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2024年8月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都目黒区中目黒

特製白湯鶏煮込みそば(1300円)+半チャーハン(480円)+蒸し餃子(2個:300円)

一昔前、西麻布で飲んだ後の〆ラーメンは「赤のれん」、「かおたんラーメン」、「五行」(閉店)だった。
一方、六本木では「天鳳」、「大八」(閉店)、「ザボン」(閉店)、そして複数の場合は「香妃園」に行くことが多かった。
コロナ禍以降、個人的には深夜に飲み歩くことは無くなり、当然〆ラーメンを食べる機会も無くなった。そんな中、会社の近く(中目黒)に「香妃園」で17年働いていた人が独立したお店があると知った。「中華美食 トミーズキッチン」という。当然ながら「香妃園」の名物メニュー『鶏煮込みそば』もメニューにある。「香妃園」では夜中に行くことが多かったが、今回はランチで行ってみた。中目黒駅から目黒川沿いを7−8分歩いて行くと2階にあった。12時過ぎに行ったこともあり、満席だったがタイミングよく入れ替わりですぐに着席できた。ラーメン店ではなく中華料理店なので女性客が多かった。メニューを眺めて目的のものがあるのを確認。正式名称は「特製白湯鶏煮込みそば」。せっかくなので半チャーハン(五目チャーハン)と蒸し餃子も注文。先に半チャーハンと蒸し餃子が到着。チャーハンはイロドリも綺麗でおいしい。食べてる途中で「鶏煮込みそば」が登場。『煮込み時間に8分ほどかかります。』とメニューに書いてあったのでもっと時間がかかると思ったが意外と早かった。鍋に入り、鍋ごと煮込んでいるのでメチャメチャ熱い。湯気が凄く、写真も撮りにくい。自らフ〜フ〜して湯気を飛ばし、何枚か撮ってやっとそれらしい画像が撮れた。懐かしい。コロナ禍以降は食べてないのでかれこれ10年ぶりくらいかも。スープは丸鶏とモミジ(鶏の足)を煮込んだ白濁した鶏スープ。トロッとした感じでコラーゲンたっぷり。唇がくっつきそう。麺は無かん水の柔らかめ。具は青ネギと鶏肉。熱すぎる位なのでまたチャーハンと餃子に戻り、そちらを食べ終えてからゆっくり食べた。
『想い出』というのは、場所と時間と一緒に行った人なども含めて『想い出』となる。だから、味自体は大変懐かしいが、これから新たな『想い出』を作っていくことになるだろう。こちらは深夜営業がない分、六本木とは違った形の新たな『想い出づくり』が始まる。

お店データ

中華美食 トミーズキッチン

中華美食 トミーズキッチン

東京都目黒区青葉台1-17-2 青葉台117ビル 2F(中目黒)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。