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「辛味つけそば¥750大盛無料」@麺処くるりの写真6月中旬の平日。夕方の4時過ぎというのに日が翳る気配もない。
市谷の駅から飯田橋に向ってゆっくりと歩く。
15分ほどで目的の店に着いたようだ。
「ようだ」と言うのは看板のない店なので確信がなかったのだ。
たむろしている男の二人連れに、並んでいるのかと確認する。
怪訝な顔でうなずく二人の後に佇み、ハンカチで汗を拭く。
10分後店員に目で促され入店。チケットを購入し店員に手渡す。
5分後着席。狭い店だが店員の気配りがよく、不快感はない。
7分ほどで辛つけ麺大盛が到着した。

麺は平打ちの中太麺。麺だけ味わってみる。噛締めると小麦が香る旨い麺だ。
喉越しも良い。茹で加減はやや硬め。締めがやや甘いかな…
スープは見るからに濃厚そうで唐辛子の欠片がかなり目に付く。レンゲで一口。
見た目ほどの辛さはなく、マイルドな味噌味が口にひろがる。色は赤いが白味噌の味が強い。
少なめに麺をとり、具の炒め野菜とスープをからめ三位一体の味を楽しむ。
野菜はモヤシと韮。炒め加減が良いので、麺の腰とシャキシャキ感が心地よく一気に食欲が爆発する。
この場所でこの価格はお値打感充分でしょう。スープ割がないのは残念だが回転を考えればやむを得ないだろう。

2003年オープンとの事。その当時このラーメンを食べたとしたら、マグニチュード7くらいの衝撃かな。
スープの濃厚さも麺の太さも7年間たつと当たり前のように感じてしまう。
ラーメン業界の進化スピードにも驚かされるが、いまだに行列が絶えないこの店も驚きだ。
2010年、味噌ラーメンを語るのなら決して外すことのできない店だと思うのだが…。
ただ一つ残念なのは、名店と呼ぶには客の側に問題があるように見受けられることだ。

満足な気分で店を出る。足は自然と飯田橋方向へ向う。
飲み屋も灯ともし頃、神楽坂あたりで一杯やるのも悪くない。

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