なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2017年10月27日の大崎裕史の今日の一杯

東京都江戸川区西葛西

特製スパイス・ラー麺+パクチー増量

2017年7月18日に「スパイスラーメン点と線」(下北沢)がオープンし、2017年10月2日に「ソラノイロ トンコツ&キノコ」が「スパイストンコツソバ」のリニュアルと新商品「スパイスまぜそば」を発売開始。こうなると2014年5月にオープンした「スパイスラーメン」の先駆者「卍力」を再食してみたくなって行ってきた。平日の20時30分頃に到着。外待ち10人、店内に6人待ち。並んでから食べ終えるまでに1時間ちょっと。かなりの人気店になっていた。

「醤油でも塩でも味噌でもない。十数種類のスパイスを使用した他では食べられない斬新な新感覚スパイシーラーメン。」というのは相変わらず。私も前回食べたときにトマトは効いているものの「これは何味なんだろう?」と頭の中で考えながら食べていた。醤油?塩?いや、これは「スパイスラーメン」としか言いようがない。これは新しいアプローチだ。今後、こういうスパイスを駆使したラーメンがもっと増えるのではないか?そう思った。世界には、いろんなスパイスがある。料理にはいろいろ使われているがラーメンではまだまだだ。そんな可能性を拡げてくれる一杯である。そして3年が経ち、後続の「スパイスラーメン」が登場した。「点と線」はカレー寄り、「ソラノイロ」はトマトとカレーの中間くらい。「スパイス」ジャンルもいろいろな方向性で増えてくれると面白い。
「卍力」のスープは動物系出汁と魚介系出汁。ここまでは他のラーメンと変わらない。そこにオリジナルトマトソースと14種の香辛料をフライパンで合わせて作るスープは唯一無二。醤油でも塩でもないし、カレーやトマトとも違う。心地よいスパイシーの奥にトマトの酸味や甘みがあるものの、奥深さを感じる。具のパクチーはまさに今、流行の食材。「スパイスラーメン」どこまで拡がっていくか、楽しみである。写真は特製スパイス・ラー麺1030円+パクチー増量150円。

お店データ

スパイス・ラー麺 卍力

スパイス・ラー麺 卍力

東京都江戸川区西葛西3-16-5 スワームマンション2-1F(西葛西)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。