本なんですが・・・・、清潔感、過ぎないスタイリッシュ、職人気質、大盛りなし・・・・・そういう雰囲気全体が好きで、毎回吸い寄せられるのです。




【天然塩と香味油は・・・魔力ではなく、もはや誘惑・・・・】

 配膳されるマダムに一礼し、心を整えるような間を置きたくなるような、麺顔・・・・。シンプルゆえに「禅」を感じますとは言い過ぎですが・・・・・、「丁寧」「素直」「誠実」・・・・それらがこもった一杯だと感じるのです。などと久しぶりのホーム!の一杯のスープをすすります。

 「いつもの天然塩や!・・・旨し!ええやん・・・。角がないという陳腐な表現でゴメン!」

 なんとなく、スープにこびてしまうアタクシは変態です。ま、いつもの好きな味を堪能すればええと、食し続けると、そこに「香味油」の存在があるのを忘れておりました。蒸留したような透明感ある香味油でして、すっかりと忘れておりましたわ・・・。

 「何油か知らんけど・・・・鷹の爪と妙に反応して、やさしいエッジングを効かせまんがな!」

 天然塩が、すでに出汁と化しているのは重々わかるのですが、魚介で濃厚にすることなく、クリアーで「スッキリ」と「濃厚」を両立したいようなスープ。これに、0.5倍コクを増したような香味油がナイスなのです。実は、あとからaddidtionalしたかどうか分からなくて、実体を確認したわけでもないけど、食していくうちに、コクがクリッピングポイントを迎えたように微妙な変化を迎える瞬間があるのです。なので、あまりアタクシを信用しないように・・・。

 ※味のグラデーション:天然塩のまろみ>地鶏清湯のスッキリコク>香味油>昆布系アミノ酸>トッピング影響




【柔麺の極地】

 改めて味わうと・・・・麺の好みを考えなおさねばならない衝動です。もともと、固めな麺が好きなアタクシなのですが、これを食すると「柔麺もええやん」と宗旨替えしそうになりまんがな・・・。つまりは、「女性的」なのです。

 明らかに細めなビジュアル。そのくせ平打ちっぽい、長方形な切り口でありますが、角が立った部分がストレート麺を更に強調するようです。

 加水は中からやや高い?感じで、熱ダレがしないのが特徴でして、これは麺の性能か・・・もしくはスープも無闇に熱くしないのが効いているのかもしれません。故にスベリが極上で、極細の集まりといった感覚で書道の筆で頬をなでるような・・・心地よさを感じますがな・・・。

 「か弱そうに見えて、しっかりとした気丈さも感じる・・・」

 ・・・まさにそんな全体感でして、店の雰囲気とこれまたマッチしますがな!またマダムともマッチする麺!って・・・・アタクシこれ以上言うと変態と思われ出入り禁止になるので辞めときます!

 ※麺の感覚:加水中からやや高めのクチュリ感!スパスパ前歯で切れる系、細麺を束で味会うそうめん感覚!
 ※麺の形状:極に近い細さ、長方形な切り口、ストレート麺、色白な見栄え、角がたった流れ・・・。




【だって・・・目の前のちょっと先で作ってるもん・・・旨いはずや!ワンタン】

 だんだんと・・・ダレが店主か分からんようになったけど、おそらく今は全部オペレーションをまかせてもらってると思われる「メガネさん」が、間があいたときにせっせとワンタン作る姿が印象的です。ワンタンメンは、最近、五反田でとあるワンタンメンを食しましたが、これもまた手作り感とワンタン命な迫力が好印象だった・・・。その店とはまた違った「丁寧さ」がびしびしと伝わります・・・・。そして、また東京に思いを馳せて申し訳ないが・・・池尻大橋の名店にも匹敵するうまさですやん!甲乙つけがたし!

