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2019年12月8日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市淀川区西中島南方

出し蕎麦

2019年11月12日オープン。10時半に新大阪着。宿泊予定のホテルに荷物を置いてそこから徒歩圏内の新店でまず一杯。なので場所以外はあまり予備知識無しで食べに行った。
暖簾寄贈は「細見商店」(きんせい出身、布施)から。ということは普通に考えると「細見商店」出身か。あるいはさらにその修業先である「きんせい」関連の可能性もある。などと思いながら券売機と対峙すると「出し蕎麦」650円という表示。ん?このメニュー名は本町にある「葛(かずら)」か?などと想像を膨らまし、出来上がりを待つ。
登場したラーメンは見るからに泡系。これは間違いなく「葛」出身だろうと帰り際に聞いてみるとやはり「葛」に2年くらいいたらしい。「細見商店」とはホントの仲良しでだからこその暖簾寄贈に至ったらしい。
スープは鶏白湯ベースで鰹本枯節と再仕込み醤油・蔵出し溜まり醤油を合わせブレンダーで泡立てられたもの。この泡がなかなか消えずに麺と絡み、おいしく味わえるのだ。鶏よりも醤油や鰹がウマさを引っ張っている。甘さは何から来るのだろう。これも後を引く。麺は京都の棣鄂製中太ストレート麺。(修業先と同じかな)
チャーシューがいい味付けでおいしい。この甘味がスープに出ているのかも?
後半登場してくる(底に入っているのか?)ザク切り刻み玉ネギの存在もマンネリせずにスープを飲めるのでなかなかいい。

お店データ

㐂蕎麦司 きし元

㐂蕎麦司 きし元

大阪府大阪市淀川区西中島4-11-24 第1ユーリハイツ1F右(西中島南方)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。