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「坦々麺」@中国料理 広味坊 烏山本店の写真中国料理 広味坊 烏山本店「担々麺」1,260円[オナーズガーデン北烏山編]

オーナー五十嵐久夫氏が東村山市よりこの地の千歳烏山八間通りに1985年オープンした広東料理がベースの中華料理店。その後、四川料理風や北京料理風バリエーションを増やしている。区内に4店舗(うち1店閉鎖)、日本橋1店、他関連1店展開。


オープンしたのはお店の左側、現在「厨房」となっている建物。後に当店の看板娘で若き料理長となる久夫氏の長女五十嵐美幸氏は、まだ小学5年生10才でチラシ配りや洗い物、中学でホールと14才からまかない料理、高校でホールと板場を手伝いと夫人や長男、次男、次女での家族経営。


やがて長女五十嵐美幸氏は1993年東京都立農業高校食品製造科卒業後、18歳で正式に厨房に入り休日を利用して吉祥寺・知味竹爐山房山本豊総料理長の元で2年間修行していたと言います。
山本豊氏はまだ吉祥寺末広通りの旧店舗の頃で、音楽評論家で香港文化研究家や料理評論家でもある小倉エージ氏や1980年代グルメブームの先駆け山本益博氏に横浜中華街や香港中国まで行かなくとも本格の味と唸らせた師匠。「基本を守りながら、新しい感性を築いていく。そして五感に訴える」スタイルの革新的中国料理の先駆者。


名だたる出身者は「醤油の角を取る、油に当たると苦くなる塩を和らげる、鶏肉のジューシーさを出す、素材の香りを生かすための包丁の入れ方など、徹底的に理論を叩き込まれた」と言います。


1997年五十嵐久夫氏は体調を崩し当時22才の美幸氏を料理長に就任させます。同年9月26日美幸氏はフジテレビ「料理の鉄人」第200回陳健一氏とのきゅうり対決に当時最年少挑戦者として出演。


多くの記述に「鉄人陳健一を破った」とありますがそうではありません。日本における四川料理の父といわれる陳健民氏の長男、四川飯店継承者で料理の鉄人陳建一氏は、6年間94戦68勝23敗3分勝率72.3%。この時は2対2のタイスコア引き分け、からくも得点差1点で勝ち逃れています。しかし当時若干22才の美幸氏。審査員は「挑戦者、五十嵐美幸のレベルが非常に高かったことも事実」と評しています。

(参考)広味坊各店330DATABASE
http://tabelog.com/imgview/original?id=r058448973437

この評判が功を奏し場末の中華屋が一躍有名店となります。2000年には美幸氏を料理長に女性スタッフだけで広味坊祖師ヶ谷大蔵店を出店、2002年11月のは「ザガットサーベイ」東京のレストラン(2003年度版)に掲載され、翌12月4日からNHK「みんなのきょうの料理」や「20分で晩ごはん」「食彩浪漫」「生活ほっとモーニング」、日本テレビ「花の料理人」「どっちの料理ショー」「リアルタイム」、TBS「はなまるマーケット」「イシバシ・レシピ」「涙の晩餐」、フジテレビでは「ザ・ノンフィクション」「スーパーニュース」、テレビ朝日:「裸の王様」「ドスペ」他多数マスコミ露出する事となります。

続いて2003年6月「四川麻辣麺」を冠する麺類メインの店・広味坊環八店をオープン、又、2005年2月24日広味坊祖師ヶ谷大蔵店を2004年10月閉店した隣の名店洋食屋「トモダッチ」まで拡大リニューアルオープン。


快進撃は続きましたが2006年2月広味坊環八店が閉店、跡地はチャイナカレー香になったがまもなく閉店。美幸氏も無理が祟って頸肩腕障害。男の炎との戦いであるワイルドな中国料理は女性には過酷。長たるもの休んで療養する訳にも行かずついに整形外科医からドクターストップががかり自律神経失調症とまで診断されます。これに女史は慈恵医大客員教授で幸野メディカルクリニック・スポーツの外来担当大畠襄先生の助言を得ます。患部を温めたり、プールで泳いだり果ては幅10cmのラバーバンドや500gの軽いダンベルを使ってトレーニングをし、在勤のまま克服されています。(個人の病状についてはご本人の公開)


