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2025年3月11日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中央区築地市場

トムヤムクンまぜそば(1680円)

トムヤムパラダイス@築地市場/東銀座/新橋
プロレスラー高木三四郎さんの投稿で知り、早速訪問。「銀笹」のはす向かい。
何に興味を持ったかというと、まずはビジュアル。海老フライのインパクトが凄い。人によっては「海老フライは要らないからその分、安くして」と言いたくなる人も出そうだが、この海老フライが実においしい。この海老フライがあってこそのこのまぜそばと言えよう。
そしてもうひとつの興味が会員制創作イタリアン「銀座Giovanni」の立野陽平さんがプロデュースというところ。「ジョヴァンニ」と言えば、◾約3年半イタリアのナポリで修行 ◾武蔵小山でイタリアン「Giovanni」を開店 ◾開店から2ヶ月半で予約困難店に ◾現在は銀座で住所非公開・会員制で営業中、など話題のお店。銀座のお店は6〜7万とか。それでも人気。
で、お店に行ってみると立野さんが厨房に立ってます。そしてスタッフが一人。調理はすべて立野さんが行っています。
トムヤムクンまぜそばですから、酸味と軽い辛み、そして旨味がグッと来ます。麺は浅草開化楼のやや細め。20種類くらいの麺を試して一番相性のよい麺を選んだとか。茹で時間を決めずに日々変化する麺の状態に合わせて指で確認して麺上げするとか。
イタリアンシェフなのにパスタ風に寄せず、あえてのトムヤムクン風。高級イタリアンをやっているからこそ仕入れられるいい海老をフライにしてトッピング。この海老フライがうまいのなんの。そして後半は添付けのライムを搾って味変。まぜそばを食べる際でも私は連食優先であまりライスは頼まないのですが、これはソースを残すのがもったいないのでライスを注文(無料:ちなみに麺大盛りも無料)。丼にライスを投入してマゼマゼ。。もはやイタリアンというかタイ風というか、創作まぜご飯のできあがり。
「何を見て来たんですか?」と聞かれたので「高木大社長のSNS投稿を見て来ました」というと先客も後客もいなかったので話が盛り上がり、途中で名刺を出したらさらに盛り上がった。ラーメン好き以上にラーメンにも詳しいし、親戚にプロレスラーがいるのでプロレスも詳しい。他の飲食の話も含めて約1時間シェフが喋りっぱなし。いや〜面白かった(笑)。
営業は不定期でインスタ参照。3月後半は未定なので“休み”になっているけど、途中で替える予定とのこと。
ポスター(看板)の浅草開化楼の字が間違えているので指摘しておきました。

お店データ

トムヤムパラダイス

トムヤムパラダイス

東京都中央区銀座8-15-2 銀座パークビル 1F(築地市場)

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    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。