東日本の中華屋さんに入ると、ほぼ確実に見かける「タンメン」。店のショルダーネームが「中華」でも「ラーメン」でもなく、「タンメン」なのは、やはりこの一品に自信があるからこそでしょう。そして、日本ではあまり見慣れない「胖」という漢字は、中国語で「太い」などの意味を持つ。店に入ったら恰幅の良い老店主が出迎えてくれると思ったら、すらっとした青年が厨房を仕切っていた。
創業は1981年だそうで、厨房の青年は生まれる前だったかもしれない。忙しく中華鍋を振ってチャーハンを作っていたが、それを容器に入れたと思ったら、アプリで呼ばれた配達員さんに渡していた。店内にその香りが残るチャーハンも気になったが、連食中という事もあってタンメンだけを注文。
旨みと塩味をしっかり感じる鶏メインのスープと野菜を中華鍋で熱している。タケノコやモヤシのシャキッと感、キクラゲのふにっと感など、豊富な野菜たちの食感があり、スープには野菜の旨みが移りながら、両者の味わいが同時に楽しめるものになっている。野菜は種類だけでなく量もたっぷり。中太麺がスープと野菜の間をすり抜けながら啜れて、テンポよく食べられる。
卓上には胡椒と並んで「辛味噌」の調味料が置かれている。この辛味噌には鶏油も加えているそうで、タンメンとの相性は抜群。少し入れてみたら味が変化し、野菜やスープの味わいも消えずに「辛タンメン」として満喫できました。
チャーハンも餃子も気になるので、何人かで座敷席に座り、色々なメニューを少しずつ食べてみたい所です。
















