神保町駅から白山通りを北上した所に2023年10月開店。鹿児島で水産品や農作物などを扱う会社「(株)枕崎フューテック」による、まぜそばと担々麺(汁あり・汁なし)の専門店。店イチオシの「枕崎まぜそば」を注文。
「枕崎まぜそば」という名前はこの店生まれだが、枕崎名産の「鰹節」を様々な形で使っている。タレには朝一番で採った鰹出汁をベースに、鶏白湯やネギ油を加えてブレンダーで攪拌。昆布・椎茸・アサリの旨みを加えたタレと合わせている。タピオカ粉を配合した中太麺はプルンとした食感がある。麺の上には、肉味噌・白ネギ・玉ネギ・水菜・卵黄も乗って「台湾まぜそば」のような見た目だが、荒節を店内で削った「花鰹」、加熱した鰹を一度だけ燻製した「生利節」の角切りも加わる。更に、魚粉として乗っているのは、血合いがある状態から作られた鰹節から、血合いのえぐ味だけを取り除いて粉末にした「鰹の血合い粉」。タレを含めて4種類の鰹節が使われている。
配膳後、30回以上混ぜる事を推奨している。しっかりかき混ぜてから平打ちの中太麺を啜れば、重層的に使われた鰹節の味と香りが伝わってくる。口の中は横に縦に鰹節の魅力が広がって、「鰹の一本釣り」状態。枕崎の魅力に溢れた一品は、見逃さずにはいられない。
















