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2019年12月7日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府吹田市吹田

枯鯖塩

店名は「彩哲」と書いて「いさと」と読む。これは普通には読めないなぁ。「彩」は奥様の名前から一文字取って。「哲」はグループ名から。読み方が「いさと」なのは聞いてもわからず。

あの「麺哲」グループ出身で2019年11月16日オープン。ラーメンEXPOの会場、万博記念公園が吹田市だったので会場に近いかと思って途中寄ってみたが吹田も広いのね〜。(でも、ついでじゃなく、麺哲グループの新店と聞いただけで行くつもりだった)

私は「巌哲」(早稲田)平松店主の結婚披露パーティの時に「彩哲」の店主に会っているらしい(うる覚え)。しかも名前が同じ「ひろし」。そうなると俄然応援しますよ(笑)!
麺哲グループでも平松店長の後釜として6年間頑張り、総大将・庄司さんの信頼を勝ち得ている。しかも、料理人暦は庄司さんに次いで長く、辻調理師学校から「一汁二菜うえの」を経て、「麺哲」の門を叩いた職人肌。
12時6分着で満席、外待ち一人目。食べ終えた12時40分頃は10人くらいの待ちができており、「あれ?今日は平日だよね?」と驚くくらいの人気。

基本の醤油は800円だったがウリは「枯鯖塩」1000円というメニューだと思うのでそれをいただいたが麺哲グループらしい一杯でじんわりおいしい。大阪の出汁文化で育ったラーメン。枯鯖節、昆布がベースだがいい意味でお椀のようなスープ。麺は麺哲らしい長方形風の太麺(麺野郎で打った平打ち太麺)を平ザルであげていた。(グループ共通で、麺固めは受け付けていない)
鯖の幽庵焼き(和食の焼き物のひとつ。幽庵地(醤油・酒・味醂の調味液にユズやカボスの輪切りを入れたもの)を用いた魚の付け焼き)が実においしい。魚を食べる機会がそんなにないのでラーメンを食べて焼き魚を食べられるのは嬉しい。肩ロースのチャーシューもウマイし、メンマも良かった。ネギも個性的だし、自家製の餅がなかなかデカくて食べるのに時間がかかったほど。慌てて喉に詰まるところだった(笑)。

お店データ

らーめん 彩哲 ~isato~

らーめん 彩哲 ~isato~

大阪府吹田市朝日町5-24(吹田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。