 皮の「ちゅるりん感」だけやったら新宿凪系にも通じるのでっけど、ひき肉のシンプルな旨さが泣かせます。4つ入ってましたが、一づつ・・・堪能させていただきました。

 「ワンタンは、前歯さばき厳禁!」

 旨いので・・・・熱いので・・・・前歯で半分噛み切って、2回に分けて味会う・・・・のは否定したい!(笑:冗談!それぞれ!)ワンタンは・・・・「ちゅるりん」とした感覚を最大限に味わうのが最高の所作でして、これを途中で紙切り、肉汁の旨さだけをしがみつくす・・・・というのは、興ざめやと思うのですがいかが?

 ※具のおさらい:ワンタン4つ、チャーシュー(最高に渋旨!)、穂先メンマ(熟成酸味と柔らかさがナイス!)、薬味ネギ(白と青)


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 総じまして、かつてのホームの気楽さゆえに・・・・はしゃぎ過ぎな面はお許しいただいたとして・・・・穴場に名店有り!と、今は関東に向かって訴えたい! 何かの縁で大阪に来られるラーメンラバーならば、少しばかり遠回りしてこちらも食してどないでっしゃろ〜。東京にはいろんな魅力的な場所がありすぎて、例えば恵比寿にCliffが営業したとしてどのように評価されるか不明・・・・。だけども、地方都市の、東京と比べるとひなびた一角で、こんな質実スタイリッシュな店と一品があるというのが、とても趣があると思うのです!「大阪なめたらあかんで〜!」というゲスい意味じゃなくてね・・・・。ともあれ、マダムに会うだけでも! なので詠います!

 質実な
 マダム供する
 大阪の
 
 麺とワンタン
 我落ち着く也  

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

投稿(更新) | コメント (7) | このお店へのレビュー: 15件

「煮干し塩チャーシュー」@ラーメン人生 JET 福島本店の写真【なにわの塩煮干しを求めて・・・追憶の一杯!】

 今回は、急に決めた大阪出張でしかも日帰り、とんぼ返りな計画です。なので、大阪キタエリアで一杯だけという条件で、こちらのこの一杯「福島JETの塩煮干し!」とさせていただきました。せやけど・・関西で一杯だけっちゅーのも悔しいがな・・・つらいがな・・・。ええい!この際、思い切ったれ!!チャーシュー追加の「塩チャー、一丁」じゃい!!!しめて980円の高級仕様。まるでバブルの頃の「日産シーマのフル装備」みたいになってしもたがな(笑)。

 それにしてもラッキーだったのは、営業時間が30分早まって、午前は11:00からとのこと。おかげで待ち覚悟で早めに行って楽々セーフで着席できました。はっはぁ~ん、三ツ星対策かも?・・・とこの営業時間の前倒し対策に妙な勘ぐりいれてしまうアタクシも意地が悪いな。名店もここ福島エリアでは競争きついんかもね。やっぱり福島は熱いわ~と納得してしまいます。さて・・・最近、東京で煮干しづいてきたアタクシ、かつて愛した『大阪煮干しへの追憶』をこめて、レビューさせていただきます。




【ウルメ系??煮干しの柔らかな甘み出汁が、「おかえりなはれ」と迎えてくれまっさ!】

 昼時・・・ほとんどビジネススーツのサラリーマンやな・・・。お仲間気分で和みます。塩煮干しを頼んでいるのは、アタクシ含めて2名、あと5割の方は、鶏煮込みかな。結構注文がばらけてるのは、さぞかし通い慣れた面々かと視察いたします。・・・などと人間観察をしていながら、あっという間の7分程度で配膳完了!早や!! さて久しぶりのご対面の煮干し塩らーめん・・・。中々、相も変わらず、ちょい濃厚ぶりな麺顔をしとります。

