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2019年12月9日の大崎裕史の今日の一杯

大阪府大阪市北区東梅田

博多魚介豚骨ラーメン

2019年11月5日オープン。(大阪が続いてすみません。)
今回、大阪に来るにあたり新店チェックをしていてこの店を発見。ものすごく驚いた。
グルメサイトのラーメン部門全国1位にもなったことのあるラーメン店「和 dining 清乃」と通称「がんなが」と呼ばれている「元祖長浜屋」のコラボ店が梅田にオープンしていたのだ。店内に入り、お店の人に「ここって有田市の清乃の関連店ですか?」と改めて聞いてしまったほど。もちろん答えは「そうです」だった。ただし、「元祖長浜屋」の文字は店内外には無かったし、その質問をしてくるのを忘れた。そこで「元祖長浜屋」に電話で確認してみたが速攻「大阪に関連店はないです」との答え。そうは言っても博多には「元祖長浜屋みたいな店」が沢山あるのでそのうちのどれかかもしれない。全部には確認できないのでそれは諦めた。最初に情報発信した人が間違えて、それがそのまま流れたということはないのか?というくらいに驚き。
(この件に関してはあとで事情通の方に間違いないことを確認済み)

「元祖長浜ラーメン」という書き方も微妙。ご当地ラーメンとしての「長浜ラーメン」の元祖は「元祖長浜屋」であり、「長浜ラーメン」もしくは「元祖長浜ラーメン」という店名はない。(ラーメンデータベースで調べてみたら博多に一軒だけ「名物元祖長浜ラーメン 長浜屋台」というのがあった。そことのコラボなのかも?他はほとんど関東の店。)
コラボだから博多の麺じゃ無くてもいいのだが麺は大阪の「ツルミ製麺所」のもの。

まぁ、それは置いといて食べてみよう。基本の長浜ラーメン600円を食べれば良い物を博多魚介豚骨ラーメン730円のボタンを押してしまった。間違えたのではなく、気持ちが完全にこちらを食べたかった。(笑)
麺の固さは「バリ」「カタ」「フツウ」「ヤワ」の4通りから選ぶことができるので「カタ」にしたがそんなに固めではなかった。スープは十分濃い豚骨スープに魚介もがっしり効いた味でこう言ってはなんだが意外とうまい。濃いめの「スガキヤ」的な。なかなかおいしくいただけてしまうのは素晴らしい。スープは店でちゃんと炊いているらしいのにも驚いた。さらには無化調だということも。
少し残念だったのはチャーシューが少々臭いがあったこと。スープに沈めて臭いを減らしてから食べた。他の具は魚介豚骨の場合、キクラゲとネギ。ネギは増量可能なので増やしてもらった
居酒屋メニュー(屋台メニュー)も豊富でホントに大きな屋台風の雰囲気。いい意味で新店らしくなく、いい感じ。
大阪で出している「清乃」関連店は他の会社がサポートしていると聞いたがどうやらそこの会社が展開しているようだ。
隣というか、同じ敷地に風俗の「無料相談所」があったり、ラブホ街だったりというのはあるが、意外とニーズにはまりそうな印象。夜型のような気もするが22時30分で終了なのがもったいない。

お店データ

博多 元祖長浜ラーメン 清乃

博多 元祖長浜ラーメン 清乃

大阪府大阪市北区太融寺4-10(東梅田)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。