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第三京浜のインター出口にあるお店。カウンター席のみで、店内は隣の席との間隔もとても狭いです。しかし厨房スペースは客席よりもっと狭く、その中で店主が大胆にラーメンを作っています。店主の接客が一見のお客に冷たいとの指摘もあるようですが、確かに若干、一見の私にも無愛想というかぶっきらぼうだったかもしれません。でも自分はそれほど気になりませんでした。

気になったのは調理風景。非常に狭いスペースで、動作に一つ一つ大きい音をたてたりするので、色々と目を見張りました。まず、カエシの入れ物がプラスチックのバケツ?不衛生だとは思いませんが、ちょっと微妙かな。それから、麺茹でする寸胴とシャンクの間にスープの寸胴があり、つけ麺を作るときは、スープの寸胴の上を茹で湯のしたたるザルが通過するので、スープの寸胴に茹で湯が混入してしまっています。非常に湯切りが雑なので少し気になります。さらにつけ麺のオーダーがある際は、大ザルを使用して麺を水で締めるのですが、その際に非常に大きい動作で水を切っているので、カウンター右奥の席の自分の顔に水しぶきが飛んできました!スプラッシュマウンテン、イルカショーといった様相です。まぁ言葉でいうほど大げさなものではなかったのですが、これには少しびっくりしました。

そろそろ味の方を。味の根本に昔ながらの中華そばを感じる。しかしスープの旨味、油の風味が濃い目の醤油タレにうまく馴染んでいて濃厚な旨味を感じます。家系豚骨醤油とはまた違った濃厚さ。中華そばからの進化を感じました。極小の背脂が浮いており、油も強めなのでコッテリしている。でもそれでいて、昔ながらの中華そばを奥底に感じさせるようなアッサリ感のような素朴さも併せ持っており、意外にそれほど嫌なクドさがない。中盤以降は、中華そばという所見は消えうせ、香月系の味を醤油タレの要素を強めた印象にも思えた。味の輪郭がだんだん分かってきて、こってりした油や醤油タレがどこかジャンク的な様相を呈していて旨い。

麺は中太麺でやや縮れほぼストレート。ちょっとヌメヌメ感がありました。歩道橋の階段の裏に酒井製麺の木箱があったので、おそらく酒井製麺の麺かと思うのですが、調理過程の麺茹でに使っている寸胴が小さく、よく吹きこぼれていたので、茹で湯が少なくなり、また湯きりがイマイチなこともあって、麺本来のポテンシャルが生かされてない感じ。具はワカメ、海苔、ネギ、チャーシュー。特別なものではないが、マイナス点はありません。ただ、麺が若干ヌメっていてこともあって、ワカメだけはそのヌメリ効果を促進してたような気がします。ワカメ自体はこってりな味に磯の風味を加える優れものだとは思いますが、ゆるい麺とワカメでスープにまでとろみがあるような印象が少ししています。まぁでも、ともかく、ここの味はスープがとても印象的で、他の要素はあまり目立たないかな。

粗雑な調理法とその風景、店主のちょっとやんちゃな態度が味にもよく出ていましたが、嫌いな味ではありません。麺は少し残念でしたが、おそらく水で締めるつけ麺の場合はもっと期待できる気がします。自分は頼みませんでしたが、トッピングの盛りも良く、全体としてのCPは良いようです。いくつかの点を改善すれば、飛躍的に伸びるお店だと感じました。特に長所に目を向け常連となれば、現状でも全て織り込み済みでなんとか通えるお店だとは思います。残念ながら私には遠すぎますが、熱烈なファンがいるのもなんとなく分かります。

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