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2022年4月23日の山本剛志の今日の一杯

千葉県千葉市中央区千葉中央

タンメン(700円)

東日本の中華屋さんに入ると、ほぼ確実に見かける「タンメン」。店のショルダーネームが「中華」でも「ラーメン」でもなく、「タンメン」なのは、やはりこの一品に自信があるからこそでしょう。そして、日本ではあまり見慣れない「胖」という漢字は、中国語で「太い」などの意味を持つ。店に入ったら恰幅の良い老店主が出迎えてくれると思ったら、すらっとした青年が厨房を仕切っていた。
 創業は1981年だそうで、厨房の青年は生まれる前だったかもしれない。忙しく中華鍋を振ってチャーハンを作っていたが、それを容器に入れたと思ったら、アプリで呼ばれた配達員さんに渡していた。店内にその香りが残るチャーハンも気になったが、連食中という事もあってタンメンだけを注文。
 旨みと塩味をしっかり感じる鶏メインのスープと野菜を中華鍋で熱している。タケノコやモヤシのシャキッと感、キクラゲのふにっと感など、豊富な野菜たちの食感があり、スープには野菜の旨みが移りながら、両者の味わいが同時に楽しめるものになっている。野菜は種類だけでなく量もたっぷり。中太麺がスープと野菜の間をすり抜けながら啜れて、テンポよく食べられる。
 卓上には胡椒と並んで「辛味噌」の調味料が置かれている。この辛味噌には鶏油も加えているそうで、タンメンとの相性は抜群。少し入れてみたら味が変化し、野菜やスープの味わいも消えずに「辛タンメン」として満喫できました。
 チャーハンも餃子も気になるので、何人かで座敷席に座り、色々なメニューを少しずつ食べてみたい所です。

お店データ

タンメン胖

タンメン胖

千葉県千葉市中央区本千葉町16-5(千葉中央)

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。