 「煮干しというより・・鶏油イエローが印象的でんな・・・」

 鶏油の色合いからして、黄色が黄金に見えまんがな。そんな印象派な麺顔に一礼いたします。最近食った吉祥寺の一品とは違うのは、和風テイストが色濃いということかな。豊かな鶏のコクがペイズリー模様のように表面に、キラキラしながらゆったりと漂います。これが次第に豚チャーシューの脂が溶け出して・・・・何やら名前に反して、動物系な味のニュアンスすら覚えますが・・・。などと思いながら、レンゲを沈め、直後にサルベージ。口へと運びます・・・。

 「ベースの魚介が・・・甘コク系で斬新!いやいや、忘れてただけやん!」

 ・・・そんな印象。見た目のイメージが一転して覆ります。そうそう、「なにわの煮干し」と、頭で分かってたんですがこうやって久しぶりに舌にどかん!とちょい濃厚なのを味わうと、頭がくらっとするほどしみじみ感じいります。関東である苦み系、腸(はらわた)?の苦み旨みなニュアンスがこれっぽっちも、味の輪郭に出て来ません。ウルメ系の煮干しの甘さ主体!・・・と本当はこれだけだと思っていたんです。しかしながら、関西の煮干しは、もともと甘め系のをきっちり出した上に、動物系の味わいと組み合わせて相乗的に、コクをパワーアップするような構成と・・・今回は特に感じます。例えば、ここJETだと、プラス鶏清湯系。また玉五郎だと、プラス豚骨系とか・・・。関東では動物排除かといえば決してそうでないですが、割合がここ関西では多いと・・・・そんな感じを受けました。なので久しぶりに食って、こういうの食いたかったんやーとにやついているアタクシが自分でもおかしくて・・・・。

 ※味のグラデーション:鶏清湯コク>甘系煮干し>豚コク(チャーシュー由来?)>梅酸味>その他



【慣れ親しんだクッチリ噛みクチ、ストレート麺】

 このどこかしら、わずかにモチっとした前歯の感覚で、スパスパと噛み切れるとは思ってないんです。わずかに、もちっとした反発を感じる前歯感。そして、奥歯では、言い飽きたクッチリ感が柔らかく響きます。前歯の千切りと、奥歯のすり潰しまでの間は、わりとスルスル~っと短時間で滑らかに通り過ぎ、割と早めに嚥下してしまう・・・・。

 「スベリがこんな良かったっけ?久しぶりなんやから、もうちょっと遊んでぇな・・・」

 麺の固めを受け付けていません・・・とかいう、メニュー内の注意書きが、最初イラっときた時もありましたが、こちらの場合、オペレーションの都合じゃなく、「こういう麺がうちの麺です!」というポリシーがあるんやろね。定番の中加水のようで・・・・かといってどこでも出会える品質でもなく、やはり旨いのだよなと自己完結してしまいます。

 ※麺の感覚:加水は中の真ん中、すべりが良い方で、若干柔らかめと感じながらも、しっかりとした麺密度あり
 ※麺の形状:標準からやや太目、やや平打ちというより「長方形」な切り口、ストレート麺、やや白い黄色




【バラ肉と・・・腕かロースの肉が計5~6枚楽しめます】

 バラ肉3枚は表面にあってすぐに見分けがつくのですが、あと3枚程度の腕肉?のようなスライス肉が中に沈んでいます。全体的に、塩ダレな味付けですが、薄味でして「肉本来の味」というやつを楽しむ系です。そして、ほどける柔らかさというのでもなく、少し無骨と思える歯ごたえがあり、「肉食った」感がとてもあります。ちょいハードなチャーシュー6枚も食えば、お腹も納得ですよ!

