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2019年6月12日の大崎裕史の今日の一杯

東京都江戸川区瑞江

ここの所、「町中華(街中華)」を続けて食べている。しかし、「さて、どこに食べに行こう」と思ったときになかなか難しい。私なりの情報が無いのだ。「散歩の達人」2018年1月号で「町中華」の特集をしており、手元にあるが半分も食べていない。それどころか知らない店がたくさん載っている。BSーTBSで「町中華で飲ろうぜ」という番組が毎週月曜夜、放送されている。ホームページでは過去に紹介されたお店が載っているが知らない店が多い。もちろんそこで紹介されているのはラーメンとは限らないので知らなくてもしょうがない。(と自分を慰める)
テレビに地上波とBSがあるように、ラーメンと町中華はアンテナが違うのだろう。ラーメンデータベースで「町中華(街中華)」を検索して見た。するとその名も「街中華むらやま」という店がヒットした。しかも比較的新しい店である。軽くレビューを読んでみると私が求めている町中華とは違うようだが、新店だし、ま、いっか、とちょっと遠いけど行ってみた。
2018年12月10日オープンなのでまだ半年くらい。しかも店主は「元・東京ベイヒルトン副料理長」だという。ますます私のニーズから離れていく(笑)。
新店とあって、外観も新しいし、オシャレ。店内も清潔感があり、今風。メニューを眺めてみるが、中国料理店に近い。そんな中でワンタンメンセットが目に入ったが炒飯なら喜んで食べるがご飯は不要なのでワンタンメンと焼売を頼んだ。すると、単品ずつで頼むよりもセットにしてご飯を付けない方がデザートとザーサイが付いてお得ですよ、と素晴らしい提案を。それにのっかった。
トレイにのって登場。懐かしい感じの中華そばにワンタンが入り、でかい焼売とザーサイ、デザート付きで千円。これはなかなかいい。
ラーメンスープは中国料理店風で油が熱々。麺は細麺の固め。ワンタンは肉餡がたっぷりなのが5個くらい入っていて嬉しい。焼売もでかくておいしいが町中華というよりもこちらもまた中国料理店風。どれもちゃんとおいしく、デザートやザーサイは「セットにして良かった〜」と思えるもの。千円のランチしては十二分に満足。しかし、やっぱりイメージしていた町中華とは違った。

お店データ

街中華 むらやま

東京都江戸川区東瑞江1-42-9(瑞江)
大崎裕史

(株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンショー実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2019年4月末現在約12,500軒、約25,500杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。