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2020年1月12日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市淀川区南方

水戸黄門

大阪出張時に西中島南方のホテルに泊まり、駅からホテルに行く際にこの店の前を何度も通り、そのたびに気になっていたので調べるより先に食べてみた。以下はあとで調べたことも含む。
2017年12月12日オープン。「馬鹿ヤロー龍麺房」(閉店して「馬鹿坊」を開店)「馬鹿坊(ばかぼん)」などと同じグループ。余程「馬鹿」が好きなのだろう。
主なメニューは豚骨、どろ担々、鶏白湯とあるが、濃厚豚骨とどろ担々が人気のよう。二人で入ったので「水戸黄門(どろ担々)」900円と「黒霧(焦がし油入豚骨)」850円を注文。どろ担々は名前からして濃厚な担々麺かと思ったら汁なしだった。「なぜ水戸黄門というネーミングなんですか?」と聞くと照れながら「朝、トイレでお尻が・・・」とのこと。すごいオヤジギャグネーミングなのは大阪っぽいが、そんな意味合いでこの名前を使うのは大丈夫なのだろうか?(笑)
麺はミネヤ食品のもっちり太麺。具は刻みチャーシュー、パクチー、ネギ。汁なしというものの(お店では「どろ担々」としか言ってない)濃厚豚骨スープがドロリと入っており、ラー油や芝麻醤、中国山椒などが効いている。最近、辛さの耐性が弱くなってきた私だが、これくらいなら苦戦せずにおいしく食べられる。翌日の影響もさほどではなかった。辛さを増やすことも可能だろう。お店は追い飯をオススメしているが食事蟹のあとだったので追い飯はパス。しかし、このタレ(濃厚スープ)なら追い飯も間違いなくおいしいだろう。
同行者の黒霧も濃厚豚骨でかなりパンチがあり、機会があったら一杯食べてみたくなる味わい。西中島は「人類みな麺類」を始めラーメン激戦区になっており、どんどん新店が誕生している、新大阪や西中島界隈のホテルに宿泊する際はどこに食べに行くか、多すぎて悩むことになりそうだ。

お店データ

馬鹿殿

馬鹿殿

大阪府大阪市淀川区西中島3-6-6(南方)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。