 あと、三つ葉と薬味ネギ、そしてメンマ海苔も適度な品質で納得もんです。メンマは細い系ですが、コリコリ感も楽しめ、麺との歯ごたえがコントラスト的で良い演出であったと記憶。

 特筆すべきは、赤く小さい物体。最初、クコの実かと思ってたら実は、「梅」だった・・・。どかっと梅をおけばちょっと喧嘩しそうだし、また小梅もこの全体感には合わない。なので、この程度、かわゆく散らばる程度がとてもよい塩梅だと察します。量的にもナイスです。

 ※具のおさらい:バラロールチャーシュー3枚、腕肉チャーシュー3枚、ナルト、薬味ネギ、梅の実わずか、三つ葉、海苔一枚

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 総じまして、なにわのコク甘系煮干し塩ならこちらをおすすめ!という次第です。淡麗系なら今福鶴見の名店などありますが、大阪で塩煮干しをレギュラーで出すという心意気を是非とも評価していただきたくて、今回ピックアップさせていただきました。あしからずです。もっと東京に向けて紹介したい大阪ラーメンありまんねんけど、徐々に、あせらずやっていきまっさ〜♪ とは言え、JETも東京では知ってるひとは知ってるのよね・・・。東京のイベントにも積極的に参加されてましたし、それを応援できんかったのは心残りでした。大阪では開店のころから世話になったし、せめてもの恩返しっす。これからも頑張ってくださいまし。なので詠います。

 じっと待つ (※)  
 なにわ煮干しに
 思いはせ

 かつて恋した
 甘み切なく

 ※じっと=JET ・・・ちょと苦しいね!
 
ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 7件

「醤らぁ麺」@TSURUMEN 大阪城北詰店の写真【関西出張のご挨拶にとマダムを訪ねて・・・】

 ・・・フラレマシタ・・・。アタクシの関西生活の昼ラー女神様と申しましょうか、開店間なしのころは、本当に良く通ったものです。それでも、いつものスタフさんとそれからニューフェース君が丁重に御出迎えしてくれて、あーー帰って来たな・・・としみじみ感じます。今日だけですけどね。さて、一日だけなら何を食う?そりゃもう・・・・超定番の鉄板メニュー一本に絞るしかないでしょ!それは、「醤らぁ麺」。開店のころは、これと上白湯しかメニュー無かったしな・・・。思い出の一杯にダイビングです。

 でも本音はね・・・。八重洲で新幹線に乗る前・・・、思いっきりヘビーなつけ麺食って来たわけで・・・、あっさりしたもんしか食えんというものです。あっさりしたもの・・・・だったらラーメンなんか食うなよと言う事なかれですよ~(笑)





【今更!こいつの良さを再発見!大阪出汁文化を感じるわぁ~・・・】

 東京へ転勤してはや1ヶ月。その間、じんわり系というか・・・やわらかい東京らしい醤油な一杯。それから、東日本らしい濃厚煮干しな一杯を、短期間に集中的に食して来ました。なので、自分でも本当に気づかなかったのですが・・・関東基準の舌になってたのが、驚きでした。見慣れた麺顔、そしてクリスタル・醤油ブラウンに身を任せるように、何の緊張もなくレンゲをすすります・・・・

 「淡麗と思ってた醤油が実は甘深い味わい!しかも…イリコ出汁か?甘みが素敵!」

 ・・・と感じてしまった・・・。アタクシ、この醤油スープをすすって関西も関東もないやろと・・・一ヶ月前までは、高をくくってたんです。そこそこ、頻繁なる東京出張で東京ラーメン食ってた気で勝手におりましたしね・・。ところが今になって、ゆっくり味わってみると、明らかに関西なる個性を強く感じた次第でして・・・・。関西ベースの時は、関東の先輩方が関西ラーメン食されて、甘いとか何とかおっしゃってたのを見て・・・そんなもんかね・・・・と少しひねくれてみてしまった自分を恥じています。