一方、五十嵐久夫氏は、2007年7月31日北京ダックを自動で大量に生産する「肉塊加熱装置」を特許出願、8月21日日本橋三越本店新館地下1階リニューアルオープンに合わせ、デパ地下に初めて広味坊日本橋三越店を出店します。五十嵐美幸氏は実家である当店より独立退社、㈱美虎を設立して9月12日幡ヶ谷に美虎(ミユ)をオープン。五十嵐久夫氏が再び料理長になることとなります。そして2009年2月19日その「肉塊加熱装置」が特許公開されています。


続いて2010年5月2日広味坊成城学園店オープン、次男五十嵐創氏が料理長に就任します。7月4日福井にて美幸氏は美虎として「flatfoodschoolingVol.1」を開催、現在に至ります。


当店は、千歳烏山八間通りのかなり先の360m、ラ・ヴィエイユ・フランス本店のある「粕谷四丁目」交差点手前80mにあります。

京王線「千歳烏山」駅からは570m徒歩8分の距離。30m先に4台のタイムズ粕谷駐車場があり20分100円です。入口は萬来軒と同じく円形にくり貫いた構えとなっていて中国風ですがこれは月洞門と言って字のごとく満月状の洞穴。古い寺院や庭園の塀の入口に使うもので玄関に使うものではありません。しかし風流なイメージで例えば北京の留園や紫禁城にも花雕透かしを施されて丸窓や部屋の入口とかに後世使われたりするのでこれはこれで良いかもです。

店内はテーブル40席が4席卓を中心に過門香赤坂溜池山王店風に御簾で仕切られて左一列と右奥へ伸びます。


[2011.08]

日本橋三越本店新館リニューアルと言えば前日の2007年8月20日台湾のチャイナエアライン120便炎上事故があった日、この時はB737-800型機が台北から那覇空港に着陸直後エンジンが爆発炎上して全焼した事故で幸い奇跡的に乗員乗客165名に死傷者が無かったのですが中華航空は4年おきに事故を起こし「華航四年大限」と呼ばれています。当時さんさん丸は沖縄に行く事が多く前月も行ったばかり映像を鮮明に記憶しておりますが丁度本年間もなく4年目に当たりますので中華航空は安全運行に留意して欲しいものです。


当店へはT先輩と前に書きましたリリー・ノラ・クラウン http://u.tabelog.com/330cera/r/rvwdtl/3053398/ の様子を伺いがてらオナーズガーデン北烏山 http://ceramic.misawa.co.jp/toti_tatemono/karasuyama/index.html の状況視察、地産マルシェ烏山店などお伺いして「粕谷四丁目」交差点手前50m当店の先30mのタイムズ粕谷駐車場に車を停め土曜日の昼食となりました。


さて我等がサラリーマンにとって人に寄ればワンコイン500円以下のランチや持参のお弁当で節約する中、デートならいざ知らず大枚千円(笑)を越すランチは誠にキツイです。それでもちょっとした都内のお店では軽く超えてしまうのが今時ですから2枚が上限。


お値段かなり強気な設定。本格な陳建民直伝の四川麻婆豆腐が735円の四川料理萬来軒や麻婆豆腐、坦々麺等ランチのセットが890円の仙川楽山、1,400円でミニコースを出す川国風味小林等数店ある烏山周辺ででマスコミ登場有名店とて高名な看板主無き跡いかがでしょうか?「本日の定食」1,785円前菜・点心・ライス・スープ・デザート付でA.麻辣茄子、B.香蝦仁は魅力なれど別の機会へと回し単品メニューから

