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2021年8月27日の山本剛志の今日の一杯

千葉県千葉市若葉区

「ワンタン麺」(780円)

千葉市の広さを感じたいなら、この店へのアクセスを検索するといいかもしれない。最寄駅から遠くて車がないと行きづらいので、事前準備が必要。昼のみ営業で、14時~15時頃には完売で閉店してしまうので、早い時間に行く必要もある。2016年に開店して以来、地元の人達の人気を集め続けていて、週末には行列ができる事も。千葉方面に行く所用ができたので、まずはこちらへ向かってみた。
 メニューは醤油ラーメン、味噌ラーメン、つけそば、油そばと揃っている。5年前にも食べた、醤油味の「ワンタン麺」を改めて注文。そこに味付け玉子をトッピング。

 スープは豚と鶏の動物系をベースに、節類が薫る魚介出汁が立ちのぼり、オーソドックスだが奥深さが感じられて、ここにしかない後味が楽しめる。そこに合わせた、浅草開化楼の太ストレート麺が力強い。丼を半分覆う大きさのチャーシューに、皮が「トゥリュン」と口の中に入り込むワンタンが見事。

 スープを飲みながらネギを口に入れ、麺や具の味に慣れてきた頃に、ナルトの上に乗った刻み生姜を食べれば、一気に口の中がリフレッシュされる。それぞれの味を楽しみながら、最後まで飽きることなく完食。
 懐かしさをも感じさせるオーソドックスな味であると共に、懐古趣味では終わらないクセになる一杯。同行者の「つけそば」も、太麺を存分に堪能できる。他のメニューも一度は食べてみたくなる名店。交通の便がいいとは言えない所にあるのも、「行きたいなぁ」という気持ちを育ててくれるのかもしれない。既にまた行きたくなってますから。

お店データ

中華そば 亀喜屋

中華そば 亀喜屋

千葉県千葉市若葉区上泉町616-4

このお店の他の一杯

    山本剛志
    山本剛志

    ラーメン王。ラーメン評論家。1969年東京都生まれ、千葉県出身、東京都江戸川区在住。2000年放送の「TVチャンピオンラーメン王選手権」で優勝。20年間で全国47都道府県の約10000軒、約15000杯を食破。現在も年に500杯前後のラーメンを食べている。「アメーバトップブロガーとして「ラーメン評論家 山本剛志のら~マニア共和国」を毎日更新中」。KADOKAWA「ラーメンwalker」百麺人。他、各所で活動中。