 「この節の甘みが深いところが、関西らしくて・・涙がでるほど旨かった・・・。」

 煮干しを少なからずつかっているのは東西共通ながら、その種類も違うことでしょう。また苦みとか塩分のエッジングを好む地方と、甘みと旨味をシンクロさせて仕上げるのを好む地方というのもありましょう。この一杯を食って、甘みがシンクロした旨みが温かく迎え入れてくれているようで泣けたのです。西長堀の名店にも思いを馳せてしまいました。豊中の本山にも心が飛び越えていきました・・。出過ぎた甘みでは決して無いのですが、ゴクゴク、ぷはー!と飲み干した後味の甘みがナイスな一品。苦み一切排除の醤油カエシのエッジングがナイス!そして豊かな地鶏スープのごときクリアーなコクがピッチリと決まった醤油スープに乾杯!といいたいですな!今更ながら・・・・こんなに旨かったとは思い知りました。郷愁もスパイスにはいってたとは思いますがね・・・。そこのところはさっ引いてくださいまし・・・。

 ※味のグラデーション:地鶏?コク>イリコ&煮干し?魚介系アミノ酸>醤油系カエシ>その他わずかな酸味?




【初期のバージョンから今に至る麺・・・どれも好き!今は柔らかクシリ麺!】

 店のフロアが倍に増えて(増築)新たな製麺室ができて、明らかに一年前とはニュアンスが変わったと思いました。Cliffと鶴麺の両方の製麺を手がけているのでしょうか?入り口のガラスに両店のロゴが誇らしげです。以前は、四角がやや膨れたような切り口で、やや芯を感じたややハードな細麺だったと記憶してございます。今の麺は、やや柔らかくなり、やや細くなり、より角が立った見え方の麺ですね・・・。透明系スープに泳ぐ姿が旨そうです。食べなれてたそれを、勢い良くずずずーっとすすり上げます。

 「一本一本の・・・クツリ、クツリ、クツリ・・という歯切れが輪唱のように気持ちいい!」

 ・・・と相変わらず感じますねぇ~。やや以前より加水が多くなったような印象ながらも、麺密度がしっかりあって、つるつる過ぎることがなく、風流な高品質を感じます。段々と・・・柔らかクッシリとした傾向に変わりつつあると思いますが、たとえば、まぜそばなどでも、いろいろと味付けにあった麺に創意工夫できるなど、なかなかバリエーションが増えたという広がりをよりかんじますしね。いいと思いますよ。

 ※麺の感覚:加水中からやや多方向、柔らかクッシリな奥歯感覚、前歯で感じるスパスパ歯切れがグッド
 ※麺の形状:正方形やや横長の切り口、標準より細めのストレート麺、「そば」と見まごう美しさ




【実は見栄え以上に、渋い仕事がしてあるやん!と評価してるチャーシューです】

 チャーシューだけ旨すぎて、ラーメンが負けてる・・・・というのもたまに遭遇するのですが、結構抑え気味にエエ仕事してると思うこのチャーシューです。とは言っても、本音は、トロっとろなばら肉チャーシュー好きという節操のなさですが、こちらのロース肉みたいに赤身のクッシリした味わいと脂量のバランスの良さとか、周囲だけロースト調の香ばしさが支配し、あとは中身は薄味で肉本来の味わいをスープとともにいただくとかね・・・・・。こういうのも好き!

 そして、何と言っても穂先メンマがまるで、トレードマークのようですわ・・・。少し酸味交じりで独特な味わい、柔らかコリコリで麺にあわせたかのような度合いです。長くて2本。ココ以外で・・・・どっかで横一文字におかれた穂先メンマを見たような気がしますが、裏不如帰だったっけ・・・。

 ※具のおさらい:大判チャーシュー(ロース?)、穂先メンマ2本、ネギ(白&青)

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 総じまして、マダムとご店主にお目にかかれなかったのは残念ですが、ま・・・これから何度か出張機会をあるかもと期待できそうなので、次回以降につなげます。開店から一年経ちましたが・・・・、相変わらず清潔な店内ですね。やはり仕事場の清潔さも、仕事のきっちり度合いを測る物差しやと、カイゼンの教育で習いましたし、こういうところでも痛感いたすところです。年内にまた来たいと思います。なので詠います。

  なつかしき
  麺を訪ねて
  恩がえし(カエシ) 

  なにわ醤油に
  思わず涙す
  

お粗末!ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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