 ・海鮮炒飯 1,155円

 ・担々麺  1,260円

をレビューしてみることにしました。炒飯にはデザインの椀でスープが付きます。他のメニューを指差したのにも拘らずT先輩が海鮮炒飯選択です。少々ご相伴に預かりましたがこれは「あ・か・ん!」でしょう?べちゃべちゃと言うよりリゾットでしょうか?T先輩もご機嫌斜めです。途中で掛かって来た業務電話に普通ランチ時ならその旨お話して後程掛け直すのに外に出て戻って来ません。


何もパラパラでなくとも地方によっては主菜でもありますから油が少量で薄味の日本のご飯に近い炊き上げ飯風な事もありますがこれだけシナ~っとしたのは当たった事がありません。具の海鮮度も低いのに全体量も少なく、もし数名でコースの時でも行き渡らないでしょう。単品と言うのはそもそもシェアして食す中国料理の基本量、炒飯なら椀に数杯分、余ったら欲しい方のお替り分でなくては…でなければハーフなり小皿・小盆と書いておくのが流儀。1,155円はかなり痛かったようです。


さて、売りの坦々麺。これはまあ、旨いでしょう。但し日本人向けにアレンジした創作中華ですので本場四川の担担面とは異なるピーナツゴマ味噌ラー油ラーメンです。また、字も本来の担ではなく坦です。元々担担面は担いで売り歩いたので平らな地面の「土」偏ではなく「手」偏でなくてはいけません。担ぐのに重いから習慣的に日本のように汁は無いです。


辛いの苦手なT先輩も旨いと言ってました。どちらかと言えばですがポヨヨン度こそありませんが天下一品のようなドロっとした汁に絡んだ麺を頂く感じです。最後は残った麺を振り回し汁を巻きつけて頂きます。お値段はかなり割高ですがなりの満足度はあります。殆どが脂身のお肉は東坡肉で手間隙掛けてますし八角を含めた香りが印象的です。芝麻醤も全般に良く効いてます。ビジュアルもご覧の通り印象的です。ラー油を混ぜずに最後に注入して浮かしてるからでしょう。


最近は男女雇用機会均等法により役員クラスは少ないものの大手のホテル厨房でも同一賃金同一条件での女性進出がめざましいとの事、厨房含め10名いらっしゃるとの事ですが交代の方とか毎日は立っていらっしゃらないだろう五十嵐料理長も含めた人数なのでしょう。うち6名が女性との事、垣間見える厨房にも確実に女性調理人が立っていらっつしゃるし女性進出のけん引役のようなお店です。ホールには3名の女性が見えましたが価格の割りにシンプルでお洒落な調度に見える店内ですが置いてあるサービス用の備品その他は家族経営の街の中華屋風です。


1,260円・坦々麺・麻辣麺・海老ワンタン麺・しんとり菜湯葉麺
1,785円・フカヒレ黄ニラ麺・八宝菜麺・海鮮あんかけ焼きそば

 367円・高菜かけご飯
1,155円・海鮮炒飯
1,260円・海鮮XO醤炒飯・豚と茄子のあんかけ飯
1,995円・鮑汁入りリゾット風炒飯

 630円・水餃子6ヶ
 735円・海老スティック春巻き2本
 840円・蟹焼売4ヶ
 945円・小龍包3ヶ
1,050円・フカヒレ入り海鮮と豆腐の春巻き2本

4,410円・北京ダック半羽セット
8,925円・北京ダック1羽セット
2,100円・シンガポールセット


中国料理 広味坊 烏山本店
世田谷区粕谷4-23-18 藤巻ビル1F
http://tabelog.com/imgview/original?id=r058338973428
京王線「千歳烏山」駅南口徒歩8分
03-3326-6999
11:30~14:30/17:30~22:00(L.O.21:30)月他月2回火休
40席



食べログその他に24枚の画像を含む同一レビューがあります
http://u.tabelog.com/330cera/r/rvwdtl/3092438/

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