2001年か02年頃だったと思うが本厚木にいる時に「大崎さん、ブラジル行きますか?」と突然地元の人に言われ、「はぁ?地球の裏側ですよ?」と驚かされた記憶がある。それで連れてこられたのがこちら。
1954年、「喫茶ブラジル」をオープン。翌年,移転し「食堂ブラジル」にリニュアル。現在の3代目店主が2001年11月に改装し、2002年「麺や食堂」に店名変更、ラーメン主体の店になった。
その時もおいしかったのだが、これといった特徴があるわけでもなく、そんなに印象に残る味でもなかったので、それ以来20年ぶりの訪問となる。最近ではグルメサイトで4年連続表彰されていたり、ラーメンデータベースでは97.56の高得点である。何かが変わったのだろうか?と店前に行ってみると外待ち一人。その後に並んでいると出てくるお客さんと一緒に女性スタッフも出てきて、角を曲がるまで直角お辞儀をしている。これ、全員にやっているのだろうか?と思いながら、店内に入ると何という活気!満席でスタッフの掛け声がスゴい。見事な接客。まずはそこに圧倒された。
あとでネットを探ってみるとこんな事が書かれてある。
社名は「SANTA CALA(さんたから)」で『出会いを宝に。笑顔を宝に。感謝を宝に。』が経営理念。『SANTA CALAは創業以来、お客様との一期一会を大切にしてきました。「おもてなしの心を器にのせて、お客様の喜びに感謝」を合言葉にしているらしい。それを実践していたのだ。社長の言葉がカッコいい。「僕は、お客様がなぜ来てくださったかより、どう帰っていただくかを大切にしています。」
三代目で店を受け継いだ後、順風満帆に伸びてきたわけではない。いろんな苦労や変遷が店を伸ばしてきた。(詳細はネット参照)「支那そばや」の味に感動したり、他のラーメン店を食べ歩きをして味も少しずつ変えてきたようだ。また東日本大震災を経験し、経営者としての考え方も変わってきたという。そして辿りついたのが、”町の味”と“究極の接客業”とのこと。確かに味に大きな特徴があるわけではない。それは20年前も今回も変わらない。しかし、今回の方が「圧倒的においしい」のだ。そして、麺を揃えて出すのはここが先駆けである。見た目のインパクトも重要。「美しい=おいしい」でもある。
そして食後に少量ではあるが黒烏龍茶が出てきた。社長と知り合いだからサービスかな?と思ったら全員に出てるじゃないですか!?(笑)
このホスピタリティたるや、なかなか他では経験できない素晴らしさ。
胃袋と心の満足をいただいて、直角お辞儀に見送られて駐車場へ。いや〜「行ったことがあるから」と来なかった自分を恥じた。この20年間で実に素晴らしいお店になっていた。
最後にこれまた社長のカッコ良すぎる話。
『ジョンレノンの言葉に「ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる」ってありますがその通りで、自分一人では絶対に夢は叶わないんで、夢を現実にするためには人の力を借りないとできないんです。そして、うちで働いてくれる従業員のみんなと一緒に夢を叶えてその喜びを分かち合っていければいいなって思っています。』

















