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2024年1月20日の大崎裕史の今日の一杯

東京都渋谷区初台

牡蠣塩ラーメン(800円)+肉丼(300円)

1月19日現在、東京都のオープン3ヶ月以内の新店上位5軒は
1.饗くろ㐂
2.牡蠣と貝
3.べぃしっく
4.むかん初台
5.いりこ屋
1位と3位は移転なので、実質ベスト3が「牡蠣と貝」「むかん」「いりこ屋」。2軒は食べており、「むかん」は五反田「無冠」で食べてるのでスルーしていた。でも、そんなに人気があるなら、と行ってみた。
初台店は中野坂上、五反田に次ぐ3号店。
全席ネット予約なのでまずはネット予約から。当日分が当日の10時から予約開始なので5分前からパソコンに向かい待機。そして10時によ〜いドン!
営業開始の11時を狙いに行くも名前やメールアドレスの入力が必要でそこで時間がかかる。(事前準備をしておいた方が良い)
そんなことで手間取っている内に11時は満席。再度入力して10時1分くらいに見に行くと12時30分の回しか空いておらず、他は満席。その回を押さえ、確認ボタン。なんとか席を確保したが10時2分には当日分、全部満席。平日なのに噂通りスゴい激戦。
初台駅から行くと、「らーめん嗟哉」の脇道を進み、「我武者羅初台店」の前を通り過ぎ、次の交差点を左に曲がるとあった。駅から徒歩6分ほど。外観がわかりにくいが、キッチンゲートという同じ敷地の建物内を5店舗でシェアして使っている。ただし、3店舗は入居しておらず、2店舗で共同使用中。「むかん」は一番奥。奥まで入ると厨房があり、そこで予約で来た旨を伝えると確認メールを見せて、券売機で食券購入。指定された番号のカウンターに座り、出来上がりを待つ。
単独店舗では無いし、間借りみたいな感じでちょっと寂しさを感じるが、接客の女性が丁寧でわかりやすく、ホッとさせてくれる。好感接客で心も安らぐ。
ラーメンは4分ほどでできあがる。タイミングも良かったのか、かなり早い。ラーメンと肉丼が同じトレイにのって登場。
ラーメンはよく見ていた写真通りのビジュアル。美しい。大きなレアチャーシューの下にバラ海苔と牡蠣のアヒージョが隠れている。白いスープに黄色い油。メンマと青ネギがのっている。
牡蠣から抽出したスープがおいしい。「無冠」よりは軽めのスープ。途中からチャーシューの下に隠れている海苔や牡蠣アヒージョを混ぜながら食べ進むと味変になり、さらに味わい深くなる。後半、卓上のぶどう山椒をかけてさらに味変。引き締まり、実にいい。
肉丼は大きく見えるが開口部が広いだけでご飯はそれなりの量。ご飯にタレがかかっており、柔らかいチャーシューと一緒にほおばるとなかなかのもの。
「五感」(池袋)「Breakbeats」(祐天寺)「FeeL」(青梅)が最近ネット予約になったが、テーブルチェックがラーメン業態の予約代行に力を入れており、今年はもっと増えそう。長時間並ぶよりも、記帳よりも個人的には都合が良い。テーブルチェックは手数料がかかるが、こちらのシステムは手数料やキャンセルも無料なのもいい。

お店データ

むかん 初台

むかん 初台

東京都渋谷区本町2-7-12 キッチンゲート1階1番奥5番(初台)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。