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トロリとした乳化層をかき分けると多量の澱が漂っており、見た目からして十二分な素材感を推し量ることが出来ます。スープを啜ったあとのレンゲには髄粉が尾を引いていました。スープはギンと利かされた醤油と、多量の豚骨から炊き出された旨味と素材感が鬩ぎ合う力強いもの。しかしレンゲは止まる気配を見せず、力強さは逆に強力な中毒性と化し、また乳化による円やかな飲み口・喉越しも手伝い実にケシカラン。麺は角断面の太麺。やわらかめでも破断が早めに訪れるポクポクした食感。濃い目のスープの中でも主張するもので、しっかりスープを受け止めています。チャーシューは厚さ1cm程に迫りますがホロリとやわらかく、しっかりと味は濃い目。海苔は風味・口解けに優れています。更に、この力強い1杯における九条ネギの清涼感・スープとの相性たるや御想像の通りで、レンゲは加速を続けるしかありませんでした。私事ですが約8年ほど前に群馬を離れることになり、その後家系ラーメンは資本系の新店が増加、一方で群馬の老舗家系は減少の一途。離れた地にも増加の波に乗り家系の新店ができ、幾度か頂くも、どこか満たされないところがあり、家系に対する食べ歩き当初の衝撃・愛着は徐々に薄らぎ、足も遠のいていきました。時は流れ約6年半後、群馬に戻ることとなり、先輩のレポートに感化されこちらへ。元気に営業されている嬉しさ反面、当時と風貌を異にした店舗外観に少しの戸惑いを覚えながら、閉店間際の店内に入ると、そこには・・・当時と変わらず厨房に立たれている御主人のお姿、そして、手造り感に満ち溢れた、温かな1杯。手打ち醤油系の多いこの地で、あえて家系で勝負に出た御主人、更に昨今の家系ブームのなかでも厨房に立ち続け、ついにオープンから15年。自分の味を、自分の手で・・・そんな御主人の姿勢・想いが、このラーメンから伝わってくるかのようで、前述した私事の話と重なり、胸を強く打たれ、沁み入りました。めっちゃくちゃ美味しい。ありがたい・・・。昔のラーメン本に記載された御主人のコメントに、「はじめは『何これ?』、しかし暫くするとこの味が気になりだし、いつしか引き込まれてしまう個性のあるラーメンを目指したい」と書かれていたと記憶しています。この日、お店は駐車に難儀するほどの混雑振りで、御主人の目指した味に惹きこまれた方が、今や大勢いる様子。ですが、それだけにあらず、こちらの御主人の姿勢から伝わる何かに惹かれて通われるお客も少なくないのではと、思わずにはいられません。また、食べに来ます。ご馳走様でした。【全貌】http://photozou.jp/photo/photo_only/287933/257718910【麺】http://photozou.jp/photo/photo_only/287933/257718920
KMです。 太田市の家系ですか。 お話を読ませていただくと、本当にまじめなスープの 採り方のようですね。 東京の一般的乳化豚骨は背油を乳化したものです。 それになれた人は、豚骨は脂の乳化物なんですね。 骨髄からの抽出いいですね。 豚頭からの豚骨と同じ考えです。 応援したい店ですね。
>KMさん コメントありがとうございます。 スープが本当に良質に感じます。 お店でしっかりと炊かれています。 こちらの店主様が、何を一番大事にしてラーメンを 造っているかが伝わってきたような気がします。
スープはギンと利かされた醤油と、多量の豚骨から炊き出された旨味と素材感が鬩ぎ合う力強いもの。しかしレンゲは止まる気配を見せず、力強さは逆に強力な中毒性と化し、また乳化による円やかな飲み口・喉越しも手伝い実にケシカラン。
麺は角断面の太麺。やわらかめでも破断が早めに訪れるポクポクした食感。濃い目のスープの中でも主張するもので、しっかりスープを受け止めています。
チャーシューは厚さ1cm程に迫りますがホロリとやわらかく、しっかりと味は濃い目。海苔は風味・口解けに優れています。更に、この力強い1杯における九条ネギの清涼感・スープとの相性たるや御想像の通りで、レンゲは加速を続けるしかありませんでした。
私事ですが約8年ほど前に群馬を離れることになり、その後家系ラーメンは資本系の新店が増加、一方で群馬の老舗家系は減少の一途。離れた地にも増加の波に乗り家系の新店ができ、幾度か頂くも、どこか満たされないところがあり、家系に対する食べ歩き当初の衝撃・愛着は徐々に薄らぎ、足も遠のいていきました。
時は流れ約6年半後、群馬に戻ることとなり、先輩のレポートに感化されこちらへ。元気に営業されている嬉しさ反面、当時と風貌を異にした店舗外観に少しの戸惑いを覚えながら、閉店間際の店内に入ると、そこには・・・当時と変わらず厨房に立たれている御主人のお姿、そして、手造り感に満ち溢れた、温かな1杯。
手打ち醤油系の多いこの地で、あえて家系で勝負に出た御主人、更に昨今の家系ブームのなかでも厨房に立ち続け、ついにオープンから15年。自分の味を、自分の手で・・・そんな御主人の姿勢・想いが、このラーメンから伝わってくるかのようで、前述した私事の話と重なり、胸を強く打たれ、沁み入りました。めっちゃくちゃ美味しい。ありがたい・・・。
昔のラーメン本に記載された御主人のコメントに、「はじめは『何これ?』、しかし暫くするとこの味が気になりだし、いつしか引き込まれてしまう個性のあるラーメンを目指したい」と書かれていたと記憶しています。この日、お店は駐車に難儀するほどの混雑振りで、御主人の目指した味に惹きこまれた方が、今や大勢いる様子。ですが、それだけにあらず、こちらの御主人の姿勢から伝わる何かに惹かれて通われるお客も少なくないのではと、思わずにはいられません。
また、食べに来ます。ご馳走様でした。
【全貌】
http://photozou.jp/photo/photo_only/287933/257718910
【麺】
http://photozou.jp/photo/photo_only/287933/257718920