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2024年1月6日の大崎裕史の今日の一杯

東京都品川区大井町

いりこ(淡口)(950円)

2023年12月23日オープン。「のスた」の新業態と多くの人が書いているし、私もてっきりそうだと思っての訪問。しかし、券売機に「M.O.」や「ふぐだしラーメン」の存在を事前に見つけ、「らぁめん大山」の影島さんとコラボか、共同経営か?と考えていた。その確認が今日の大きな目的である。そして店に行ってみると、厨房内にいたのは影島さん。私自身久しぶりだし、多くの在京ラーメンレビュアーは影島さんのことを知らないのかも?オープンから厨房に入っていたはずだがあまり書いてなかった。

思えば2000年の「とらさん(東京のラーメン屋さんの略称)忘年会」(260名参加)に当時の「町田二郎」店主の影島さんと「凛」店主の山中さんが『極真空手』の先輩後輩として参加。蹴りで木製バットを二本折るという技(芸?)を見せてくれたのだ。主催の私はケガでもされたらどうしようと心配で直視できなかった(笑)。

12時41分着で外待ち3番目。
この日はまだ「いりこ(淡口)」950円のみの販売だった。その食券を買って、空いた席へ。と言っても立ち食い5人分とかなり狭い。影島さんに挨拶をし、軽く会話を。それによると共同でもなんでもなく、単純に影島さんの店とのこと。影島さんがSNSに弱いのでいろいろ手伝ってもらっていたようだ。極真の先輩(影島さん)後輩(山中さん)の関係なので、大井町だし、ちょうどのタイミングで「のスた」が移転休業。そんなこんなで完全に山中さん関係のお店かと思っていた。

どうやらチャーシューと玉子がサービスされてしまったので、デフォがどれくらいのチャーシューなのか、わからず。でもチャーシューはめちゃウマ!ありがとうございます!味玉は今どき珍しい完熟ゆで玉子。でも、このスープには合う。麺は黄色い中細縮れ。菅野製麺所の麺箱があったがそこだろうか?最近の新店では珍しいタイプの麺。しかし、これもまたこのスープには合っていた。麺、スープ、チャーシュー、まさに私が今、食べたかったラーメン!実においしかった。懐かしの「M.O.」や「ふぐだしラーメン」が始まったとしてもこのメニューを食べたいくらい好き。

今日くらいの並びなら、大井町に寄るたびに食べに来たいくらいだ。

お店データ

大井町立食い中華蕎麦 いりこ屋

大井町立食い中華蕎麦 いりこ屋

東京都品川区東大井5-3-13(大井町)

このお店の他の一杯

大崎裕史
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。