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2022年12月11日の大崎裕史の今日の一杯

福島県喜多方市喜多方

醤油らぁ麺(極太ちぢれ麺)

2021年8月2日、本店(会津若松市芦ノ牧)、山鹿店(会津若松市西栄町)に続く3号店としてオープン。本店は1972年2月創業の老舗。2号店と3号店は創業者の孫(三代目)が見ており、本店と味は変えている。
ラーメンデータベースで会津若松市を検索すると1位は「ラーメン二郎 会津若松店」だが、2位は「うえんで山鹿店」3位は「うえんで食堂」(本店)となっている。グルメサイトだと1位と4位。「ラーメンWalker福島2021」では「うえんで山鹿店」が新店部門2位。マルちゃんラーメングランプリでは「スープ飲み干したくなる部門」で優勝し、来年にはカップ麵発売が決定。

というわけで、老舗でもあり、新鋭店でもあり、という会津若松の人気ブランド店が喜多方進出というなかなか珍しいことです。

喜多方らしく朝ラーもやってるんですが、さすがに寒いからなのか、12月〜3月までは平日は11時開店。土日祝のみ7時半開店。

主なメニューは、会津山塩らぁ麺800円、醤油らぁ麺780円、味噌らぁ麺850円、煮干らぁ麺950円、つけ麺850円、鶏油そば(まぜそば)650円、と幅広い種類を用意。トッピングもいろいろ。そして特筆すべきは麺も3種類から選べるというもの。一般的な中太ちぢれ麺は12番の熟成多加水麺、極太ちぢれ麺はなんと切り刃5番の熟成多加水麺、喜多方では珍しい細ストレート麵は22番の熟成中加水麺。

頼んだのは醤油らぁ麺。珍しい細麺にも惹かれたが、会津だと「食堂なまえ」や「牛乳屋食堂」(どちらも小西製麺)などにもある極太ちぢれ麺を選択。こちらの麺は喜多方の有名製麺所曽我製麺特注。5番の麺は都内だとなかなかないタイプの極太ちぢれ麺。こういう麺も大好き。面白い食感とコシがあっていい。スープは、煮干しが効いており、「これが醤油だとしたら煮干しはどうなんですか?」と聞くと「煮干しをガツンと効かせてます。」だそう。山塩は山鹿店でも食べているがたぶんほぼ同じ。醤油の味に悩んでいるようだ。

開店当初とは味を変えているらしく、さらに「明日、もう少しいじります」だそう(笑)。店主曰く「会津若松からの出店なので喜多方ラーメンにはしたくなかった。1年間、お客様の様子を見てきていろいろ変えているところです。」とのこと。

ラーメン店としてのDNAを受け継いでいるのか、いろいろ変えてもおいしいのを出してきそう。

お店データ

うえんで 喜多方店

うえんで 喜多方店

福島県喜多方市字上川向4488-1(喜多方)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。